こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。
ワイヤレスイヤホン界のワークマンプラス「SoundPEATS(サウンドピーツ)」より、iPhoneの付属イヤホンのような形状の最新完全ワイヤレスイヤホン「TrueAir2」が2020年10月6日に発売されました!
特徴がこちら!
- クアルコムの最新チップ「QCC3040」を搭載
- TWS Mirroring対応
- 本体再生5時間、最大25時間再生可能
- Bluetooth5.2に対応
- ポケットサイズの超コンパクト設計
- 14.2mmドライバー搭載 臨場感溢れるサウンド
4,990円とお手頃価格ながらも、最新チップ「QCC3040」を搭載し、最新機能満載のイヤホンです!
こちらのTrueAir2を購入しましたので、実機を使ってレビューしていきます!
総合評価
4.7/5
- 音質・スペック、サイズ、あらゆる面でコスパ最強すぎる
- 耳が痒くなりにくく開放的な装着感
- 動画視聴時の遅延がかなり少ない
- ホワイトノイズ(サーっとした音)がやや大きい
- 最小音量が大きい
- タッチパネルの操作がしにくい
3.8
高音
3.8
中音
3.8
低音
4.8
コスパ
4.3
装着感
4.3
利便性
Bluetooth | 5.2/ QCC3040 | 最大再生時間 | 本体5時間/ ケース込25時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 14.2mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | – | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 3.5g/33g |
外音取り込み | – | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
SOUNDPEATSの他のイヤホンとの比較はこちらの記事をご覧ください。
SoundPEATS TrueAir2 レビュー
カラーバリエーション|ブラック、ホワイトの2色
SoundPEATS TrueAir2のカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色です。
今回はブラックを選びました。
付属品|USBケーブル、マニュアル
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
SoundPEATS TrueAir2の付属品はUSB Type Cケーブルとマニュアルのみとシンプル。
必要十分な物は揃っていますので問題ありません。
USB Type Cケーブル
USBケーブルは短めのケーブルが付属しています。
自宅にある長めのUSBケーブルで運用するので、お役御免な感じです。
充電ケース|超薄型のコンパクトサイズ
SoundPEATS TrueAir2の充電ケースは手のひらサイズで非常に薄く、ズボンのポケットに入れてもかさばりません。
なんなら胸ポケットに入れても膨らみが全く気になりません。ポータブル性の良さ最強です。
充電端子はType C
充電端子はUSB Type Cに対応。最新機種ということもあり、さすがに最新規格を採用してきますね。
Qi(ワイヤレス充電)もついていれば最高であった。
再生時間|本体5時間、充電ケース込みで25時間
SoundPEATS TrueAir2の再生時間は本体は5時間、ケース込みで25時間です。
連続5時間再生できれば通勤通学中に切れることはありませんし、長時間WEB会議が続いても急にバッテリーが切れることもないので安心です。
本体|インナーイヤー型を採用
本体はiPhoneの付属イヤホンのような形状の「インナーイヤー型」を採用。
カナル型(耳栓型)と違い耳が痒くなったり、異物感を感じることもないので快適に装着できます。
重さ実測値|本体3.6g ケース込み34.2g
SoundPEATS TrueAir2の重さは実測値で、本体は3.6g、ケース込みで34.2gです。
スペック公称値だと、本体3.5g ケース込みで33gのため、ややズレがあります。
どちらにしても、超軽いですっ。
片耳あたりの重さは、ほとんどのイヤホンが5g以上だとお考えください。
操作方法|タッチパネルだけど、やや難あり
▽音楽再生
- 再生/停止 → L or R側を2回タップ
- 曲送り → R側を1.5秒間長押し
- 曲戻し → L側を1.5秒間長押し
- 音量を上げる → R側を1回タップ
- 音量を下げる → L側を1回タップ
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を2回押す
- 着信拒否 → L or R側を1.5秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を2回押す
▽その他
- 電源を入れる → L側 or R側を1.5秒間長押し
- 電源を切る → L側 or R側を10秒間長押し
- 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し
- 音声アシスタント → L側 or R側を3回タップ
SoundPEATS TrueAir2はタッチパネルで操作します。
このタッチパネルの感度が良すぎるのか、音量を上げるつもりで1回タップしたら2回連続タップしたと判断されて「停止」になったり、長押しして「曲送り」をしたつもりが「音量UP」になったり、なかなか思うように操作ができない印象を受けました。
SoundPEATSの製品はタッチ操作がスムーズにできるものが少ないので改善していただきたいところです。
ペアリング方法|本体を取り出してスマホで接続
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳のペアリングができない場合はリセットをしよう
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- 接続デバイスからBluetooth接続を解除
- イヤホンを充電ケースに戻す
- 充電ケースにしまったまま蓋をあけて、左右のタッチパネルを10秒間長押し
- インジゲーターが2回点灯
こちらでリセット完了です。
装着感|スポーツには向いていないけど、オフィスや自宅では最高
装着感 | (4.3) |
SoundPEATS TrueAir2の装着感はiPhoneの付属イヤホンのような形状のインナーイヤー型を採用。
一般的に普及しているカナル型(耳栓型)とは違い、耳の奥まで挿入しないため閉塞感がなく開放的な装着感です。
ただ、ジョギングなど揺れの伴う運動をしたり、食事中に口を動かして使用すると、耳から落ちてしまいそうな感覚があるため、ガッチリホールドされているわけではありません。
オフィスや自宅で長時間使うシーンでも耳も痒くなりにくいです。
音質|インナーイヤー型のTWSでトップクラス
高音 | (3.8) |
中音 | (3.8) |
低音 | (3.8) |
SoundPEATS TrueAir2の音質は、価格とインナーイヤー型ということを考えれば、良い!!良すぎる!!
インナーイヤー型って装着する位置やって音の傾向がかわり、もっさりとした音になることが多いのですが、TrueAir2は音像がビシッと定まっており、ハイハットやギターの弦の爪弾く音まで細かく再現します。
14.2mmの大口径ドライバーを搭載している影響か低音の質も良く、空気をまとった立体的な迫力を出してくれます。
ロックやポップスとの相性が良いと感じますが、バランスの良いサウンドの為、ソウルやバラード、クラシックからヒーリングミュージックまであらゆるジャンルに対応できます。
4990円という価格を考えればコスパ最強中の最強です。カナル型(耳栓)が苦手で、AirPodsのようなインナーイヤー型が欲しいけど高いっと感じる方、こちらのTrueAir2を激推しします。
片耳でも使える!L,Rどちらも対応!
SoundPEATS TrueAir2はクアルコム社の最新技術「TrueWireless™ Mirroring」に対応しており、片側を充電ケースに入れても瞬時に親機が切り替わるため、L側R側問わずにどちらでも片耳使用ができます。
片耳ヘッドセットとして運転時の通話用として使ったり、YouTubeや音声コンテンツをラジオ感覚で聴くのにもおすすめですよ。
ホワイトノイズが気になる
SoundPEATS TrueAir2は無音時のホワイトノイズ(サーっとした音)が入りやすいです。
音楽を流してしまえば気にならないのですが、かなり静かな環境でピアノソロや弾き語りなど音数の少ない楽曲を小さな音量で流すとちょっと気になります。
通話品質|周りのノイズは拾いにくい
通話品質 | (4.0) |
SoundPEATS TrueAir2の通話品質ですが、片側に2基ずつマイクを内蔵している影響か、周りのノイズを拾いにくいように感じました。
音声自体は声の帯域だけを取り出したかのようなデジタルっ気の強い音ですが、他の帯域の音を拾わないため、通話には向いています。
音途切れ|一切なし
接続安定性 | (5.0) |
SoundPEATS TrueAir2の音途切れは運用していて一度もありませんでした。
最新チップ「QCC3040」を搭載しているだけはあり、さすがの接続安定性です。
音の遅延|かなり少ない
遅延の少なさ | (4.3) |
SoundPEATS TrueAir2は遅延が非常に少なく、動画を見たときの口元と音声のズレがほぼありません。
iPhoneで接続すると、遅延の多い「SBC」で接続されるはずなのに、この遅延の少なさは驚き。
aptXで繋いだら全くズレを感じません。
ちなみにマイナーチェンジで発売されたTrueAir2+であればゲームモードを搭載!
ほぼ遅延0でスマホゲームも音ズレを気にする事なくプレイできます。
関連記事:【低遅延!】ゲームモード搭載の完全ワイヤレスイヤホン|音ゲーやFPSでも使えるの!?
SoundPEATS TrueAir2と初代TrueAirを比較|その違いは?
スペック比較|TrueAir 2が全体的に上
スペック一覧 | TrueAir2 | TrueAir |
---|---|---|
音の傾向 | 締まりのある音、レンジも広い | 比較するとまったりとした音、解像度低め |
高音 | (3.7) | (3.3) |
中音 | (3.7) | (3.5) |
低音 | (3.7) | (3.3) |
Bluetooh /チップ | 5.2 QCC3040 | 5.0 QCC3020 |
コーデック | SBC,aptX | SBC,AAC,aptX |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
質量 | 本体のみ:3.6g ケース込:34.2g | 本体のみ:3.77g ケース込:41.31g |
サイズ | 52.5 × 52.5× 21.5 mm | 46.2 × 29.5 × 57.3 mm |
再生時間 | 本体のみ:5時間 ケース込:25時間 | 本体のみ:5時間 ケース込:30時間 |
充電時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
充電端子 | USB Type C | USB Type C |
価格 | 4,990円 | 4,990円 |
見た目|TrueAir2がかなりスマートな見た目に
SoundPEATS TrueAir2は初代TrueAirを比較すると、薄型でスマートな充電ケースになり、中華イヤホンらしい安っぽさや野暮ったさがなくなりました。価格は据え置きなのに素晴らしいデザインの進化です。
本体もゴツゴツっとした印象もなくなり、まさに最新のスマートイヤホンといった見た目になりました。
断然TrueAir2が好みです。
音質|すべてのおいてTrueAir2が上
SoundPEATS TrueAir2と初代TrueAirの音質を比較すると、音の締まりや臨場感、高域から低域までの聴こえるレンジの広さ、全てにおいてTrueAir2が上です。
まとめ|絶対TrueAir2を選ぶべき
まとめですが、どちらを買おうか迷っているなら絶対TrueAir2を選ぶべきです。
むしろインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンを探している人は、AirPodsという選択肢も含め、TrueAir2一択でOKです。
スペック・音質・サイズ感を含め本当にコスパが良いです。
SoundPEATS TrueAir2まとめ
総合評価
4.7/5
- 音質・スペック、サイズ、あらゆる面でコスパ最強すぎる
- 耳が痒くなりにくく開放的な装着感
- 動画視聴時の遅延がかなり少ない
- ホワイトノイズ(サーっとした音)がやや大きい
- 最小音量が大きい
- タッチパネルの操作がしにくい
3.8
高音
3.8
中音
3.8
低音
4.8
コスパ
4.3
装着感
4.3
利便性
Bluetooth | 5.2/ QCC3040 | 最大再生時間 | 本体5時間/ ケース込25時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 14.2mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | – | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 3.5g/33g |
外音取り込み | – | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
総合評価
4.7/5
- 音質・スペック、サイズ、あらゆる面でコスパ最強すぎる
- 耳が痒くなりにくく開放的な装着感
- 動画視聴時の遅延がかなり少ない
- ホワイトノイズ(サーっとした音)がやや大きい
- 最小音量が大きい
- タッチパネルの操作がしにくい
3.8
高音
3.8
中音
3.8
低音
4.8
コスパ
4.3
装着感
4.3
利便性
Bluetooth | 5.2/ QCC3040 | 最大再生時間 | 本体5時間/ ケース込25時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 14.2mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | – | 防水 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 3.5g/33g |
外音取り込み | – | 保証 | 1年 |
自動装着検出 | – | 公式サイト | こちら |
- インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンを探している人
- AirPodsは高いと感じる人
- 音楽も高音質で聴きたいけど、テレワークや動画視聴などマルチにも使いたい人
さすがコスパの高さで定評のあるSoundPEATS。最新作のTrueAir2は、前作と比べても価格は据え置きながらも、サイズやスペック、音質をさらに底上げしてきました。
操作がしづらかったり、一部利便性に欠ける部分もありますが、長所である音質とスペックの高さでカバーをしてくれます。
インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンを探しているならこれ一択です!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは、質問させていただいてよろしいでしょうか。
このイヤフォンはiPhoneでゲームをするにはストレスなくできますか?
白が欲しいのですが、このイヤフォンのplusは黒しかなくて、、、
SBC接続でも目立たない遅延であれば購入を考えております。
コメントありがとうございます!
iPhoneでゲームとなると、ノーマルのTrueAir2だと厳しいですね…。
TrueAir2+はまだ検証していませんが、同社のsonicやH1の傾向から
FPSは十分にできるが、音ゲーなどタイミングがシビアなゲームは厳しいかなと思います。
ゲームメインであれば色味関係なくTrueAir2+を選ぶことをおすすめしたいところですね…。