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デンマークのヘッドセットブランド「Jabra(ジャブラ))」より11月12日に発売した完全ワイヤレスイヤホン「Elite 85t」を紹介します。
- セミオープン型の完全ワイヤレスイヤホン
- 11段階のアクティブノイズキャンセリングを搭載
- 外の音を取り込む「HearThrough(ヒアスルー)機能」を搭載
- 超高性能ノイズレスのマイクを搭載
- 2台のデバイスに同時接続「マルチポイント」に対応
- Qi(ワイヤレス充電)に対応
- IPX4の防水性能
- アプリで自分好みにカスタマイズ
「Elite 85t」は前作大ヒットした完全ワイヤレスイヤホン「Elite 75t」の上位機種で、「アクティブノイズキャンセリング」「ヒアスルー」「マルチポイント」など機能がてんこ盛り。
完全ワイヤレスイヤホンに付帯する機能が全て入っているんじゃないかな….?
今回はこちらの「Elite 85t」と、比較用に一度手放した「Elite 75t」も購入してきましたので、実機を使ってレビューをしていきます!
総合評価
5/5
Elite 85t

- セミオープン型で閉塞感がない
- 外音も体内の音もノイズキャンセリング
- 外音取り込み音が超自然
- 豊かで広がりのあるサウンド
- マルチポイントが便利
- 充電ケースが胸ポケットサイズでQiにも対応
- イヤーピースの選択肢がない
4.4
高音
4.5
中音
4.6
低音
5.0
ノイズキャンセリング
4.5
装着感
5.0
利便性
他の製品との比較はこちら➡︎最強のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンランキング
Jabra Elite 85t 概要
スペック一覧 | Elite 85t |
---|---|
Bluetooth | 5.1 |
コーデック | SBC,AAC |
防水規格 | IPX4 |
ドライバー | ダイナミックドライバー |
質量 | 本体(片耳):7g ケース込:45.1g |
再生時間 | 本体のみ:7時間(ANC ONで5.5時間) ケース込:31時間(ANC ONで24時間) |
充電時間 | 約3時間 |
急速充電 | 15分の充電で1時間の再生 |
充電端子 | Type C |
ノイズキャンセリング | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
保証期間 | 2年 |
定価 | 29,480円 |
アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み、ワイヤレス充電など、AirPods Pro同様、全部入りの完全ワイヤレスイヤホンです。

欲しい機能を全部ぶっ込んできましたね。
Elite 85tのパッケージ。小さくシンプルなデザインです。

パッケージ裏。主要スペックが英語表記で記されています。

生産国は中国。最近はどのメーカーでも中国産ですね。

開封!本体とイヤーピースがお目見えです。

付属品一覧はこちら。

- イヤージェル 3ペア
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
イヤーピースは本体備え付け分を含め3ペア付属。

形状が楕円形のかなり特殊な形状で、Elite 85t 専用に設計されています。
イヤーピースではなく「イヤージェル」という名称で、通常のイヤーピースよりもしっとりとしたグミのような触感です。

USBケーブルは短めのType Cケーブルが付属します。

Elite 85tの充電ケースはこちら。

手の中に収まるほどのコンパクトで薄いデザイン。


充電ケースの寸法は64.9×40.6×28.9(mm)。



AirPods ProやiPhone XRと比べるとこの通り、かなりコンパクトです。

AirPods Proの横幅と比べても、ほぼ同じサイズ。胸ポケットにも収まります。


携帯性が抜群に良い!
充電端子はUSB Type Cに対応。

Qi(ワイヤレス充電)にも対応し、ワイヤレス充電機の上にポンと置くだけで充電ができます。

これがまた便利で、「充電をしたつもりがないのにいつも満充電」のような感覚で運用ができるので、使ったことがない人はぜひ体感して欲しいです。
ちなみに僕の愛用のワイヤレス充電器はこちら

安いのに2台同時に充電ができて便利
再生時間はノイズキャンセリングON時で本体のみで5.5時間、ケース込みで24時間。平均的な再生時間の長さですね。

イヤホン本体は「Jabra」ロゴがあしらわれた無骨さとシンプルさを両立したビジネスライクなデザイン。

内側にはL(左)R(右)の表記あり。

ドライバーは13mm口径のダイナミックドライバーを採用しています。完全ワイヤレスとしてはかなり大口径。
- ダイナミック(D)型ドライバー → イヤホンで一般的に採用しているスピーカー。
豊かで自然な音が特徴。
イヤーピースは楕円形で非常に特殊な形状。

ノズル部も楕円形になっており、他社製のイヤーピースをほぼ使えません。

ためしにfinalの「Eタイプ」を装着してみましたが、耳に全然フィットせず、とても使えたものではありませんでした。

他にもSednaEarfitの全シリーズやSpinFit CP360も使ってみましたが、うまく装着できませんでした。

イヤーピースは純正以外は使えない…。
Elite 85tの総重量は57.8g。

本体片耳で7.1g、ケースのみは43.5gです



イヤホン本体は意外と重ためですが、耳にズシっとくる感覚はありません。
また、Elite 85tはIPX5相当の防水に対応しています。
お風呂やキッチンなど水回りで使用しても壊れる心配がなく安心です。
Jabra Elite 85t ペアリング・操作方法・アプリ
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら

初回は取り出すだけでペアリングモードになりますが、2回目以降はイヤホンを取り出して本体LR両方のボタンを3秒間長押しするとペアリングモードになります。

Elite 85tのペアリングはこちらで完了です。
「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- スマートフォン側のJabra Elite 85tのBluetooth設定を削除する
- イヤホン本体を充電ケースに入れる
- イヤホンのLEDが紫に点滅するまでイヤホンの左右のボタンを長押しする(約10秒)
- 充電ケースの蓋を閉めて5秒間待つ
こちらでリセット完了です。
また、Elite 85tはイヤホン本体どちらかを充電ケースに入れた状態にして、片耳のみ使うこともできます。ただし、R側(右側)でしか片耳で使えませんでした。


通話用ヘッドセットとして使いたい場合は片耳でだけでもOK。
Elite 85tの操作については物理ボタンで行います。

▽音楽再生
- 再生/停止 → R側を1回押す
- 曲送り → L側を2回押す
- 曲戻し → L側を3回押す
- 音量を上げる → R側を長押し
- 音量を下げる → L側を長押し
- ノイズキャンセリング/外音取り込み → L側を1回押す
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を1回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を1回押す
▽その他
- 手動でペアリングモード → 左右のボタンを3秒間長押し
- 音声アシスタント → R側を2回押す
マニュアルはこちら(Jabra 公式サイト)からダウンロードできます
物理ボタンだと誤作動もないため、思い通りの操作ができます。

1クリックでノイキャンとヒアスルーを切り替えられるのが超便利。
アプリにも対応しており、様々な機能が備わっています。

- イコライザー
- 外音コントロールのレベル調整
- サウンドスケープ(環境音を流すだけ)
- 通話品質の調整
- 本体を探す機能
etc…
アプリはこちらからダウンロードできます。

製品レビューと併せてアプリ機能を紹介していきます。
Jabra Elite 85t レビュー
装着感|インナーイヤー型のように解放的
Elite 85tの装着感は耳にフィットした感覚がないのに、耳から落ちずに安定する不思議な装着感です。
セミオープン機構のため、通常のカナル型イヤホンのように密閉しないためそのような感覚になるのでしょう。

違うアングルから見るとこんな感じ。耳からあまり飛び出さずスマートな見た目です。

Elite 85tを装着して30分ほどジョギングもしてみたのですが、全く落ちる気配がなく安定しているんですよね。
また、セミオープン型のため閉塞感が少なく、長時間装着していても耳が蒸れにくい印象です。
iPhone付属のイヤホン「EarPods」のような快適な装着感ですね。
装着感 | (4.5) |

店頭で試しても「なんか装着感悪いな〜」って思うかもだけど、実際に使ってみるとフィットしてるんですよ。不思議。
音質|余裕のある大人なサウンド
Elite 85tの音質レビューの前に、アプリの「MySound」で自分専用にサウンドを最適化しておきましょう。MySoundを設定するだけで音質評価が大きく変わります。



僕の画面だと「テストを繰り返す」になっていますが2回目のテストのためです。初回は他の文言に切り替わっています。
以上で設定完了です。
MySoundで設定する前までは微妙な音かな?と思ってましたが、設定すると中高域が少しうるさい、中低域の量感が少しだけ多いなど、音の気になる部分を見事に補正してくれます。
MySound設定後のElite 85tの音質レビューになりますが、
- 高音:刺さりは一切なく、それでいて上までしっかり伸びるトゲのない高音でこもりは全くなし。ブラス系の楽器やハイハット、アコースティックギターなど生楽器系もそれなりにリアルに再現します。
- 中音:ハリが良いですが主張はしすぎない印象で、ボーカルと楽器隊がフラットな立ち位置で鳴らします。音の厚みもたっぷり出してくれるので、アジカンのような重厚なギターサウンドとの相性が抜群。
- 低音:中低域寄りでズシッと楽曲全体を支えてくれます。広がるような優しいサウンドですが、バスドラムなど重低音はしっかりと締めてくれます。
- 音場:セミオープン型の恩恵かかなり広め。横にも縦にも広くホールのような響きも再現します。
- 傾向:どちらかというとウォーム寄り。
- レスポンス:早めで音数が多くても音がつぶれにくい。
前作のElite 75tとは打って変わってフラット(やや中低域寄り)で豊潤かつ広がりのある大人なサウンドです。
あらゆる面においてハイレベル!
- ロック
- ポップス
- アニソン
- ジャズ
- ヒップホップ
- ソウル
- EDM
苦手なジャンルはほとんどなく、クラシック以外は全部得意ですね。
アプリの「イコライザー」で音質の調整もできるので「低音が足りない」、「高音が足りない」と感じた場合は自分好みにカスタマイズしてみましょう。

総評して、完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなり音質レベルは高いと感じました。Momentum True Wireless2やEAH-AZ70Wには劣りますが、WF-1000XM3よりは音質は好みです。
高音 | (4.4) |
中音 | (4.5) |
低音 | (4.6) |
AirPods Proのように機能性と音質はトレードオフの完全ワイヤレスイヤホンが多いのに、Elite 85tはどちらも高水準で仕上げてきています。

BOSE QuietComfort Earbudsだと中低域寄りすぎと感じた方は、Elite 85tはちょうど良いくらいのはず。
ノイズキャンセリング|ワイヤレスイヤホンの中でトップクラス
Elite 85tのノイズキャンセリングの効果はワイヤレスイヤホンの中でトップクラスの遮音性を誇ります。
QuietComfort Earbuds ≧ Elite 85t ≧ AirPods Pro >>> WF-1000XM3
特にノイズキャンセリング効果が強いといわれている「AirPods Pro」や「QuietComfort Earbuds」と同等クラス、周波数帯によってはそれ以上の遮音性ですが、一部の高周波帯域は遮音しにくいことがあります。苦手な帯域があるのでしょうね。
ノイズキャンセリングがきついと感じる場合は、アプリで調整もできます。

何より驚いたのが、食事中の咀嚼音やジョギング時の地面に着地したときの反動音など、自分の体内から発するモゴモゴとした音もうまく逃がしてくれます。
これはAirPods Proでしか体感できなかったのですが、Elite 85tもセミオープン型を採用することによって耳内の圧力を軽減する構造を採用したことによって実現しています。
ただただ周りの音を遮音するだけでなく、体内で発する不快な音までシャットアウトしてくれる素晴らしいノイズキャンセリングイヤホンです。
ノイズキャンセリング | (5.0) |

セミオープン型のおかげで閉塞感も少ないんだよね。
他の製品と比べてどうなの?と気になる方は最強のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンランキングをご覧ください。
外音取り込み|イヤホンをつけながらでも会話ができる
Elite 85tの外音取り込み機能はかなり優秀で、耳に装着し小音量で音楽を流していても、「ヒアスルー」をONにしておけば普通に会話ができます。
AirPods Pro > QuietComfort Earbuds > Elite 85t > WF-1000XM3
AirPods ProやQuietComfort Earbudsと比較すると外音が少しだけ聴こえにくいようにも感じますが、十分すぎるくらい実用レベルです。
外音取り込み時をONにすると流している音楽をミュートにする設定もあるので、使用環境に応じてカスタマイズをしてみてください。

聞こえすぎる場合はアプリで取り込みレベルを調整できます。僕は常にMAXですが。

また、自分の声をフィードバックしてくれるので、よりスムーズに会話がしやすい印象です。
外音取り込み | (4.8) |

かなりの外音取り込みの自然さ!小音量で音楽を流していても会話ができる!
おすすめの外音取り込み対応の完全ワイヤレスイヤホンでも紹介しています。
本体をなくしてもアプリで探すことができる
アプリで「Find my Jabra」という機能があり、あらかじめ設定しておくことで、イヤホン本体を紛失しても位置情報を確認することができます。

地図上で「だいたいどの位置にあるか?」の確認ができます。

完全ワイヤレスイヤホンという特性上、落としたり失くしたりしやすいので、長く使うためにも必ず設定しておきましょう。

昔、AirPods Proを本気で失くして、アプリの機能を使って見つけたことがあったな…。新幹線の車内にあったよ…。
マルチポイントが超絶便利
Elite 85tには「マルチポイント」という2台のデバイスに同時接続する機能があり、個人用と会社用のスマートフォンを同時に接続することができます。
…というのがセールスポイントということが多いですが、僕の使い方はこちら。
- まずiPhoneにElite 85tを接続して音楽を聴きながら通勤。
- 出社後、会社のWindows PCにもElite 85tを接続しているので、PC側でYouTubeの「作業用BGM」を流すとElite 85tが自動で接続先をPC側に切り変えて音楽が流れる。
- 休憩時間になり、iPhone側から音楽を流すと接続先をiPhoneに自動で切り変えてくれる。
- iPhoneで音楽を聴いていて、PC側からWEB会議の着信があると、PC側に接続を自動で切り替えてくれる。
このように状況に応じてElite 85t側で自動的に接続先を変えてくれます。
マルチポイント機能をしっかりと使ったのは初めてですが、ここまで便利なものだとは思っていませんでした。
WEB会議のたびにヘッドセットのペアリングをし直すのは面倒なので、その動作がないだけでもかなり時短になります。

リモートワーカーの方はこの機能の素晴らしさを是非体感してほしい。
ちなみにマルチポイントの接続方法は、1台目は普通にペアリング、2台目に接続するときは新たにペアリングモード(本体LR両方のボタンを3秒間長押し)を実行して接続し、1台目のデバイスを「Bluetooth設定」から接続しなおせば完了です。
通話品質|ワイヤレスイヤホンで最高クラスの実力
Elite 85tのマイク性能のチェック。今回比較対象としてElite 75tも録音しました。
Elite 85tのマイク性能は周りのノイズが入りにくく、音声をクリアに伝えることにフォーカスを当てたチューニングのため、通話を快適に行いやすいです。
Elite 75tと比べても、中域の音のガサつきが少なく、よりクリアに聞こえやすいように感じました。

また、アプリで通話時に自分の声をイヤホンから流す「側音」の量感や、通話時の音声を「低音寄り」「高音寄り」と切り替えることもできます。

総評して完全ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスのマイク性能。ビジネス用途の通話ヘッドセットとして購入するのにもおすすめです
マイク性能 | (5.0) |

音質も良くて、ノイキャンや外音取り込みも良くて、スポーツにも使えて、通話性能も良いって最強かよ。
音の遅延|少なめ
Elite 85tで動画を見たときの音の遅延は少なく、ライブ映像や映画であっても違和感のない視聴ができます。
少しは遅延があるためゲームプレイには適していません。
遅延の少なさ | (4.5) |
Jabra Elite 85tとElite 75tを比較|違いは?
次に「Elite 85t」と前作の「Elite 75t」を比較していきましょう。

充電ケースはElite 75tのほうが一回り小さくコンパクトです。といってもどちらも胸ポケットサイズでかなりコンパクトです。

本体もElite 75t の方が小さいですね。ドライバー口径はElite 85tは12mm、Elite75tは6mm。
搭載マイク数も異なるためElite 85tが大きくなってしまうのは仕方がないところ。

装着感はElite75tのほうがピタッとハマっているような密閉される装着感です。Elite 85tは長時間着けていても閉塞感がなく、開放的な装着感です。個人的にはElite 85tの方が好みです。


次に音質やノイズキャンセリング、その他機能を比較していきます。
- Elite 85t ➡ 広がりと伸びの良いやや中低域寄りのフラットなサウンド
- Elite 75t ➡ 低域パンチの利いたドンシャリサウンド
ロックやEDMなどゴリゴリに激しく音楽を聴きたい方にはElite 75t。どんな音楽でも加減知らずで激しく鳴らしてしまうヤンチャボーイです。
あらゆるジャンルを品良く聴きたい方はElite 85tがおすすめ。音の加減を熟知しており、優美に聴かせる大人なサウンドです。
どちらか良いかは好み次第かな?と思います。僕は断然「Elite 85t」ですが。
- Elite 85t ➡ 全イヤホン中トップクラス
- Elite 75t ➡ 効いているか効いていないかわかりにくい
Elite 85tは前述した通りトップクラスのノイズキャンセリング性能。体内で響く音でさえ上手に逃し、食事中の咀嚼音やジョギング中の着地した時の反動音までかき消してくれます。
Elite 75tもアップデートでアクティブノイズキャンセリングを使えるようになりましたが正直効いているかどうか分からないレベル。無いよりかマシかな?後付けなので仕方ないです。
- Elite 85t ➡ かなり自然に集音してくれる
- Elite 75t ➡ マイクで拾っている感覚がやや強い
Elite 85tの外音取り込みは、ほぼ自然に集音してくれますが、Elite 75tはマイクで拾っているような感覚が強く、レジ袋をクシャッとた時の音が耳に刺さり不快です。
比較まとめ
比較まとめ | Elite 85t | Elite 75t |
---|---|---|
総合評価 | (5.0) | (4.5) |
高音 | (4.4) | (4.3) |
中音 | (4.5) | (4.0) |
低音 | (4.6) | (4.6) |
装着感 | (4.5) | (4.5) |
ノイズ キャンセリング | (4.9) | (3.8) |
外音取り込み | (4.5) | (3.8) |
再生時間 | 本体のみ:7時間(ANC ONで5.5時間) ケース込:31時間(ANC ONで25時間) | 本体のみ:7.5時間(ANC ONで5.5時間) ケース込:28時間(ANC ONで24.5時間) |
質量 | 本体(片耳):7g ケース込:45.1g | 本体(片耳):5.5g ケース込:45.1g |
防水規格 | IPX4 | IP55 |
充電端子 | USB-C Qi | USB-C |
価格 | 29,480円(税込) | 約19,580円(税込) |
まとめると、
- Elite 85t ➡ 予算が許すなら断然こっち
- Elite 75t ➡ 85tより1万円ほど安いのでコスパは良い
つまり予算次第です。
ただ、僕は予算がこえてしまってもElite 85tを薦めたいです。
それほどまでに完全ワイヤレスイヤホンとして完成された機種です。
Jabra Elite 85t 口コミ
悪い口コミ
良い口コミ
まとめ
- ここが良い → ノイキャンが強い/外音取り込みが自然/2台のデバイスとの接続が便利/音質が良い
- ここがダメ → 本体が大きく装着感が悪い
Twitterのレビューをまとめると以上のとおりです。
どちらの気持ちもすごい分かりますね!僕もElite 85tを初めて装着した時、なんか大きくてフィットしている感覚が全然なかったですもん。
ただ、意外と使い続けてみるとフィットしている感覚がないのに落ちないんですよね。不思議。
しかし、女性の方や耳の小さな方だと本体が大きく感じてしまうかもしれませんね。
Jabra Elite 85t レビューまとめ
総合評価
5/5
Elite 85t

- セミオープン型で閉塞感がない
- 外音も体内の音もノイズキャンセリング
- 外音取り込み音が超自然
- 豊かで広がりのあるサウンド
- マルチポイントが便利
- 充電ケースが胸ポケットサイズでQiにも対応
- イヤーピースの選択肢がない
4.4
高音
4.5
中音
4.6
低音
5.0
ノイズキャンセリング
4.5
装着感
5.0
利便性
- AirPods Proより音質の良い”全部入り”のイヤホンが欲しい
- リモートワーカーの方や職場でオンライン会議が多い方
- 音楽・通話・スポーツなどあらゆるシーンでイヤホンを使いたい
かなり長文になりましたが、以上Jabra Elite85tの紹介でした。
個人的にはAirPods Proと同等レベル、もしくは超えたと思えるような仕上がりでした。
気軽さは「AirPods Pro」が上ですが、Elite 85tはAirPods Proに近い気軽さと、Boseの「QuietConfort Earbuds」に匹敵する音質の良さを持ち合わせていますので、個人的には理想の完全ワイヤレスイヤホン
これは僕の愛機入りに決定です!2020年買ったイヤホンで一番良かった!!
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