Beats Studio Buds買ったんだけど、おすすめのイヤーチップってなにかない?
持ってるイヤーチップ全部試していくから参考にしてみて!
こんにちは、この世に存在するイヤーチップを全て手に入れることを夢見てます、かじかじです。
Beats by Dr.Dreより、初のノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン『Beats Studio Buds』が発売されましたね。
ミニマルかつ『b』のマークがシンプルに際立つデザインが、なんとも所有欲を満たしてくれます。
Beats唯一の完全ワイヤレスモデル『Powerbeats Pro』よりもサイズがコンパクトになり、ノイズキャンセリングも備わったことで利便性も大幅に向上しました。
ただ、オーディオ的な側面で見ると、価格に対して音質がそこまで良くなかったり、高音の刺さりやシャリつきが目立ったり、低音が意外と少なかったりとそこまで満足はしていません。
Beats Studio Budsはイコライザー機能なども搭載していないため、自分好みの音にカスタマイズをするのが難しくなってきます。
そこでおすすめがイヤーチップを他社製のものに変えてしまうこと!
イヤーチップはイヤホンと耳の通り道!
イヤーチップを変えれば、気になる音も自分好みにチューニングしつつ、さらに装着感の向上や、密閉度が上がることによるノイズキャンセリング効果の向上も狙うことができます。
個人的にBeats Studio Budsの改善したい点は以下の3つ。
- 高音の刺さりや雑味を解消したい
- 低音の迫力や量感を増やしたい
- 欲を言えば装着感の良さやノイズキャンセリング効果を高くして欲しい
これらを改善できるベストなイヤーチップを見つけるため、使えるイヤーチップを全て試してみましょう!
なお、軸が長いイヤーチップを使うと充電ケースに干渉してしまい、ケースの蓋が閉まらなくなる可能性がありますのでご注意ください。
今回検証したイヤーピースは全て干渉せずにケースを閉めることができた製品のみ紹介していますのでご安心ください。
それでは検証していきましょー!
Beats Studio Buds におすすめのイヤーチップはどれ?
紹介するイヤーチップ一覧はこちら
メーカー | Beats | AZLA | SpinFit | SONY | final | NUARL | Comply |
製品名 | 純正イヤーチップ | SednaEarfit Crystal for TWS | CP360 | ノイズアイソレーションイヤーピース | TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 | Magic Ear for TWE+ | TG-200 TrueGrip |
総合評価 | (3.0) | (4.5) | (3.5) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (2.0) |
ひとこと | 高域のシャリつきが気になる | 空間オーディオとの相性が一番良い | 高域のシャリつきが目立つかなぁ | シャリつきが抑えられ、装着感もアップ | 音の躍動感は一番すごい | 密閉度も音質も良いけど、ノズルにハマりにくい | 音がモッコモコになった |
素材 | シリコン | LSR | シリコン | フォーム | シリコン | フォーム | フォーム |
音質 | (3.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (4.5) | (4.5) | (2.0) |
迫力 | (3.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (5.0) | (4.5) | (3.0) |
装着感 | (3.0) | (4.5) | (4.0) | (5.0) | (4.5) | (4.5) | (4.5) |
遮音性 | (3.0) | (4.5) | (3.5) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
レビュー | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら |
色々なイヤーチップを試してみましたが、主要のイヤーピースでケースに干渉せずに使えたものは以上の6製品(純正含めると7製品)のみでした。
以上の6製品から実際に使って一番相性の良いイヤーチップはどれか検証していきましょう。
純正イヤーチップ × Beats Studio Buds
TOTAL
3/5
純正イヤーチップ
- 不満はないと言えばない
- 密閉感が若干たりない
- 高域のシャリつきが気になる
3.0
音質
3.0
迫力
3.0
装着感
3.0
遮音性
Beats Studio Budsの純正イヤーチップは傘部の素材も厚めに作られていて、付属としては質が高いように感じます。
ただ、個人的には高域のシャリつきが気になってうるさく感じてしまうことと、密閉度を上げてもっとノイズキャンセリング性能を引き出したいとは感じました。
決してイヤーチップのせいで高域がシャリつくわけではなく、Beats Studio Budsの特性かなとは思いますが、この音を他社製のイヤーチップでチューニングしていきたいですね。
別に純正イヤーチップが悪いわけではないんですよ?
AZLA SednaEarfit Crystal for TWS × Beats Studio Buds
TOTAL
4.5/5
- 躍動感と音の広がりがパワーアップ
- 空間オーディオに最適
- ノイズキャンセリング効果もアップ
4.0
音質
4.0
迫力
4.5
装着感
4.5
遮音性
SednaEarfit Crystal for TWSはかゆみやアレルギー反応が起きにくいLSRという素材を採用し、3Dサラウンドに最適化されたイヤーピースです。
Beats Studio Budsで聴いてみると、純正イヤーピースより音の広がりと締まりが増し、躍動感をより感じられる音に変化しますね。
Apple Musicの『空間オーディオ』との相性が良く、3Dに広がる音に定位が明瞭になり、ライブ感を感じられるようになりましたね。
また、長時間装着していても耳が痒くなりにくく、耳もずっと快適。密閉感がましたことによってノイズキャンセリング効果もさらに高くなったように感じましたね。
空間オーディオで音源を聴いたり、ゲームやアニメを長時間見るという方におすすめ!
SpinFit CP360 × Beats Studio Buds
CP360は医療グレードの高品質なシリコンを採用し、長時間耳に着けていても耳が痒くなりにくいイヤーピースです。
Beats Studio Budsのボーカルラインをより際立たせてくれますが、気になる高域のシャリつきは改善されず。
装着感は良好ですが、密閉感はイマイチな印象でした。
好きなイヤーピースだけど、Beats Studio Budsとの相性はイマイチ。
ノイズアイソレーションイヤーピース × Beats Studio Buds
TOTAL
5/5
ノイズアイソレーションイヤーピース
- 高域の伸びやかさはそのままにシャリつきが改善できる
- 低音の量感や迫力も増した
- 装着感や密閉度も増し、ノイズキャンセリング効果がアップ
- 充電ケースに少し干渉する(Lサイズは入らない)
4.5
音質
4.5
迫力
5.0
装着感
5.0
遮音性
ノイズアイソレーションイヤーピースはSONYが販売する独自開発ポリウレタンフォーム素材を採用したイヤーピースです。
実際に聴いてみると、Beats Studio Budsの高域のシャリつきがなくなり、量感はそのままに刺激だけを抑えたような絶妙なチューニングに。
物足りないと感じていた低音も量感が増し、より迫力を感じられるようになりました。
フォームタイプということもあり装着感も最高で、耳の形状に合わせてピッタリとフィットしてくれます。
ノイズキャンセリング効果もさらに増し、Beats Studio Budsの気になっていた点を全て解決してくれたように感じます。
理想のイヤーピース!
final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 × Beats Studio Buds
TOTAL
4.5/5
- 低音の迫力は一番Good
- 装着感や密閉感もかなり増す
- 高域のシャリつきも際立ってしまう
4.5
音質
5.0
迫力
4.5
装着感
4.5
遮音性
TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様は高級イヤホンブランド『final』が販売する軸の短い完全ワイヤレス向けのイヤーピースです。
音のメリハリが増し、躍動感や低音の迫力、高域の伸びはどのイヤーピースよりも良かったですね。
ただ、シャリつく高音の量感まで増やしてしまうため、逆にアラが目立ってしまうような印象も受けました。
装着感は耳の浅い位置でピッタリとフィットするため耳から落ちてしまいそうな気配は全くなく、ノイズキャンセリング効果もさらに良くなりましたね。
低音の迫力は理想的だったけど、苦手な高音まで際立たせてしまう……。
NUARL Magic Ear for TWE+ × Beats Studio Buds
TOTAL
4.0/5
- 高域の伸びやかさはそのままに刺さりがなくなる
- 低域の量感が増す
- 装着感や密閉度もアップ
- 軸が小さすぎて破損しそうになる
4.5
音質
4.5
迫力
4.5
装着感
4.5
遮音性
Magic Ear+はフォームタイプでありつつも耐久性に優れ、高域の減衰も抑えたイヤーピースです。
こちらもノイズアイソレーションイヤーピース同様、Beats Studio Budsの気になっていた点を全て解決してくれた素晴らしいイヤーピースでした。
しかし、Beats Studio Budsのノズル径に対して軸が細すぎるため、装着するときにイヤーピースやノズルを破損しそうになって怖いですね……。
ノズル径さえ適合していれば理想のイヤーピースだったかもしれない……。
Comply TG-200 TrueGrip × Beats Studio Buds
TG-200はフォームイヤーピースの王道である『Comply(コンプライ)』より発売した完全ワイヤレス向けのイヤーピースです。
装着感・密閉感はともに良好で、耳にピッタリとフィットしてくれます。
しかし、Beats Studio Budsと音の相性が悪く、高域はモコモコ、低域はボヤボヤとしたサウンドになり、ベールを2枚くらい加えた感じの音になりますね。
純正イヤーピースを使っている方がマシです。
TG-200はかなり相性が悪いみたい……。
Beats Studio Budsに一番おすすめのイヤーチップはこれ!
Beats Studio Budsで気になっていた
- 高音の刺さりや雑味
- 低音の迫力や量感
- ノイズキャンセリング効果をさらに高くしたい
これら全ての要望に応えてくれたイヤーチップです。
キツめの高域がサラッとした音に変化して聴きやすくなり、低音の量感も増えるので豊かな音で楽しめるようになりましたね。
装着感もアップしてノイズキャンセリング効果もさらに高まるので、周りの雑音を入れずに作業や音楽に集中したい方にもおすすめ!
Lサイズを使うとケースに干渉しますが、S〜Mサイズであればギリギリケースに干渉することなく収納できます。
Beats Studio Budsの音や装着感に不満がある人は試してみてください!
ランキングをつけるとこんな感じです
1位 SONY ノイズアイソレーションイヤーピース
2位 SednaEarfit Crystal for TWS
3位 final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
以上!Beats Studio Buds に一番おすすめのイヤーピースの検証をお送りしました。
イヤーピースのフィット感や音の好みは人それぞれで、あくまで筆者の主観によるレビューのため、参考程度に見ていただけましたら幸いです。
紹介したイヤーピース一覧はこちら
メーカー | Beats | AZLA | SpinFit | SONY | final | NUARL | Comply |
製品名 | 純正イヤーピース | SednaEarfit Crystal for TWS | CP360 | ノイズアイソレーションイヤーピース | TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 | Magic Ear for TWE+ | TG-200 TrueGrip |
総合評価 | (3.0) | (4.5) | (3.5) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (2.0) |
ひとこと | 高域のシャリつきが気になる | 空間オーディオとの相性が一番良い | 高域のシャリつきが目立つかなぁ | シャリつきが抑えられ、装着感もアップ | 音の躍動感は一番すごい | 密閉度も音質も良いけど、ノズルにハマりにくい | 音がモッコモコになった |
素材 | シリコン | LSR | シリコン | フォーム | シリコン | フォーム | フォーム |
音質 | (3.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (4.5) | (4.5) | (2.0) |
迫力 | (3.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (5.0) | (4.5) | (3.0) |
装着感 | (3.0) | (4.5) | (4.0) | (5.0) | (4.5) | (4.5) | (4.5) |
遮音性 | (3.0) | (4.5) | (3.5) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
レビュー | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら |
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