>>2024年最新版おすすめのワイヤレスイヤホンはこちら

【SOUNDPEATS Truengine2 レビュー】コスパ最強メーカーのフラグシップモデル

当ページのリンクには広告が含まれています。
アイキャッチ

こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。

こちらの記事ではイヤホン界のワークマンプラス(勝手に命名)中国メーカーのSOUNDPEATSより、フラグシップモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Truengine2」のレビューを行なっています。

SOUNDPEATS Truengine2の特徴
  • SOUNDPEATSの集大成
  • デュアルドライバー搭載
  • 二つのマイクを搭載し、クリアな音声で通話
  • ケース込みで30時間再生できる
  • Qi(ワイヤレス充電)対応
  • イヤーフック付きで耳から落ちない

コスパの高さで定評のあるSOUNDPEATSの集大成ということで、どれほどの実力があるのか気になりますね。

こちらの「Truengine2」を購入してきましたので、実機を交えてレビューをしていきます!

総合評価

3.5/5

Truengine2

Truengine2
  • イヤーフックにより耳から落ちにくい
  • ワイヤレス充電対応
  • 再生時間が長い
  • 充電ケースが大きい
  • 音質は6000円台のTruengine 3SEの方が良い

3.7

高音

3.7

中音

3.9

低音

3.5

コスパ

4.0

装着感

4.0

利便性

1万円以下のおすすめ完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は以下の記事をご覧ください。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

SOUNDPEATS Truengine2 レビュー

パッケージ

スペック一覧

スペック一覧Truengine2
Bluetooth
/チップ
5.0/
QCC3020
コーデックSBC,AAC,aptX
防水規格IPX5
ドライバー6mmデュアルドライバー
質量ケース:6.0g
本体:87.4g
再生時間本体のみ:7時間
ケース込:30時間
充電時間約1.5-2.0時間
充電端子Type C
Qi(ワイヤレス充電)
ノイズキャンセリング×
外音取り込み×
保証期間1年

カラーバリエーション|ブラックの1色のみ

ブラック

SOUNDPEATS Truengine2のカラーバリエーションはブラックの1色のみです。

付属品|イヤーピース、イヤーフック、USB Type Cケーブル、マニュアル

付属品|イヤーピース、イヤーフック、USB Type Cケーブル、マニュアル
付属品一覧
  1. イヤーピース S,M,L 3ペア
  2. イヤーフック S,M,L 3ペア
  3. USB Type Cケーブル
  4. マニュアル

SOUNDPEATS Truengine2の付属品は、イヤーピース、イヤーフック、USB Type Cケーブル、マニュアルです。

イヤーピースはS,M,Lの3ペア

イヤーピースはS,M,Lの3ペア

SOUNDPEATS Truengine2に付属するイヤーピースはS,M,Lの3ペア。

軸の色味が青く、厚みのある設計でスポーティーな印象を与えます。

イヤーフックもS,M.Lの3ペア

イヤーフックもS,M.Lの3ペア

SOUNDPEATS Truengine2には落下防止のためのイヤーフックも3ペア付属。

イヤーフックを装着したまま充電ケースにしまうことができるので、わざわざ外す必要もありません。

USBケーブルはType C

USBケーブルはType C

USBケーブルは短めのType Cケーブルが付属しています。

充電ケース|ちょっと大きすぎ

充電ケース|ちょっと大きすぎ
充電ケース
充電ケース

SOUNDPEATS Truengine2の充電ケースは大きく厚みもあり、ポータブル性は悪いです。

パンツのポケットにいれても膨らみが気になりますし、バッグに入れても傷が目立つ素材なので無造作に入れるのも躊躇してしまいます。

バッテリー容量を減らしてでもコンパクトにして欲しかったですね。

充電端子はUSB Type C

充電端子はUSB Type C

充電端子は最新の規格「USB Type C」を採用。

Androidスマホなどで使っているケーブルの使い回しができるので便利です。

Qi(ワイヤレス充電)対応!

Qi(ワイヤレス充電)対応

なんとQi(ワイヤレス充電)にも対応!

10000円以下の完全ワイヤレスイヤホンでQiに対応しているのは珍しい。

使い始めると、充電したつもりがないのに、いつの間にか満充電になっているような感覚で使えるので超絶便利ですよ。

ちなみに僕が使ってるワイヤレス充電器はこちらです。

価格が安い割には2台同時充電などもできておすすめです。

再生時間|本体7時間、ケース込で30時間

再生時間|本体7時間、ケース込で30時間

SOUNDPEATS Truengine2の再生時間は、本体で7時間、ケース込みで30時間の再生ができます。

他のイヤホンだと本体のみで5時間前後のことが多いのですが、7時間再生可能はかなり高寿命ですね。

オンライン会議や出張、旅行など長時間イヤホンを装着している場面でもバッテリーが切れてしまう心配が少ないですね。

インジゲーターでバッテリー残量がわかる

インジゲーターでバッテリー残量がわかる

SOUNDPEATS Truengine2は側面に備えるLEDインジゲーターでバッテリー残量を確認できます。

インジゲーターの見方は以下の通りです。

インジゲーター点灯数バッテリー残量
LED1つ点灯〜25%
LED2つ点灯〜50%
LED3つ点灯〜75%
LED4つ点灯〜100%

LEDがひとつしか点灯しなくなったら充電しておきましょう。

本体|大きいけどスマートな見た目

本体|大きいけどスマートな見た目

SOUNDPEATS Truengine2のイヤホン本体。

「S」のロゴが光るスマートなデザインです。

デュアルダイナミックドライバーが見える

デュアルダイナミックドライバーが見える

ノズル付近はスケルトンになっており、内側のデュアルダイナミックドライバーが目視できます。

サイバーパンク感があってカッコイイですね。

ノズル部はフィルター付き

ノズル部はフィルター付き

ノズルは金属系の素材。

網目状のフィルターが備え付けており、本体への耳垢の混入を防ぎます。

長く使っていると、フィルターが耳垢で根詰まりを起こしてしまうので、定期的に清掃をしましょう。

IPX5の防水にも対応

本体にはIPX5相当の防水性能が備わっており、スポーツ中の汗への対策はもちろん、ゲリラ豪雨がきても、お風呂を洗いながら間違ってシャワーを出して顔に水がかかっても壊れる心配がありません。

重さ|本体6.0g ケース込みで87.4g

本体は6.0g
ケース込みで87.4g

SOUNDPEATS Truengine2は本体6.0gと平均的な重さ。イヤーフックもついているので、そこまで重量は感じません。

ケース込の重さは87.4g。ちょっと重いですが、それよりも大きさが気になる

操作方法|タッチパネルで操作

ノズル部はフィルター付き
操作方法一覧

▽音楽再生

  • 再生/停止 → L or R側を2回タップ
  • 曲送り → R側を1.5秒間長押し
  • 曲戻し → L側を1.5秒間長押し
  • 音量を上げる → R側を1回タップ
  • 音量を下げる → L側を1回タップ

▽通話

  • 電話を受ける → L or R側を2回押す
  • 着信拒否 → L or R側を1.5秒間長押し
  • 通話終了 → L or R側を2回押す

▽その他

  • 電源を入れる → L側 or R側を1.5秒間長押し
  • 電源を切る → L側 or R側を10秒間長押し
  • 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し
  • 音声アシスタント → L側 or R側を3回タップ

SOUNDPEATS Truengine2はタッチパネルで操作します。

ハウジング(イヤホン背部)が広いわりにはタッチポイントがシビアで、どのあたりのタッチしたら操作ができるかの慣れが必要です。

「S」のロゴあたりをタッチすればスムーズに操作ができます。

ペアリング方法|本体を取り出してスマホで接続

スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら

STEP
充電ケースから本体を取り出す
充電ケースから本体を取り出す
STEP
「設定」→「Bluetoothを開く」
iPhoneホーム画面より、「設定」→「Bluetooth」と選択
STEP
「SOUNDPEATS Truengine2」をタップする

ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。

両耳のペアリングができない場合はリセットをしよう

両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。

リセットの手順はこちら
  1. 接続デバイスからBluetooth接続を解除
  2. イヤホンを充電ケースに戻す
  3. 充電ケースにしまったまま蓋をあけて、左右のタッチパネルを10秒間長押し
  4. インジゲーターが2回点灯

こちらでリセット完了です。

装着感|イヤーフックで安定する

装着感|イヤーフックで安定する
装着感(4.5)

SOUNDPEATS Truengine2の装着感はイヤーフックがついていることもあり、安定した装着感です。

ジョギングやスポーツなど、振動を伴う運動をしても本体が落ちることもなく安心です。スポーツには最適ですね。

ただ、本体が大きいため、耳の小さな方や女性の方だと圧迫感があると思います。

耳から飛び出すのが気になる

耳から飛び出すのが気になる

ノズル部にデュアルダイナミックドライバーを2基搭載している影響で耳の外側に大きく飛び出す形状になっています。

装着感は安定するけど、この飛び出し具合は見た目がキニナル…

片耳でも使える

片耳でも使える

SOUNDPEATS Truengine2はスマートフォンとBluetooth接続した側であれば、片耳のみの使用ができます。

子機のみを取り出した場合は再ペアリングが必要になりますが、ペアリング情報は残すことができます。L,R両方ペアリングしておけば、どちらを取り出しても自動的に接続されます。

音質|Truengine 3SEのほうが上

音質|Truengine 3SEのほうが上
高音(3.7)
中音(3.7)
低音(3.9)

SOUNDPEATS Truengine2の音質は重心が低めで、低音の量感が豊かなサウンドです。デュアルドライバーを搭載していることもあり、低域と高域の音が分離できており、こもりのない音を楽しめます。

しかし、低域の量感も迫力もありますが、バスドラムの一番迫力が欲しい部分が沈みきらなかったり、高域はこもりはないけど上までは伸びきらなかったりと性能をうまく活かしきれていない印象です。全体的に締まりが欲しいですね。

得意なジャンルはロックやEDM、ヒップホップなどノリの良いサウンド全般。繊細な表現は苦手なので、弾き語りやジャズ・クラシックには向いていないように感じました。

正直、Truengine2より安い「Truengine 3SE」のほうが一聴してわかるレベルで音が良いです。コスパも含め僕ならTruengine 3SEを選びますね。

通話品質|ふつう

通話品質(3.5)

SOUNDPEATS Truengine2のマイク性能は普通です。

音声はややクリアですが、周りの雑音が少し入りやすいようにも感じます。

静かな環境での通話には向いています。

音途切れ|は一切なし

接続安定性(4.0)

SOUNDPEATS Truengine2の音途切れは一切ありませんでした。

2019年後期に発売したモデルということもあり、安定した接続性です。

音の遅延|感じやすい

遅延の少なさ(3.0)

SOUNDPEATS Truengine2で動画を見たときの音の遅延は、けっこう感じやすいです。

口元と音声が少し合っておらず、映画やライブ映像を見ると違和感があります。

YouTubeのバラエティ動画やレビュー動画でようやく気にならないレベルですね。

SOUNDPEATS Truengine2 評価まとめ

総合評価

3.5/5

Truengine2

Truengine2
  • イヤーフックにより耳から落ちにくい
  • ワイヤレス充電対応
  • 再生時間が長い
  • 充電ケースが大きい
  • 音質は6000円台のTruengine 3SEの方が良い

3.7

高音

3.7

中音

3.9

低音

3.5

コスパ

4.0

装着感

4.0

利便性

SOUNDPEATS Truengine2は、イヤーフックを装着しながらも充電ケースに収めることができる珍しい完全ワイヤレスイヤホンです。

スポーツやジョギング用途での使用にはおすすめですが、悪くはないけど音質やコストパフォーマンスで考えると他にも選択肢があるかな?とは感じました。

Truengine 3SEが発売する前に聴いていたら評価が変わってたんだろうな…。アレほんとコスパ良いもの。

SOUNDPEATSの他のイヤホンとの比較はこちらの記事をご覧ください。

アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次