こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
こちらの記事では完全ワイヤレスイヤホンで知名度が高く、
- 凛として時雨の「ピエール中野」
- ヤバイTシャツ屋さん
- ゲスの極み乙女
- 石野卓球
- etc…
など数々のアーティストとのコラボを実現してきた話題のメーカー「AVIOT(アビオット)」の完全ワイヤレスイヤホンを徹底比較!
実際に筆者が購入し、実機にてレビューを行なっておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
比較表はこちら!
発売時期 | 2021/07/30 | 2021/06/30 | 2020/12 | 2020/11 | 2020/7 | 2020/3 | 2019/12 | 2019/8 | 2019/4 | 2019/2 |
商品名 ※タップでレビューまでジャンプ | TE-D01q | TE-D01t | TE-BD21j | TE-D01m | TE-D01gv | TE-D01i | TE-D01d mk2 | TE-BD21f | TE-D01g | TE-D01d |
おすすめ度 | (4.9) | (4.5) | (4.7) | (4.3) | (4.5) | (3.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.0) |
特徴 | 7000円台で全部入り! | -50dBのノイキャン+18時間再生 | 音質特化! | 初のノイズキャンセリング対応モデル | ハイコストパフォーマンスのエントリーモデル | 女性向けデザイン | 脅威の再生時間と高い装着性 | TE-BD21jのほうがおすすめ | TE-D01gvのほうがおすすめ | TE-D01d mk2のほうががおすすめ |
ドライバー | ダイナミック | ダイナミック | ハイブリッド | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ハイブリッド | ダイナミック | ダイナミック |
ノイズ キャンセリング | (4.5) | [review_stars 4.5/5](4.6) | × | (4.5) | × | × | × | × | × | × |
外音取り込み | (4.5) | (4.4) | ○ | (4.3) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
アプリ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX7 | IPX5 | IPX5 | IPX5 | IPX7 | IPX4 |
再生時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:33時間 | 本体のみ:18時間 ケース込:60時間 | 本体のみ:9時間 ケース込:45時間 | 本体のみ:10時間 ケース込:50時間 | 本体のみ:最大11時間 ケース込:最大50時間 | 本体のみ:最大8時間 ケース込:最大30時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:120時間 | 本体のみ:7時間 ケース込:25時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:50時間 | 本体:9時間 ケース込:100時間 |
充電端子 | Type C | Type C ワイヤレス充電 | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C |
価格 | 7,590円 | 9,800円 | 16,280円 | 13,750円 | 8980円 | 10,450円 | 12,650円 | 9,980円 | 7,980円 | 10,800円 |
AVIOTとは|どんなメーカー?
AVIOT(アビオット)とは日本の音を知り尽くしたエキスパート達が設計する日本人による日本人のためのオーディオブランドです。
もっと詳しく知りたい方は公式ページをご覧ください。
個人的なAVIOTの印象は、最新機能や最新チップを手早く取り入れて市場に提供するスピード感。
完全ワイヤレスイヤホンなのに「音が良い!」と誰もが感じるようなチューニングの巧さ。
そして、音楽を体感する上で、日本人の求めるニーズを捉えるのに長けているメーカーのように感じています。
価格もお手頃でデザイン性も良い!音質も邦楽ロックやポップスと相性が最高!
アーティストとのコラボが豊富
AVIOTは邦楽アーティストをWEBCMに採用したり、コラボモデルを発売したりと、今まで数々のアーティストとコラボを実現してきました。
-コラボモデル-
- 凛として時雨ドラムス「ピエール中野」
- ヤバイTシャツ屋さん
- 石野卓球
- N/A(錦戸亮/赤西仁)
- ゲスの極み乙女
-プロモーション-
- indigo la End
- 木村カエラ
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- flumpool
- Maison book girl(和田輪)
- 森田くみこ
- 我儘ラキア
- Pimm’s
- MIGMA SHELTER
etc…
特に凛として時雨のピエール中野氏とは3度のコラボモデルの発売を実現しています。
「ピエール中野氏」「ゲスの極み乙女」「石野卓球」好きなアーティストばかり!
アーティストとのコラボが多い理由は、「最前線で音楽を制作しているミュージシャンから音質の意見を聞くため」とAVIOTは仰っています。
このアーティストと密接に関わり作り上げていく音が、多くのリスナーに響いているんでしょうね。
ただ「音が良い」というより、「音楽が楽しい」と思えるアーティストの楽曲に密接した音作りは、他のメーカーでも中々できない芸当だと思います。
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン一覧
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン(現行品)を比較表でまとめました。
通常モデル一覧
発売時期 | 2021/07/30 | 2021/06/30 | 2020/12 | 2020/11 | 2020/7 | 2020/3 | 2019/12 | 2019/8 | 2019/4 | 2019/2 |
商品名 ※タップでレビューまでジャンプ | TE-D01q | TE-D01t | TE-BD21j | TE-D01m | TE-D01gv | TE-D01i | TE-D01d mk2 | TE-BD21f | TE-D01g | TE-D01d |
おすすめ度 | (4.9) | (4.5) | (4.7) | (4.3) | (4.5) | (3.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.0) |
特徴 | 7000円台で全部入り! | -50dBのノイキャン+18時間再生 | 音質特化! | 初のノイズキャンセリング対応モデル | ハイコストパフォーマンスのエントリーモデル | 女性向けデザイン | 脅威の再生時間と高い装着性 | TE-BD21jのほうがおすすめ | TE-D01gvのほうがおすすめ | TE-D01d mk2のほうががおすすめ |
ドライバー | ダイナミック | ダイナミック | ハイブリッド | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ハイブリッド | ダイナミック | ダイナミック |
ノイズ キャンセリング | (4.5) | [review_stars 4.5/5](4.6) | × | (4.5) | × | × | × | × | × | × |
外音取り込み | (4.5) | (4.4) | ○ | (4.3) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
アプリ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX7 | IPX5 | IPX5 | IPX5 | IPX7 | IPX4 |
再生時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:33時間 | 本体のみ:18時間 ケース込:60時間 | 本体のみ:9時間 ケース込:45時間 | 本体のみ:10時間 ケース込:50時間 | 本体のみ:最大11時間 ケース込:最大50時間 | 本体のみ:最大8時間 ケース込:最大30時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:120時間 | 本体のみ:7時間 ケース込:25時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:50時間 | 本体:9時間 ケース込:100時間 |
充電端子 | Type C | Type C ワイヤレス充電 | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C |
価格 | 7,590円 | 9,800円 | 16,280円 | 13,750円 | 8980円 | 10,450円 | 12,650円 | 9,980円 | 7,980円 | 10,800円 |
アーティストコラボモデル一覧
発売時期 | 2020/12 | 2020/10 | 2020/9 | 2020/9 | 2020/7 | 2020/7 | 2019/7 |
商品名 ※タップでレビュー欄までジャンプ | TE-BD21j-pnk | TE-D01g-ybt | TE-D01d mk2-TQ | TE-D01gv-na | TE-D01d-pnk | TE-D01gv-gko | TE-BD21f-pnk |
特徴 | ピエール中野コラボ第3弾 | ヤバイTシャツ屋さんコラボ | 石野卓球コラボ | N/A(錦戸亮/赤西仁)コラボ | ピエール中野コラボ第2弾 | ゲスの極み乙女コラボ | ピエール中野コラボ第1弾 |
ドライバー | ハイブリッド | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ダイナミック | ハイブリッド |
ノイズ キャンセリング | × | × | × | × | × | × | × |
外音取り込み | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
アプリ対応 | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
Bluetooth | 5.2 | 5.0 | 5.0 | 5.2 | 5.0 | 5.2 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | SBC,AAC,aptX |
防水 | IPX4 | IPX7 | IPX5 | IPX7 | IPX4 | IPX7 | IPX5 |
再生時間 | 本体のみ:9時間 ケース込:45時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:50時間 | 本体のみ:11時間 ケース込:120時間 | 本体のみ:最大11時間 ケース込:最大50時間 | 本体のみ:9時間 ケース込:100時間 | 本体のみ:最大11時間 ケース込:最大50時間 | 本体のみ:7時間 ケース込:25時間 |
充電端子 | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C | Type C |
価格 | 21,780円 | 8.980円 | 14,580円 | 11,880円 | 10,890円 | 11,880円 | 21,860円 |
アーティストコラボモデルは、ベースモデルを基にそのアーティストをより良く聴けるオリジナルチューニングや、オリジナルの付属品、オリジナルのボイスアシスタントやパッケージが特徴。
いずれかのアーティストのファンであれば、比較せずにその機種を購入しても後悔はないと思います。
今後好きなアーティストコラボが出たら予約必須ですよ!
AVIOTのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン5選
ここからはカジェログにて実機でレビューを行なったおすすめのAVIOTの完全ワイヤレスイヤホンを一挙紹介!
ひとつひとつレビューをしていきます。
TE-D01q
総合評価
4.8/5
- 1万〜2万クラスのノイズキャンセリング性能
- 自然に音を取りこめる外音取り込み性能
- フレッシュな音でJ-POPに最適
- イヤーウイングにより耳から落ちにくい
- 本体のみで11時間再生可能
- これだけの機能を備えて約7500円
- 外音モードの切り替えに難あり
3.9
高音
4.1
中音
3.8
低音
4.3
ノイズキャンセリング
4.2
外音取り込み
4.0
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体11時間/ ケース込み33時間 ※ANC ON時 7.5時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 10mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | 〇 | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | 〇 | 質量 ※片耳/ケース込 | 6.2g/48.1g |
外音取り込み | 〇 | ゲームモード | 〇 |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
TE-D01qは2021年7月に発売された最新型の完全ワイヤレスイヤホンで、7000円台でノイズキャンセリング・外音取り込み・低遅延モードと全部入り!
充電ケースは正方形型でやや厚みはありますが、コンパクトでズボンのポケットに入れても膨らみがそこまで気になりません。カラーバリエーションも5色と豊富でおしゃれなデザインです。
音質はAVIOTらしいJ-POPに最適化されたフレッシュな音作り。
女性ボーカルが心地よく聴くことができ、機能性の高さだけではなく音質の良さもかなりの実力を持ち合わせています。
ノイズキャンセリング・外音取り込み機能も、価格を考えればかなりの実力ではありますが、外音取り込みモードの移行までに2アクション必要だったり、起動のたびにモードが初期化されたり、操作性はややイマイチな印象です。
装着感は備え付けのイヤーウイングのおかげで良好で、走っても頭を振っても耳から落ちる気がしません。
IPX4相当の高い防水性もあるので、スポーツ用のイヤホンとしてもぴったりですね。
総じて操作性やちょっとした利便性以外は弱点がなく、7000円台としては音質・ノイズキャンセリング・外音取り込み・装着感、それぞれがかなりのレベルを持ち合わせたイヤホンです。
コスパは間違いなく最強クラス!
TE-D01t
総合評価
4.5/5
- 連続18時間再生できるエゲツないスペック
- ノイズキャンセリングによる遮音性もかなり高い
- 外音取り込み機能も優秀
- デザインがおしゃれで装着感も良い
- ゲームモード搭載で遅延も少ない
- ケースから本体を取り出しにくい
- チューニングがボーカルに寄りすぎている
- 電源をONにするたびに外音モードとEQ設定が戻る
- 通話品質がひどい
4.0
高音
4.1
中音
3.8
低音
4.6
ノイズキャンセリング
4.4
外音取り込み
4.8
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本18時間/ ケース込60時間 |
コーデック | SBC,AAC, | 充電時間 | 約1〜2時間 |
ドライバー | 10mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C QI |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ | 質量 ※片耳/ケース込 | 7.7g/65.7g |
外音取り込み | ○ | ゲームモード | ○ |
自動装着検出 | ○ | 保証 | 1年+3ヶ月 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
TE-D01tは2021年6月に発売されたノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。
TE-D01qより先行して発売されましたが、違いとして『本体デザイン』『再生時間の長さ』『ワイヤレス充電対応』『音質』、大きく分けるとこの4つが異なります。
充電ケースは開閉部に光沢感のある金属のラインが入った高級感を漂わせるデザインで、わりとコンパクトなのでポケットやバッグに入れてもかさばりません。
再生時間は本体のみで驚異の18時間再生に対応しており、充電ケースを持っていかなくても一日バッテリーが持つレベルですね。ちなみにワイヤレス充電にも対応しています。
音質はTE-D01qよりマイルドな傾向で、ボーカルだけが特に目立って聴こえるような印象を受けます。
躍動感がなく楽器隊が際立たないため、個人的な感想で言えば結構苦手な音でした。ボーカル好きの方にはいいかも。
ノイズキャンセリング効果は公称値で-50dBと謳っていますが、そこまでの遮音性は感じませんでした。
ただ、1万円以下で買えるノイズキャンセリングイヤホンとしてはかなりの遮音性の高さで、TE-D01qよりも遮音性が高い印象。さらに『風雑音抑制モード』も搭載しており、気になる風切り音を防いでくれます。
外音取り込み機能の高さはTE-D01qとそこまで変わらないように感じました。
装着感はオーダメイドイヤホンかな?と思うくらいぴったりフィットしていて、最近使ったイヤホンの中でも特に良かった印象ですね。
ただ、耳が小さい方だと若干の圧迫感はあるかもしれません。
総じて、1万円以下としては最高クラスのスペックを持ち合わせていますが、音質に関しては好みが別れるような印象を受けました。
個人的にはコスパ面も含めTE-D01qの方が好きだったかな。
TE-BD21j
総合評価
4.7/5
- 躍動感のあるサウンド
- ロックとの相性抜群
- 高級感のある充電ケース
- 良好な装着感
- 外音取り込み機能がイマイチ
4.5
高音
4.5
中音
4.5
低音
4.7
解像度
4.5
装着感
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体9時間/ ケース込45時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | φ8mmダイナミック型+バランスドアーマチュア型2基のハイブリッド構成 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.7g/83.6g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
TE-BD21j2020年12月に発売した3つのスピーカーを内包するハイブリッド型ドライバーを搭載した音質特化型の完全ワイヤレスイヤホンです。
充電ケースはジュラルミン素材の高級品のようなデザインで所有欲を満たしてくれます。ちょっと傷がつきそうで怖い。
音質は解像度が非常に高く、楽器ひとつひとつの音をパワフルかつフレッシュに感じ取れるようなサウンド。ロックやポップスとの相性が良くアーティストのグルーヴ感を臨場感のあるサウンドで体感できます。
AVIOTを含め他の完全ワイヤレスイヤホンの中でも特に音質が良く、15000円前後という価格でも30000円前後の完全ワイヤレスイヤホンより音が良く感じたというYouTuberの方もいるほど。
ロックをとにかく気持ちよく聴けるので、その気持ちめっちゃわかります。
外音取り込み機能はイマイチでガサついた音で周りの音を集音してしまうため、あまり実用的ではありません。
装着感もよく女性の方や耳が小ぶりな方でも圧迫感がなく、それでいて密閉してくれるストレスを感じさせずに耳にフィットします。
とにかく音質を重視したい!ロックやポップスをダイナミックかつ高解像度で聴きたいという方にオススメの完全ワイヤレスイヤホンですね。
ロック好きは必聴やで!
TE-BD21j-pnk(ピエール中野コラボ)
総合評価
5/5
- ライブ会場で聴いているかのような躍動感
- 邦楽ロックとの相性が凄い
- 高級感のある充電ケース
- 良好な装着感
- 外音取り込み機能がイマイチ
4.6
高音
4.5
中音
4.6
低音
4.7
解像度
4.5
装着感
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体9時間/ ケース込45時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | φ8mmダイナミック型+バランスドアーマチュア型2基のハイブリッド構成 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.7g/83.6g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
TE-BD21j-pnkは通常モデルの「TE-BD21j」をベースにピエール中野氏が全面監修した2020年12月発売のオリジナルイヤホンです。
TE-BD21jと同様ジュラルミンを採用した高級感の漂う充電ケースですが、ピエール中野氏のオリジナルキャラクター「バイブスくん」がプリントされています。
オリジナルのキャリングケースも付属しており、持ち運びの際も傷がつかずに安心。
音質はベースであるTE-BD21jとそこまで変わりませんが、ドラムのアタック感やベースラインの解像度、シンバルの炸裂音が少しだけ際立ち、通常モデルよりグルーヴ感のあるサウンドを体感できるようになっています。
本当にライブで聴いているような臨場感を完全ワイヤレスイヤホンで味わえるので、最近ライブに行けなくてウズウズしているキッズは必聴ですよ。
装着感は通常モデル同様、見た目以上に装着感がよく女性や耳の小さな方でもフィットしやすい印象。外音取り込みは相変わらずイマイチです。
ピエール中野氏や凛として時雨のファンはもちろんのこと、とにかくライブのような臨場感を味わいたい方や邦楽ロック好きの方には一度聴いてもらいたいイヤホンです。
ファンでもファンじゃなくてもロック好きには激推し!
(筆者は凛として時雨ファンです。)
TE-D01m
総合評価
4.3/5
- 装着感がかなり良い
- 外音取り込みが自然
- デザインがおしゃれでカラバリも豊富
- まろやかで聴き疲れしにくいサウンド
- ノイキャンの効果が薄い
- 外音取り込みモード時に再生音量が自動で下がる
4.0
高音
4.1
中音
4.2
低音
3.5
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
4.7
利便性
Bluetooth /チップ | 5.2 /QCC3040 | 再生時間 | 本体10時間 /ケース込50時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX Adaptive | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ | 質量 ※本体片耳/ケース | 6.8g /53.3g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | × | 公式サイト | こちら |
TE-D01mは2020年11月に発売した、AVIOT初の「アクティブノイズキャンセリング」搭載完全ワイヤレスイヤホン。
ノイズキャンセリング搭載機としてはサイズがコンパクトで、再生時間も本体10時間、ケース込み50時間とかなり長め。
本体はラグジュアリー感があり、まるでアクセサリーの一部かのようなおしゃれなデザインです。
音質は他のAVIOTのイヤホンとは異なるマイルドなサウンド。中低域寄りの聴き疲れしにくいサウンドで、バラードやチル、ヒップホップなど柔らかく優しく広がる楽曲との相性が抜群です。
ノイズキャンセリングは効果が弱く、遮音目的で購入すると肩透かしを喰らいますが、音楽を流しておけば空調音や電車の走行音が気にならないレベルまで消音してくれます。
外音取り込み性能がかなり優秀で、イヤホンをつけていても普段耳で聴いている感覚に近い音で自然に集音してくれます。
装着感もAVIOTの中では一番良く、まるで自分の耳に合わせてオーダーメイドで作ったかのようにピタッとハマってくれます。
「ノイズキャンセリング」や「優秀な外音取り込み機能」、「良好な装着感」などTE-BD21jとは異なるマルチな機能と、使いやすさに特化したイヤホンですね。
今は新製品のTE-D01qがおすすめかな
TE-D01gv
TOTAL
4.5/5
- 1万円以下としては音質が最高クラス
- 再生時間が11時間と長い
- デザインがおしゃれ
- 高い防水性
- 外音取り込みの性能はイマイチ
- ケースから取り出しにくい
4.0
高音
4.3
中音
4.1
低音
3.8
解像度
3.9
装着感
4.2
利便性
Bluetooth/ チップ | 5.2/ QCC3040 | 最大再生時間 | 本体11時間/ ケース込50時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX7 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 4.7g/49g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
TE-D01gvは2020年7月に発売した1万円以下で買えるエントリー向けの完全ワイヤレスイヤホン。
価格が安くても性能には一切妥協なし!本体11時間、ケース込み50時間再生対応のタフネスバッテリー、水に入れても壊れないIPX7の高い防水性。
そして、最新チップQCC3040をいち早く取り入れ、安定した接続性と低遅延を誇ります。
充電ケースも手のひらサイズでコロンとしており、コスメグッズの一部のような見た目で可愛いです。
音質はAVIOTらしいフレッシュでハリの良いサウンドで、上位機種であるTE-D01mやTE-D01d mk2 に全く劣りません。
女性ボーカルやアニソンとの相性が抜群です。
外音取り込み機能も一応ついていますが、TE-D01jと同様ガサついた音で実用的ではありません。
装着感は本体が小ぶりなこともあり、女性や耳の小さな方でも圧迫感がなくフィットしてくれます。
TE-D01gvはあらゆる1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中で1番音質が良いと感じた製品。
ノイズキャンセリングや外音取り込みが必要なければ断然おすすめのイヤホンです。
ただ、今選ぶならTE-D01qかな
TE-D01d mk2
総合評価
4.0/5
- 邦楽ロックとの相性が最高
- 超タフネスバッテリー
- ワイヤレス充電対応
- モバイルバッテリーに使える
- 安定した装着感
- 付属品が超豊富
- 充電ケースが大きい
- 外音取り込みが不自然
4.2
高音
4.3
中音
4.1
低音
3.9
解像度
4.4
装着感
4.3
利便性
Bluetooth | 5.0 | 最大再生時間 | 本体11時間/ ケース込120時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | Type C QI |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX5 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 7g/92g |
外音取り込み | ○ | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
TE-D01d mk2は2019/12に発売された完全ワイヤレスイヤホン。
他のAVIOT製品と比べても大きめの充電ケースですが、充電ケースを含め120時間という驚愕の再生時間に対応。1か月ほど充電しなくても使えそう…。
さらにモバイルバッテリーとしても使うことができ、いざというときにスマートフォンを充電させることもできます。
音質はAVIOTらしく晴れやかでフレッシュなサウンド。TE-D01gvより少しだけ解像度と音場が広く、同価格帯の中でもかなりの音質の良さ。
ロックやポップス、アニソンなど元気でノリの良い楽曲との相性が抜群です。
TE-D01d mk2にも外音取り込み機能がついていますが、他の製品と同様ガサついて実用的ではない性能。
装着感は耳の軟骨に引っ掛ける「イヤーフィン」がついていることもありかなり良好!
スポーツやジムで激しく動いたとしても落ちる心配がありません。
とにかくバッテリーがタフネスで装着感も良好!音もAVIOTらしい晴れやかなサウンドで一番バランスはまとまっている完全ワイヤレスイヤホンかなとは感じました。
充電ケースが大きいのがちょっと難点かな?
AVIOT タイプ別おすすめイヤホン
今回紹介したAVIOTのイヤホンはそれぞれこんな人におすすめです。
個人的におすすめは、機能性やコスパで選ぶなら『TE-D01q』、音質で選ぶなら『TE-BD21j(ピヤホン3を含む)』この2つですね。
TE-D01qのコスパは本当に高いですね。7000円台でノイズキャンセリング・外音取り込み・そして音質を高水準で備える凄まじいコスパの高さです。
TE-BD21jはノイズキャンセリング・外音取り込みなどの機能性は備えていませんが、そのコストを音質に極振りしたようなイヤホンで、同価格帯ならかなりの音質の良さを持ち合わせています。
ポップスやロックをライブさながらの臨場感で味わえる躍動感のある音作りなので、音にこだわる方におすすめです。
ちなみにアーティストコラボを除く、今回紹介していないイヤホンは少し古い製品のため正直おすすめはできません。
AVIOT製品であれば今回の5機種かアーティストコラボ製品がおすすめです。
個人的にはTE-D01qがイチオシ!
以上、AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンの徹底比較をお送りしました。
他のメーカーを含めたおすすめの完全ワイヤレスイヤホンの紹介は以下の記事をご覧ください。
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