こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
コロナ禍の影響でテレワークやオンライン会議の機会が増え、イヤホンを使ってのリモートでの商談や会議などが当たり前な世の中になってきました。
ただ、オンライン会議が始まるたびにスマートフォンに接続している愛用のワイヤレスイヤホンを、パソコン側に接続しなおすのはメンドくさい…。
スマートフォンで会議に出たらいいんじゃないの?
休みの日にまで自分のスマートフォンに会議の着信があったらイヤですやん?
自分のスマートフォンはあくまでプライベート用なので、会社都合の着信や商談とは割り切りたいところ。
個人的には会社から支給されているパソコン・スマートフォンにしか着信がきてほしくないものです。
そんなワイヤレスイヤホンの接続がメンドくさい方におすすめがマルチポイントに対応したワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)です。
このマルチポイント機能があれば、2つのデバイス間で毎回ペアリング設定をする必要なく、シームレスに接続先を自動的に切り替えてくれます。
今回はこのマルチポイント機能の素晴らしさと、マルチポイントの対応したワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを紹介していきます。
毎日マルチポイント機能を使ってますがマジで便利ですよ!
マルチポイントとは?
マルチポイントとは、スマートフォンとパソコン、スマートフォンとタブレットなど、2台のデバイスに”同時”に接続することのできる機能のことです。
通常1つのデバイスにペアリングし、そこから他のデバイスにペアリングをしなおすと、最初に接続したデバイスとのペアリングが解除されてしまいます。
マルチポイントが備わっていれば他のデバイスにペアリングをしなおしても、最初に接続したデバイスのペアリングが解除されず、どちらのデバイスにも同時接続された状態になります。
ただ、どちらの音声も同時に流せるわけではなく、音声出力のあるデバイスを自動で判別し、片側のみの音声を出力します。
3台同時に接続できる機種もあれば、スマートフォン側でプロファイルを変更する必要のある機種もあります。
マルチポイントの3つの魅力
マルチポイントで2台同時に接続できるといっても、それがどう便利なの?って思うかもしれません。
マルチポイントを使って個人的に便利だと感じた3つの魅力をご紹介します。
- わざわざペアリングしなおす必要がない
- 別のデバイスに着信があってもワンタッチで通話ができる
- タブレットやパソコン側の音もすぐに聴ける
①わざわざペアリングしなおす必要がない
自分のスマートフォンと、会社のパソコンの2つを1つのワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)で運用しているときにわずわらしいのがペアリング。
マルチポイントに対応していないと、毎回Bluetooth設定から接続する必要があるので、めっちゃめんどくさい……。
マルチポイントに対応していれば、どちらのデバイスにわざわざペアリングしなおす必要がありません。
音を鳴らしたい側のデバイスで音源を再生すればをすれば、音を鳴らした側のデバイスの音がイヤホンから流れてきます。
毎回Bluetooth設定を開く必要もないので超絶ラク!
②別のデバイスに着信があってもワンタッチで通話ができる
会社用のスマートフォン、またはパソコンからオンライン会議の着信があるとします。
その際、ワイヤレスイヤホンが接続できていないと一度受話してからペアリングしなおしたり、めんどくさくてスピーカーでそのまま話をしてしまうことも。
マルチポイントに対応しているイヤホン・ヘッドホンを使えば、普段は自分のスマートフォンで音楽を聴いていて、会社用のパソコン・スマートフォンに着信があればワンタッチで応答可能。
わざわざペアリングをしなおすこともなくシームレスに着信があったデバイスに接続してくれます。
めっちゃスマートに受話できるので優越感に浸れますよ。
③タブレットやパソコン側の音もすぐに聴ける
ここまでは通話などビジネスユースの話ばかりでしたが、マルチポイント機能はプライベートでもその実力を発揮してくれます。
例えばiPhoneで音楽を聴いていて、iPadでTwitterを見ていたとします。
すると、気になる動画ツイートを見つけ、タブレット側で音声を聞きたくなりました。
しかし、そのままツイートを開くとタブレットのスピーカーから音が出てしまい家族に動画の音声を聞かれてしまいます。
そこでマルチポイントが備わったイヤホン・ヘッドホンを接続しておけば、音声が流れた側のデバイスに自動的に接続してくれるため、わざわざペアリングすることもなくTwitterの音声を聞くことができます。
この状態で、またスマートフォンから音を鳴らそうとすれば、イヤホンからスマートフォン側の音声が流れてきます。
パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数のデバイスで使う方に、マルチポイント機能のついたイヤホン・ヘッドホンはぜひおすすめしたいですね。
タブレットユーザーの方はこの便利さに感動するかと!
マルチポイントとマルチペアリングは異なる
マルチポイントに似た名称の「マルチペアリング」というものがありますが、マルチポイントとはその機能は異なります。
マルチペアリングは複数台のデバイスを”登録”することのできる機能で、同時に接続はできず1台ずつの接続となります。
マルチペアリングはイヤホン側をわざわざペアリングモードにすることなく、Bluetooth設定でペアリングされた機種名をタップするだけで接続できる機能です。
マルチポイントは2台同時に接続できる機能で、マルチペアリングとは似て非なるもの。
ちなみにマルチポイントに対応している製品は、ほぼマルチペアリングにも対応しています。
マルチペアリングはワイヤレスイヤホン・ヘッドホンで対応している製品は結構多いので、「マルチペアリング対応!」と謳っていても「へぇ〜そうなんだ〜」くらいの気持ちで見ておきましょう。
マルチペアリングは1台ずつ、マルチポイントは2台同時接続。
マルチポイント対応のおすすめワイヤレスイヤホン
ここからはマルチポイントに対応したおすすめのワイヤレスイヤホンをご紹介していきます。
マルチポイント対応のイヤホンは種類がかなり少ないですが、どれも優秀な製品ばかりですよ!
一覧はこちら。
商品名 | JBL LIVE FREE 2 | Elite 85t | Elite 75t | EAH-AZ60 | AirPods Pro | OpenRun Pro | OpenComm | OpenMove | ATH-CKS330XBT | TUNE215BT |
ひとこと | コスパで選ぶなら間違いなくコレ! | ビジネスユース最強 | LIVE FREE 2の登場でコスパ最強の座が奪われた | 音質最強のマルチポインター | Apple同士ならマルチポイントで使える | 史上最強の骨伝導イヤホン | 骨伝導式で耳を塞がず快適 | 骨伝導式で1万円以下! | ゲームにも最適 | インナーイヤー型で快適 |
マルチポイント | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ iOS・Macのみ対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ノイズ キャンセリング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | × | × |
外音取り込み | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | × | × |
Bluetooth | 5.2 | 5.1 | 5.1 | 5.2 | 5.0 | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 不明 |
コーデック | SBC,AAC LEオーディオ対応予定 | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC | SBC | SBC | SBC | SBC,AAC | SBC,AAC |
防水 | IPX5 | IPX4 | IP55 | IPX4 | IPX4 | IP55 | IP55 | IP55 | IPX2 | × |
再生時間 | 本体:6時間 ケース込:28時間 | 本体:5時間 ケース込:24時間 | 本体:5.5時間 ケース込:24時間 | 本体:7時間 ケース込:24時間 | 本体:4.5時間 ケース込:24時間 | 10時間 | 16時間 | 6時間 | 20時間 | 16時間 |
充電端子 | Type C Qi | Type C Qi | Type C | Type C | Type C Qi | 独自マグネット端子 | 独自マグネット端子 | Type C | Type C | Type C |
価格 | ¥14,500 | ¥29,480 | ¥14,380 | ¥27,000 | ¥29,800 | ¥23,800 | ¥19,000 | ¥9,999 | ¥4,000 | ¥4,400 |
リンク | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー | レビュー |
JBL LIVE FREE 2
総合評価
4.8/5
- 音質・ノイキャン・外音取り込み性能のコスパが高い
- マルチポイントが便利すぎ
- ワイヤレス充電にも対応
- JBLの中では装着感がかなり良い
- ビデオモードにしないと遅延が大きい
- 操作方法を自由にカスタマイズできない
4.0
高音
4.0
中音
4.1
低音
4.3
装着感
4.4
ノイズキャンセリング
4.0
外音取り込み
4.3
マイク性能
4.7
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体6時間/ ケース込み22時間 |
コーデック | SBC,AAC LEオーディオ対応予定 | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 11mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C ワイヤレス充電 |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX5 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 4.9g/43.7g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | ◯ |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
LIVE FREE 2は老舗オーディオブランド「JBL」より2022年4月1日発売の完全ワイヤレスイヤホンです。
15,000円以下という価格でありつつ音質や装着感が良く、ノイズキャンセリング・外音取り込み性能も高グレード。さらにワイヤレス充電やマルチポイント、低遅延モードやアプリにも対応した究極の全部入りイヤホンです。
全ての性能が価格に対して素晴らしく、本当に弱点のないコスパ最強のイヤホンです。
予算15,000円まででコスパ重視でマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンを探しているならLIVE FREE 2一択といってもいいほど素晴らしい完成度ですよ!
いま、もっとも激推ししたい完全ワイヤレスイヤホンです!
Jabra Elite 85t
総合評価
4.8/5
- セミオープン型で閉塞感がない
- 外音も体内の音もノイズキャンセリング
- 通話品質の高さNo.1
- 外音取り込み音が超自然
- 豊かで広がりのあるサウンド
- マルチポイントが便利
- 充電ケースが胸ポケットサイズでQiにも対応
- イヤーピースの選択肢が少ない(おすすめはあり)
4.3
高音
4.4
中音
4.6
低音
4.9
ノイズキャンセリング
4.8
外音取り込み
4.9
利便性
Bluetooth | 5.1 | 最大再生時間 (ノイキャンON時) | 本体5.5時間 /ケース込24時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約3時間 15分の充電で1時間の再生 |
ドライバー | 6.8mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ○ | 質量 (本体片耳/ケース) | 7g/45.1g |
ノイズキャンセリング | ○ | 防水 | IPX4 |
外音取り込み | ○ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ○ | 保証 | 2年 |
マルチポイント | ○ | 公式サイト | こちら |
通話品質や利便性を一切妥協したくない方におすすめの完全ワイヤレスイヤホンが、デンマークのヘッドセットメーカーJabra(ジャブラ)のElite 85t。
周りの音をかき消すノイズキャンセリングは全イヤホン中トップクラスの遮音性で通勤中は快適!
外音取り込み機能でオフィスでも周りの音や声に気づきながら音楽をBGM感覚で聴けます。
オンライン会議や商談が入れば、マルチポイントで接続先を着信や音声出力のあったデバイス側に自動で切り替えてくれます。
マイク性能は完全ワイヤレスイヤホンの中でトップクラスに高く、クリアな音声を相手に伝えてくれるので聞き返されることが少ない。
できる会社員はもっておきたいビジネスユース最強の完全ワイヤレスイヤホンです。
ボクも愛機として使ってました!今は2万円以下で買えることが多いですね!
Jabra Elite 75t
総合評価
4.5/5
- 重低音がズンと響く
- ケースと本体がコンパクト
- 装着感が良くスポーツにも使える
- 通話にも最適
- マルチポイントが便利
- 人によっては低域が多い(イコライザーで調整可能)
- 片耳利用が右側しかできない
4.2
高音
4.1
中音
4.3
低音
4.5
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
4.7
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.1 | 最大再生時間 ※ノイキャンON | 本体5.5時間/ ケース込24時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約140時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IP55 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.9g/44.8g |
外音取り込み | ◯ | 保証 | 2年 |
自動装着検出 | ◯ | 公式サイト | こちら |
Jabra Elite 75tは先ほど紹介したElite 85tの下位モデルですが、こちらもノイズキャンセリング、外音取り込み、マルチポイントなど機能性満載。
ただ、それぞれの性能は85tと比べると劣ります。
音質はElite 85tのバランスの取れたサウンドとは打って変わって激しいドンシャリサウンド。
ロックやポップスをノリよく聴きたい方はElite 75tがおすすめです。
Elite 75tのマイク性能はElite85tと比べると若干劣りますが、完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなりの高レベル。
マルチポイントにももちろん対応しています。
予算を抑えてマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンを探している方におすすめです。
これだけの性能を備えて1万円台で買えるからコスパ超高い!けどJBL LIVE FREE 2の発売によりその地位が危うく……
Technics EAH-AZ60
総合評価
4.7/5
- 艶やかで響きの良いサウンド
- マルチポイント対応
- ノイズキャンセリング性能も非常に高い
- 操作性・装着感がかなりの良さ
- 周りのノイズを取り入れないマイク性能
- ワイヤレス充電に対応していない
- 外音取り込みにもう少し自然さがほしい
4.6
高音
4.7
中音
4.6
低音
4.8
装着感
4.5
ノイズキャンセリング
4.0
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み24時間 |
コーデックha | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 8mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 7g/45g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
EAH-AZ60はPanasonicの高級オーディオブランド『Technics(テクニクス)』より、2021年10月に発売されたモデルです。
特徴が他のマルチポイント対応機とは一線を画す圧倒的音質の良さで、完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの実力を誇ります。
ノイズキャンセリング性能も非常に強く、装着感も軽やかでマイク性能も高いのでビジネスユースにも最適。
Elite 85tと比べると音質はEAH-AZ60の方が上ですが、外音取り込み・ノイズキャンセリング・マイク性能はElite 85tの方が上。
とにかく音質の良さにこだわりたい方はEAH-AZ60がおすすめです。
2021年発売のイヤホンの中でも特に良かった!
Apple AirPods Pro
総合評価
4.9/5
- ノイズキャンセリング性能がとにかく高い
- 外音取り込みのレベルが高すぎて、何もつけていないに等しい
- 装着感が良い
- サイズもコンパクトで持ち運びやすい
- 利便性最強
- 再生時間が短い
- 音質のコスパはイマイチ
3.8
高音
3.8
中音
3.8
低音
4.9
ノイズキャンセリング
5.0
外音取り込み
5.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 ※ノイキャンON | 本体4.5時間/ ケース込24時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 15分充電で3時間動作 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.4g/45.6g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | ○ | 公式サイト | こちら |
ご存じAppleより、世界で一番売れているイヤホン『AirPods Pro』。
こちらに関しては正確にはマルチポイントではないのですが、Appleデバイス同士であればマルチポイントとほぼ同じように使うことができます。
マルチポイントとは違い、クリック音やTwitterのフリック音など余計な効果音で接続先が切り替わることがないので、マルチポイントより精度が高いですね。
音質はそれなり、ノイキャンや外音取り込み、マイク性能など利便性はあらゆる完全ワイヤレスの中で一番良いと感じるほど。
WindowsやAndoroidデバイスがなく、Apple製品しか使わないという方はAirPods Proは超おすすめです。
AppleユーザーはAirPods Proで間違いなし!
Shokz OpenRun Pro
総合評価
5/5
- 骨伝導とは思えない低音の豊かさ
- BGMどころかスピーカー感覚で聴ける
- 超軽快な装着感
- 長時間装着していても痛くなりにくい
- マルチポイント対応
- バッテリー周りも大幅に強化
- 充電が独自規格でケーブルが増える
3.8
高音
3.8
中音
3.6
低音
5.0
装着感
–
ノイズキャンセリング
–
外音取り込み
4.5
マイク性能
5.0
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体10時間 |
コーデック | SBC | 充電時間 | 約10時間 |
ドライバー | 骨伝導 | 充電端子 | 独自規格 |
専用アプリ | ※◯ 対応予定 | 防水 | IP55 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 29g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 2年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
OpenRun Proは骨伝導イヤホンのパイオニア的メーカー「Shokz(旧:AfterShokz)」より、2021年3月1日に発売した史上最高の骨伝導イヤホンです。
骨伝導イヤホンでありつつ臨場感のある低音を鳴らし、まるで「自分だけに聴こえるスピーカー」のような感覚で聴けます。
装着感はかつてフラグシップモデルであった「Aeropex」と同様、なにも着けていないかのような軽快な装着感でスポーツやオフィスワークでも大活躍!
もちろんマルチポイントにも対応しており、WEB会議が始まればそのまま通話にも移行できます。
マイク性能も高く、音楽鑑賞・スポーツ・テレワークなどあらゆる場面で活躍できる究極の骨伝導イヤホンです。
早くも2022年買ってよかったランキングで上位に組み込めるほどの満足度です!
Shokz OpenComm
総合評価
4.5/5
- 通話中に周りのノイズが全く入らない
- 骨伝導としては高音質
- 16時間再生のロングバッテリー
- 長時間着けていても疲れない/痛くなりにくい
- 他のShokz製品と比べてやや重たい
3.6
高音
3.5
中音
3.2
低音
4.5
通話品質
4.8
装着感
5.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 (ノイキャンON) | 本体16時間 |
コーデック | SBC | 充電時間 | 約2.0時間 |
ドライバー | 骨伝導 | 充電端子 | 独自のマグネット端子 |
専用アプリ | – | 防水 | IP55 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 34.3g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 2年 |
OpenCommは骨伝導イヤホンのパイオニア「Shokz」より発売された骨伝導イヤホンにブームマイクが搭載された珍しい構造のヘッドセットです。
耳を塞がない骨伝導方式を採用していることもあり閉塞感がなく、1日中装着していても耳内が痒くならずにずっと快適。
通常のイヤホンと比べると密閉感がなく音質は劣りますが、BGM感覚で聴く程度なら十分すぎる音の良さ。
マイク性能はElite 85tや75tと比べると劣りますが、ブームマイクにより周りの雑音を相手に伝えにくいという特徴があります。
マルチポイント機能で接続先をシームレスに変えながら快適に通話をおこなえます。
骨伝導であれば耳も痒くなりにくい!
Shokz OpenMove
総合評価
4.8/5
- 骨伝導ワイヤレスイヤホンながら1万円を切る高コスパ
- 骨伝導イヤホンにしては音質が十分良い
- 上位機種「Aeropex」と比べても音質はほぼ変わらない
- USB-C充電対応で利便性UP
- 再生時間が6時間とやや短い
- Aeropexと比べると異物感のある装着感(比較しなければ装着感は十分に良い)
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 (ノイキャンON) | 本体6時間 |
コーデック | SBC | 充電時間 | 約2.0時間 |
ドライバー | 骨伝導 | 充電端子 | USB-C |
専用アプリ | – | 防水 | IP55 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 29g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 2年 |
OpenMoveは同じくAfterShokzより、1万円以下で買える骨伝導イヤホンです。
OpenCommと比べると再生時間が6時間と短く、ブームマイクもついていないためマイク性能もイマイチ。
しかし、音質は価格が2倍以上違うOpenCommとほぼ同クオリティ。骨伝導イヤホンながらも豊かな音が特徴です。
マルチポイントにも対応しており、スマートフォンやタブレットなどデバイス間の接続先を自動的に変更できます。
通話メインならOpenComm、音楽や動画・SNS鑑賞メインならOpenMoveがおすすめです。
安くて良い骨伝導イヤホンならOpenMoveで間違いなし!
オーディオテクニカ ATH-CKS330XBT
総合評価
4.8/5
ATH-CKS330XBT
- 5000円以下で買える
- 迫力の重低音
- マルチポイント対応
- 低遅延モードにも対応し低遅延
- とくになし
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 | 本体20時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約2.0時間 |
ドライバー | ダイナミック | 充電端子 | USB-C |
専用アプリ | – | 防水 | IPX2 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 24g |
外音取り込み | – | ゲームモード | ○ |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
ATH-CKS330XBTは日本のメーカー「オーディオテクニカ」から発売されたネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン。
今まで紹介してきたものはどれも1万円超えのイヤホンばかりでしたが、ATH-CKS330XBTは5000円以下でマルチポイントに対応しています。
さらに、低遅延モード搭載でゲームや映画も音声と映像のズレなく視聴ができ、再生時間も最大20時間とスペックや機能性もかなり高い。
音質は迫力の重低音を軸にしつつ全体的に締まりのあるサウンドで、Jabra Elite 75tと比べると解像度は劣りますがロックやポップスなどノリの良いジャンルを楽しく聴けます。
完全ワイヤレス仕様にこだわらず、左右のケーブルが繋がったタイプでも気にしない方にATH-CKS330XBTは安くてめっちゃおすすめです。
マルチポイントに低遅延モードはゲームや動画編集でも活躍するね!
JBL TUNE215BT
総合評価
4.5/5
- BGM感覚で音楽や音声を聴くのに最適
- 洋楽POPS、K-POPとの相性抜群
- マルチポイント対応で通話性能も高く、テレワークにも使いやすい
- 最大16時間再生と1日使ってもバッテリー切れの心配が少ない
- 遅延が少なく、動画を見るのにも最適
- 長時間装着してると耳が少し痛くなってくる
3.4
高音
3.3
中音
3.7
低音
4.0
コスパ
4.3
装着感
4.8
利便性
Bluetooth/ チップ | 不明 | 最大再生時間 | 16時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 2時間で満充電 10分で約1時間稼働 |
ドライバー | 12.5mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | – | 防水 | – |
ノイズキャンセリング | – | 質量 | 18g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ○ | 公式サイト | こちら |
TUNE215は老舗スピーカーブランドJBLが発売するワイヤレスイヤホンです。
首にかけて使うネックバンド式で、周りの音を聞き取りやすいインナーイヤー型、この2つを採用しつつマルチポイントも採用した非常に珍しいイヤホンですね。
オフィスワークに最適で、内線や職場の人の声にも気付きやすい状況でBGM感覚で音楽を聴けたり、耳が疲れたら首に垂らしてネックレス感覚で身につけておくこともできるので色々利便性が高いですね。
音質は豊かで広がりのある低音が特徴で、洋楽POPSなんかに最適!ノリの良い音楽を好んで聴く方は相性抜群ですよ。
オフィスワークに最適!
マルチポイント対応ワイヤレスイヤホンまとめ
以上!マルチポイントの魅力と対応ワイヤレスイヤホンのご紹介でした。
マルチポイントのメリットをまとめると以下の通りです。
- わざわざペアリングをする必要がない
- 別のデバイスに着信があっても1ボタンで受話できる
- タブレットやパソコンの音声もすぐに聞ける
他にもワイヤレスヘッドホンであれば人気どころだと「SONY WH-1000XM4」や「ag WHP01K」も対応しているので、ヘッドホンスタイルが好みの方はこちらもおすすめです。
とにかくこのマルチポイント機能は仕事も遊びも「おうち時間」が増えた今だからこそ便利に使える機能です。
ちょっとした接続の手間がなくなるだけで仕事の生産性も上がり、YouTubeやSNSを見るのもめっちゃ楽になりますよ!
全ワイヤレスイヤホンにマルチポイントをつけて欲しい…っ!
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