>>2024年最新版おすすめのワイヤレスイヤホンはこちら

【AVIOT TE-D01m レビュー】装着感が良く外音取り込みもかなり自然!マイルドANC対応TWS

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

凛として時雨のドラムス「ピエール中野」や電気グルーヴの「石野卓球」、ヤバイTシャツ屋さんとのコラボで話題のイヤホンメーカー「AVIOT」より

初のアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01m」が発表されました!

TE-D01mの特徴
  • AVIOT初のノイズキャンセリング機能TWS
  • QCC3040チップを搭載
  • Qualcomm TrueWireless™️ Mirroringを搭載
  • aptX™ Adaptiveに対応
  • 外音取り込み機能を搭載

AVIOT 公式サイトより引用

公式ページより「マイルドANC(アクティブノイズキャンセリング)」という表記がありますが、すごい控えめな主張で気になります…。

果たしてAVIOT初のノイズキャンセリングイヤホンがどれほどの実力なのか?購入してきましたので実機を使ってレビューしていきます!

総合評価

4.3/5

TE-D01m

  • AVIOT TE-D01m
  • 装着感がかなり良い
  • 外音取り込みが自然
  • デザインがおしゃれでカラバリも豊富
  • まろやかで聴き疲れしにくいサウンド
  • ノイキャンの効果が薄い
  • 外音取り込みモード時に再生音量が自動で下がる

4.0

高音

4.1

中音

4.2

低音

3.5

ノイズキャンセリング

4.3

外音取り込み

4.7

利便性

Bluetooth
/チップ
5.2
/QCC3040
再生時間本体10時間
/ケース込50時間
コーデックSBC,AAC,aptX Adaptive充電時間約1.5時間
ドライバー6mm ダイナミック型充電端子Type C
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※本体片耳/ケース
6.8g /53.3g
外音取り込み保証1年
自動装着検出×公式サイトこちら
スペック一覧

他のAVIOTの完全ワイヤレスイヤホンとの比較はこちらの記事をご覧下さい。

1万円以下のおすすめ完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は以下の記事をご覧ください。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

AVIOT TE-D01m 概要

カラーバリエーションは「コーディナルレッド」「アイボリー」「パールホワイト」「ネイビー」「ブラック」の5色展開

かじかじ

どれもアクセサリーみたいでカワイイ!

TE-D01mのパッケージはこちら。

付属品一覧はこちら。

付属品一覧
  1. イヤーピース(シリコン製)4ペア
  2. USB Type Cケーブル
  3. キャリングポーチ
  4. マニュアル

イヤーピースはシリコン製のものが「SS/S/M/L」4ペア付属。

傘部が浅く、軽やかな装着感です。

USBケーブルは少し長めのType Cケーブルが付属します。

TE-D01mの充電ケースがこちら。

小型でコロンとした形状ですが、厚みは少しありますね。

充電ケースの寸法は50.0×34.6×44.6(mm)。

AirPods Proと比べると横幅は同じくらいですが、厚みが約2倍ほどあるため、スキニージーンズのポケットに入れると、ふくらみが目立ちますね。

充電端子はUSB Type Cに対応。

再生時間は本体のみで10時間、ケース込みで50時間とかなり長めです。

充電ケースを開けるとインジゲーターが点灯し、バッテリー残量が確認できます。

バッテリー残量の確認は下の表をご覧ください。

インジゲーター点灯数バッテリー残量
LED1つ点灯〜25%
LED2つ点灯〜50%
LED3つ点灯〜75%
LED4つ点灯〜100%

イヤホン本体はジュエリーのようにおしゃれで高級感のあるデザイン。女性の方でもアクセサリーのように身につけられますね。

内側にはL/R(左/右)の表記もあり、装着する耳を間違えることも少ないですね。

TE-D01mのノズル径は5.3mm、くびれ部は4.0mm。

ノズル長は3.1mmです。

平均的なノズル径で充電ケースのイヤホン収納部も余裕があり、他社のイヤーピースを使いやすい印象です。

SpinFit「CP360」でもこの通り問題なく装着できます。

密閉度と装着感があがるので、この組み合わせはおすすめですよ。

かじかじ

AVIOTとSpinFitは相性良いんだよね。

TE-D01mの総重量は53.3g。

本体片耳で6.8g、ケースのみは39.8gです

かじかじ

平均的な重さですね。

また、TE-D01mはIPX4相当の防水に対応しています。

IPX4:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。
引用元:IP規格・防水保護構造及び保護等級

お風呂やキッチンなど水回りで使用しても安心です。

AVIOT TE-D01m ペアリング・操作方法・アプリ

スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら

STEP
充電ケースから本体を取り出す

2回目以降のペアリングは電源オンの状態で左右どちらかのイヤホンを6秒間長押しでペアリングモードになります。

STEP
「設定」→「Bluetoothを開く」
STEP
「AVIOT TE-D01m」をタップする

TE-D01mのペアリングはこちらで完了です。

「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。

両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。

リセットの手順はこちら
  1. スマートフォンのペアリング情報を削除
  2. 両方のイヤホンを充電ケースにしまう
  3. ケースに入れた状態で両方のタッチパネルを12秒間長押し

こちらでリセット完了です。

また、TE-D01mはイヤホン本体どちらかを充電ケースに入れた状態にして、片耳のみ使うこともできます。

「Qualcomm TrueWireless™️ Mirroring」にも対応していることもあり、左右どちらの耳でも片耳使用ができます。

かじかじ

右だけしか使えないイヤホンもあったりするので、両方使えるとシーンによっては便利ですよ。

TE-D01mの操作はタッチパネルでおこないます。

操作方法一覧

▽音楽再生

  • 再生/停止 → L or R側を1回タップ
  • 曲送り → R側を2回タップ
  • 曲戻し → R側を3回タップ
  • 音量を上げる → L側を3回タップ
  • 音量を下げる → L側を2回タップ
  • ノイズキャンセリングON → R側を長押し
  • アンビエントモード → L側を長押し

▽通話

  • 電話を受ける → L or R側を1回タップ
  • 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
  • 通話終了 → L or R側を1回押す

▽その他

  • 電源ON/OFF → 充電ケースに入れる(手動ではできない)
  • 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し

タッチセンサーの感度は良い意味で悪く、操作を行うつもりでしっかりと押さないと反応がしないため、誤動作を起こすことが少ないです。

かじかじ

タッチセンサーの感度が強すぎると、ちょっと触っただけで音楽が止まったりしますが、TE-D01mはちょうど良い感度!

そして、2020年12月からアプリにも対応しました

アプリでできること
  • 操作ボタンの設定
  • 紛失時に探せるGPS機能
  • イコライザー設定
  • 外音取り込みモードの音量調整

etc

操作ボタンは「音量のアップ・ダウン」「次の曲・前の曲」の割り振りができます。ノイズキャンセリングや外音取り込みのオリジナル設定はできません

GPS機能は最後にBluetooth接続が途切れた場所の履歴から探すことができます。

イコライザー機能は10バンドから設定できますが、個人的には不自然な調整のように感じたためフラットのままにしています。

外音取り込みモードはONにした時の再生音楽の音量を調整できるようになります。

アプリに対応するまでは外音取り込みモードにした時の音楽の停止や音量の調整はできませんでしたが、アプリ対応で少し便利になりした。

かじかじ

ただ、外音取り込みON時にそのままの音量を維持する設定がないのがちょっと不便。

AVIOT TE-D01m レビュー

装着感|AVIOTで一番良い

TE-D01mは耳の形状に沿ったデザインで、耳に入れると自分専用に作られたかのようにピッタリとフィットしてくれました。

女性の耳でも圧迫感がなく、耳からの飛び出しも少ないですね。

同社のイヤホンの中では装着感が特に良く、首を激しく降っても耳から落ちる気がしません。

防水性能も高いので、スポーツ用のBGMとしてもおすすめですよ。

装着感(4.8)
かじかじ

装着感はかなり良い!

音質|マイルドサウンド

TE-D01mの音質はAVIOTの中ではマイルドな印象を受けます。

音の特長
  • 高音:伸びやかではあるが、他のAVIOT製品の中ではモッサリとした印象。刺さりは無く、聴き馴染みの良いサウンド。
  • 中音:少しだけボーカル寄りで厚みのある音。ボーカルが得意というわけでもない。
  • 低音:主張は少なめだけど下支えはしてくれる豊かな音。
  • 音場:広くて音に奥行きを感じやすい。
  • 傾向:ウォーム寄り。
  • 解像度:マイルドなサウンドに対して、それなりには音が分離している印象。

全体的に刺さりのない豊かなサウンドで、音場も広め。刺さりも少ないので聴き疲れはしにくい印象です。

得意なジャンル
  • ポップス
  • アニソン
  • ヒーリング
  • チル

一音一音ごとの付帯音が多く、ロックなど音数の多い楽曲とは相性が悪いように感じました。

ゆったりとしたチルミュージックや、BPMがそこまで早くないポップスとは相性が良さそうです。

高音(3.8)
中音(4.1)
低音(4.0)
かじかじ

聴き疲れしにくいまろやかな音ですね。

他の1万円以下/前後の完全ワイヤレスイヤホンとの音質比較はこちらの記事をご覧ください。

ノイズキャンセリング|そこまで効果は高くない

TE-D01mのノイズキャンセリングをONにすると、なぜかOFF時より外の音が聞こえやすくなります初期不良でした。交換してもらえたら治りました。

ノイズキャンセリング効果はそこまで高くはないですが、電車内や空調、タイピング音など普段の生活で聞こえるちょっとした雑音を、ストレスを感じない程度に遮音してくれる効果はあります。

AirPods ProやBose Quiet ComfortEarbudsのように強烈なノイズキャンセリングではありませんが、音楽鑑賞に干渉しない縁の下の力持ちのようなノイズキャンセリング効果です。

ノイズキャンセリング(3.5)
かじかじ

ノイズキャンセリング目当てで買うと物足りないかも。

他の製品との比較はこちら➡︎最強のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンランキング

外音取り込み|自然に外の音が聞こえる

TE-D01mの外音取り込み(アンビエントマイク)は同社のイヤホンの中では特に自然に聞こえ、装着した状態でも違和感なく会話ができます。

ONにした時に音量を70%くらい自動的に下げるので、コンビニでのお会計時などワンポイントでも使いやすいです。

しかし、外音取り込みにしながらBGM感覚で音楽を聴くときは、OFFにした時に元の音量に戻り、爆音で音楽が流れだすので使用時は注意してください。

外音取り込み(4.5)
かじかじ

TE-D01gvやTE-D01d mk2と比べるとかなり自然になったね!

音の遅延|少なめ

iPhoneと接続して検証しましたがTE-D01mの音の遅延は少なく、映像と音のズレはそこまでありません

AndroidでaptXで接続するとほぼ無くなります。

動画や映画、ライブ映像でも違和感なく見れますね。FPSや音ゲーはズレが気になりますね

遅延の少なさ(4.3)

AVIOT TE-D01mとTE-D01gvを比較

TE-D01gvのペアリングはケースから本体を取り出す

TE-D01mと前作のTE-D01gvと比べてみました。違いをまとめましたのでご覧ください。

比較TE-D01mTE-D01gv
高音(4.0)(4,0)
中音(4.1)(4,3)
低音(4.2)(4,1)
装着感(4.8)(3.9)
再生時間
/ケース込み
10時間/50時間11時間/50時間
外音取り込み
ノイズ
キャンセリング
×
価格(税込)約13,750円約8,910円

音質の違い

TE-D01mとTE-D01gvの音質を比較すると、それぞれ性質が異なるに感じました。

  • TE-D01m → マイルドで厚みのあるサウンド。刺さりが無く聴き疲れしにくい。
  • TE-D01gv → フレッシュで晴れやかなサウンド。解像度や音の粒立ちはこちらの方が良い

好みの差はあるかもしれませんが、個人的にはTE-D01gvが好きでしたね。

装着感は圧倒的にTE-D01m

装着感はTE-D01mが勝ります

  • TE-D01m → 耳の形状に沿ってぴったりフィット。他社のイヤホンと比べてもかなりのもの
  • TE-D01gv → 小さな筐体で耳の小さな人でもフィットしやすい。

TE-D01gvも十分に装着感は良いのですが、それ以上にTE-D01mの装着感が良く、オーダーメイドのイヤホンかのようにぴったりフィットしますね。

外音取り込みもTE-D01mが上

  • TE-D01m → 周りの音が自然に聞こえる。
  • TE-D01gv → 周りの音が明らかにマイクから拾った音に聞こえる

TE-D01gvの外音取り込みはガサガサとしたマイクから拾ったような音でしたが、TE-D01mの外音取り込みはかなり自然で、普通に耳で聞いている感覚に近い聞こえ方です。

おすすめの外音取り込み対応の完全ワイヤレスイヤホンでも紹介しています。

そもそも価格帯が違う

  • TE-D01m → ¥13,750
  • TE-D01gv → ¥8,910

価格を比べると5000円ほど差があるので性能の違いはあって当然でもあります。

コストパフォーマンスの高さはTE-D01gvに軍配が上がります

まとめ|好みと予算次第で分かれそう

どちらがおすすめかは音の好みと予算次第です。

こんな方にオススメ
  • TE-D01m → 聴き疲れしないマイルドな音が好き/外音取り込みが自然に聞こえるイヤホンがほしい/ノイズキャンセリングイヤホンがほしい
  • TE-D01gv → フレッシュでクリアな音が好き/予算は1万円以内に収めたい

価格差はありますが、実力差は価格以上にはないように感じました。ただ、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能があれば便利なので、個人的にはTE-D01m推しです。

AVIOT TE-D01m 口コミ

AVIOT TE-D01mの口コミをツイッターであつめてみました。

悪い口コミ

良い口コミ

https://twitter.com/guruguru245/status/1335958764873076737

ツイッターでも賛否が分かれますね。ノイズキャンセリング周りで不満を持つ方が多いように感じます。

ノイズキャンセリングに期待しすぎると肩透かしを喰らいますが、期待しなければ良い塩梅に使えますよ。

AVIOT TE-D01m レビューまとめ

総合評価

4.3/5

TE-D01m

  • AVIOT TE-D01m
  • 装着感がかなり良い
  • 外音取り込みが自然
  • デザインがおしゃれでカラバリも豊富
  • まろやかで聴き疲れしにくいサウンド
  • ノイキャンの効果が薄い
  • 外音取り込みモード時に再生音量が自動で下がる

4.0

高音

4.1

中音

4.2

低音

3.5

ノイズキャンセリング

4.3

外音取り込み

4.7

利便性

Bluetooth
/チップ
5.2
/QCC3040
再生時間本体10時間
/ケース込50時間
コーデックSBC,AAC,aptX Adaptive充電時間約1.5時間
ドライバー6mm ダイナミック型充電端子Type C
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※本体片耳/ケース
6.8g /53.3g
外音取り込み保証1年
自動装着検出×公式サイトこちら
スペック一覧
こんな人におすすめ
  • おしゃれでカワイイデザインの完全ワイヤレスイヤホンがほしい
  • コンビニやスーパーでイヤホンをつけたままお会計をしたい
  • 耳から落ちにくいイヤホンを探している
  • 聴き疲れしないまろやかな音が好き

TE-D01mは装着感も良くて音質も聴き馴染みが良いので、価格も含め非常にバランスのとれた製品だと思います。

デザインがおしゃれでカラバリも多いので、女性のプレゼントにもおすすめですね!

かじかじ

装着感と外音取り込み機能はマジで最高です。音質もまろやかで聴きやすいですしね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次