こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
今回は2024年上半期に買って(使って)よかったもの紹介します。
対象となる製品は2024年に入ってから実際に購入したもの、また購入したものだけではなく提供いただいたものも含めて、ランキング形式で発表します。
買おうが提供されようが、良いものは紹介したんでね。ただし価格が高い=良くて当たり前なので、コスパ面はある程度考慮しています。
うちのブログはイヤホン・オーディオ製品専門なんで、オーディオ製品でTOP10と、ガジェット・日用品でTOP5の計15点紹介していきます。
買って(使って)よかったイヤホン・オーディオ
10位 SENNHEISER HD 620S
8位はゼンハイザーより2024年6月に登場した最新の密閉型有線ヘッドホン「HD 620S」がランクイン。
個人的にはですけどめっちゃいいです。最近のゼンハイザーの有線ヘッドホンで多分一番好き。
HD 620Sの特徴をざっくり伝えると、HD 600シリーズとHD 500シリーズの良いとこどりをしつつ、密閉型を採用しつつも広い音場感を実現したリスニング向けヘッドホンという感じでしょうか。
密閉型のようなアタック感を持ちつつ、まるで開放型のような広大な音場も持ち合わせたスケール感のあるサウンドのように感じましたね。
個人的にはHD 660S2の時よりも感動した音でしたね! HD 660S2ももちろん音がいいんですど、その前に価格がネックになってしまうんですよね……。
HD 620Sはまだ現実的なミドルクラスとしての価格帯ですし、これくらいの予算で考えていた方も買いやすいかと!
9位 SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4
9位は2024年3月に登場したゼンハイザーの最新フラッグシップTWS「MOMENTUM True Wireless 4」。
音質は他の4〜5万円クラスの音質特化と同等クラスの実力を持ちつつ、機能性はWF-1000XM5やEAH-AZ80に迫るほどの高さ。音質・機能性、どちらのバランスも取れたモデルです。
ただ、音質はややダークでそこまで好みではなかったんですが、サウンドパーソナライゼーションモードという音を自動で自分好みする設定を使えば、かなり好みの音に近づきました。
文句のない性能ですが、外音取り込み時の風切音が大きかったのと、LDACには非対応なのがデメリット。
あとは、前作のMOMENTUM True Wireless 3よりも大幅な進化ってほどでもなかったのが残念ですかね。そういう意味で9位になりました。
8位 ディープマウントイヤーピースZONE
個人的推しイヤーピースが、LSRという肌に優しく吸着性の高い素材になって進化しました。
通常版のディープマウントイヤーピースよりも耳への摩擦が少なく、長時間装着していても耳が痒くなりにくいように感じましたね。
それでいてディープマウントイヤーピースの高い密閉感や深い低音を提供してくれるので、なかなかに最高です。
今までMOMENTUM True Wirelessシリーズにおすすめとして紹介していましたが、THIEAUDIOの有線イヤホン「Hype 2」や「Hype 10」にも相性が良かったです。
もちろん、MOMENTUM True Wireless 4にもおすすめです。
7位 HiBy Project Ace
2024年4月に発売した「HiBy」と「FAudio」の2大オーディオブランドによるコラボイヤホン「PROJECT ACE」が6位にランクイン。
その音質ですが、39,800円という販売価格を考えてもめちゃくちゃコスパが高く感じます。
音の傾向はFAudioらしい刺激感が抑えつつも非常に伸びの良い繊細なサウンドが特徴。
ただ、FAudioだけでは繊細になりすぎる表現を、HiByのチューニングによってスパイス的にキレや迫力を加えられているような感じですね。
繊細な音なので迫力重視で探している方は他にも選択肢はありますが、39800円と考えたら基礎能力がとにかく高いですね。
予算3〜4万ほどではイチオシレベルなので、繊細で伸びやかな音が好みの方はぜひ聴いてみてください。
6位 ELETECH BAROQUE
今まであんまり紹介しなかったんですけど、今年買ったイヤーピースの中で結構良かったです。
JVCのスパイラルドット++のように、内部が凸凹とした感じになってるんですよね。 この構造のおかげで空気の流れをコントロールしつつ歪みの少ない音を伝えられるようになります。
スパイラルドット++と比べても軸が短いため、完全ワイヤレスイヤホンとも合わせやすいんですよね。
収納部がやや狭いピヤホンシリーズやMOMENTUM True Wirelessシリーズでも使えます。
音の変化はスパイラルドット++のように高域を伸ばしつつ、低域側にもドッシリとした迫力を加えるようなタイプ。
上は整えつつ、下はドッシリって感じで、良くも 悪くもイヤホンの傾向を変えてしまうため相性あると思うのですが、どれに使っても楽しい音になるんですよね
2ペアで3000円以上するので結構高いですけど、予算に余裕がある方でイヤーピースが好きな方は是非一度使ってみてください。
5位 ピヤホン8
凛として時雨のドラムス「ピエール中野」氏監修のワイヤレスイヤホン第8弾「ピヤホン8」が5位にランクイン。
今までのピヤホンシリーズと比べると価格は19,800円とまだお手頃。Amazonでは17,820円で買えるし。
その割には上位モデルのピヤホン7も全体的にスペックが良く、機能性も高くて、再生時間も本体のみで最大16時間と脅威のバッテリー性能。
機能性重視だから音質は価格相応かと思いきや、2万円以下のワイヤレスイヤホンを焼き尽くすほどの音質の良さで驚きましたね。なんだったら約3万円のピヤホン6と大きな差はないくらい。
音の傾向は従来のピヤホンシリーズらしくメリハリ感の効いたドンシャリサウンドですが、ダイナミックドライバー2基を採用した影響か高域のシャリつきが少なく滑らかを感じる音作りのように感じましたね。
一言で伝えるなら聴きやすいピヤホンって感じでしょうかね、ロックやポップスを聴くならピッタリです。
一時期ずっと品切れしていましたけど、最近在庫が安定してきたみたいなので、2万円以下でワイヤレスイヤホンを探している方は、ぜひ検討してみてください。
4位 DAC POCKET
4位はLEPIC (ルピーク)という新規ブランドから発売したMagSafe対応のDACをラクラクに持ち運べるアクセサリー「DAC POCKET」。
コレがマジで便利で、DACを今まで使ってた時はケーブルから先がプラプラとしてしまって気になっていたものを、DAP Pocketを使ってからはiPhoneがDAPになったかのような一体感で使えるようになりました。
音質最強のドングルDAC「DC-Elite」も公式的には非推奨ですが、ギリギリ入りますし、使いやすさが格段にアップしました。
使っていない間はDAC Pocketごと取り外して、フレームとか冷蔵庫とか磁石がくっつきそうなところに貼り付けられるし、とにかく取り回しが最高。
価格も専用アクセサリーにしては3000円と安いですし、マジで一度使い出すと手放せなくなるくらい良いですよ。
AndroidユーザーはMagSafeリングを貼り付ければ使えるかと思います。
3位 Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル – AL ALLOY
「Pentaconn COREIR -ペンタコン コレイル – AL ALLOY」は2023年買って良かったものランキング1位として紹介した金属コア入りのイヤーピース「コレイル」の後継機で、今回はアルミ合金が採用されています。
素材の変更により、前作のように緑化がしなくなり、見た目もそこまで残念になりにくくなりました。相変わらず耳垢はめっちゃへばりつきますけどね。
前作の黄銅コレイルは高域側に音を伸ばしながら余韻感が美しく広がるような感覚。
対して、AL ALLOYは金属の硬質な響きは加えつつも音が広がりすぎず、カチッとしたレスポンスの良い音という感じでしょうか。解像度感はアルミコレイルの方が高く感じるかと思います。
黄銅コレイルのように高域側に音が寄って煌びやかになりすぎず、低域側にもドッシリとした重厚さも加えてくれるような印象です。
Technics EAH-AZ80との組み合わせによる音のマッチ感がやばすぎて、ふつうに「もうコレでゴールでいいや」と思えるレベルで満足できました。
2位 DUNU Davinci
2位は有線イヤホン界隈でも人気の高い「DUNU-TOPSOUND」と海外の人気レビュアー「GIZAUDIO」さんとのコラボモデルである「DaVinci」。
いま有線イヤホン界隈ではもっとも注目度の高い有線イヤホンで、ボクも前回紹介した4〜6万円クラスの有線イヤホンランキングで1位として紹介しました。
音の傾向は非常に高解像度かつレスポンスの良い音で、全部の音が主張してきます。5万円台でも評価の高いAFUL Performer 8と比べてもメリハリ感のある派手目な音ですね。
まるでボーカルだけ別のドライバーで鳴らしているかのような感覚で、とても近くて艶やかに輪郭良く鳴らすとても質の高いボーカルラインなんですよ。ドンシャリのはずなのにボーカルが引っ込まずにめっちゃ主張してくるんですよね。
「なにこれ、全部の音が主張してくるのに、なんでボーカルはこんなキレイなん、意味わからん」ってなりますよ。
これだけ優秀な機種が多い5万円前後の有線イヤホンのなかで、迷いもせず有線イヤホンのミドルクラス1位と思えた実力でした。
日本でも取り扱いが始まったみたいなので、ぜひe☆イヤホンなどで一度聴いてみてください。
1位 Huawei FreeClip
1位はHuaweiより2024年2月に発売したイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホン「FreeClip」でした。
今までイヤーカフ型といえばAmbieくらいしかなかったんですが、Ambieよりも音質・機能性・使いやすさ・装着感、なにもかもが上! もう3ランクくらい上!
8時間くらい着けていても痛くならない装着感、そして8時間もつバッテリー、ワイヤレス充電やマルチポイント対応と利便性も申し分なし。
音質は同価格帯の耳掛けタイプのオープン型ワイヤレスイヤホンと比べても十分対抗できるレベルで不満もなし。
唯一欠点だった、音量調整にもアップデートで対応し、100点の完成度になりましたね!
イヤーカフ型って耳掛けタイプと違って、メガネやマスクと干渉しないのもいいんですよね。
最近Boseからもイヤーカフ型が登場しましたが、音質はBoseの方が上、コスパを含めたそれ以外の性能はFreeClipが全て上だったので、こちらをおすすめとして紹介しました。
2024年に入って、間違いなく一番使用頻度が高く、そして満足度も一番高いイヤホンだったので、今回1位として紹介しました。
買って(使って)よかったガジェット・日用品
5位 CalDigit TS4
5万円台とかなり高価ですが、大定番のドッキングステーション。
とにかく入出力端子が豊富で、どこに刺しても高速通信できるのも安心。とりあえず背面側にカメラ3台とDACやらSSDまでいろいろ繋げてます。
前面は空けておいて、DAPへの曲の伝送やファームウェアアップデートなんかにも使えて便利。
SDカードスロットもUHS-IIに対応しているので、サクッと撮影して高速伝送もできたりしますし、高いですけど想像以上に便利でした。
ただ、TS4のイヤホンジャックを使うことは一度たりともないだろう。
4位 ANKER POWER BANK
サブバッグにいつも忍ばしているモバイルバッテリーで、今年に発売されてとても話題になったやつですね。
コンセント付きでUSB-Cのケーブル付きで、スマホも十分満充電にできる5000mWを備えていて5000円ほどで買えるんで、無敵感がすごいんですよね。
出先でiPhone 15や子供のタブレットのバッテリーがなくなることが多いので、とりあえず忍ばしておけば保険として使えますし、コンセントがあればノートパソコンの充電もできますし、とにかく超便利です。
3位 KEEN UNEEK
6年間くらいずっと履いていた夏用の靴のようなサンダルのような何か。スニーカーのようなカジュアルさもありつつ、サンダルのようにラフになりすぎないデザイン性が絶妙なんですよね。
靴下と併用して使うことが多いのですが、黒い靴下を履いて使えば、ぱっと見はスニーカーみたいに見えますよ。
スニーカーと比べて梅雨や夏場に使っても足が蒸れずに快適に使えるので、雨の日以外は基本UNEEKを履いてます。
あまりに使いすぎて靴底がすり減ってめっちゃ滑りやすくなってしまったので、今回まったく同じものを買いました。
2位 murphy マーフィー | オールインワンジェル
超めんどくさがりなんで、基本風呂上がりのフェイスケアはオールインワンジェルしか使わないんですけど、以前まで使っていたジェルと比べて保湿力が高くて、朝まで顔が保湿されているような感覚が明らかにアップした感覚がありました。
使いすぎてチューブがペッタンコになったんで、プライムデーでリピートしておきます。2本くらい買っとこうかな。
1位 ソフィーナ iP ポア クリアリング ジェル ウォッシュ
ガジェット・日用品部門1位はソフィーナ iP ポア クリアリング ジェル ウォッシュというやつ。
3日に1回くらいのペースで使っているんですけど、ボクも妻も明らかに鼻の黒ずみや角栓が取れている感じがあったんですよね。
いろんな洗顔料を使ってきたけど、ここまで目に見えて効果があったのは初めて。
この手の洗顔料は個人差はあると思うので強くはおすすめしないですけど、個人的には2024年に買った日用品で一番満足度の高い背品でした。
まとめ
ということで上半期買って使って良かったものランキングをお送りしました。
Amazonプライムデーでもいくつか安くなっているものもあるかと思いますので、今回の記事を参考にしてみてください。
プライムデーセールでおすすめのセール品は以下でまとめています。
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