2022年も終わりましたね〜
いや〜2022年のワイヤレスイヤホンは本当に豊作中の豊作でした!(多分毎年言う)
SENNHEISERのMOMENTUM True WIreless 3に始まり、2代目AirPods Proや、Boseなど超大手メーカーからそれぞれ新製品が発売されて非常にアツい1年となりました。
ということで最新版完全ワイヤレスイヤホンランキングTOP10!決めていきましょう!
気持ち悪いくらい完全ワイヤレスイヤホン持ってます。100個は軽く超えてる
今回のランキングで重要視するのは「総合力の高さ」と「おすすめのしやすさ」、あと「実際に僕がどのイヤホンを優先的に使うことが多いのか?」を基準にランキングをつけています。
つまりゴリゴリ主観です。
総合力については
- 高音
- 中音
- 低音
- 装着感
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- マイク性能
- 利便性の高さ
これらを総合的に見て採点をつけていますが、評点が高いからといって1位にランクインするというわけでもありません。あくまで参考値としてご覧ください。
またYouTube版では、SAMREC2600を使ったバーチャル試聴も行っています。
こちらで音質・ノイズキャンセリング・外音取り込みやマイク性能の比較なども行っていますが、リアルな音を伝えるのはやはり難しいので、傾向の確認や比較程度にご覧くださいませ!
それではいってみましょう!
動画版はこちら
2023年完全ワイヤレスイヤホンランキングTOP5
10位 SONY WF-1000XM4
総合評価
4.6/5
- 販売価格2万円台ではなかなかの音質の良さ
- 販売価格2万円台では最高クラスのノイズキャンセリング
- ケースもコンパクトでスペックも高い
- ワイヤレス充電が便利
- アプリでカスタマイズし放題
- 周りのノイズを取り入れにくいマイク性能
- アップデートでマルチポイントに対応
- マルチポイントとLDACの併用も可能
- 操作ボタンの振り分けがイマイチ
- 本体が大きい
4.5
高音
4.5
中音
4.5
低音
4.0
装着感
4.7
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.6
マイク性能
4.7
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体8時間/ ケース込み26時間 |
コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用ア プリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ | 質量 ※片耳/ケース込 | 7.3g/41g |
外音取り込み | ○ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ○ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
まあ、コレを選んでおけば間違いないという安心感はありますね。音質・ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・マイク性能がそれぞれ優秀で、とにかく万能です。
ただ、左側だけバッテリーの消耗が早かったりと色々問題があったみたいですが、とりあえずファームウェアで解消はされたみたいですね。
それでも減りが早い人はサポートに問い合わせて修理に出した方が良いかもしれません。
マルチポイントにも対応予定とのことですが、今の所まだファームウェアは配信されていないのでこの順位ですね。
ただ、マルチポイントがついても、現時点ではTOP5には入らないかな?という印象です。
9位 final ZE3000
総合評価
4.7/5
- まるで有線のような音質の良さ
- 音場が広く高域の抜けが凄い
- アコースティックな楽曲との相性が抜群
- 音質のコスパ最強クラス
- 装着感がかなり良い
- タッチセンサーの感度が良すぎる
- ノイキャン・外音取り込み・アプリなどは非対応
4.7
高音
4.5
中音
4.3
低音
4.5
装着感
–
ノイズキャンセリング
–
外音取り込み
4.0
マイク性能
3.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み35時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | 充電時間 | イヤホン本体:約1.5時間 充電ケース:約2時間 |
ドライバー | f-Core for Wireless (ダイナミック型) | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | – | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 42.6g/4.9g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
今でも唯一無二のワイヤレスイヤホンだと思っていまして、15000円台でZE3000に音質面で勝てるイヤホンはいまだに現れていません。
そう考えると、とんでもなくコスパが高いんですよね。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能は備わっていないので、人によっては不便と感じるかもしれませんが、それらの機能が必要なくて1万円台でとにかく音質が良いものを探している人は、ZE3000で間違いないかと思います!
8位 テクニクス EAH-AZ60
総合評価
4.7/5
- 艶やかで響きの良いサウンド
- マルチポイント対応
- ノイズキャンセリング性能も非常に高い
- 操作性・装着感がかなりの良さ
- 周りのノイズを取り入れないマイク性能
- ワイヤレス充電に対応していない
- 外音取り込みにもう少し自然さがほしい
4.6
高音
4.7
中音
4.6
低音
4.8
装着感
4.5
ノイズキャンセリング
4.0
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み24時間 |
コーデックha | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 8mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 7g/45g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
8位はなんと2021年に1位で発表したTechnics EAH-AZ60です。
というか上半期まではこの子2位だったんですけどね。下半期に発売してきたワイヤレスイヤホンが優秀すぎました。
今でも十分実用的な性能を備えているのですが、専売特許であったマルチポイントが他社でも当たり前に搭載してくるようになったんですよね。
それでEAH-AZ60よりも音質が良いものや、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能が高いものが続々と発売してきたので8位に転落です。
まあ今でも音質と機能性のバランスは良くて十分完成度が高い製品だと思います。
ただ、僕は同価格帯だとHUAWEI FreeBuds Pro 2の方が好きでしたね。操作性と外音取り込みやノイズキャンセリングがやはり優秀でした。
7位 ANKER Soundcore Liberty 4
総合評価
4.8/5
- Ankerにしては音質が良い
- 3Dオーディオの臨場感が素晴らしい
- 軽快かつ密閉感の高い装着感
- 感圧センサー搭載で操作性良好
- アプリのカスタマイズ性が高い
- 同価格帯でもなかなかのノイキャン性能
- ヘルスモニタリングが想像以上に優秀
- マルチポイントが神
- ゲームモードが備わっていない
- ボタンの長押し操作が割り振れない
- マルチポイントとLDACの併用が不可
4.1
高音
3.9
中音
4.1
低音
4.8
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
3.8
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.8
利便性
Bluetooth | 5.3 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み24時間 |
コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 本体:約1時間 ケース:約2時間 |
ドライバー | 9.2mm + 6mm ダイナミック | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.8g/55g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 最大2年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
コスパ部門では一番最強だったかな?と思いました。
15000円以下という価格ででデュアルドライバーを搭載しつつも、ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、外音取り込み機能、アプリやマルチポイント、そして3DオーディオやAirPods Proにも搭載していないヘルスケア機能などマジで機能てんこ盛りなんですよ。
またAIrPods Proのように指で挟むだけで操作できるので、誤動作も少なくてめちゃくちゃ使いやすいんですよ。
それぞれの性能もなかなかに高くて、非常にバランスのとれた製品です。
音質もAnkerにしては良くて、とりあえずこだわりがなければコレでよくね?と思えるような完成度でした。
3Dオーディオがかなり優秀で、擬似的ではありますが臨場感のあるサウンドを楽しませてくれるんですよ。音作りも破綻せずに違ったサウンドで楽しめるような印象でしたね。映画好きの方にもおすすめです。
6位 HUAWEI FreeBuds Pro 2
総合評価
4.8/5
HUAWEI FreeBuds Pro 2
- 利便性重視のイヤホンとしては音質がかなり良い
- ノイズキャンセリング性能がかなり高い
- 外音取り込み機能もかなり優秀
- スライドによる音量操作やカスタマイズ性の高さなど、操作性がかなり良い
- ワイヤレス充電やマルチポイントにも対応
- バッテリーの持ちが悪い
- 一部の端末でLDAC接続できない
4.5
高音
4.5
中音
4.5
低音
4.8
装着感
4.7
ノイズキャンセリング
4.7
外音取り込み
4.8
マイク性能
4.8
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体4時間/ ケース込18.5時間 |
コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | – |
ドライバー | mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IP54 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.8g/52.1g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | ◯ |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
6位中国のスマホメーカー「HUAWEI」の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 2」がランクイン。
6位になった理由は高い機能性に対しての音質の良さ。
FreeBuds Pro 2の音質は、フランスの高級オーディオメーカー「DEVIALET(デビアレ)」と共同開発して制作されたこともあって、いままでのHUAWEI製品とはレベルが違います。
非常にスムースで伸びやかな高音と中音、そして優しく広がる低音で心地よく聴ける音作りで、2世代目AirPods Proより実力は上です。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能も初代AirPods Proと同等クラスの実力で、操作も指をスライドさせることで音量操作が可能など操作性も抜群です。
さらにワイヤレス充電やマルチポイント、低遅延モードなど欲しい機能は全て揃っているんですよね。
欠点が2つありまして、ひとつは再生時間が短いこと。最近のワイヤレスイヤホンではめずらしくノイキャンONで4時間、ケース込みで18.5時間とかなり短めです。ただ、充電速度は早いのでこまめに充電してあげればそこまで気になりません。
もう1点が高音質コーデック「LDAC」が一部のスマートフォンとは相性の問題で使えないようで、僕も実際にXperiaでは使えませんでした。
ただ、LDACに対応していないiPhoneで聴いても全然良い音でしたね!
価格も26800円で、さらにAmazonセールとかでも安くなることが多いので、個人的にはかなりアリです。
このスマホメーカーならではの利便性の高さと、高級オーディオメーカーとコラボによる音質の改善により、今回は5位にランクインしました。
5位 NUARL NEXT1
総合評価
4.8/5
NEXT1
- 超美音系の鮮やかなサウンド
- イコライザーが優秀
- 軽快で安定した装着感
- 聞き取りやすい外音取り込み性能
- デザインが美しい
- マイク性能が神
- マルチポイントやワイヤレス充電など機能性が充実
- 操作のカスタマイズがほぼできない(修正予定)
4.7
高音
4.8
中音
4.5
低音
4.8
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.9
マイク性能
4.7
利便性
Bluetooth | 5.3 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体6時間/ ケース込み20時間 |
コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 10mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C ワイヤレス充電 |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5g/40g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | ◯ |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
5位は2022年12月にNUARLから発売された新たなフラグシップモデル「NEXT1」です。
12月発売なのに、いきなり5位にランクインするほどの完成度の高さでした。
今作はNUARLらしい中高域の響きが美しい美音系の鮮やかなサウンドでありつつ、ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント・ワイヤレス充電・アプリ・ゲーミングモードなど完全ワイヤレスイヤホンで欲しい機能が全部入り!
見た目も美しく非常におしゃれで、イヤーウイングもついているので装着感もとても安定します。
音質・機能性ともにNUARLの集大成とも呼べる最高傑作が登場しました。
一番の特徴は「ピュアダイレクトイコライザー」という機能で、メーカーが音を調整する前の素の音を、ユーザー側で調整して、音を作り上げることができる機能です。
イコライザーの調整による音の変化が大きく、それでいて極端に調整しても音が破綻しにくいのが特徴です。美音系のサウンドを味わいつつ、好みの音に仕上げやすいというわけですね。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能もなかなかに高くて、さすがにAIrPods Proのような強烈な精度ではないですが、普通に実用的なレベルです。
驚いたのがマイク性能。もう外部の専用マイクでも使っているのかな?と思うくらいマイク性能が高くて、全ワイヤレスイヤホンのなかでも僕が聞いてきた中では2番目くらいに良く感じましたね。
ボーカルの鮮やかさとか高音のキレイさはNUARLにしか出せない美しいサウンドなので、今までNUARLを愛用してきた方は絶対買いだと思いますよ!
ここから4位ですが、これ以下は全て愛機として使っています。
一応ランキングはつけていますが、どれも1位であってもおかしくないくらいの感覚だと思ってください!
4位 Bose QuietComfort Earbuds Ⅱ
総合評価
4.8/5
- ノイズキャンセリングが全イヤホン中NO.1
- 豊かで臨場感のある低音
- BOSEにしては高音もかなりキレイ
- 圧迫感が少なく、ホールド力も高い装着感
- スワイプによる音量操作が便利
- 外音取り込みもかなり優秀
- ワイヤレス充電に対応していない
- マイク性能がイマイチ
- 欲を言えばマルチポイントがほしい
4.4
高音
4.4
中音
4.6
低音
5.0
装着感
5.0
ノイズキャンセリング
4.7
外音取り込み
3.8
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.3 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体6時間/ ケース込み24時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 本体:約1時間 ケース:約3時間 急速充電:20分で最大2時間 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳 | 約6g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
QuietComfort Earbuds Ⅱは2022年9月に発売されたBoseの最新モデルです。
何よりすごいのがノイズキャンセリングレベルの異常な高さ。この製品が発売したせいで、全ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリングの評点が相対的に下がってしまいました。
そのノイズキャンセリング性能ですが、間違いなく完全ワイヤレスイヤホンのなかでNO.1の実力で、話題になったAirPods Proの第2世代をも余裕で超える遮音性の高さです。
どこで使っても、周りの雑音が「し〜ん」と静まって、まるで誰もいないホテルのラウンジかのようにゆったりとした時間が流れるような感覚です。通勤中の電車のなかでさえもファーストクラスのような感覚ですよ。
ノイズキャンセリングってある程度遮音できればそれでOKかな?と思っていたけど、実際に使ってみたらノイズキャンセリングって高ければ高いほど良いんだなって思いました。
完全に無音になるわけではありませんが、現行で発売しているワイヤレスイヤホンのなかでは、一番無音に近い状態になります。
外音取り込み機能も優秀で、初代AirPods Proより少し聞こえにくいくらいですが、装着した状態で小音量で音楽を聴いていても普通に会話ができるレベルです。
音質も良くて、前作のBoseらしいねっとりとした中低音は薄れて、高域が少しパワフルになってロックやポップスも聴きやすくなったように感じましたね。
装着感も耳穴を覆うような形状と、イヤーフィンがついているおかげで圧迫感がないのに落ちる気がしないという完璧な装着感の良さ。
操作性もすばらしく、音量をスワイプで操作できるのは個人的に評価が高いです。
1位にしようか迷ったほどですが、「ワイヤレス充電に対応していない」「マルチポイントに対応していない」「マイク性能がイマイチ」など他のワイヤレスイヤホンと比べて機能面が劣っているんですよね。
ワイヤレス充電は後付けができないとして、他はファームウェアアップデートでなんとかしてきそうな気もしますね。
2023年にはaptX Losslessと低遅延モードがなんと対応予定と予告をしていますので、アップデート次第では上半期に1位に返り咲くかもしれません。聴いた時の音質の変化がどれくらいにもよりますねー。まだまだ期待ができそうです。
3位 AirPods Pro2
総合評価
5/5
AirPods Pro2
- ほぼ耳な外音取り込み性能
- ノイズキャンセリングはTOP3に入る実力
- 軽快な装着感
- 充電の選択肢が多い
- NO1クラスのマイク性能
- ケースを探す機能が便利すぎ
- スワイプによる音量操作が便利すぎ
- 遅延が非常に少ない
- 裸だとケースに傷がつきやすい
- 音質だけで選ぶなら他にも選択肢がある
4.3
高音
4.3
中音
4.3
低音
4.8
装着感
4.8
ノイズキャンセリング
5.0
外音取り込み
5.0
マイク性能
5.0
利便性
Bluetooth | 5.3 H2チップ | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体6時間/ ケース込み30時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 本体1時間 ケース4時間 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Lightning or USB-C Qi MagSafe AppleWatch用MagSafe |
専用アプリ | △ | 防水 | IPX4 ケースもIPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.3g/g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
AirPods Pro 2は2022年9月に発売された世界で一番売れているイヤホンの待望の2世代目になります。
1世代目と比べると、もう全てがパワーアップしましたね!
ケースにチップとスピーカーが搭載されて、家の中で無くしても音を鳴らして探せるようになりましたし、ケースごと探せるようにもなったので、失くしてしまう心配も少なくなりましたね。
操作性面では、指をスライドさせることによる音量調整も可能になり、Apple Watchやスマホ側で操作せずとも細かい調整が可能になりました。
ノイズキャンセリングは僕が試した中ではBoseに次ぐ2番目に強い遮音性の高さで、はじめは音が消えすぎて逆に怖い感覚までありました。
さらにスゴイのが外音取り込み機能で、前作でもあらゆる完全ワイヤレスイヤホンのなかでもトップクラスの自然さだったのに、さらに進化しています。
耳につけた瞬間にイヤホンが消えるような感覚で、イヤホンを着けているときと外している時の違いがまったく無いに等しいんですよ。
耳を塞いでいるのにながら聴きイヤホンのように耳を塞いでいないような感覚になります。
音質も前作のサラッとした刺激感のない音からメリハリ感が生まれて、解像度も高くなって、「ふつうに音質ええやん」ってレベルまでパワーアップしましたね。
マイク性能もおそらく完全ワイヤレスイヤホンのなかでトップクラスじゃないですかねー。
再生時間も伸びましたし、MagSafe充電にも対応していて便利だしと、本当に操作性や機能性、利便性だけでいえばNO.1です。
音質はある程度でよくて、機能性にこだわりたいAppleユーザーであれば間違いないイヤホンだと思いますので、気になっている方はとりあえず買ってOKレベルです。
2位 AVIOT ピヤホン6(TE-Z1PNK)
総合評価
4.8/5
- ドラムの音を一番再現できている
- ロックやライブ映像との相性がとてつもなく良い
- 高域がよりスムースになって聴きやすくなった
- 充実した付属品
- イヤモニのような装着感の良さ
- マルチポイントに対応
- ワイヤレス充電に対応していない
- LDAC +マルチポイントだと音が途切れやすい
- 外音モードの切り替えがわずらわしい
4.8
高音
4.7
中音
4.8
低音
4.8
装着感
4.0
ノイズキャンセリング
3.8
外音取り込み
4.0
マイク性能
4.0
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体7時間/ ケース込み18時間 |
コーデック | SBC,AAC,LDAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 10mmウーファー+平面磁気駆動型ツイーター | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4相当 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 7g/65.3g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
ピヤホン6は個人的にも大ファンのロックバンド「凛として時雨」のドラムス「ピエール中野氏」監修のワイヤレスイヤホンの第6作目です。
その完成度が凄まじくて、今までに発売してきた完全ワイヤレスイヤホンのなかで一番好きな音質でしたね。
今回はドライバーに従来のダイナミック型と、ツイーターに平面時期駆動ドライバーという高級イヤホンなどで最近使われているドライバーを採用しているのですが、その音がまたスゴイんですよ。
今までツイーターに使っていたバランスドアーマチュアドライバーとは違い、高域がすっごい自然で、サラッとしつつも刺激感のあるなんとも絶妙なバランスに仕上がっているんですよね。
前作のピヤホン5まではロックやメタルが得意な印象でしたが、今作は高域が超伸びるので弾き語りやクラシックなんかもいけます。
低音もかなりの臨場感で、バスドラムの音もとても生々しく鳴らしますし、ギターのキレも超良いですし、ボーカルもパワフルに鳴らしますし、かといってキンキンとはせずにノリ良く刺激的に楽しめるような感じです。
装着感もイヤモニのような形状ですばらしくフィットしていて、音質・装着感などハード面は本当に不満なしです。
機能性面でも、ノイズキャンセリングや外音取り込み、マルチポイントにも対応し、必要十分な性能を備えています。
ノイズキャンセリングは音質に影響がでないようにマイルドな設定にしているみたいですが、それでも少し影響がでるようで、個人的にはオフで運用しています。
気になる点としては、ワイヤレス充電に対応していない点と、LDACとマルチポイントを同時につかうと音途切れが多いという点でしょうか。
あと、アプリでノイズキャンセリングや「オフ」をオフにする機能が搭載されていないので、ノイズキャンセリングモードから外音取り込みモードに移行する際に
ノイズキャンセリング→ノイズキャンセリングオフ→外音取り込み
と2回の動作が必要になってしまうんですよね。この点僕けっこう気にするんですよね……。
音質と装着感だけで評価するならダントツで1位だったのですが、機能性などのソフト面で少し不満が多かったため今回2位にしました。
いや〜ホント最後まで1位にしようかどうか迷いました。
ただ、もう音質面で選ぶなら間違いないので、ふだんロックをメインで聴く方は、ぜひ聴いてみてほしいです。
それでは1位の発表です。
音質でNO1の評価を得たピヤホン6を超えるワイヤレスイヤホンはこちらです。
1位 SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3
総合評価
4.7/5
- どのジャンルも表現力が高い
- 外音取り込み性能が高い
- ノイズキャンセリング性能も実用的
- 操作性がかなり高く、カスタマイズ性も高い
- イヤーフィンのおかげで装着感も安定する
- マイク性能も高い
- マルチポイントもついに対応
- 保証が2年付いていて安心
- 外音取り込み時のホワイトノイズが気になる
- 故障率が多め
4.8
高音
4.8
中音
4.8
低音
4.7
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.8
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体7時間/ ケース込み28時間 |
コーデック | SBC,AAC, aptX, aptX Adaptive | 充電時間 | 約1.5時間 10分充電で1時間動作 |
ドライバー | 7mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.3g/66.4g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | ◯ | 保証 | 2年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
1位は2022年5月に発売されたSENNHEISERの最新フラグシップモデルの「MOMENTUM True WIreless 3」でした。
上半期でも1位で発表しましたが、そのまま逃げ切りましたね!
個人的にはマルチポイントにアプデで対応したのは大きかった!!1位になった理由は、「音質と機能性」を高次元で備えてきたからでしょうか。
音質に関しては、発売当初はコレが一番良いんじゃないかな?と思うくらい衝撃的なレベルで、音の緻密さや伸びの良さ、低域の沈み込みの良さが有線イヤホンのそれ。
3万円以下の下手な有線イヤホンだと喰われてしまうレベルかと本気で思いました。
また1世代前とは違い、ボーカルがとても艶やかに映えて鳴らせるようになったので、ポップスやロックなど最新チャートとの相性も良くなったんですよね。コレがポイントが高かったです。
機能性も申し分なくて、ノイズキャンセリングや外音取り込み、ワイヤレス充電、アプリ、マルチポイントなど必要な機能は全て揃っています。
ノイズキャンセリングは1世代前は効いているかどうかわからないレベルでしたが、今作はかなり実用レベルで、通勤中の電車のなかでもしっかりと遮音してくれます。音質への影響がほとんどないのもGoodポイント。
外音取り込み機能もかなり聞こえやすくて、音楽を小音量で流していても会話ができるレベルですね! ただホワイトノイズが大きいのでそこが残念。
マイク性能も高くて、ノイズへの対策もしっかりとできていて、ビジネス用途でも問題なく使えます。
音質はピヤホン6の方が好きですが、やはり完全ワイヤレスである限りは利便性も求めたいので、ストレスなく使えることも重要ですね。
その利便性の高さと機能性の高さを保ちつつも、音質は完全ワイヤレスでもTOP5には間違いなく入る実力という点で1位にしました。
どれか1台しか持てないなら、僕はMOMENTUM True Wireless 3を選びます。 補償も2年間ついていて安心ですしね!
おすすめのイヤーピースは以下の記事で紹介しています。
完全ワイヤレスイヤホンランキングまとめ
ということで以上、2022年決定版、そして2023年開幕版の完全ワイヤレスイヤホンランキングをお送りしました。
製品比較
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
商品名 | MOMENTUM True Wireless 3 | ピヤホン6 | AirPods Pro | QuietComfort Earbuds Ⅱ | NUARL NEXT1 | HUAWEI FreeBuds Pro 2 | Soundcore Liberty 4 | EAH-AZ60 | final ZE3000 | WF-1000XM4 |
音質 | (4.8) | (4.9) | (4.3) | (4.5) | (4.7) | (4.5) | (4.1) | (4.6) | (4.6) | (4.8) |
装着感 | (4.7) | (4.8) | (4.8) | (5.0) | (4.8) | (4.8) | (4.8) | (4.8) | (4.5) | (4.5) |
ノイズキャンセリング | (4.3) | (4.0) | (4.8) | (5.0) | (4.3) | (4.7) | (4.3) | (4.6) | – | (4.7) |
外音取り込み | (4.5) | (4.3) | (5.0) | (4.7) | (4.5) | (4.7) | (4.0) | (4.0) | – | (4.5) |
マイク性能 | (4.5) | (4.0) | (5.0) | (3.8) | (4.9) | (4.8) | (4.5) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
利便性 | (4.7) | (4.3) | (5.0) | (4.5) | (4.8) | (4.8) | (4.7) | (4.5) | (3.5) | (4.5) |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.3 | 5.3 | 5.2 | 5.2 | 5.3 | 5.2 | 5.2 | 5.2 |
コーデック | SBC,AAC, aptX, aptX Adaptive | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC.LDAC | SBC,AAC,LDAC | SBC,AAC.LDAC | SBC,AAC.LDAC | SBC,AAC, aptX, aptX Adaptive | SBC,AAC.LDAC |
マルチポイント | ◯ | ◯ | △※ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
低遅延モード | × | ◯ | ×※ | × | ◯ | ◯ | × | × | × | × |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IP55 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
再生時間 | 本体7時間/ ケース込み28時間 | 本体7時間/ ケース込み18時間 | 本体6時間/ ケース込み30時間 | 本体6時間/ ケース込み24時間 | 本体6時間/ ケース込み20時間 | 本体4時間/ ケース込み18時間 | 本体7時間/ ケース込み24時間 | 本体7時間/ ケース込み24時間 | 本体7時間/ ケース込み35時間 | 本体:8時間 ケース込:26時間 |
充電端子 | Type C Qi | Type C | Lightning Qi MagSafe AppleWatch用MagSafe | Type C | Type C Qi | Type C Qi | Type C Qi | Type C | Type C | Type C Qi |
価格 | ¥36,300 | ¥39,600 | ¥39,800 | ¥30,300 | ¥29,700 | ¥26,800 | ¥14,990 | ¥27,270 | ¥15,800 | ¥33,000 |
こんな人におすすめ | 音質重視でありつつ、使いやすさにもこだわりたい | 音質重視 ロック・ライブ好き | Appleユーザー 音質より機能性重視 | とにかくノイズキャンセリング最強がほしい | 美音系のサウンドが好き 自分好みのサウンドにカスタマイズしたい | 価格は2万円台に抑えて音質と利便性の高いものが欲しい | 予算を抑えてハイエンド級の利便性が欲しい | 艶やかなボーカルが好き | ノイキャンいらないから音質重視の高コスパイヤホンが欲しい | ど定番が欲しい |
また、動画ではバーチャル試聴なども行っていますので併せてご覧ください!
コメント
コメント一覧 (8件)
動画でおすすめのあったゼンハイザー買いましたが実際、huawei freebuds pro2やbose qc2と比べても頭一つ抜けてますね
イヤーピースレビューもすごく参考にしてます。
いつも買う際のリサーチ工数省けてすごく助かってます
まず最初に、これはこの記事を誹謗中傷するものではありません。
純粋に疑問であることをわかっていただきたいと思います。
TOP10を選ぶにあたりなぜ外音取り込みやマイク性能を注視するのでしょうか?。
イヤホンは本来「音」こそすべて、その音を際立たせるためのノイズキャンセリングに注目するのはわかります。
ですが外音取り込みとマイク性能はイヤホン本来の用途に関係ありますか?。
また「音」こそがすべての観点から言うとコーデックは非常に大切な要素と思います。
それを考慮せずTOP10を選ぶのはなぜですか?。
正直な話、私にはコーデックによる音の違いはわかりません。
ですが音の元プロであるあなたはそうではないでしょ?。
ですからなぜ?と思うのです。
素人の私は漠然とAAC>aptX>LDACと思ってしまっています。
TrueWireless3を持っていますが最近買ったSOUNDPEATS CAPSULE3Proの方がLDACと言う理由だけで音が良いような気がしてしまいます。
「つまりゴリゴリ主観です」とおっしゃる通り良い音はひとそれぞれ、千差万別。
ですがネットでレビューされている方々は少なくとも私よりは音に敏感な方々だと思っています。
にもかかわらず特にSBC/AACしか搭載されていないBOSEのQCEarbudsⅡを評価する方が多数いらっしゃいます。
某レビュアーの方など2022の1位とまでおっしゃっています。
以上のことを鑑み実際コーデックによる音の違いはあまり無いのでしょうか?。
今回の記事でもそのことには触れず、ワイヤレス充電、マイク性能、マルチポイントが弱点とおっしゃっています。
この機種にとってコーデックの不足は取るに足らないほどの弱点でしかないほど良い音なのですか?。
冒頭でも述べた通り、この記事を誹謗中傷するものではありません。
音の善し悪しは人それぞれ千差万別であることも理解しています。
ですからかじかじさんにとってコーデックとは何かなのを教えていただきたいです。
理由は簡単で、完全ワイヤレスイヤホンに求めるのは音質だけでなく利便性も重要だからです!
単純に音楽を聴いているだけではないんですよー。
音楽を聴くだけでなく、動画を見たり、テレワークに使ったりさまざまな用途で使ってます。
普段使っているスマホもiPhoneなので、LDACはあれば便利ですが、AACで音質が良ければそれでオッケーとも思ってます!
コーデックが良い=音質が良いというわけではなくて、LDAC対応のイヤホンより、AACのみしか対応していないイヤホンの方が音質が良いということはザラにあります。
音質にとにかくこだわりたい時は有線イヤホンやヘッドホンを使うので、完全ワイヤレスに求めるのは音質と利便性のバランスですねー。
この度は返信していただき誠にありがとうございました。
私はHNの通りど素人なので『LDAC対応のイヤホンより、AACのみしか対応していないイヤホンの方が音質が良いということはザラにあります』の一文には正直驚きました。
AACよりaptX、aptXよりLDACと頑なに信じているからです。
実際音の違いはわからないのですけれどね…。
ですがわからないからこそコーデック至上主義なんですが。
自分が良い音と思うものが1番良い、それはわかるのですが聴き比べができない以上コーデックに左右されてしまうことが多々あります。
今回のかじかじさんからの返信は元プロの意見としてとてもとても信憑性を感じられるものでした。
MTW3とNEXT1は持っているので試しにQCEⅡの購入を考えてみます。
ありがとうございました。
wf1000xm4、AirPods Pro2、momentum true wireless3持ってる身としては、あとはイヤーピースでの音質向上が如何程かが全てですね。
スパイラルドット++は非常に優秀なのですが、momentumでの使用中、イヤホン外した際にイヤーピース耳に残るトラブルが発生してちょっとビビってます
昨年は非常にお世話になりました。いくつも記事を参考にさせていただき、YouTubeも拝見して、Bose QuietComfort Earbuds Ⅱを購入しました。ノイキャン最高。マックがスタバになったかのような感覚でした。最高の買い物でした。ありがとうございました。
もしあるならば、ノイキャンの効いた有線イヤホンも欲しいと思いました。
そこで、音質等他の要素は度外視で、5万円以下くらいでノイキャン性能の良いおすすめの有線イヤホンもご教示願えませんでしょうか。
お返事いただければ幸いです。
>>ヤンモさん
有線タイプのノイズキャンセリングイヤホンはほぼ絶滅状態なので、Boseで問題ないかと思います!
ノイズキャンセリングではないですが、SHUREは有線イヤホンの中でも遮音性が特に高いですよ!
AONIC5とか
かじかじさん、お返事ありがとうございます。
有線はほぼないのですね。
有線タイプならばノイズキャンセリングも時間無制限に使えると思っていたのですが、どうやらそうではないのですね。
お手数おかけいたしました。ありがとうございました。