final ZE3000 レビュー|これは線のない有線イヤホンだ

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評価:5

こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回は日本のオーディオブランド「final(ファイナル)」より、12月17日に発売した初の本格的な完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000」をご紹介します。

ZE3000本体

ZE3000は有線イヤホンであり累計販売台数を数十万台を超えるベストセラーイヤホン「E3000」を、完全ワイヤレスの仕様で超えるというコンセプトのもとで制作されたイヤホンです。

個人的にはE3000の音を超えるどころか、1万5000円台の有線イヤホン「A4000」と肉薄したくらいの実力がありますね!

完全ワイヤレスイヤホンなのに有線イヤホンで聴いているかのような、そんな錯覚を覚えるほどの自然でアナログな感じの音作りではありました。本当に素晴らしい製品です!

ということでZE3000を実機を使ってレビューしていきます。ぜひ最後までごらんください!

総合評価

4.7/5

ZE3000

  • ZE3000
  • まるで有線のような音質の良さ
  • 音場が広く高域の抜けが凄い
  • アコースティックな楽曲との相性が抜群
  • 音質のコスパ最強クラス
  • 装着感がかなり良い
  • タッチセンサーの感度が良すぎる
  • ノイキャン・外音取り込み・アプリなどは非対応

4.7

高音

4.5

中音

4.3

低音

4.5

装着感

ノイズキャンセリング

外音取り込み

4.0

マイク性能

3.5

利便性

Bluetooth5.2最大再生時間
※ANC ON時
本体7時間/
ケース込み35時間
コーデックSBC,AAC,aptX,aptX Adaptive充電時間イヤホン本体:約1.5時間
充電ケース:約2時間
ドライバーf-Core for Wireless
(ダイナミック型)
充電端子Type C
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
42.6g/4.9g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント公式サイトこちら
【VGP2022金賞】 final (ファイナル) ZE3000 ワイヤレスイヤホン・2021冬発売・最新の音響工学、音響心理学の研究成果を踏まえた 設計・Bluetooth 5.2・IPX4防水・aptX Adaptive対応・接続安定・音楽・リモートワーク・スポーツ(WHITE)
ファイナル(final)

動画でも紹介しています

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

final ZE3000 概要

final ZE3000 概要
ZE3000の特徴
  • 新設計ドライバー「f-Core for Wireless」搭載
  • 筐体の内部圧力を最適化する「f-LINK ダンピング機構」
  • カスタマイズしたかのような装着感
  • aptX adaptive対応

特に特徴的だと思った機能が「f-LINK ダンピング機構」。

本来はイヤホン本体に「ベント孔」という小さな穴を開けて、筐体内の空気を外に逃すことによって自然な音域を作り上げているのですが、完全ワイヤレスイヤホンに孔を開けてしまうと防水性能がなくなってしまうんですよね。

「f-LINK ダンピング機構」はベント孔を開けずに、開けたときと同様に内部圧力を調整して自然な音域を作り出すとんでもない技術なんですよ。

f-LINK ダンピング機構

他の完全ワイヤレスイヤホンだと内部圧力を逃すことができないため、デジタルチューニングを施すことによって音が自然になるように調整しているのですが、ZE3000はアナログ回路だけで音を作り上げているんですよ

それらのチューニングによって、完全ワイヤレスなのにまるで有線イヤホンのような音質を手に入れることができたようです。

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色ですが、今回はホワイトでレビューしていきます。

カラーバリエーションはブラックとホワイト

final ZE3000 外観・付属品

パッケージ

ZE3000のパッケージはいつものファイナルらしい白を基調としたすごいシンプルなパッケージです。ファイナルのロゴを見ただけでテンションががりますね。

final ZE3000のパッケージ

開封してみるとこんな感じ。

final ZE3000のパッケージを開封

付属品|イヤーピース5ペア、充電用USB-Cケーブル、マニュアル

付属品一覧
final ZE3000の付属品
  1. final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 SS/S/M/L/LLサイズ
  2. USB Type Cケーブル
  3. マニュアル

TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様というイヤーピースが5ペアが入っています。

final ZE3000のイヤーピース

個別でもレビューをしたことがあるくらい素晴らしいイヤーピースで、軸が短めでありつつも耳内をしっかりと密閉してくれますよ

USBケーブルは短めのType Cケーブルが付属します。

final ZE3000付属のUSB-Cケーブル

こちらにはロゴなどは特に入っていないです。

充電ケース・本体

ZE3000の充電ケースはパッと見は意外と大きく感じますね。ただ、そこまで重たくは無いですね。

final ZE3000の充電ケース

表面は少しザラッとした質感で皮脂や汚れがつきにくく、ポテチを食べた後の指でも汚れが目立たなさそうな感じ。

天面にはfinalのロゴが入っています。

final ZE3000の充電ケースの天面

このロゴがめちゃめちゃ好きで、今までfinalは有線イヤホンメインだったからロゴを拝むことがあまりなかったですが、完全ワイヤレスになっていつでもロゴを拝めるようになりました。

WF-1000XM4と比べると大体同じくらいのサイズ感ですね。ただ、ZE3000のほうがだいぶ軽いです。

final ZE3000とWF-1000XM4を比較
final ZE3000とWF-1000XM4を比較

充電端子はUSB Type Cに対応しています。ワイヤレス充電には対応していません。

final ZE3000の充電端子はUSB-C

充電ケースを開けるとこんな感じ。本体のfinalロゴがチラリと見えるのがファンにはたまらないですね。

final ZE3000の充電ケースを開封

取り出すときも、本体の角の部分に指を引っ掛けやすくて、見た目以上に取り出しやすい印象です。

final ZE3000の充電ケースから本体を取り出す

本体は全体的に角ついた感じのデザインですね。A4000と形状とよく似ていますね。個人的には大好きなデザイン。

final ZE3000の本体

本体内側はfinalとZE3000のロゴが入っています。

final ZE3000の本体の内側

A4000と比べても一回り大きいですが、本体が軽量な分、装着感はかなり良好ですね。

final ZE3000とA4000を比較
final ZE3000とA4000を比較

ノズルは少し短めではありますが平均的なサイズ感。イヤーピースは特に変更する必要もなく、付属のType E 完全ワイヤレス仕様で十分かなと思います。

final ZE3000のノズル

最後に重さですが、総重量が42.6g、見た目に対して結構軽いですね。本体のみで4.9gこれは平均的な数字ですね。

final ZE3000の総重量は42.6g
final ZE3000の本体の重さは4.9g

ということで、実機のチェックはここまでにして、実際にZE3000を使っていきましょう。

final ZE3000 レビュー

装着感|ピッタリと耳に収まる

ZE3000の装着感はなり良い方だと思いますね。

実際に付けてる感じかこんな感じで、耳の外側、耳の中と、耳の入り口ので3点で支えて耳に固定することによって、かなり安定した装着感を得ることができます

final ZE3000の装着画像

前から見てもこんな感じで、耳からの飛び出しも少なくスマートな印象です。本体も結構軽いので、動いたりとかしても全然落ちる気配が全くないですね。

final ZE3000の前アングルからの装着画像

今回はホワイトでレビューしていますが、ホワイトは色味が若干目立つかなという感じですね。あと、防水性能はIPX4とそれなりに高いので、スポーツ用でも十分使えるかなといった印象ではありますね。

遮音性もノイズキャンセリングほどではないのですが、周りの音をわりとシャットアウトしてくれるので通勤通学用でも問題なく使えると思います。

装着感(4.8)

音質|線のない高級有線イヤホン

ZE3000の音質ですが一言で表すとすれば、「線のない高級有線イヤホン」です。

有線イヤホンで聴いていると錯覚してしまうほどの自然な音域と破綻のない音作りでしたね!

final ZE3000

音の特徴をザッとまとめてみましたのでこちらをご覧ください。

音の特長
音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
  • 高音:高域が伸びるというか広がっていく感じのサウンドで、アコースティックなサウンドとめちゃくちゃ相性が良い。電子サウンドであっても生っぽく聴かせてくれる高音。
  • 中音:他の帯域と比べてもフラットな印象ですが、男性ボーカルとの相性も良い。低いところから高いところまで刺さりがなく、自然に聴かせてくれるような感じではありましたね。
  • 低音:一聴するとスッキリ系かなという感じはするんですけど、EDMやヒップホップとか聴いてみると低音をしっかりと鳴らすような印象。空気感がある低音を見事に再現してくれるような感じではありました。
  • 傾向:やわらかく そして繊細な感じの音。ソフト&ウェット。
  • 解像度:2万5000円以下の中ではトップクラスというくらい解像度高いです。同価格帯の中では圧倒的な実力ですね。

得意なジャンル

  • アコースティックな楽器を使った楽曲全般

15000円という価格なのに、「音質が一番良かった完全ワイヤレスイヤホンTOP5」にも間違いなくランクインできるほどの実力を備えています。コスパやばすぎ!

全体的に電子音を使わないアコースティック楽曲との相性が良かったような印象。あくまで相性が良いというだけであって、ロックやポップスも超心地よく聴かせてくれます!

アーティストで例えると、「YOASOBI」より「ヨルシカ」「凛として時雨」より「TK from 凛として時雨」の方が相性が良いみたいな、そんな感じの音です。わからなかったらごめんなさい。

高音(4.8)
中音(4.7)
低音(4.7)
【VGP2022金賞】 final (ファイナル) ZE3000 ワイヤレスイヤホン・2021冬発売・最新の音響工学、音響心理学の研究成果を踏まえた 設計・Bluetooth 5.2・IPX4防水・aptX Adaptive対応・接続安定・音楽・リモートワーク・スポーツ(WHITE)
ファイナル(final)

他のイヤホンと比較すると?

まずE3000と比べたときは、ZE3000の方が圧倒的に上かなと感じました。

高域の抜け感とか定期の高解像度であったりとか、全体的に1ランク2ランク上の音かなという感じ。E3000を超える完全ワイヤレスというコンセプトですけど、個人的にはA4000を完全ワイヤレスにしたような音に感じました。

実際にA4000と比べてみると、音の緻密さや、高域が消え入りそうな余韻部分の情報量はA4000の方が上

ただ、ZE3000は音質が劣っているというより、単純にワイヤレスで繋がってる分のハンデキャップがあるような感じで、実力的にはほぼ同じなんですよね。

final ZE3000とA4000を比較

そして、音場に関してはA4000よりZE3000の方が広く、勝っている点もあります。

またZE3000は、A4000とE3000のちょうど間のようなチューニングで、柔らかさと繊細さで解像度感をちょうどいいラインで足した感じの音。

チューニングの好みだけで言ったら、ZE3000の方が好きかもしれないですね。

約3万円のSONY WF-1000XM4と比べてみても、僕が聴いた感覚では同レベルの実力は備えているように感じましたね。

final ZE3000とWF-1000XM4を比較

WF-1000XM4は「DSEE」という圧縮音源を擬似的にハイレゾ相当にアップスケーリングさせる機能が備わっているため、音の厚みや緻密さは上のように感じます。

ただ、高域の抜けや音の自然さはZE3000の方が上のように感じ、正直音の好みくらいの差しか無いんですよね。なんだったらボクはZE3000の方が好き。

そして、WF-1000XM4は約3万円ほどですが、ZE3000は1万5000円と約2分の1の価格。ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能が必要なければZE3000で十分すぎるくらい音質が良いですよ!

操作について

ZE3000の操作はタッチパネルで行います。操作方法一覧は以下をご覧ください。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を1回タップ
曲送りR側を長押し
曲戻しL側を長押し
音量を上げるR側を2回タップ
音量を下げるL側を2回タップ
電話を受ける着信中にL or R側を1回タップ
着信拒否着信中にL or R側を2回タップ
通話終了着信中にL or R側を長押し
ペアリングモードへの移行イヤホンの青いインジゲーターが点滅してる間にLorRを7秒間長押し

良くできていると思ったのが、下記の画像のような平面になっている部分のみがタッチパネルになっているという点。

final ZE3000のハウジング

装着位置を変更するために耳の奥に押し込むと際、手前の面を使って押し込めばタッチパネルを触らずに調整できるんですよね。

final ZE3000のタッチパネル
タッチパネルに触れずに装着位置を変更できる

ただ、タッチパネルに関しては感度が高すぎるんですよね。ちょっと触れただけで反応してしまいます。その点は個人的に気になりましたね。

通話品質|それなりに良い

ZE3000のマイク性能ですが、それなりには良いかとは感じましたね。

音声を録音してみましたので、よければ下の音声ファイルを聴いてみてください。

声が聞き取りやすく普通に使えるように感じましたね。

ただ、ノイズ対策は弱い印象で、屋外など騒がしい環境だったり、家で通話をする際に家庭内の音とか聞かれたくない方はあまりおすすめできない印象でしたね。

通話品質(4.0)

こちらも参考にしてくださいね

音の遅延|動画であれば問題なし

ZE3000の映像と音声のズレですが、ほとんどないですね。

本当に動画やライブ映像を見ても、口元のずれとか演奏のズレがほとんどなく、違和感なく楽しめる印象ではあります。

ただ、音ゲーやFPSをすると、タップしたタイミングと数テンポずれてしまうので、タイミングがシビアなゲーム用途にはおすすめできないなという感じですね。

遅延の少なさ(4.5)

final ZE3000 まとめ

ZE3000をまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.7/5

ZE3000

  • ZE3000
  • まるで有線のような音質の良さ
  • 音場が広く高域の抜けが凄い
  • アコースティックな楽曲との相性が抜群
  • 音質のコスパ最強クラス
  • 装着感がかなり良い
  • タッチセンサーの感度が良すぎる
  • ノイキャン・外音取り込み・アプリなどは非対応

4.7

高音

4.5

中音

4.3

低音

4.5

装着感

ノイズキャンセリング

外音取り込み

4.0

マイク性能

3.5

利便性

Bluetooth5.2最大再生時間
※ANC ON時
本体7時間/
ケース込み35時間
コーデックSBC,AAC,aptX,aptX Adaptive充電時間イヤホン本体:約1.5時間
充電ケース:約2時間
ドライバーf-Core for Wireless
(ダイナミック型)
充電端子Type C
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
42.6g/4.9g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント公式サイトこちら

こんな人におすすめ

  • 音質に特化した完全ワイヤレスイヤホンを探している
  • 予算は1−2万ほど
  • ノイズキャンセリングや外音取り込みは必要ないから、とにかく音質にこだわりたい

※タブで切り替えができます

ZE3000は有線イヤホンで聴いているような錯覚を起こすほどの自然なサウンドで、なにより音場が広くて高域の抜けが素晴らしいですね!

アコースティック楽器を使った楽曲との相性がとても良く、音質だけで言えば1万5000円って考えたら間違いなくコスパ最強クラスです。

final ZE3000

音質グレード的には、2万5000円前後の完全ワイヤレスイヤホンの中でも十分対抗できるレベルですね。むしろそれ以上の実力かも!

完全ワイヤレスイヤホンを探していて、一番に音質をこだわりたい方に自信を持っておすすめしたい製品です。

以上!ZE3000のレビューをお送りしました。

【VGP2022金賞】 final (ファイナル) ZE3000 ワイヤレスイヤホン・2021冬発売・最新の音響工学、音響心理学の研究成果を踏まえた 設計・Bluetooth 5.2・IPX4防水・aptX Adaptive対応・接続安定・音楽・リモートワーク・スポーツ(WHITE)
ファイナル(final)

動画もアップしていますので併せてごらんください!

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