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【レビュー】AirPods Pro|iOS14で空間オーディオを搭載

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こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。

結論から言ってしまうと、AirPods Proなしでは生きていけなくなってしまうくらい気に入りました。とにかくノイズキャンセリングと外音取り込み機能がすごすぎる。

2019年10月に発売され、現在でも品切れが全国で続く大人気完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」筆者は初代のAirPodsも約2年間愛用していましたが、電車通勤や街中を歩く時に、外の音が入りすぎて音楽に集中できず。

もう一台カナル型のイヤホンを購入しようと考えていた矢先、こちらのAirPods Proが発売されたため、他の方のレビューを確認してから購入しました。今回の記事ではさらに深掘りしたAirPods Proのレビューをお伝えできればと思います。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

AirPods Pro レビュー

総合評価

4.9/5

AirPods Pro

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: img_0919-1024x768.jpg
  • ノイズキャンセリング性能がとにかく高い
  • 外音取り込みのレベルが高すぎて、何もつけていないに等しい
  • 装着感が良い
  • サイズもコンパクトで持ち運びやすい
  • 利便性最強
  • 再生時間が短い
  • 音質のコスパはイマイチ

3.8

高音

3.8

中音

3.8

低音

4.9

ノイズキャンセリング

5.0

外音取り込み

5.0

利便性

Bluetooth5.0
最大再生時間
※ノイキャンON
本体4.5時間/
ケース込24時間
コーデックSBC,AAC充電時間15分充電で3時間動作
ドライバーダイナミック型充電端子Type C
Qi
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
5.4g/45.6g
外音取り込み保証1年
自動装着検出公式サイトこちら

他の製品と比べてどうなの?と気になる方は最強のノイズキャンセリング完全対応ワイヤレスイヤホンランキングをご覧ください。

パッケージはAppleらしいシンプルなデザイン

AirPods Pro外箱。スクエア型のシンプルなデザインです。

▼開封

付属品一覧

▼ケーブルは最新方式のUSB-C to Lightning

▼イヤーピースケースは単体でも持ち運びができそうなデザイン

▼SサイズLサイズ、そしてイヤホン本体に装着されているMサイズの3種類

本体:丸みを帯びたコンパクトなデザイン

▼フタを開けるとこんな感じ

▼手に収まるほどのコンパクトさ

▼イヤホンを取りだした後

本体:下にニュッとボタン部が伸びている

▼赤丸部分が操作ボタンであるつまみ部分。ここを押し込んで再生、停止などの操作を行う。

▼小さくL/Rの表記あり

充電方法は”Lightningケーブル”か”Qi”

▼Lightning端子に対応。iPhoneと同じ規格で充電が可能です。

▼ワイヤレス充電(qi)対応

筆者は普段こちらのワイヤレス充電で充電しているのですが、これがかなり便利です

仕事から帰宅後、テーブルの上におく感覚でワイヤレス充電器においているのですが、わざわざ充電ケーブルに刺さない分、「充電をしなくちゃ」と言った感覚がなく、「気づいたら満充電になっていた」といった感覚になり、充電のわずらわしさが全くありません!

ペアリング方法

▼背面のボタンを長押しします。

▼iPhoneの画面からAirPodsの接続画面がでてきます。

こちらの接続をタップするだけで、ペアリンクが完了します。恐らくiPhoneで使う場合の完全ワイヤレスイヤホンの中で、一番ペアリングしやすいイヤホンでしょう。同じメーカーということもあり、親和性が高いです。

ノイズキャンセリング機能

ノイズキャンセリング機能は他社の完全ワイヤレスイヤホンと比べても、2020年1月現在では一番効果が強いと思います。首掛けタイプやヘッドホンタイプと比較すると、まだノイズキャンセリング機能が強いものがあるかなといったところ(SONY WI-1000XM3 WH-1000XM3など)装着感も良いので、ノンストレスで音楽を楽しめます。

その他のノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンとの比較はコチラの記事をご覧ください!

こちらのノイズキャンセリング機能は、きちんと耳とAirPods Proが密閉されている状態で初めて機能するのですが、密閉されているかのチェックも「設定」アプリ内で可能です。

▼「設定」アプリ→「Bluetooth」→「AirPods Pro」→「イヤーチップ装着テスト」→「続ける」とタップしていく

▼AirPods Proをしっかり装着している状態だと、このような表示になります。

▼きちんと装着できていない場合はこのような表示に

外音取り込み機能

個人的にはこちらの機能がAirPods Proの真髄だと思います。性能を分かりやすく言うと、EarPodsやAirPodsなどのオープン型イヤホンと同等以上の外音の取り込みの自然さです。

さらに脅かされたことが、AirPods Proを装着しながら食事をしたり、話をしたりするとき、カナル型特有の音のこもり感と言いますか、頭の中に音が響くようなゴモゴモとした不快な感覚が一切ないのです。

この機能によって、お仕事の休憩時間にランチをしながらでも好きな音楽を楽しめるようになりました。

おすすめの外音取り込み対応の完全ワイヤレスイヤホンでも紹介しています。

操作方法

操作方法一覧
  • 1回押すと、再生、一時停止、電話に応答
  • 2回連続で押すと、次の曲にスキップ
  • 3回連続で押すと、前の曲にスキップ
  • 長押しでアクティブノイズキャンセリングと外音取り込みモードを切り替え

つまみを押すとボタンが認識します。カチっと音が鳴る位置があるので、その位置でボタンを押し込むとボタンが反応します。

このノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えが非常に快適で、イヤホンを外すことなくことなくレジでのお会計や、電車に乗っている時のアナウンスの聞き取りをスムーズにできます。

こちらの長押しボタンは「設定」でSiriの呼び出しに変更が可能です。

また「Hey Siri」と話しかけるだけで、曲の再生、電話の発信、経路のチェックなどの操作が可能です。

装着感:ずっと着けていられる

男性の装着画像はこんな感じ。わたくしはそこまで耳は大きくありませんが、ハウジングがすっぽり耳の中におさまります。

女性の耳だとこんな感じ。かなり耳の小さな方でも、問題なく装着できます。

耳の形状にもよるかとは思いますが、個人的には装着感は良好です。

AirPods Proを購入するまではSONY WF-100XM3を使っていましたが、あまり耳に合わず、装着時に落ちてしまうんじゃないかという不安を拭えず途中から使用をしなくなってしまいました。こちらのAirPods Proはそういった不安も感じることなく快適に使用できます。

音質:音にこだわりがなければ十分

音質に関して、価格帯でいえば12000円のコストパフォーマンスの高い完全ワイヤレスイヤホンくらいのレベルです。決して値段に対して音質は良くなく、音質だけを求めて購入される方にとっては「コスパが悪い」と言えるでしょう。

しかしこちらのAirPods Proの真髄は音質ではなく利便性の良さであるため、コスパが悪いと感じたことはありません。

個人的にはAIrPods Proの音質は非常に気に入っており、柔らかくトゲのないバランスのよいサウンドのため、長時間聴いていても疲れにくいです。

外音取り込み機能を併用しながら、BGM感覚でジャズを流しておくと、ちょっとおしゃれなバーにでもいったような気持ちにさせてくれます。家が生活感が溢れすぎて、とてもそんな気分にはなれないですけどね。

途切れにくさ:購入してから1度も途切れたことがない

AirPods Proを購入して1年近くになりますが、1度も途切れたことがありません。

凄まじい接続安定性です。

遅延はほぼ感じない

iPhoneXで使用。ほとんど遅延は感じず遅動画視聴くらいであれば問題なしです。

ゲームでの使用時、タイミングがシビアな音ゲーやFPSはあまり実用的ではないでしょう。

iOS14で追加されたAirPods Proの機能

デバイスの自動切り替え(AirPodsも対応)

AirPods Pro
出典:engadget

iOS14から、AirPodsにデバイスの自動切り替え機能が追加されます!Apple版、最強のマルチポイント機能のようなものですね。個人的にはこれを待ってました!!

iPhone,iPad,Mac,Apple Watchなど、Appleの複数の端末にAIrPodsを接続できますが、違う端末で音声を鳴らす際、毎回手動でAirPodsの接続先を切り替える必要があり、大変不便でした。

iOS14からはこの切り替えが不要!

例えば、iPhoneでBGM感覚で音楽を聴いているときに、iPadでYoutubeで動画を見ようと思ったら、AirPodsからiPadの音声が自動で流れるようになり、そこからiPhoneに着信があれば、そちらに切り替わる仕組みです。

AIrPodsをiPhoneやiPadなど複数の端末で使っている方は分かるかもしれないですが、この機能の追加はめっちゃありがたいです!!さらにアイカツ(iOS端末をつかった活動※勝手に命名)が捗ること間違いなしです!

空間オーディオ

AirPods Pro
出典:engadget

Spatial audio(空間オーディオ)と呼ばれる機能が追加。AirPods Proでなんとバーチャルサラウンド再生が可能になります。

Dolby Atmos、Dolby 5.1、Dolby 7.1の再生時に使用でき、上や後ろ、横など、あらゆる方向からまるで映画館のような臨場感のあるサウンドをAirPods Proで体感できるようになります。

またヘッドトラッキング機能も備わり、頭を動かしても、映画館と同じように正しい方向から音が聴こえてきます。

ふつうはサラウンドヘッドホンを使っている場合、左右上下に散りばめられたスピーカーが頭に対して追従しますが、AirPods ProではiPhoneやiPadに対してスピーカーが追従するようになります。

分かりやすく伝えると、こんなイメージです。

iPhone,iPad = 映画館のモニター

AirPods Pro = 映画館のスピーカー

映画館のような臨場感をいつでも体感できます。そう、Appleならね。

これはiPadでのNetFlixが捗りますなぁ!!もうサウンドバーやサラウンドヘッドホンを用意する必要なしで大迫力のサウンドを体感できますよ!

これがさらに発展して、アーティストのライブが生放送されAirPods Proで聴くと、現場さながらの臨場感を体感できるようになればなとか思ってます。

AirPods Pro評価まとめ

総合評価

4.9/5

AirPods Pro

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: img_0919-1024x768.jpg
  • ノイズキャンセリング性能がとにかく高い
  • 外音取り込みのレベルが高すぎて、何もつけていないに等しい
  • 装着感が良い
  • サイズもコンパクトで持ち運びやすい
  • 利便性最強
  • 再生時間が短い
  • 音質のコスパはイマイチ

3.8

高音

3.8

中音

3.8

低音

4.9

ノイズキャンセリング

5.0

外音取り込み

5.0

利便性

Bluetooth5.0
最大再生時間
※ノイキャンON
本体4.5時間/
ケース込24時間
コーデックSBC,AAC充電時間15分充電で3時間動作
ドライバーダイナミック型充電端子Type C
Qi
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
5.4g/45.6g
外音取り込み保証1年
自動装着検出公式サイトこちら

価格は置いておいて、イマイチなところは正直イマイチではないです。普通くらいの評価です。

他者のイヤホンがこちらのイヤホンを超えることはなかなか難しいのではないでしょうか?勝てるとしたらコスパか音質か、または装着感かといったところ。個人的には2020年発売予定のBoseの完全ワイヤレスイヤホンが気になります。

音質重視の筆者でも、思わずAirPods Proを使ってしまうほどの利便性の高さです。さすがApple・・・ポータブルオーディオファンとしてあまり認めたくないけど、AirPods Pro、控えめに言って最高です・・・。

以上AirPodsPro1ヶ月使用レビューでした!本当に大満足のイヤホンで、しばらく手放すことはないでしょう!2020年にAirPods Proに対抗してどんなイヤホンが出てくるのか楽しみですね!

こちらの記事が参考になりますと幸いです。

その他のノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンとの比較はコチラの記事をご覧ください!

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