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【AfterShokz OpenComm レビュー】ずっと快適!テレワーク向け最強の骨伝導型ヘッドセット

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回は耳を塞がない骨伝導イヤホンに、 口元までマイクが伸びる「ブームマイク」を搭載したAfterShokz(アフターショックス)「OpenComm」をご紹介します!

ブームマイクを搭載した骨伝導イヤホンはかなり珍しい印象で、現場やテレワーク、車の運転中などあらゆるシーンで使えそうですね。

今回はこちらの「OpenComm」がどれほどの実力なのか?メーカー様よりサンプルをご提供いただいたので、実機を使ってレビューしていきます!

総合評価

4.5/5

OpenComm

  • 通話中に周りのノイズが全く入らない
  • 骨伝導としては高音質
  • 16時間再生のロングバッテリー
  • 長時間着けていても疲れない/痛くなりにくい
  • 他のShokz製品と比べてやや重たい

3.6

高音

3.5

中音

3.2

低音

4.5

通話品質

4.8

装着感

5.0

利便性

Bluetooth5.0最大再生時間
(ノイキャンON)
本体16時間
コーデックSBC充電時間約2.0時間
ドライバー骨伝導充電端子独自のマグネット端子
専用アプリ防水IP55
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
34.3g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証2年

レバテックフリーランス様の「ガジェット好きのエンジニアも気になる!話題のウェアラブルデバイスレビューまとめ紹介」の記事でも紹介されました。

Shokz(AfterShokz)製品の比較は以下の記事で行なっています。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

AfterShokz OpenComm 概要

OpenCommの特徴
  • 耳を塞がない骨伝導型ワイヤレスイヤホン
  • ノイズの少ない会話を実現、デュアルノイズキャンセリング・ブームマイクを搭載
  • 最大16時間の使用時間

カラーバリエーションはBlack、Light Gray、State Grayの3色です。

AfterShokz OpenComm 外箱・付属品

OpenCommのパッケージはこちら。安心の2年保証です。

生産国は中国。

付属品一覧はこちら。

付属品一覧
  1. キャリングケース
  2. 充電ケーブル
  3. マニュアル

充電ケーブルは独自のマグネット式を採用。

姉妹機のAeropexと同じ端子を採用しているらしく、互換性がありました。

専用ケーブルとしては使いやすいですが、USB-Cで他のガジェットと互換性を高めてくれた方が、同じケーブルを流用できてありがたかったです。

キャリングケースは大型で堅牢なハードタイプが付属。

中でOpenCommが動いて傷がつかないように、本体を埋め込める専用仕様になっています。

OpenCommを持ち運ぶ時に、こちらのケースがあれば安心ですね。ただ、でかい。

AfterShokz OpenComm 本体

再生時間は骨伝導イヤホンとしてはかなり長い最大16時間の連続再生に対応。

OpenCommの特徴であるブームマイクは左耳側に搭載しています。

ブームマイクは可動式で、最大だと下記画像の角度まで可動します。また、側面に通話ノイズキャンセリング用のマイクが備わります。

先端に通話用のマイクがついており、相手に余計な雑音を伝えず、クリアな音声で会話ができるとのことです。

右側ボタン部の背面には充電用のマグネット端子が備わります。

OpenCommの総重量は34.3g。

姉妹機のAeropexが約26gなので、マイクがついている分重さはありますが、それでも十分に軽量設計です。

かじかじ

耳につけても重みをほとんど感じない!

また、OpenCommはIP55相当の防水に対応しています。

IP55:粉塵からの保護、いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない。
引用元:IP規格・防水保護構造及び保護等級

お風呂やキッチンなど水回りで使用しても安心ですね。

AfterShokz OpenComm ペアリング・操作方法

スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら

STEP
OpenCommの電源が切れた状態で音量UPボタンを長押し
STEP
「設定」→「Bluetoothを開く」
iPhoneホーム画面より、「設定」→「Bluetooth」と選択
STEP
「OpenComm by AfterShokz」をタップする

OpenCommのペアリングはこちらで完了です。

また「NFC」に対応しており、対応スマホであればOpenCommをペアリングモードにしてから、対応スマホをNFCのロゴ部に近づけるだけでペアリングが完了します。

ちなみにiPhoneはNFCに対応していません。

「オートペアリング」に対応しているため、2回目以降は本体電源をONにするだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。

かじかじ

iPhoneがNFCに対応する日は来ないと思ってる。

OpenCommの操作は本体右耳側のマルチボタンと音量操作ボタンでおこないます

操作方法一覧

▽音楽再生

  • 再生/停止 → マルチボタンを1回押す
  • 曲送り → マルチボタンを2回押す
  • 曲戻し → マルチボタンを3回押す
  • 音量調整 → 音楽再生時に音量+ or -ボタンを押す
  • イコライザー変更 → 音楽再生時に音量+,-ボタンを3秒間長押し

▽通話

  • 電話を受ける → マルチボタンを1回押す
  • 着信拒否 → マルチボタンを2秒間長押し
  • 通話終了 → マルチボタンを1回押す
  • 音声ダイヤル → マルチボタンを2秒間長押し
  • 最後に発信した番号にリダイヤル→音楽停止中に2秒間長押し

▽その他

  • 電源オン → 音量+ボタンを2秒間長押し
  • 電源オフ → 音量+ボタンを3秒間長押し
  • バッテリー残量確認 → 音楽停止時に音量+ or -ボタンを押す
  • ミュート → 通話時に音量+,-ボタンを2秒間長押し
  • 言語設定 → ペアリング中にマルチボタンを2回押す

AfterShokz OpenComm レビュー

装着感|軽やかで長時間つけていられる

OpenCommの装着感は前述した通り本体が軽く、着け疲れを感じにくい印象です。

マイクの位置もちょうど口元までくるので、通話品質も安定してくれます。

マイクを使わない間は後部に逃すことができるので、普段使いやジョギング時にも邪魔になりません

マイク部が若干耳の上に触れていますが、耳が圧迫されている感覚はなく、マイクの存在を忘れてしまうくらい気になりません。

「オンライン会議」や「現場での仕事」、「運転中の通話」に長時間着けていても耳が痛みにくく、痒くなりにくいので、快適に運用できます。

装着感(4.8)
かじかじ

ずっとイヤホンをしてると耳が痒くなってくるけど、耳を塞がないので快適よ!

音質|骨伝導の中では最強

OpenCommの音質は、骨伝導ワイヤレスイヤホンの中では最強クラスです。

あくまで「骨伝導の中では」なので期待しすぎは注意ですが、期待をしないで聴くとなかなか良いですよ。

音の特長
  • 高音:伸びはそこまでないが、こもりを感じさせないクリアな音質
  • 中音:ボーカルだけが誇張されすぎることもなく、楽器隊との距離感をフラットに保った
  • 低音:カナル型イヤホンと比べると量感は少ないが、スカスカな印象は全くない。
  • 傾向:フラットで癖のないサウンド。
  • レスポンス:ふつう。

骨伝導イヤホン特有の「モコモコした高音」「スカスカの低音」という感じが一切なく、耳元に自分専用のスピーカーがついているような感じでBGM感覚で音楽を楽しめます。

昔に一度骨伝導イヤホンを聴いてみて

「こんなん音楽を聴けたもんじゃない!」

と感じていた方は、OpenCommを使ってみると

「今の骨伝導イヤホンってこんなに音が良いんだ…。」

と驚かされると思います。

高音(3.6)
中音(3.5)
低音(3.2)
かじかじ

骨伝導イヤホンの音が良くなったというより、AfterShokzの音作りがめっちゃうまい。

通話品質|周りの雑音を全く伝えない

↑こちらでマイクのテストを行なったのですが、近くでドライヤーを使いながらマイクテストをしているのにも関わらず、ほとんど雑音が入っていません

OpenCommはブームマイクとノイズキャンセリングマイクを搭載していることもあり、相手に雑音を伝えない高品質な通話ができます。

リモートワークをしていてZOOMで会議しているときに、家にお子さんがいて騒いでいたり、嫁さんが掃除機をかけたり、犬が吠えていたとしても、相手側に余計な音が伝わることもなく、恥ずかしい思いをすることはがありません

かじかじ

テレワーク最強ヘッドセット降臨。

音の遅延|ほぼない

OpenCommで動画を見たときの音の遅延ですが、驚くほど少なくほとんどズレを感じません

遅延が多いとされる「SBC」コーデックで本当に接続されている?と疑うくらい遅延が少ないですね。

映画やライブ映像でも音ズレは全く気にならず、ゲームに関しても音ゲーでなければ普通にプレイできます。

遅延の少なさ(4.8)

OpenComm とAeropexを比較|その違いは?

OpenMoveの上位機種である「Aeropex」と比べてみました。違いをまとめましたのでご覧ください。

OpenCommの再生時間は約2倍

OpenCommの連続再生時間は最大16時間、Aeropexは最大8時間と2倍の差があります。

ヘビーユーザーの場合、毎日充電をするのもわずらわしくなるので、できれば充電が長く持って欲しいところ。

OpenCommであればWEB会議中に充電が切れるなどのリスクも防げるので安心して使えますね。

音質はほぼ同レベル

OpenCommとAeropexの音質を比べるとほぼ同レベルです。

OpenCommのほうが気持ち高音がクリアで声が聴き取りやすい気もしますが、正直差はわかりにくいです。

装着感はAeropexが上

装着感を比べるとAeropexが勝ります

装着感(重さ)
  • OpenComm → 軽やかな装着感 (33g)
  • Aeropex → まるで何も着けていないかのような装着感 (26g)

Aeropexはマイクが搭載していないため非常に軽量で、装着しても「まるで何も着けていない」かのような装着感を得られます。

ただ、OpenCommも十分軽量で、重みで耳が疲れたり痛くなったりすることもありません。

ボタンの操作性はAeropexが上

操作性の良さはAeropexに軍配が上がるように感じました。

OpenCommはボタン面積が小さいため、操作時にボタン位置ではないところを触ってしまってしまうことがあります。

Aeropexはボタン面積が広いため、そう探しやすかったり誤動作を起こしにくいように感じました。

通話品質は圧倒的にOpenComm

通話品質はOpenCommの強みなので、実力の差があって当然なのですが、かなり性能に差があります。

OpenCommは周りがどれだけ騒がしい環境でも、ほとんど相手側に雑音が伝わりません

一方Aeropexは周りの雑音を取り入れつつ、自分の声もガサガサ。通話用としては使いにくいです。

通話用としてヘッドセットや骨伝導イヤホンを考えている場合はOpenCommをおすすめします。

まとめ|個人的にはOpenCommがおすすめ

比較OpenCommAeropex
音質(3.5)(3,5)
装着感(4.8)(5.0)
通話品質(4.8)(3.2)
再生時間16時間8時間
質量33g26g
防水規格IP55IP67
価格約19,998円(税込)約19,998円(税込)

どちらがおすすめかは使うシーンによっては大きく異なります。

それぞれおすすめのユーザー
  • OpenComm → WEB会議や通話の機会が多い/車や現場など騒がしい環境で通話をする/スポーツやリスニングなどマルチに使いたい
  • Aeropex → 完全にスポーツメインで使いたい/毎朝ジョギングを習慣にしている方

しかし、個人的にはジョギングだけではなくWEB会議の機会もあり、また16時間の再生時間も魅力的。

どちらかしか選べないならOpenCommを選択しますね。

かじかじ

どっちを選ぶか迷うけど、再生時間の違いは大きいのよね。

OpenComm レビューまとめ

総合評価

4.5/5

OpenComm

  • 通話中に周りのノイズが全く入らない
  • 骨伝導としては高音質
  • 16時間再生のロングバッテリー
  • 長時間着けていても疲れない/痛くなりにくい
  • 他のShokz製品と比べてやや重たい

3.6

高音

3.5

中音

3.2

低音

4.5

通話品質

4.8

装着感

5.0

利便性

Bluetooth5.0最大再生時間
(ノイキャンON)
本体16時間
コーデックSBC充電時間約2.0時間
ドライバー骨伝導充電端子独自のマグネット端子
専用アプリ防水IP55
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
34.3g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証2年

OpenCommは骨伝導イヤホンとしてではなく「通話用ヘッドセット」の最高峰のように感じました。

長時間つけていても耳を塞がないので痒くなることもないし、マイク品質も高いのでZOOMでの会議にも最適!

スポーツ用途でももちろん使えるマルチな骨伝導イヤホンですね!

かじかじ

骨伝導イヤホンは「Aeropex」を使っていたけど、「OpenComm」に乗り換えますっ。

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