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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンで有名なAnker(アンカー)から、ついに初のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」が発売!
ノイズキャンセリングだけでなく、外音取り込み、ワイヤレス充電、アプリ対応、自動装着検出などを備えつつ12980円という価格設定。
普通に2万円以上しそうなスペックなのに、すでにコスパ最強感がすごいっ。
今話題のアーティスト「Rin音」さんとのタイアップCMも実現していますね。
ただ、今までのAnker製品は機能性は良いけど音質は価格相応みたいなイメージだったので、そこが少し心配。
果たして実力はどれほどのものなのか?購入してきましたので実機を使ってレビューをしていきます!
総合評価
4.2/5
- ノイズキャンセリングは同価格帯最強クラス
- 音質はHearIDで化ける
- アプリのカスタマイズ性が高い
- ワイヤレス充電が便利
- ケースもコンパクトで携帯性が高い
- ハイレゾ対応コーデック『LDAC』にも対応
- 外音取り込み性能がもう少し優秀であって欲しい
- マルチポイントが欲しい
4.0
高音
3.9
中音
4.1
低音
4.6
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
3.8
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 ※ノイキャンON | 本体6時間/ ケース込21時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約2時間 15分充電で2時間動作 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.2g/60.7g |
外音取り込み | ◯ | 保証 | 18ヶ月 会員登録で+6ヶ月 |
自動装着検出 | ◯ | 公式サイト | こちら |
2021年8月12日発売の最新機種『Soundcore Life P3』を含めた他のAnkerのイヤホンとの比較は以下の記事をご覧ください。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro 概要
Soundcore Liberty Air 2 Proの特徴がこちら。
- Anker初のアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレス
- シーンに合わせた3つのノイズキャンセリングモードを搭載
- 新設計のドライバーを搭載
- アプリの「HearID」機能で自分の耳に最適な音に自動でカスタマイズ
- 外音取り込み機能も搭載
- コーデックはSBC,AAC
- ワイヤレス充電にも対応
- 再生時間はノイキャンONで本体6時間/ケース込み21時間
カラーバリエーションは海外では4色展開ですが、国内ではブラック・ホワイトの2色展開のようです。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのパッケージ・付属品
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のパッケージ。今までのSoundcoreシリーズらしいパッケージング。内側にはノイズキャンセリングの説明も記載しています。
付属品一覧はこちら。
- イヤーピース(シリコン製)9ペア
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
イヤーピースはシリコン製のものが9ペアとかなり豊富な付属内容。イヤーピースが合わなくても数打てば当たる戦法ですね。ユーザー想い。
M、Lサイズには別途M+、L+というサイズが用意されており、少しだけ背が高く密閉しやすいものが付属しています。個人的にはM+がしっくりきました。
USBケーブルは「soundcore」の印字があるUSBケーブルが付属。
保証期間は公式サイトで会員登録をすると6ヶ月追加の2年間保証になるので、必ず登録しておきましょう。
購入した時用に会員登録ページのリンクも貼り付けておきます。
2年保証は安心して使えますね。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケース・本体
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の充電ケースはこちら。
非常に薄型で小さく、胸ポケットにも入るくらいコンパクト。
充電ケースの寸法は62.0×60.0×30.0(mm)
特にコンパクトだと言われているAirPods ProやJabra Elite85t、そして姉妹機であるSoundcore Life A2 NCと比べてもこの通り同等サイズ。アウターやバッグ、ズボンのポケットに入れてもかさばりませんね。
充電端子はUSB Type Cに対応。さらにQi(ワイヤレス充電)にも対応しています。ワイヤレス充電は充電したつもりがないのに、ずっと満充電になっているような感覚で使えるのでマジで使うことをおすすめします!
再生時間はノイズキャンセリングON時、本体のみで6時間、ケース込みで21時間。AirPods Proで本体が4.5時間しかもたないため、比較するとかなり長め。
充電ケースを開けるとインジゲーターが点灯し、バッテリー残量が確認できます。
バッテリー残量の確認は下の表をご覧ください。
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点滅 | 〜10% |
LED1つ点灯 | 10〜30% |
LED2つ点灯 | 30〜70% |
LED3つ点灯 | 70〜100% |
イヤホン本体はAirPodsのような下にアンテナ部が伸びるスティック型を採用。通電カバーもばっちりついています。
側面には「Soundcore」と「d」マークがプリントされており、まさにスマートデバイスと呼べるようなデザインでカッコいいです。さすがAnker、デザインにも一切の妥協なし。
ドライバーは10層のナノレイヤーで構築した「PureNoteドライバー」を採用。口径まではわかりませんでしたが、Ankerの新設計ドライバーということで音質に期待したいです。
- ダイナミック(D)型ドライバー → イヤホンで一般的に採用しているスピーカー。豊かで自然な音が特徴。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のノズル径は5.4mm、くびれ部は4.6mm。
ノズル長は2.3mm。
他のイヤホンと比べてもノズルが短く、充電ケース収納部も余裕がないため、他社性のイヤーピースで使えるものはかなり限られます。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の総重量は60.7g。
本体片耳で5.2g、ケースのみは50.3g。総重量は他のイヤホンと比べても平均的な重さで卵一個分くらいの軽量設計。
また、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro はIPX4相当の防水に対応しています。ジョギングや雨の日に使っても壊れる心配がなく安心ですね。
水の飛まつに対して保護される防まつ形。スポーツ時の汗からの保護や雨天時でも安心して使えます。
まとめるとデザイン性もよく、充電ケースも薄く軽量で携帯性抜群。それでいて再生時間も長くワイヤレス充電にも対応。
完全ワイヤレスイヤホンとしては理想的なスペックです。
さすがAnkerといったところ。一切隙なし。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのペアリング・操作方法
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
2回目以降のペアリングは本体を充電ケースにしまい、ケースの蓋を開けた状態で充電ケース背部のボタンを3秒間長押し
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のペアリングはこちらで完了です。
「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- スマートフォン側のペアリング設定を削除
- 充電ケースのカバーを開いた状態で、ケースのボタンを10秒間長押し
- イヤホンのLEDインジゲーターが赤色に3回点滅してから白く点灯する
- 再度ペアリング
また、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro はイヤホン本体どちらかを充電ケースに入れた状態にして、片耳のみ使うこともできます。
片耳だけつけてテレワークやチャット用のヘッドセットとして使うのもおすすめ!
次に操作方法ですが、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の操作はタッチパネルで行います。
タッチパネルの感度は丁度よく、2回タップor長押しのシンプルな操作方法のため誤動作も起きません。
▽音楽再生
- 再生/停止 → R側を2回タップ
- 曲送り → L側を2回タップ
- 曲戻し → アプリで割り振り可能
- 音量を上げる → アプリで割り振り可能
- 音量を下げる → アプリで割り振り可能
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を2回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を2回押す
▽その他
- 電源を入れる → 充電ケースから出す
- 電源を切る → 充電ケースに入れる
- ノイズキャンセリング/外音取り込み → R側を2秒間長押し
- 音声アシスタント → アプリで割り振り可能
これらの項目はアプリで自分好みの設定に変更することができます。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのアプリについて
Soundcore Liberty Air 2 Proはアプリにも対応しており、他にも様々な機能が備わっています。
- ノイズキャンセリングモードの切り替え
- 外音取り込みモードの切り替え
- HearIDの設定
- イコライザー
- コントロール(操作方法のカスタマイズ)
- 装着検出
- マニュアルの閲覧
- ファームウェアアップデート
etc…
操作方法については、それぞれの項目をアプリで変更することもできます。
下記の図の左の「操作項目」から右の「操作設定」をそれぞれ割り振ることができます。
- L側を2回タップ
- R側を2回タップ
- L側2秒間長押し
- R側2秒間長押し
- 音量小
- 音量代
- 次の曲へ
- 前の曲へ
- 再生/一時停止
- 音声アシスタント
- 外音モード設定
僕は下記項目で割り振っています。
- L側を2回タップ ➡︎ 音量小
- R側を2回タップ➡︎ 音量大
- L側2秒間長押し➡︎ 再生/停止
- R側2秒間長押し➡︎ 外音モードの切り替え
割り振り方的にはよく使う項目を長押し、たまに使いたい機能を2回タップといった割り振りです。
4つしか割り振れないのがちょっと不便。1回or3回タップも割り振れたら良かったんだけどね。
さらに、外音モード設定には、操作を行った際に、「ノイズキャンセリング」「通常」「外音取り込み」と切り替える項目に含めるかどうかの設定が行えます。
これは本当にユーザー想いの設定で、ノイズキャンセリング→外音取り込みの切り替えの間に「通常」の項目が挟まっているだけで、「外音取り込み/ノイズキャンセリング」にたどり着くまでに2回の操作が必要で本当にわずらわしいんですよ。
それを解消できる「通常」をスルーできる設定がどれだけありがたいことかっ。
さすがアンカーとしか言いようがない親切設計!
イコライザー設定も豊富で、全22種類のプリセットイコライザー設定ができます。
これらのプリセットは、自分好みにカスタマイズすることもでき、自分だけの「ロックプリセット」に変更することもできます。
さらに、自分好みの音に変更できるカスタムイコライザー設定もあり、10つの周波数から12段階の設定ができます。
もちろんその他にも機能がありますが、音質やノイズキャンセリングのレビューと併せて紹介していきます。
アプリのダウンロードは下記からできます。
絶対にダウンロードしておきましょう。めちゃめちゃカスタマイズできます。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro レビュー
装着感|スマート&フィット
Soundcore Liberty Air 2 Proの装着感はかなり良好で、圧迫感もなく頭を振ったり走っても耳から本体が落ちません。
耳からの飛び出しも非常に少なくスマートな印象。片耳だけ装着していれば、まるでエージェントのよう。
ずっと装着したままでも耳が痛くならず快適な装着感です。ジョギングをしても全くぐらつきがありませんでしたね。
装着感 | (4.6) |
圧迫感もないし耳から落ちる気もしない快適な装着感!
音質|いままでAnkerとは明らかに違う高音質サウンド
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の音質は、一聴してAirPods Proより明らかに上と感じるレベルで価格と機能性を考えれば、かなりの音質の良さを備えています。
- 高音:こもりを一切感じさせないクリアサウンド。少し鋭めですが刺さりは少なく、粒立ちもかなり良いため一つ一つの弦の音や細かなハイハットワークまで逃さずに再現してくれる。シンバル音が気持ちいい。
- 中音:少し引っ込んだ感じもありますが、今までのAnker製品と比べるとたっぷりとした厚みと余韻感が足され、”音楽的”に楽しみやすくなった印象。ボーカルラインも男性・女性問わずにハリ良く鳴らしてくれる。
- 低音:締まりが良く迫力もたっぷりあるが、ブーミーには決してならず他の帯域に被らない棲み分けされた低音が鳴る。
- 音場:少しだけ広めのように感じる。
- 傾向:弱ドンシャリ型。
- 解像度:価格を考えればやや高め。
得意なジャンル
- ロック
- ポップス
- アニソン
- クラシック
- ジャズ
今までのAnker製品はコスパと利便性は一級品だけど音質がイマイチという製品ばかりだったのですが、Soundcore Liberty Air 2 Proはあきらかに”良い音”と感じるレベルまで仕上げてきています。
前作のSoundcore Liberty Air2や、廉価モデルのSoundcore Life P2を聴いてきた身からすれば、感動するレベルで音質が良くなっていますよ。
他のイヤホンと比べるとこんな印象でした。
AirPods Pro << Soundcore Life A2 NC < Soundcore Liberty Air 2 Pro < AVIOT TE-D01m << JBL CLUB PRO+ TWS
AirPods Proよりは明らかに良く、姉妹機であるSoundcore Life A2 NCと比べると解像度がやや高め。
ドンシャリ傾向は以前強めですが、Anker製品の中でも特に良い音質に仕上げてきました。
高音 | (3.9) |
中音 | (3.8) |
低音 | (4.0) |
Ankerにしてはかなり高音質!
ただ、デフォルト設定だと姉妹機である「Soundcore Life A2 NC」のほうが余韻や音の厚みがあり、Soundcore Liberty Air 2 Proのほうが解像度は高いけど、音楽的な響きの良さが少ないなと感じていました。
しかし、アプリの機能で「HearID」を使ってみると、その評価は一変します。
HearIDがすごい
HearIDは自分の耳に最適な音に自動でカスタマイズをしてくれる機能なのですが、この機能を使うと自分の聴感上で足りなかった音を補完し、より聴き心地の良い音にしてくれます。
HearIDは、アプリホーム画面→「HearIDおよびイコライザー」→「イヤホンをパーソナライズ」から設定ができます。所要時間は約3分ほど。
はじめにHearIDとはなんぞや?という説明から年齢の設定、テストする環境の騒音の多さのチェックを行います。
その次に、周波数ごとに音量の大小をつけて聞こえるかどうかの聴覚テストを左耳、右耳両方とも行います。
結果がこちら。左耳の一部の帯域だけ修正されたような感じですね。
テスト終了後は、自分専用のイコライザーとしてON/OFFの切り替えができ、音の変化の違いを確認することもできます。
普通のイコライザーでは調整できないような絶妙な音まで補完してくれていることを聴感上で確認できますよ。
さらに自動で設定されたHearIDをカスタマイズすることもできます。「詳細設定」から「カスタムHearID」を選択し、
HearIDで設定された左耳、右耳を自分好みに設定しなおすことができます。
ただ、自動で最適化された設定のため僕はあえて触らないようにしています。カスタマイズしたい方は是非。
さらに設定しているHearIDとイコライザーを掛け合わせることもでき、何千〜何万通りの組み合わせができてしまいます。
個人的にはイコライザーは使わずにデフォルト設定で使うタイプなのでここまでは細かく設定しませんが、イコライザー設定が好きな方は色々触ってみると面白いと思いますよ。
HeadIDでパーソナライズを行うと中高域の艶やかさや厚みなど音楽的な余韻が加わり、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proをより楽しく気持ちよく聴けるようになりました。
これはマストで設定しておきましょう!
ちょっとしたニュアンスを加えるくらいの変化だけど、そのちょっとした変化でめっちゃ心地良く聴けるようになる!!
ノイズキャンセリング|AirPods Pro級
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリング性能は非常に高く、Apple AirPods Proと同等の遮音性を誇ります。
単純な遮音性はAirPods Proより高く、電車や車の走行音、空調音まで見事に遮音され、周りの環境音を気にすることなく作業に集中できるように。
Soundcore Liberty Air 2 Proには4種類のノイズキャンセリングモードがあり、シーンによって使い分けができます。
- 交通機関 → 全帯域に渡り遮音効果を高める
- 屋内 → 人の声や空調音、タイピング音などオフィス内で発生する音を中心に遮音する
- 屋外 → 周りの音を小さくするけど、音楽を流さなければ後ろから来た車の音は気づけるような遮音性
- カスタム → 好みの遮音性に設定できる
「交通機関」と「屋内」の違いは感じにくいですが、環境音は「交通機関」、人の声は「屋内」の方が聞こえにくいように感じます。
「カスタム」は自分好みの遮音性を金庫のダイヤル形式のような操作方法。
自分にしっくりくる遮音レベルの設定が見つけられていないため、いまのところ「交通機関」で使っています。
カスタマイズも含めSoundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリング性能は非常に高く、2-3万クラスのノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンと以上の実力を持ち合わせています。
ノイズキャンセリング | (4.5) |
関連記事:【最強はこれだ!】ノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン
外音取り込み|実用的だけど欲を言えば…
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの外音取り込み性能は十分実用レベルで、装着して小音量で音楽を流していてもギリギリ会話できます。
ただ、AirPods Proのような「耳に何もつけていない感覚」ではなく、「耳に何かついているけど周りの音が聞こえる」ような感覚です。
他の製品と比較するとSONY WF-1000xm3くらいの性能といったところ。
外音取り込みらアプリから2種類のモードを選択することができます。
- 全ての外音 → 帯域問わずに周りの音を全て集音。
- 音声フォーカス → 声にフォーカスを当て集音。
外音取り込み時は人の声を聞きたいことが多いため、個人的には「音声フォーカス」で集音しています。
特にマイクのガサつきや刺さりなどはなく、やや聞こえにくいけど自然な集音性能のように感じました。
※2021/4/26追記 ファームウェアアップデートにより外音取り込み機能がブラッシュアップされ、さらに周りの音が聞こえやすくなりました。
外音取り込み | (4.0) |
通話品質|少しだけガサつきはあるが良好
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の通話品質は少しだけガサつきはありますが、声の帯域は聴き取りやすく良好です。
バックで家族がめちゃめちゃ喋っているのですが、そこまでガッツリ声が入ってしまっていることもなく、遠くの方で喋っている印象。
テレワーク用のヘッドセットとしてもストレスなく使えますね。
通話品質 | (4.5) |
Anker製品は大体マイク性能が良い。
音の遅延|ライブ映像でも違和感なし
Soundcore Liberty Air 2 Proの映像と音声のズレは少なく、映画やライブ映像、アニメを見ても違和感なく視聴ができます。
音ゲーやFPSでは遅延が気になりますね。
遅延の少なさ | (4.5) |
遅延も少ないとか、マジで隙なし。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proにおすすめのイヤーピース
Soundcore Liberty Air 2 Proにおすすめのイヤーピースはfinalの「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」です。
TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様は完全ワイヤレスイヤホン向けに最適化された軸が短いイヤーピースで、装着感は浅めだけど高い密閉感が特徴。
TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様に変えることによって装着感が安定し、グラつきがより少なくなったような気がします。
また、音質も純正イヤーピースよりメリハリ感が増し、より低音の締まりや高域の音像が定まるに感じました。
もちろん充電ケースには干渉しません。
純正イヤーピースだとしっくりこない方、遮音性がイマイチな方は一度試してみてください。
5ペアのアソート販売もあるので、自分に合うサイズも見つけやすいよ!
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro レビューまとめ
総合評価
4.2/5
- ノイズキャンセリングは同価格帯最強クラス
- 音質はHearIDで化ける
- アプリのカスタマイズ性が高い
- ワイヤレス充電が便利
- ケースもコンパクトで携帯性が高い
- ハイレゾ対応コーデック『LDAC』にも対応
- 外音取り込み性能がもう少し優秀であって欲しい
- マルチポイントが欲しい
4.0
高音
3.9
中音
4.1
低音
4.6
装着感
4.3
ノイズキャンセリング
3.8
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 ※ノイキャンON | 本体6時間/ ケース込21時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約2時間 15分充電で2時間動作 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.2g/60.7g |
外音取り込み | ◯ | 保証 | 18ヶ月 会員登録で+6ヶ月 |
自動装着検出 | ◯ | 公式サイト | こちら |
- 予算1万円前後で完全ワイヤレスイヤホンを探している方
- ノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンが欲しいあらゆる方に
- AirPods Proより安くて同じくらいの性能の商品がないかな?と期待していた方
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは1万円前半では考えられないような機能性を持ち合わせたイヤホンのように感じました。
機能性だけではなく、今までのAnker製品でイマイチだと思っていた音質も大幅に改善され、まさに弱点なしのイヤホンに。
AirPods Proには外音取り込み機能以外は勝る部分が多く、2万円台の完全ワイヤレスイヤホンにも十分対抗できる実力です。
自信をもっておすすめします。
他のAnkerの完全ワイヤレスイヤホンとの比較はこちらの記事をご覧ください。
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