ポータブルオーディオ専門ブログを運営、そしてAIrPods Proを1年愛用していますカジェット (@kajet_jt)です!
完全ワイヤレスイヤホンに外部の音を遮断する技術「アクティブノイズキャンセリング機能」を備えたイヤホンが各社こぞって発表してきました。

で、ぶっちゃけどれ良いの?AirPods Pro?

とりあえず全部試してランキングにするわ。
こちらの記事は、筆者が実際に購入してレビューを行なったノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン”18製品”を一気に聴いてみて、一番良かったイヤホンをランキング形式で発表してきます!
ノイズキャンセリングや外音取り込み、そして音質の良さはどれほどなのか?そしておすすめ機種はどれなのか?ご紹介します!
ノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンおすすめランキング
評価の基準として、
- アクティブノイズキャンセリングの強さ
- 外音取り込みの自然さ
- 音質の良さ
- 利便性の高さ(装着感や操作性、充電ケースの小ささなどの総合評価)
以上4項目をそれぞれ配点していきます。
ノイズキャンセリングの強さだけでなく、ノイズキャンセリングを含めた総合的な製品の評価でランキングをつけています。
あくまで筆者の主観での評価となるため、参考程度にご覧ください。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 | 16位 | 17位 | 18位 |
商品名 ※タップで製品レビュー欄までジャンプします | Elite 85t![]() | AirPods Pro![]() | CLUB PRO+ TWS![]() | MOMENTUM True Wireless 2![]() | QuietComfort Earbuds![]() | TE-D01m![]() | WF-1000XM3![]() | Elite 75t![]() | EarFun Air Pro![]() | SoundLiberty 94![]() | HA-A50T![]() | EAH-AZ70W![]() | EP-N5![]() | X3 ANC![]() | REDEMPTION ANC![]() | WF-SP800N![]() | COUMI ANC-860![]() | Ett![]() |
総合評価 | (5.0) | (5.0) | (5.0) | (4.8) | (4.7) | (4.7) | (4.5) | (4.5) | (4.6) | (4.6) | (4.3) | (4.2) | (4.1) | (4.1) | (3.8) | (3.5) | (3.0) | (2.0) |
こんな人におすすめ | 利便性と音質を両立したい、通話用ヘッドセットとしても使いたい | 一番利便性が高く手軽につかえるイヤホンがほしい | ロックやクラブミュージックをノリよく聴きたいけど性能も妥協したく無い | とにかく音質にこだわりたい | とにかく遮音したい 豊かな低音が好き | 価格を抑えて音質と機能性の高い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい | 音質と性能のバランスの良さを求めたい | コスパ重視 重低音好き | コスパの良さを重視している | 低価格帯で遮音性の高さを重視したい | 低価格豊かな低音を求めたい | 女性ボーカルを最高品質で聴きたい | 低価格帯でボーカルをクリアに聴きたい | 予算を抑えたい | 柔らかいサウンドが好き | スポーツで使いたい | 性能関係なく安いものがほしい | 性能はどうでもいいからおしゃれなものが欲しい |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 | 5.1 | 5.1 | 5.1 | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.1 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX Adaptive | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | × | IP55 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 | IPX7 | IPX4 | IP55 | IPX7 | IPX5 |
再生時間 | 本体:5.5時間 ケース込:24時間 | 本体:4.5時間 ケース込:24時間 | 本体:6時間 ケース込:18時間 | 本体:7時間 ケース込:28時間 | 本体:6時間 ケース込:18時間 | 本体のみ:10時間 ケース込:50時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:7.5時間 ケース込:28時間 | 本体のみ:7時間 ケース込:25時間 | 本体:5時間 ケース込:20時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:6.5時間 ケース込:19.5時間 | 本体:4.5時間 ケース込:35時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:5時間 ケース込:20時間 | 本体:9時間 ケース込:18時間 | 本体:5.5時間 ケース込:30時間 | 本体:4.0時間 ケース込:20時間 |
充電端子 | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C Qi(ワイヤレス充電) |
質量 | 本体:7g ケース込:45.1g | 本体:5.4g ケース込:45.6g | 本体:6.9g ケース込:68.5g | 本体:6g ケース込:66g | 本体:9.3g ケース込:93.9g | 本体:6.8g ケース込:53.3g | 本体:8g ケース込:92g | 本体:5.9g ケース込:44.8g | 本体:6.1g ケース込:53.2g | 本体:5.3g ケース込:49.8g | 本体:7.1g 充電ケース:62g | 本体:7g ケース込:65g | 本体:4.9g ケース込:47.9g | 本体:6g ケース込:44g | 本体:6.2g ケース込:69g | 片耳:9.4g ケース込:77g | ケース込:60g | 本体:5g ケース:40g |
価格 | 29,480円 | 28,660円 | 20,500円 | 36,300円 | 33,000円 | 13,750円 | 28,000円 | 19,800円 | 7,999円 | 9,999円 | 9,900円 | 32,000円 | 7980円 | 8,980円 | 20,300円 | 26,400円 | 4,999円 | 16,800円 |
今回ランキングに加えているものは「カジェログ」にて筆者が実機で使ったことのある機種しか選定しておりません。
どのメーカーにも忖度なしで評価をしますので、安心してご覧いただければと思います。

あくまでノイズキャンセリング性能だけではなく、ノイズキャンセリング性能を含めた総合評価で順位をつけていますのでお間違いなく!
1位 Jabra Elite 85t
総合評価
5/5

- セミオープン型で閉塞感がない
- 外音も体内の音もノイズキャンセリング
- 外音取り込み音が超自然
- 豊かで広がりのあるサウンド
- マルチポイントが便利
- 充電ケースが胸ポケットサイズでQiにも対応
- イヤーピースの選択肢がない
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.1 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:5.5時間 ケース込:24時間 | Type C | 本体:7g ケース込:45.1g |
4.4
高音
4.5
中音
4.6
低音
5.0
ノイズキャンセリング
4.8
外音取り込み
5.0
利便性
ノイズキャンセリングイヤホンランキング堂々の1位は2020年11月12日に発売したデンマークのヘッドセットメーカー「Jabra」の最新機種「Elite 85t」!
充電ケースは非常にコンパクトで胸ポケットにも収まるほどのサイズ感。再生時間は本体5.5時間、ケース込みで24時間とこのサイズからは考えられないタフネスバッテリー。さらにワイヤレス充電も対応しています。

AirPods ProやQuiet Comfort Earbudsにも勝る音質の良さで、広がりのある豊かなサウンドを実現。
アプリで自分好みにカスタマイズしたり、自動で”最適化”することもできます。

ノイズキャンセリングもAirPods Proと同等、帯域によってはそれ以上の高い遮音性を提供します。
またセミオープン型を採用しており、ジョギング中の着地音や食事中の咀嚼音など、体内から発する音をうまく逃し、あらゆる耳障りな音まで遮音してくれます。
外音取り込みのレベルはAirPods Proより若干劣りますが、かなり自然に集音することができ、小音量で音楽を流していても普通に会話ができます。

装着感は特殊なイヤーピースを採用しているため初めは微妙に感じましたが、意外とジョギングをしても外れません。安定した装着感です。
物理ボタンを採用しているため操作性も良く、ワンタッチで「ノイキャン」→「外音取り込み」と切り替えてくれるのが便利です。

AirPods Proのような手軽さと利便性、BOSEのような音質の良さとノイズキャンセリングの強さを誇る最強の完全ワイヤレスイヤホンです。
2位 Apple AirPods Pro
総合評価
5/5

- ノイズキャンセリング性能最強
- 外音取り込みのレベルが高すぎて、何もつけていないに等しい
- 装着感が良い
- ケースもコンパクトで持ち運びやすい
- 利便性最強
- 音質は普通
- Androidユーザーは恩恵を受けにくい
- 再生時間が短い
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:4.5時間 ケース込:24時間 | Lightning | 本体:7g ケース込:45.1g |
3.5
高音
3.6
中音
3.5
低音
4.9
ノイズキャンセリング
5.0
外音取り込み
5.0
利便性
2019年10月30日発売の大人気AirPodsフラグシップモデル「AirPods Pro」。Apple初のアクティブノイズキャンセリング搭載、そして外音取り込みを搭載した全部入りイヤホンです。
充電ケースは胸ポケットサイズで超コンパクト。再生時間は本体4.5時間、ケース込みで24時間でワイヤレス充電にも対応。本体再生時間がちょっと短く、使いすぎで充電切れを良く起こします。
ワイヤレス充電にももちろん対応!

音質は12,000円の完全ワイヤレスイヤホンほどの実力。音質だけを求めるとコスパが悪いと言えます。
柔らかく刺さりのない音で、長時間聴いていても疲れにくい印象です。

ノイズキャンセリングの強さはBOSEと並びトップクラスの実力。
音楽を流さなくても周りの音をしっかりとかき消し、通勤・通学中で気になる電車や車の走行音をストレスの感じないレベルまでグッと下げてくれます。
外音取り込み性能が全イヤホンの中で一番自然で、外音取り込み機能をONにすると、耳に何もつけていない状態とほぼ同等の自然な集音性能。
BGM感覚で音楽やラジオを聴きながら、人と会話をしたり日常生活を送れます。

本体もコンパクトで耳への収まりが良く、装着感も良好。ずっと装着したままでもストレスや違和感を感じない良好な装着感です。
下にニュッと伸びたアンテナ部に操作ボタンがあり、指で挟み込むことにより操作が可能。物理ボタンのため誤作動が起きず思い通りの操作ができます。
アップデートでiPadやiPhoneの接続先を音楽を鳴らした先でシームレスに変えてくれる機能も追加され、さらにiOSとの親和性が高まりました。

利便性の良さは5点満点じゃ足りない!手軽に使える最強のノイズキャンセリングイヤホンです。この1年間AirPods Proをずっと使ってたわ。
3位 JBL CLUB PRO+ TWS
総合評価
5/5

- クラブ・テクノ・ロックミュージックに最適
- 高域が煌びやかで超キレイ
- ノイズキャンセリング・外音取り込み・音質・スペック、全てが価格に対して平均以上の実力
- ビデオモードにすれば遅延がほぼない
- 純正イヤーピースだと装着感はイマイチ
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.1 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:6時間 ケース込:18時間 | Type C Qi(ワイヤレス充電) | 本体:6.9g ケース込:68.5g |
4.7
高音
4.4
中音
4.7
低音
4.4
ノイズキャンセリング
4.7
外音取り込み
4.9
利便性
CLUB PRO+ TWSは老舗オーディオメーカーJBL(ジェービーエル)から2020年11月に発売した完全ワイヤレスイヤホンです。。
充電ケースはやや厚みがありますが、サイズ感はコンパクトなため携帯性は良好。再生時間はノイズキャンセリングONで本体6時間、ケース込みで18時間。本体のみの再生時間はやや長めですね。
ワイヤレス充電にも対応しており、ユーザービリティに優れています。

その名の通りクラブミュージックに最適化された音質重視のイヤホンで、テクノやEDM、ヒップホップなどのエレクトロサウンドをノリ良く聴かせてくれます。
そのように書くと低音ゴリゴリ系かよと勘違いされそうですが、それ以上に高域の解像度が非常に高く、トラックにニュアンス要素で入れられている細かな音まで拾い上げ、迫力と緻密性のあるサウンドを両立しています。
エレクトロ系だけでなく、ロックやポップスもライブさながらの臨場感と躍動感のあるサウンドで再現してくれます。

ノイズキャンセリングの効果はAirPods ProやElite 85tには劣りますが、WF-1000XM3と同等かそれ以上。音楽を流せば周りの雑音は全く気になりません。
外音取り込みもかなり自然で、周りの音を普段耳で聞いている感覚に近いレベルで集音してくれます。

装着感は純正イヤーピースだと個人的にはイマイチで、街中を歩いていても耳から落ちそうでヒヤヒヤしながら使っています。
サードパーティのイヤーピース「NUARL Magic Ear+ for TWE」に変えることによって装着感が大幅に改善されたので、購入検討されている方は併せてイヤーピースを購入することをおすすめします。

YouTuberも大絶賛のTWS!音質に特化しつつこれだけの性能を備えながら2万円で買えるってコスパ高すぎる!
4位 SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
総合評価
4.8/5

- 音質は完全ワイヤレスイヤホンで最高クラス
- 外音取り込みがかなり自然
- 操作性も高くカスタマイズもできる
- 装着感も良好
- ノイズキャンセリング効果はおまけ程度
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.1 | SBC,AAC,aptX | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体のみ:7時間 ケース込:28時間 | USB-C | 片耳:6g ケース込:66g |
5.0
高音
4.8
中音
4.9
低音
3.2
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.8
利便性
MOMENTUM True Wireless 2はドイツの老舗オーディオメーカー「SENNHEISER(ゼンハイザー)」より2020年4月に国内販売が開始されたモデル。
充電ケースはファブリック素材で傷がつきにくく高級感のある材質。再生時間はノイズキャンセリングONで本体7時間、ケース込みで28時間とかなり長めです。

音質は完全ワイヤレスイヤホンの中で最高クラス。高域が非常に伸びやかで、雑味のない原音さながらの伸びやかな音で奏でてくれます。
クラシックやジャズなど繊細さと緻密さを求められるジャンルでも見事に再現してくれます。

しかし、アクティブノイズキャンセリングの性能はおまけ程度。ON/OFFと切り替えてもどちらがONだったか一瞬わからなくなります。
あくまで音楽を聴くことに特化したイヤホンのため、ノイズキャンセリングによって本来の音を損なわないように設計されているとのことです。耳栓効果で遮音性は十分高いですね。
外音取り込み性能は高く、小さな音量であれば音楽を流していても会話ができる程度に周囲の音を取り込んでくれます。

本体はやや大きく感じますが装着感は良好で、通勤時に使用する程度であれば落ちる心配がありません。
操作性も高く、押した回数を「ピッポッパ」という通知音で伝えてくれるため、思い通りの操作をしやすい印象です。

完全ワイヤレス史上、最高音質!音にこだわるならコレ一択やで!
5位 Bose QuietComfort Earbuds
総合評価
4.7/5

- 完全ワイヤレスイヤホン中トップクラスのノイズキャンセリング性能
- AirPods Proと同等クラスの外音取り込み性能
- BOSEらしい豊かな低域
- 小音量時も音が痩せ細らない
- 半カナル型で耳への異物感が少ない
- マイク性能が最強
- Qi(ワイヤレス充電)に対応
- 曲戻しができない
- 充電ケースが大きい
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.1 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:6時間 ケース込:18時間 | USB-C | 本体:9.3g ケース込:93.9g |
3.9
高音
4.3
中音
4.8
低音
5.0
ノイズキャンセリング
4.9
外音取り込み
4.7
利便性
QuietComfort Earbudsはスピーカーで有名なBOSEより2020年10月12日に発売したノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースは大きく携帯性はやや悪め。再生時間は本体6時間、ケース込み18時間と大きさの割に平均レベル。ワイヤレス充電にも対応しています

音質はBOSEらしい中低域寄りで、まるでホワイトシチューのように濃厚で優しく広がるサウンド。
チル系のトラックとの相性が最高で、自分だけのお洒落な部屋でスピーカーでBGMを聴いているような感覚に浸れます。

ノイズキャンセリングレベルは全イヤホン中トップクラスの実力で、AirPods Proと同等か、一部帯域によってはそれ以上の遮音性を誇ります。
新幹線や飛行機でも全くストレスを感じることなく音楽に浸れますね。
外音取り込みもかなり優秀で、耳に何もつけていないのと等しい自然な聞こえ方です。

装着感も脱落防止用のイヤーフィンがついているため、首を激しく降ってもジョギングをしても落ちる気がしません。
欠点は本体のみで曲戻しができないのと、充電ケースが大きいという点。それ以外は音の好みが合えば完璧です。

最強のノイズキャンセリングと濃厚なサウンド。”手軽さ”より”しっかり”使いたい方におすすめ!
6位 AVIOT TE-D01m
総合評価
4.7/5

- 装着感がかなり良い
- 外音取り込みが自然
- デザインがおしゃれでカラバリも豊富
- まろやかで聴き疲れしにくいサウンド
- ノイキャンの効果が薄い
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.2 | SBC,AAC,aptX Adaptive | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:10時間 ケース込:50時間 | USB-C | 本体:6.8g ケース込:53.3g |
4.0
高音
4.1
中音
4.2
低音
3.5
ノイズキャンセリング
4.4
外音取り込み
4.7
利便性
TE-D01mは日本のオーディオメーカーAVIOT(アビオット)より2020年11月に発売した同社初のノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースは少し厚みがありますが、おしゃれなデザイン。再生時間は本体10時間、ケース込み50時間と今回紹介するイヤホンの中では最長のバッテリーの持ち。ワイヤレス充電には対応していません。

音質はAVIOTのイヤホンの中では高解像度でありつつもマイルドで優しいサウンド。
価格を考えれば十分なほどの音質の良さ。長時間聴いていても聴き疲れしにくい音です。

ノイズキャンセリング効果は薄く、MOMENTUM True Wireless 2同様効いているかわかりにくいですが、空調音や電車の走行音など気になる低音部分だけを遮音してくれるような感覚です。
外音取り込みはかなり優秀で、1万円台前半の完全ワイヤレスイヤホンの中では間違いなく一番良い自然な集音性能を持ち合わせています。
外音取り込み時は音量が下がってしまうため、通常モードに移行するときは音量注意。

装着感も自分専用に作られたのかな?と思えるほど耳にピタッとフィット。かなりの装着感の良さで耳から落ちる気が全然しません。
操作性も良く、音質だけではなく利便性にも特化した完全ワイヤレスイヤホンです。

ノイキャンは微妙だけどそれ以外の性能がかなりのもの!これで13,000円で買えるってコスパやばい。
7位 SONY WF-1000XM3
総合評価
4.6/5

- 音質と性能のバランスが良い
- 音質をハイレゾ相当までアップスケーリング
- ノイズキャンセリングのレベルも高い
- アプリで音質も操作性も自分好みにカスタマイズ
- 本体、充電ケースが大きい
- 装着感がイマイチ
- タッチパネルで誤作動を起こしやすい
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | × |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:6時間 ケース込:24時間 | Type C | 本体:8g ケース込:92g |
4.3
高音
4.3
中音
4.3
低音
4.2
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
4.2
利便性
SONY WF-1000XM3は”完全ワイヤレス×ノイズキャンセリング”全部入りのイヤホンの先駆者。
AirPods Proと並び2019年にもっとも売れた完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはかなり大きく、携帯性は悪め。本体再生時間は6時間、ケース込みで24時間とやや長めです。

音質は、SONYらしいメリハリと深みがあるサウンドで聴き馴染みがよく、日本の音楽シーンに最も適したチューニングです。
ストリーミング音源などもハイレゾ相当の音質にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載し、高品質なサウンドを体感できます。

アクティブノイズキャンセリングの性能は高く、音楽を流していれば電車や車の走行音や、オフィスの空調音はほとんど気になりません。
しかし、AirPods Proと比べるとやや性能が弱い程度には感じます。
外音取り込みについてはそれなりに自然ですが、少し声が聞こえにくい印象があります。

本体が大きく今回紹介する完全ワイヤレスイヤホンの中では装着感に難があるように感じます。自分の耳に適したイヤーピースを選びましょう。
操作性についてはタッチパネルを搭載しており、アプリを使って好みの設定に変更することができますが、誤作動がよく起こってしまいます。

装着感はイマイチですが音質と性能のバランスが良い!SONYだけに品質の安心感はありますね。
8位 Jabra Elite 75t
総合評価
4.6/5

- 重低音がズンと響く
- ケースと本体がコンパクト
- 装着感が良くスポーツにも使える
- 通話にも最適
- マルチポイントが便利
- 人によっては低域が多い(イコライザーで調整可能)
- ケースからイヤホンを取り出すときに落としそう
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IP55 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:5.5時間 ケース込:24.5時間 | Type C | 本体:5.9g ケース込:44.8g |
4.3
高音
4.1
中音
4.6
低音
3.5
ノイズキャンセリング
3.8
外音取り込み
4.8
利便性
Jabra Elite 75tはファームウェアアップデートによりノイズキャンセリング機能が追加された珍しいイヤホンです。
充電ケースは今回紹介するイヤホンの中では最小クラス。胸ポケットにも収まります。再生時間は本体5.5時間、ケース込みで24.5時間と平均以上の長さ。

音質はロックやEDM好きにはたまらない重低音ドンシャリサウンド。アプリで自分好みのサウンドにカスタマイズすることもできます。
価格を考えれば、音質レベルはかなり高い方ですね。

ノイズキャンセリングは後付けということもあり、効いているかどうか分かりにくい印象。ただ、イヤホン本体の耳栓効果で遮音性は高いです。
外音取り込みは周りの音をしっかり目に集音してくれますが、あきらかにマイクから拾ったような音、一部帯域が耳障りに感じることも。

装着感はかなり良好で、耳の小さな方や女性の方でも耳の形に合わせてスッポリと入ってくれます。
通話性能も高くスポーツにも使えて音質も良い、超マルチプレイヤーなイヤホンです。

ノイズキャンセリングが微妙だけど、完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり評価してます。
9位 EarFun Air Pro
総合評価
4.6/5
EarFun Air Pro

- ノイズキャンセリング性能が高い
- 外音取り込みがなかなか自然
- 自動装着検出機能が便利
- 音質も十分に良い
- タッチ操作がしづらい
- 気軽にノイキャン→外音取り込みの切り替えができない
- 音漏れが少しある
3.8
高音
3.7
中音
3.8
低音
4.3
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
4.5
利便性
Earfun Air Proは7999円という低価格でノイズキャンセリングと外音取り込みを搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースは安物感のある質感ですが薄くてコンパクト。再生時間は本体7時間、ケース込みで25時間とかなりの再生時間の長さです。

音質は中低域寄りの聴き疲れしにくいサウンドで、高価格帯と比べると劣る面は当然ありますが、こだわりがなければ価格の割に一聴して良い音と感じるほどの実力はあります。

ノイズキャンセリングレベルはそれなりに高く、ONとOFFでしっかりと効果を感じることができ、電車の走行音や空調音をストレスを感じないレベルまでカットすることができます。
外音取り込みは価格を考えればしっかりと集音してくれますが、高周波帯が気になりレジ袋をくしゃっとした音や車の走行音が耳障りに感じます。

装着感は良好で圧迫感も少なく、耳から落ちる気もしない装着感。
ただ、操作性は悪く、思い通りの操作がしにくい印象を受けます。

7999円という価格を考えれば十分すぎる実力。予算1万円以内で収めたい方にオススメ!
10位 TaoTronics SoundLiberty 94
総合評価
4.6/5
SoundLiberty 94
- 1万円以下とは思えないくらいノイズキャンセリング効果が高い
- 外音取り込みも自然
- 音質もバランスが良く万人受けしやすい
- 音の遅延もかなり少ない
- タッチ操作がしにくい
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.1 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:5時間 ケース込:20時間 | USB-C | 本体:5.3g ケース込:49.8g |
3.6
高音
3.7
中音
3.8
低音
4.4
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
4.6
利便性
SoundLiberty 94はコスパの高さで定評のあるTaoTronics(タオトロニクス)より、1万円以下で購入できるノイズキャンリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
少しチープな印象を受ける充電ケースですが、サイズはそこまで大きくはなく携帯性は悪くない印象。再生時間は本体のみ5時間、ケース込みで20時間。

音質はTaoTronicsらしく良すぎることもないけど、こだわりがなければ十分高音質と思える万人受けのサウンド。解像度は高くはないですが聴き疲れしにくいバランスの良い音が特徴です。

ノイズキャンセリング性能はかなり高く、1万円以下とは思えない高い遮音性を提供してくれます。低価格帯ならトップレベルの遮音性ですね。周りの気になる雑音をストレスの感じないレベルまでグッと下げて遮音してくれます。
外音取り込みは高周波がやや不自然でタイピング音が際立って聞こえてしまいますが、声の帯域は自然で耳に装着した状態でも聞き取りやすい印象を受けます。

装着感は良好で、本体とノズルを併せてイヤホン全体で耳に支えられているような感覚。落ちるような感覚もなく快適に使えます。
操作性はややイマイチな印象。思い通りの操作はしにくいように感じました。

1万円以下のノイズキャンセリングイヤホンの中では抜群に遮音性が高い!
11位 JVC HA-A50T
HA-A50Tは日本のオーディオメーカー「JVC(ジェーブイシー)」より2020年11月に発売した1万円前後で購入できるノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはかなり大きく、携帯性は悪め。再生時間は本体6時間、ケース込み24時間と平均的なバッテリーの持ちです。

音質はウォーム寄りの聴き馴染みのよいサウンドで、音にこだわりがなければ十分高音質と思えるようなレベル。広がりと迫力のある低音が特徴です。

ノイズキャンセリング性能は1万円前後の完全ワイヤレスイヤホンの中では高く、ON/OFFの違いを明確に感じることができ、耳障りな音をシャットアウトできます。
外音取り込みもそれなりに自然で、ちょっと聞こえにくいけど普段耳で聞いている感覚に近い音で集音してくれます。
外音取り込みをONにすると音量が自動的に下がってしまうため、そこからノイズキャンセリングモードに戻すときは注意が必要です。

装着感は見た目の割には良好で、ぐらつきも少なく耳から落ちる気がしません。
操作性はもほどよく、思い通りの操作がしやすいように感じました。

価格・音質・ノイズキャンセリング性能、それぞれバランスがよいイヤホンですね!ただケースがちょっとでかい!
12位 Technics EAH-AZ70W
総合評価
4.2/5

- MOMENTUM True Wireless 2と並び、音質はトップクラス
- 高いノイズキャンセリング性能
- 操作性が悪い
- 外音取り込みが使いにくい
- 装着感がイマイチ
- いつのまにかバッテリーがなくなっている
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:6.5時間 ケース込:19.5時間 | Type C | 本体:7g ケース込:65g |
4.7
高音
5.0
中音
4.5
低音
4.3
ノイズキャンセリング
3.0
外音取り込み
3.2
利便性
EAH-AZ70WはPanasonicのHi-Fiオーディオブランド「Technics(テクニクス)」より発売したブランド初の完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはアルミ素材で高級感は凄いですがめっちゃ傷がつきそうで怖いです。再生時間は本体6.5時間、ケース込みで19.5時間と平均的な長さ。

音質は中域を艶やかに鳴らし、ジャズボーカルやバラードなど女性ボーカルを息遣いから余韻まで生々しく再現します。
完全ワイヤレスイヤホンの中でもかなりの音質の良さですね。

ノイズキャンセリング効果も非常に高く、AirPods Proに匹敵する遮音性を誇ります。
しかし、外音取り込みは実用的ではなく、明らかにマイクから集音したような雑味の強い音で取り込んでしまいます。

本体がやや大きく装着感はイマイチ。操作性もタッチパネルの感度が悪く、思い通りの操作をしにくい印象を受けます。
またしばらく使っていないと自然放電してしまい、いつの間にかバッテリーが切れてしまっています。
音質とノイズキャンセリング効果は高いのに、利便性に欠ける惜しい完全ワイヤレスイヤホンです。

このイヤホンにしか出せないボーカルの生々しさが良いんですよねぇ。利便性に欠けるのが惜しい。
13位 AUKEY EP-N5
総合評価
4.1/5
EP-N5

- 中高域がクリアでボーカルものと相性が良い
- ノイズキャンセリングも程よく効き目が良い
- 充電ケースが薄く携帯性が良い
- 外音取り込み機能がついていない
- 映像と音のズレが激しい
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IPX5 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:4.5時間 ケース込:32時間 | USB-C | 本体:4.9g 充電ケース:47.9g |
3.8
高音
3.8
中音
3.7
低音
4.2
ノイズキャンセリング
-
外音取り込み
4.0
利便性
EP-N5はモバイルバッテリーで有名なAUKEY(オーキー)より販売する1万円以下で買えるノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
胸ポケットサイズの非常にコンパクトな充電ケースで、携帯性抜群です。再生時間は本体4.5時間、ケース込み32時間と平均レベル。

音質はボーカルの帯域がクリアでポップスやアニソンなどが聴きやすい印象。それ以外は価格なりの実力といったところ。

ノイズキャンセリングレベルはそこまで高くはありませんが、空調音やタイピング音など気になる音をスポットで小さくしてくれるサポート的な遮音性能です。
ちなみに外音取り込みはついていません。

装着感はAirPods同様スティック型(うどん型)を採用していることもあり、圧迫感のない装着感が特徴。耳の小さな方でもフィットしやすい印象です。
操作性は悪くはないですが、本体のみで音量調整やペアリング、電源のON/OFFができないため少し不便かなとは感じました。

低価格帯のノイズキャンセリングでボーカルが特にクリア!ノイキャンやそれ以外の性能は普通。
14位 Mpow X3 ANC
総合評価
4.1/5

- ノイズキャンセリングがわりと強い
- 音質のバランスが良い
- 性能のバランスも良い
- とにかく安い
- ノイズキャンセリングを手動でオンにしないといけない
- 皮脂汚れが目立つ
- 音の遅延が目立つ
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IPX7 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:6時間 ケース込:24時間 | Type C | 本体:6g ケース込:44g |
3.5
高音
3.5
中音
3.5
低音
3.5
ノイズキャンセリング
-
外音取り込み
4.0
利便性
Mpow X3 ANCは10,000円以下という価格でアクティブノイズキャンセリングに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはやや厚みはありますが、携帯性は悪くはないです。再生時間は本体6時間、ケース込みで24時間とやや長め。

音質は価格相応で良くも悪くもなく、刺さりの少ない中低域寄りのサウンド。ザラつきや癖もなく、音質にこだわりがなければ特に不満はないレベルです。

ノイズキャンセリング効果は他の機種に比べると劣りますが、効果は体感できるほど。電車の走行音などは音楽を流しながらであればかき消してくれます。
ただし、起動の度にノイズキャンセリングを手動でオンにしないといけないのが煩わしいです。
外音取り込みは搭載していません。

AirPodsのようにアンテナ部が下に伸びる形状で、耳に収める部分はコンパクト。
ガシッとホールドするような装着感ではありませんが、耳の小さな方でもある程度はフィットしやすい印象です。
本体で音量操作から曲送りまであらゆる操作ができます。1タップでの操作は便利ですが、思いもよらぬ動作をしてしまうことが多いので一長一短ですね。

今は選択肢に入らないかな~。
15位 House of Marley REDEMPTION ANC
総合評価
3.8/5

- 聴き疲れしない優しい音
- 外音取り込みが自然
- 低音広がりと量感が心地よい
- ノイズキャンセリングの効き目が弱い
- 解像度がそこまで高くない
- バランスは良いが強みが少ない
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC,aptX | IPX4 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:5時間 ケース込:20時間 | Type C | 本体:6.2g ケース込:69g |
3.6
高音
4.1
中音
4.6
低音
3.0
ノイズキャンセリング
3.9
外音取り込み
3.5
利便性
REDEMPTION ANCは環境に優しい素材で製造されたノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースもリサイクル材を使った木目調の素材ですがやや厚みがあり、ズボンのポケットに入れると膨らみが気になります。
再生時間は本体5時間、ケース込み20時間と平均的。

音質は中低音の量感が多く、柔らかく広がる心地の良い音です。中高域は締まりがあり、ハイハットやギターの音は余韻を残しつつもクッキリと描写します。

ノイズキャンセリングはほんのり効く程度で、遮音性は高くありません。音楽を邪魔しない程度の自然なノイズキャンセリング効果です。
外音取り込みはマイクを通して聞いてるような感覚が少なく、装着した状態でも会話ができるくらいには周りの音を取り込んでくれます。

装着感はAirPods Proと比べると本体が大きいため少し圧迫感があるように感じますが、それなりには安定した装着感を得られました。
操作性は良くも悪くもない印象。2回タップからの動作となるため誤作動も起きにくいです。

耳にも環境にも優しい完全ワイヤレスイヤホン!今はコスパが悪いかな。
16位 SONY WF-SP800N
総合評価
3.5/5

- 走っても激しく動いてもイヤホンが落ちない
- 防水性が高い
- 大迫力の重低音
- 位置情報によって外音コントロールを自動で設定してくれる
- WF-1000XM3と比べると音質がイマイチ
- WF-1000XM3と比べるとノイズキャンセリングがイマイチ
- WF-1000XM3と比べると外音取り込みがイマイチ
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IP55 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:9時間 ケース込:18時間 | USB-C | 片耳:9.4g ケース込:77g |
3.5
高音
3.7
中音
4.2
低音
4.1
ノイズキャンセリング
3.7
外音取り込み
4.5
利便性
SONY WF-SP800Nはスポーツ向けに特化したノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン。
充電ケースは結構大きく、携帯性は悪め。再生時間は本体9時間、ケース込み18時間と本体はかなり長めです。

フロアを揺らすような沈み込む低音が特徴で、EDMやヒップホップなどのアップテンポな楽曲を聴きながら、トレーニングやジョギングをするのに最適です。

ノイズキャンセリングは周りの音はしっかりと遮音してくれますが、電車の走行音や空調音など高周波は聞こえてしまう印象があります。
外音取り込みについてもWF-1000XM3と比べれば少し不自然な気がします。
ジムやオフィスなど場所によって外音取り込みコントロールを自動で調整する機能も備わっており、その場所に適した最適なノイズキャンセリング(または外音取り込み)を設定してくれます。

装着感は、付属のイヤーフィンにより高いホールド力を持ち合わせており、首を激しく振っても全く落ちる気がしません。
完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの装着感の高さです。

スポーツ用としては優秀だけど、コスパが悪い。
17位 COUMI ANC-860
TOTAL
3/5
COUMI ANC-860

- 6000円代としてはスペックが高い
- 外音取り込み機能が優秀
- ノイズキャンセリング効果がイマイチ
- タッチパネルの操作がしにくい
- 音質は良くはない
Bluetooth | コーデック | 防水 |
5.0 | SBC,AAC | IPX7 |
再生時間 | 充電端子 | 質量 |
本体:5.5時間 ケース込:30時間 | USB-C | ケース込:60g |
2.5
高音
2.5
中音
3.5
低音
3.0
ノイズキャンセリング
4.0
外音取り込み
3.5
利便性
COUMI ANC-860は5000円以下でノイズキャンセリングや外音取り込みを搭載した超格安の完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースは角の取れた正方形のようなデザイン。なぜか革製のストラップがついています。再生時間は本体5.5時間、ケース込みで30時間と結構長め。

音質は中高域がこもっており、決してクリアとは言い難いもっさりサウンド。高域はモコモコで「とにかく低域だけがゴリゴリに欲しいんや」という方以外はおすすめできません。

ノイズキャンセリング効果はかなり低く、処理が下手くそで逆に車の走行音などの高周波が目立ってしまうような聞こえ方に。
外音取り込みはそれなりに自然で、小音量で音楽を流していても人と会話ができる程度。イヤホン自体の密閉度が少ないせいもあるかもしれません。

耳内を密閉しないインナーイヤー型を採用していることもあり開放的な装着感ですが、耳へのホールド力は弱く歩いていると落ちそうな気がして怖いです。

ぶっちゃけどれだけ安くてもおすすめはしません。
18位 Sudio Ett
総合評価
2/5
ETT

- デザインがおしゃれ
- ワイヤレス充電に対応
- SBCしか対応していない(致命的)
- 高音のざらつきが目立つ
- 外音取り込み機能搭載!(通話時のみ)
- 接続が途切れやすい
- 装着感がそこまで良くない
2.5
高音
3.0
中音
3.0
低音
3.0
ノイズキャンセリング
-
外音取り込み
3.0
利便性
Ettは北欧のオーディオブランド「Sudio(スーディオ)」が販売するノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンです。
北欧のメーカーということもあり、デザインは最高におしゃれ。再生時間は本体4時間、ケース込み20時間と結構短めです。

音質は価格を考えるとかなり悪く、一昔前の完全ワイヤレスイヤホンのような耳に砂利が入ったかのようなザラついた高音が耳障りに感じます。コーデックがSBCしか対応していないのも問題ですね。
最近の5000円台の完全ワイヤレスイヤホンの方が2〜3倍良いですね。

ノイズキャンセリング効果はそこまで高くはなく、電車の走行音など気になる高周波を少しだけ遮音する程度。
外音取り込みも一応あるのですが、通話中だけ作動するという特殊すぎる仕様。普通に使えるようにしてくれ。

装着感は浅く、耳内があまり密閉されずノイズキャンセリング機能があっても遮音性はそこまで高くないように感じました。
操作性は物理ボタンを採用しているため、良好に感じました。

デザインがおしゃれです(ニコッ
以上。
最強のノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンまとめ
以上、最強のノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンランキングをお送りしました!
ランキングまとめはこちら!
総合ランキング
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今までは自分の中でずっとAirPods Proが1位だったのですが、2020年11月にJabra Elite 85tが発売しランキングが覆りました。

利便性の良さだけで言えばAirPods Proですが、AirPods Proに近い利便性の高さと、圧倒的に上回る音質の良さとノイズキャンセリングの強さ。
そしてアプリ機能の多彩さやマルチポイント対応、通話品質の高さを総合的に見てElite 85tを1位としました!

初めて心の底からAirPods Proに勝る完全ワイヤレスイヤホンだと感じました。
ノイズキャンセリング性能ランキング
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総合評価を度外視してノイズキャンセリングの強さだけでランキングを作ると、1位はBose QuietComfort Earbuds。

ありとあらゆる雑音を全く気にならないレベルまでシャットアウト。新幹線でも飛行機でも走行音を気にせず、BGMを聴きながら快適に出張や旅行に行くことができます。
ノイズキャンセリングがきついと感じたら11段階で強度を調整できるので、ちょうど良い遮音性にすることもできます。
とにかく遮音性を求めたい!作業に集中したいという方におすすめです。

ノイズキャンセリングといえばBOSE!さすがの遮音性!
高音質ランキング
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利便性を度外視して音質の良さだけでTOP3を決めると、1位はMOMENTUM True Wireless 2です。

どこまでも伸びる高音、細かな音を一切逃さない解像度、迫力と奥行きを感じる低域など、完全ワイヤレスでは考えられないような音質の良さです。
ノイズキャンセリング効果は弱いですが利便性は十分良いので、音にこだわる方にはMOMENTUM True Wireless 2がイチオシです。

カジェログではレビューをしていないですが、TW-E7AやFALCON Proもかなりの音質レベルです。それでもMOMENTUM True Wireless 2が1位かな。
コスパランキング
※タップでレビュー項目までジャンプ
数あるノイズキャンセリングイヤホンの中で、特にコスパが良かったと感じたイヤホンは「AVIOT TE-D01m」

この記事の本題であるノイズキャンセリング機能はほんのりとした効果しかありませんが、それ以外の音質や装着感、操作性や外音取り込み機能が超優秀!
再生時間も本体のみで10時間、ケース込み50時間と今回紹介した中でも最長!デザインもおしゃれで13000円台で買えるというコスパ抜群の完全ワイヤレスイヤホンです。

ノイズキャンセリング以外は完璧!コスパ高すぎやろ
用途別おすすめノイキャン完全ワイヤレス
- 音質にとにかくこだわりたい
→MOMENTUM True Wireless 2 - ロックやEDMに合うノイキャン完全ワイヤレスが欲しい!
→JBL CLUB PRO+ TWS - とにかく遮音したい
→BOSE QuietComfort Earbuds - 音質より利便性の良さやノイキャン性能にこだわりたい
→Apple AirPods Pro - 安くて良いノイキャン完全ワイヤレスが欲しい
→TE-D01m - 通勤はもちろんのこと、テレワークでも通話用として使いたい
→Jabra Elite 85t - 筆者のおすすめはどれ?
→Jabra Elite 85t

あくまで僕の主観でのランキングやおすすめだから参考までに!
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 | 16位 | 17位 | 18位 |
商品名 ※タップで製品レビュー欄までジャンプします | Elite 85t![]() | AirPods Pro![]() | CLUB PRO+ TWS![]() | MOMENTUM True Wireless 2![]() | QuietComfort Earbuds![]() | TE-D01m![]() | WF-1000XM3![]() | Elite 75t![]() | EarFun Air Pro![]() | SoundLiberty 94![]() | HA-A50T![]() | EAH-AZ70W![]() | EP-N5![]() | X3 ANC![]() | REDEMPTION ANC![]() | WF-SP800N![]() | COUMI ANC-860![]() | Ett![]() |
総合評価 | (5.0) | (5.0) | (5.0) | (4.8) | (4.7) | (4.7) | (4.5) | (4.5) | (4.6) | (4.6) | (4.3) | (4.2) | (4.1) | (4.1) | (3.8) | (3.5) | (3.0) | (2.0) |
こんな人におすすめ | 利便性と音質を両立したい、通話用ヘッドセットとしても使いたい | 一番利便性が高く手軽につかえるイヤホンがほしい | ロックやクラブミュージックをノリよく聴きたいけど性能も妥協したく無い | とにかく音質にこだわりたい | とにかく遮音したい 豊かな低音が好き | 価格を抑えて音質と機能性の高い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい | 音質と性能のバランスの良さを求めたい | コスパ重視 重低音好き | コスパの良さを重視している | 低価格帯で遮音性の高さを重視したい | 低価格豊かな低音を求めたい | 女性ボーカルを最高品質で聴きたい | 低価格帯でボーカルをクリアに聴きたい | 予算を抑えたい | 柔らかいサウンドが好き | スポーツで使いたい | 性能関係なく安いものがほしい | 性能はどうでもいいからおしゃれなものが欲しい |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 | 5.1 | 5.1 | 5.1 | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.1 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX Adaptive | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | × | IP55 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 | IPX7 | IPX4 | IP55 | IPX7 | IPX5 |
再生時間 | 本体:5.5時間 ケース込:24時間 | 本体:4.5時間 ケース込:24時間 | 本体:6時間 ケース込:18時間 | 本体:7時間 ケース込:28時間 | 本体:6時間 ケース込:18時間 | 本体のみ:10時間 ケース込:50時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:7.5時間 ケース込:28時間 | 本体のみ:7時間 ケース込:25時間 | 本体:5時間 ケース込:20時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:6.5時間 ケース込:19.5時間 | 本体:4.5時間 ケース込:35時間 | 本体:6時間 ケース込:24時間 | 本体:5時間 ケース込:20時間 | 本体:9時間 ケース込:18時間 | 本体:5.5時間 ケース込:30時間 | 本体:4.0時間 ケース込:20時間 |
充電端子 | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C | Type C Qi(ワイヤレス充電) | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C Qi(ワイヤレス充電) |
質量 | 本体:7g ケース込:45.1g | 本体:5.4g ケース込:45.6g | 本体:6.9g ケース込:68.5g | 本体:6g ケース込:66g | 本体:9.3g ケース込:93.9g | 本体:6.8g ケース込:53.3g | 本体:8g ケース込:92g | 本体:5.9g ケース込:44.8g | 本体:6.1g ケース込:53.2g | 本体:5.3g ケース込:49.8g | 本体:7.1g 充電ケース:62g | 本体:7g ケース込:65g | 本体:4.9g ケース込:47.9g | 本体:6g ケース込:44g | 本体:6.2g ケース込:69g | 片耳:9.4g ケース込:77g | ケース込:60g | 本体:5g ケース:40g |
価格 | 29,480円 | 28,660円 | 20,500円 | 36,300円 | 33,000円 | 13,750円 | 28,000円 | 19,800円 | 7,999円 | 9,999円 | 9,900円 | 32,000円 | 7980円 | 8,980円 | 20,300円 | 26,400円 | 4,999円 | 16,800円 |
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