今回は有線イヤホンランキングTOP5をやっていきましょう。
全価格帯でやると、とんでもない価格幅になってしまうので、今回は4万円〜6万円のミドルクラス帯でTOP5をお送りします。2万〜4万クラスはまた別の機会にやります。
今回検証した有線イヤホンはこちらです。
なに、この強豪揃い……。全員1位クラスでもおかしくないのに、ここからどうやってTOP5を選べと……?
評価基準は価格に対する音質の良さ、音場の広さ、解像度の高さなど、さまざまな点から評価をしていきますが、ぶっちゃけボクの好みで選んでます。
基本的には「どれも良いけど、あえてランキングを作るなら、ボクならこの順位かな?」くらいの感覚でごらんください!
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おすすめの有線イヤホンランキング!4万円〜6万円
今回の検証では以下の環境で行いました。
- DAP:ソニー NW-WM1AM2
- アプリ:Apple Music
- 接続方式:基本は4.4mmバランス接続、純正でバランスケーブルがないものは3.5mm接続
- エージング:全機種100時間以上
5位 NiceHCK HIMALAYA
総合評価
4.8/5
- 寒色系のニュートラルサウンド
- 音場の作り方がスピーカーライク
- ノズル交換によるチューニング変更が可能
- プラグの取替で簡単に4.4mmバランスに変更可
- 音がややニュートラルすぎる
4.9
高音
4.9
中音
4.8
低音
4.8
解像度
4.5
迫力
4.3
装着感
第5位は一時期イヤホン界隈でもかなり話題になったNiceHCKの最新モデル「HIMALAYA」がランクイン。NiceHCKといえばリケーブルや1〜2万クラスの有線イヤホンのイメージがありますが、5万円クラスで販売するのは珍しい印象があります。
ドライバー構成はカーボンナノチューブ二重振動板の1DD一発で、筐体はチタンを採用しています。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用。
プラグは2.5mm、3.5mm、4.4mmのネジ式で交換できるタイプです。
また、付属品のノズル交換によるチューニング変更も可能で、標準ではゴールドが装着されています。その他に低域強調のブルーと、高域強調のグレーのの3つがあります。今回は標準のゴールドでレビューを行っています。
インピーダンスは22Ω、音圧感度は110dB/mW、周波数は20Hz – 28kHzに対応しています。
装着感は個人的には少し浅めですかね。
音の傾向は一言で伝えると寒色系ニュートラルサウンドという感じでしょうか。個人的にはバランスが良さそうにみえて、この価格帯のイヤホンではみられないようなクセのある音のように感じましたね。
高域はカチッとした金属的な硬質さを持った音で、硬質でありつつも鋭くはなり過ぎず、チタンという筐体の中で伸びやかに鳴らすような印象ですね。ハイハットの粒立ちの良い音や、ストリングスの弦の金属音を含んだ伸びやかな音も見事に再現するような印象です。ただ、少しキツさもあるような印象を受けました。
中域はややアッサリめで繊細さや解像度を重視したような感覚でしょうか。艶っぽさや色っぽさのようなものは少なめでニュートラルな印象を受けましたね。ボーカルの立ち位置も同帯域の楽器帯と比べてもフラットな印象で、味付けが少なくありのままに鳴らすような印象ですね。
低域の迫力はやや控えめな印象ですが、豊かに広がりつつ楽曲の空気感を支えるような感覚ですね。低域の迫力重視ならHYPE 2とか1〜2位のイヤホンの方が良いかと思います。
HIMALAYAの一番特徴的だと感じた点が音場。ただただ広大とか、余韻が広がっていくような感じではなく、なんというか楽曲のリアルな空気感を再現できるような印象なんですよね。
イヤホン特有の解像度を重視したステレオサウンドという感じではなく、スピーカーライクな自然な定位感を演出できるような感覚です。音の傾向もニュートラルでありつつリスニングライクですし、そういう意味ではfinalのZE8000に近いところはありそうですね。
感覚的な話ではあるのですが、音にオーディオテクニカっぽさを若干だけ感じるのは独特の音場感のチタン筐体のせいかしら?
ただ、これから紹介するモデルと比べると、ボク的には少しニュートラルすぎるというか、もう少し味付けが欲しい感じがあったんですよね。5位の理由はあくまで好みの問題なので、人によってはHIMALAYAが5万円前後で1位という方おってもおかしくはないかと思います。
ジャンル的にはジャズやクラシックなど生音系や、バラードなどが得意なように感じましたね。あとは葬送のフリーレンのサウンドトラックのような北欧系・民族系の楽器もHIMALAYAの得意なゾーンをついているように感じました。空気感の演出が得意なので、DSD音源の一発録りとかおすすめです。
ポップさは少なくどちらかというとピュアオーディオ志向のイヤホンのように感じましたが、逆にこの価格帯でその空気感を表現できるのは凄いですね。人気が出るのも頷けます。
4位 Letshuoer Cadenza 4
総合評価
4.9/5
- バランスの整ったニュートラルなサウンド
- 4万円台としては解像度がかなり高い
- ボーカルラインが特に明瞭
- ミニマルで美しい外観
- プラグの付けかえで気軽にバランス化可能
- とくになし
4.8
高音
4.9
中音
4.7
低音
4.8
解像度
4.5
迫力
4.5
装着感
Knowles製2BA、Sonion製BA、ベリリウムコート振動板デュアルチャンバーダイナミックドライバーを搭載した3BA+1DD構成となっています。
本体は3Dプリントによる設計が施されており、マットホワイトの配色でミニマルなデザインとなっています。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用。
プラグは根元で取り外し可能で、付属の2.5mm、3.5mm、4.4mmプラグを付け替えることでアンバランス接続・バランス接続を気軽に切り替えることができます。
インピーダンスは15Ω、音圧感度は102dB/mW、再生周波数帯域は20Hz ~ 40KHzとなっています。
装着感はとても良好で、なんの不満もありません。樹脂筐体なので冬に使っても耳がヒヤッとしないのがいいですね。
Cadenza4の音質ですが、とてもバランスの整った優等生という印象でしょうか。4万円台前半ということを考えても、その音質は価格以上のものを持ち合わせているように感じました。
最近話題になることの多い4〜5万クラスの有線イヤホンと並べて聴き比べても、十分対抗できる実力があります。
帯域ごとの偏りが少なくクセのないニュートラルサウンドのように感じました。けっこう明るめの音で、少しボーカルが強調されるようにも感じますね。フラットというよりは少しかまぼこ型というかW字っぽい感じ。
高域は華やかでやや寒色気味の音作り。BA3基のハイブリッド型にしては音がキツくならず、繋がりが滑らかで耳にストレスを与えない優しいカチッとサウンドという感覚です。ゆえに刺激感は少なめ。
弦楽器・管楽器、シンバル、シンセサイザーなど楽器を問わず、録音環境に対して率直にその音を引き出すような感覚です。
中域ラインはとても分離感が高く、サビで音圧が高まった状態でも、重厚なエレキギターを耳でちゃんと追い切れますね。かといってモニターっぽくならず、ほどよい余韻や艶やかさを加えながらリスニングライクに鳴らす感覚ですね。
ボーカルラインも非常に伸びやかで、こもり感ゼロの超クリアネスサウンド。ボーカルを中心に聴くならCadenza4はとても良い選択肢かと。傾向的にはAdoのようなガナリ感の強いボーカルよりは、YOASOBIのような付帯する音が少ない薄めのボーカルの方が合っている気がしました。
低域はS15と比べると迫力は控えめですが、解像度感はとても高く明瞭でスナップ感の良い低音という印象です。
低域が広がる前にスッと減衰していくような感覚で、ウッドベースを豊かに響かせるよりはエレキベースを小気味よく鳴らす方が得意なように感じましたね。バスドラムも同じく付帯音を加えずに「ドンッ」と瞬発性のある音で鳴らします。
得意なジャンルは基本なんでもOKですがボーカルラインが映えるので、ポップス全般やアニソンがおすすめですかね。
3位 THIEAUDIO HYPE 2
総合評価
4.9/5
THIEAUDIO Hype 2
- 5万以下としてはかなりの音質の良さ
- 低音の躍動感や迫力がスゴイ
- 高音がニュートラルで様々なジャンルに対応可
- ビルドクオリティが高い
- 4,4mmバランスケーブルが付属していない
4.8
高音
4.7
中音
4.9
低音
4.8
解像度
4.9
迫力
4.5
装着感
2種類のSonion製BAドライバーと、最新独自技術「IMPACT²」という等圧設計で配置された2つの10mm複合振動板ドライバーで構成される新しいサブウーファーソリューションを融合した、2DD + 2BA搭載の有線イヤホンです。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用。
プラグはこの価格帯としては逆に珍しい3.5mmプラグのみとなっています。バランスケーブル欲しかったな……。
インピーダンスは25Ω、音圧感度は108dB/mW、再生周波数帯域は20Hz ~ 40KHzとなっています。
装着感も良好で不満なし。
音の傾向は上質な余韻感も再現ができる迫力のドンシャリサウンドという感じでしょうか。THIEAUDIOブランドらしい音というか、THIEAUDIOファンなら納得の音の傾向だと思います。
まず特徴的なのは、やはり低音。IMPACT²による影響が大きいのか、量感たっぷりで力強さの感じる低音を鳴らします。といっても低音がボワつくような感じもなく、やや支配的ではあっても締まり感もあって中高域は一切邪魔しないようなバランスです。
バスドラムの空気を纏うような感覚から、ベースラインの跳ねるような躍動感を再現するのが得意で、リズム隊を意識せずともずっと耳で追えるような感覚です。バンドサウンドがとても良いですね!
高域はとにかく滑らか! 低音はけっこうゴリゴリとくるのに、高域は上品な音で、そのギャップに驚かされますね。
弦が揺れながら伸びていく様、ハイハットの細かく刻む乾きのある金属音、シンセサイザーのキラキラとした高音まで、楽器の特性に合わせて心地よく鳴らすような感覚ですね。
低音はズンズン、高域はサラ〜キラキラ〜って感じで、とにかくどちらも主張が激しいので中音のボーカルラインは少し置いて行かれている感じはありますが、メインはあくまで中音ということは忘れていないような絶妙なバランス。
激しい楽器隊の中でもボーカルの吐息から、強弱、そして感情まで乗せるような感覚です。
高域と低域の表現力の高さに耳が行きがちですけど、ボーカルソロになった瞬間の表現力の高さには驚かされると思います。
サビのピークラインではしっかりとボーカルを前面に出すようになり、楽曲が持つ旨みを抽出するようなバランスで鳴らしますね。
おすすめジャンルですが、基本どんなジャンルでもいけますが、ベースライン、バスドラムの躍動感が良いので、ヒップホップやシティポップ系も相性が良かったですね。
ちなみにイヤーピースはradiusのディープマウントイヤーピースZONEに変更しています。中高域の刺さり感が少し抑えられて粒立ちが良くなり、低域も程よく躍動感が加わってイイ感じの音になります。
2位 AFUL Performer 8
総合評価
5/5
Performer 8
- 5万円台前後のイヤホンでとくに実力が高く、それでいてバランスが良い
- さまざまなジャンルに合わせられる
- 高いビルドクオリティ
- プラグが交換式ではない
4.9
高音
4.9
中音
4.9
低音
4.9
解像度
4.8
迫力
4.7
装着感
PERFORMER 8は評判が高かったPERFORMER 5をよりブラッシュアップしたモデルで、ドライバー構成は1DD+ 7BAとこの価格にしてはかなりドライバー数が多いですね。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用しています。
ケーブルはAmazonやHiFiGOで購入する場合は3.5mm、4.4mmどちらか選べます。交換はできないですね。
スペックはインピーダンス35Ω、音圧感度は110dB/W、再生周波数帯域は5Hz ~ 35kHzとなっています。
装着感も良く、全くストレスなく装着していられます。
音の傾向は全体的に厚みのあるパワー型のサウンドでありつつ、バランスが良くクセも少ない音作りで、あらゆるジャンルに合わせやすい印象です。Cadenza 4とは異なり、一音一音に厚みを感じるような傾向で、バランスが良くもパワー感のあるサウンドという感じでしょうか。
高域は抜け感と粒立ちが良く、音のキレやレスポンスもとても良いので、超速のロックやメタルでもなんでもこいです。
ボーカルラインも底抜けにクリアで、楽器隊よりも少しだけ前に位置しているような感覚。サビでも埋もれずに声の輪郭を追い続けられますね。もう少しボーカルメインでスッキリと聴きたい場合はCadenza 4の方がいいかな?って感じですね。
低域のボワ付きみたいなものは一切感じず、スナップ感の効いた迫力と解像度感の高さが特徴。ロックやポップスもとてもノリ良く楽しく聴けます。
結束バンドや凛として時雨ような、かなりガチャガチャとした楽曲でも各パートごとに耳で追えるほどの解像度感はあります。それでもドンシャリにならず、ボーカルラインはかなり前に出ているような感覚だからすごい。
Hype 2と比べると、全体的なバランスの良さや解像度感の高さはPERFORMER 8の方が上。低音の迫力や躍動感、アタック感の強さなどメリハリ感のある音はHype 2の方が上って感じですね。
どちらが良いと感じるかは楽曲次第かな? とは感じましたが、実力的にはPERFORMER 8の方が若干高く感じるかも。
音の好みがわからない方や、どのジャンルが好みかわからない方など、「とにかく予算5万円ほどでイイ音で聴きたい!」と漠然と考えている方にはPerformer 8はピッタリかと思います。
ちなみにイヤーピースはSpinFit W1がおすすめです。Performer 8の音の輪郭を定めて、さらに厚みのある音に仕上げてくれるように感じました。
1位 DUNU x Gizaudio DaVinci
総合評価
5/5
- 5万円以下最強クラスの音質
- メリハリ感の聴いたサウンドでもボーカルは一切埋もれない
- 3.5mm / 4.4mmどちらも使える
- 美しいフェイスプレートデザイン
- 充実した付属品
- ノズルが太すぎて付属のイヤーピースが入らない
4.8
高音
4.9
中音
4.9
低音
4.8
解像度
5.0
迫力
4.6
装着感
日本でもまだ発表されておらず、海外のHiFiGOでも発表されたばかりの新製品であり、DUNU-TOPSOUNDと海外の人気レビュアー「GIZAUDIO」さんとのコラボモデルである「DaVinci」が1位でした。
この方とのコラボモデルは「Chopin」「Galileo」といいハズレなしで、僕の好みのものが多いんですよね。
その音質は、もう最高の一言! 僕が欲しいラインを全てついてくれる完璧なチューニングでしたね。ミドルクラスの到達点って感じ。これ以上の音は正直同価格帯だと想像できないです。これはDUNUがスゴイのか、GIZAUDIOがスゴイのかわかりませんけど、まあどっちもスゴイ!
ドライバー構成は2DD +4BAの6ドライバー5ウェイ構成。ダイナミックドライバーは8mmと10mmのデュアルドライバーが並列に配置されてます。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用していますが、こちらのみ埋め込み型を採用!耐久性的にはこのタイプの方がありがたいんですよね。
プラグも3.5mm、4.4mmの切り替えが可能も可能です。
外観は木目のフェスプレートが採用されているのですが、どうやら製品によって柄が全然違うみたいですね。柄ガチャ。
ノズルは他のイヤホンと比べてもかなり太めで、イヤーピースを取り付けるのが大変。DUNUにいつも付いてくる「Candy Eartip」はもはや付属品なのにハマらなかったわ! 軸裂けたわ! そこは考えて設計してっ!
スペックはインピーダンスが35Ω、音圧感度は109dB/mW、再生周波数帯域は5Hz – 40kHzとなっています。
装着感もとても良好です。
音の傾向は以前紹介したSA6MK2のようなキレッキレのドンシャリサウンドで、ドンシャリというよりはW字型って感じですかね。非常に高解像度かつレスポンスの良い音で全部の音が主張してきます。Perfomer 8と比べてもメリハリ感のある派手目な音ですね。
低域は超ゴリゴリで迫力たっぷり! コッテリマシマシな低音派という方でも納得できるほどの振動さえも感じるような重低音を体感できます。かといって迫力だけにまかせるような感じでもなく、レスポンスが超早いのでブーミーな感じがないんですよね。締まりの境地のような低音ですよ。
高域はDUNUらしい硬質でレスポンスが良くて鋭く伸びる音で、もうそりゃキレッキレです。約9万円の上位モデルのSA6MK2ほどのクリアさはさすがにないですが、それに近い伸びの良さ。Performer 8と比べても同等クラスの解像度感でさらに硬質に鳴らすような印象ですね。シンセサイザーやシンバルなど瞬発的な音が得意です。ストリングスアレンジとかだと他にも得意な製品がありそうかなって感じですね。
SA6MK2の場合は、そのキレの良い高域にボーカルが乗るのでハイトーン系ボイスだと高域がピーキーすぎて刺さるような感覚があるのですが、DaVinchiはそのキレッキレの高音にボーカルが乗らないんですよ。そして、重厚な低域もまったく埋もれないんですよね。
まるでボーカルだけ別のドライバーで鳴らしているかのような感覚で、とても近くて艶やかに輪郭良く鳴らすとても質の高いボーカルラインなんですよ。ドンシャリのはずなのにボーカルが引っ込まずにめっちゃ主張してくるんですよね。
「なにこれ、全部の音が主張してくるのに、なんでボーカルはこんなキレイなん、意味わからん」ってなりますよ。
3位のHYPE 2と傾向は似ていますが、Davinchiの方がもっと高域と低域が強調されていて、低域に躍動感があるような感じですね。HYPE 2はある程度のバランスを保ちつつ、低域は迫力よりも立体感を重視したような印象を受けました。音場もHYPE 2の方が広いように感じましたね。
全体的なバランスの良さや解像度の高さは2位のPerformer 8の方が上かな?という印象ではありました。Davinchiが1位の理由はなんども言うように”好み”です。
おすすめのジャンルはロックやポップス、メタル、アニソンといったところでしょうかね。「結束バンド」「Mrs.Green Apple」「YOASOBI」「Ado」など、音数が多くて低域の躍動感が高く、ボーカルも映える楽曲との相性がベラボーに良いです。Adoの「唱」とか、今まで聴いたどのイヤホンよりもよく感じましたよ。
ホント、DaVinciの音は素晴らしいの一言でした。これだけ優秀な機種が多い5万円前後の有線イヤホンのなかで、迷いもせず1位と思えた実力でした。Performer 8よりも1万円も安いのがさらにスゴイ。
ちなみにイヤーピースをELETECH BAROQUEにすると、高域の解像度感が定まり、低域にさらに躍動感が加わってエグい音になります。この組み合わせおすすめ。
6位〜10位
個人的6位から10位はこちらです。
6位
7位
8位
9位
10位
バーチャル試聴
YouTube版では、サザン音響の「SAMREC 2600(70万くらいします)」+「RME BabyFace Pro FS」を使ったバーチャル試聴も行っています。
まとめ
ということで以上、ミドルクラスイヤホンランキングのおすすめを紹介しました。
ジャンル別に紹介するなら
- ジャズ・クラシック→HIMALAYA
- ボーカルものメイン→Cadenza4
- ポップス、シティホップ、ヒップホップ、ディスコ・ファンク系→HYPE 2
- ロック、ポップス、メタル、EDM→DaVinci
- オールジャンル→Performer 8
あくまで、今回はボクの音の好みを反映したランキングです。好みの音や普段聴くジャンル、合わせるDAPやDAC、聴こえ方によって人それぞれランキングが異なると思います。
なので、信用はせずにあくまで参考程度にご覧いただければと思います。
ただ、ボクの意見だけを伝えるなら、今回はDaVinciが圧勝でしたね。もう10万円以下まではこれで一本でいいって思ったレベルです。それほどドンピシャでしたね。
コメント
コメント一覧 (1件)
HibyのProject Aceを入れたら順位は何位になりそうでしょうか?
DaVinciとどちらの方が印象が良かったのか気になります!