こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。
こちらの記事ではSOUNDPEATSの高音質完全ワイヤレスイヤホン「Truengine 3SE」をレビューをしていきます。
- 6000円台で買える完全ワイヤレスイヤホン
- 片側に2つのスピーカーを搭載「デュアルダイナミックドライバー」
- 独自技術により、高域・中域・低域、それぞれの帯域を繊細に表現
コスパ最強と呼ばれる完全ワイヤレスイヤホンが増えてきましたが、機能性やスペックが優れたものが多く、音質は置いてけぼり!
今回ご紹介します「Truengine 3SE」は、6,000円台と価格を抑えながらもデュアルダイナミックドライバー搭載と音質に特化した完全ワイヤレスイヤホンです。
今回Truengine 3SEを購入しましたので、実機を使ってレビューをしていきます!
総合評価
4.0/5
- 価格に対して音の分離が良い
- 邦楽ロックとの相性が最高
- 再生時間が長い
- 1ペア1,000円のイヤーピースが付属で入っている
- とくになし
4.0
高音
3.9
中音
3.8
低音
4.6
コスパ
4.5
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0/ QCC3020 | 再生時間 | 本体:6.5時間 ケース込:30時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | デュアルダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C |
専用アプリ | – | 質量 | 本体(片耳):6.0g ケース込:52.5g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX5 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
1万円以下のおすすめ完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は以下の記事をご覧ください。
SOUNDPEATS Truengine 3SE レビュー
カラーバリエーション|ブラックの1色のみ
SOUNDPEATS Truengine 3SEのカラーバリエーションはブラックの1色のみです。
付属品|イヤーピース2種類、USBケーブル、マニュアル
- イヤーピース3ペア
- TrueGrip 1ペア(フォームイヤーピース)
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
- 割引クーポン
SOUNDPEATS Truengine 3SEの付属品一覧です。
次回Amazonで使える40%offクーポンが入っていますが、必ず入っているかどうかは分かりません。
シリコンイヤーピースが3ペア
SOUNDPEATS Truengine 3SEに付属するイヤーピースはシリコンタイプは3ペア。
傘部が深く、シリコンタイプながらも高い密閉感を得られるイヤーピースです。
1ペア1,000円のイヤーピース「TrueGrip」がついてくる
なんと付属品で、1ペア1,000円もするフォームイヤーピース、コンプライの「 TrueGrip TG-200」がついているではありませんか!
6000円の完全ワイヤレスイヤホンの付属品で1,000円のイヤーピースを同梱させるとか攻めすぎ。
今まで試した中で、装着感はナンバーワンと思えるイヤーピースなので、ぜひ使ってみてください!装着方法はコツがいるので、下記リンクをご参照ください。
USBケーブルはType Cが付属
短めのUSB Type Cケーブルが付属しています。
特にロゴの印字などはなく、汎用的に使われているものです。
充電ケース|マット調のシンプルなデザイン
SOUNDPEATS Truengine 3SEの充電ケースはマット調のシンプルなデザインです。
安っぽくもなく、かといって金属でもないので傷がつきにくく、かなり好みのデザインです。
手のひらサイズでポータブル性も良好です。
やや厚みはありますが、ズボンのポケットにいれても膨らみが気にならず、アウターのポケットに入れれば持ち運びも楽々です。
ちょっとゴムっぽいデザインなので、バッグにそのまま突っ込んでも傷がつきにくく無造作に入れても安心です。
充電端子はType C
充電端子はUSB Type C。ちゃんと最新の充電規格で製造されています。
再生時間|本体は6.5時間、ケース込みで30時間
SOUNDPEATS Truengine 3SEの本体の再生時間は6.5時間、ケース込みで30時間。
6.5時間あれば旅行中や出張でも充電が切れることもなく安心です。
ケース込みで30時間バッテリーが持つので、1週間ほど充電しなくても通勤通学くらいは使えますね。
充電するのがめんどくさいズボラさんにおすすめです。
インジゲーターでバッテリー残量を確認できる
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点灯 | 〜25% |
LED2つ点灯 | 〜50% |
LED3つ点灯 | 〜75% |
LED4つ点灯 | 〜100% |
充電ケースの蓋を開ければインジゲーターが搭載されており、点灯数でバッテリー残量を目視できます。
本体|ゴールドのロゴがワンポイント
SOUNDPEATS Truengine 3SEは本体背面に三角のゴールドロゴかあしらわれており、ちょっとした高級感を演出しています。
価格以上に所有欲を満たせるデザインですね。
デュアルダイナミックドライバーが見える
ノズル部が透けており、Truengine 3SEの特徴であるデュアルダイナミックドライバーを見ることができます。
ウォッチワークみたいでサイバーパンク感があってカッコイイですね。
ノズル径は5.6mm、くびれ部は4.6mm
SOUNDPEATS Truengine 3SEのノズル径は5.6mm、くびれ部4.6mmと通常のイヤホンと同じような口径です。
充電ケースのイヤーピース収納部も深めのため、完全ワイヤレスイヤホン向けのイヤーピースであればサードパーティ製でも使えます。
重さ|片耳6.0g、ケース込で52.5g
Truengine 3SEの本体両耳あわせての重さは12.3g、ケース込で52.5gです。
完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的な重さで、特にズシっとくることもなく、軽快に持ち運べます。
操作方法|タッチパネルで操作
▽音楽再生
- 再生/停止 → L or R側を2回タップ
- 曲送り → R側を1.5秒間長押し
- 曲戻し → L側を1.5秒間長押し
- 音量を上げる → R側を1回タップ
- 音量を下げる → L側を1回タップ
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を1回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を1回押す
▽その他
- 電源を入れる → L側 or R側を1.5秒間長押し
- 電源を切る → L側 or R側を10秒間長押し
- 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し
- 音声アシスタント → L側 or R側を3回タップ
SOUNDPEATS Truengine 3SEはタッチパネルで操作します。
タッチパネルの感度はちょうど良いレベルで、思い通りの操作がしやすいです。
ただ、1タップで音量の上げ下げがされてしまうので、片耳を外してレジでお会計をしてる間に音量が少し小さくなってしまってることもあります。
ペアリング方法|本体を取り出してスマホで接続
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳のペアリングがうまくいかなくなったらリセットをしよう
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
リセットの手順はこちら。
- Bluetoothの設定を解除
- イヤホンを充電ケースに戻す
- 充電ケースにしまったまま蓋をあけて、左右のタッチパネルを10秒間長押し
- インジゲーターが2回点灯
こちらでリセット完了です。
動画でも紹介されていますのでわからない方はこちらもご覧ください。
装着感|耳の形に沿ってフィット
装着感 | (4.5) |
SOUNDPEATS Truengine 3SEは耳の形に沿った少し凹凸のある本体形状で、画像のように女性の耳でもピタッと耳に収まってくれます。
シリコンイヤーピースでうまくフィットしない場合は、付属で入っているフィット完全最強イヤーピース「Truegrip」を使いましょう。
そのまま耳に装着してもうまくフィットしないので、手で小さく潰してから元の形状に戻る前に耳に入れてください!それだけで完璧フィット!
音質|音の分離が凄い
高音 | (4.0) |
中音 | (3.9) |
低音 | (3.8) |
SOUNDPEATS Truengine 3SEを一聴して感じることは「音の分離が凄い」でした。
デュアルダイナミックドライバー搭載ということもあり、聴く前のイメージはゴリゴリの低音かと思ったのですが、意外とスッキリとしており、音の一つ一つがクッキリと聴こえます。
邦楽ロックとの相性が最高
音場が広く、その中でどの方向からどの楽器が鳴っているかをモニタリングしやすく、ライブ感のあるサウンドを体感できます。
特にギターがジャキジャキと鳴る邦楽ロックとの相性が良く、「凛として時雨」や「[Alexandros]」など音数が多くスピード感のある楽曲でも音がもたつかずに描写してくれます。
ロキノン好きにイチオシの完全ワイヤレスイヤホンです。(ロキノンファン談)
他の5,000円前後の完全ワイヤレスイヤホンと比べると実力はどうなの?と気になる方はこちらの記事もご覧ください。
通話品質|ふつう
通話品質 | (3.5) |
SOUNDPEATS Truengine 3SEのマイク性能は普通です。
周りの雑音が入りやすいく、屋外や騒がしい環境での通話には向いていません。
テレワーク用でガッツリ使いたい方にはおすすめできません。
音途切れ|通勤中に一度だけ発生
接続安定性 | (4.5) |
SOUNDPEATS Truengine 3SEを通勤中に5往復ほどしましたが、一度だけ音途切れがありました。
一度だけだったため、よほど通信環境が悪くない限りは途切れることはないと言えます。
音の遅延|は感じやすい
遅延の少なさ | (3.0) |
SOUNDPEATS Truengine 3SEで動画を見たときの音の遅延は少なく、口元と音とのずれがほぼありません。iPhoneでAACにて接続して視聴してもこのずれの少なさなので、なかなかの低遅延です。
Truengine 3SEとTruengine SEを比較|その違いは?
スペック一覧 | Truengine 3SE | Truengine SE |
---|---|---|
高音 | (4.0) | (3.8) |
中音 | (3.9) | (3.8) |
低音 | (3.8) | (3.7) |
コーデック | SBC,AAC,aptX | SBC,AAC,aptx |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
質量 | 本体のみ:6.0g ケース込:52.5g | 本体のみ:5.2g ケース込:54.3g |
再生時間 | 本体のみ:6.5時間 ケース込:30時間 | 本体のみ:6時間 ケース込:27時間 |
充電時間 | 約2時間 | 約2.5時間 |
充電端子 | USB Type C | microUSB |
付属品 | イヤーピース3ペア TrueGrip 1ペア(フォームイヤーピース) USB Type Cケーブル マニュアル | イヤーピース3ペア microUSBケーブル マニュアル |
価格 | 6,290円 | 5,990円 |
見た目だけで言えばTruengine SEが好み
本体の見た目は、Truengine 3SEは三角状のゴールドカッパーロゴ、Truengine SEはマット調のSが光るロゴ。
個人的な好みで言えば、Truengine SEです。
音質と装着感はTruengine 3SEが断然上
音質と装着感についてですが、どちらもTruengine 3SEが断然上です。
Truengine 3SEのほうが音に締まりと高域に伸びがあり、全体を通して見渡しの良いサウンドです。Truengine SEも価格を考えれば十分に良いのですが、3SEと比較するとこもって聴こえます。
本体形状もTruengine 3SEのほうがコンパクトになっており、ノズルも短くなっているので耳への収まりも格段に良くなっています。
まとめ|Truengine 3SEを選んだ方が良い
Truengine 3SEとTruengine SEを比較すると、スペック、音質、装着感あらゆる面でTruengine 3SEに軍配が上がります。
さらに、Truengine 3SEには付属品で1000円相当のイヤーピースもあり、さらに装着感を高めることができます。
価格は300円ほど違いますが、300円以上のコストパフォーマンスの高さは間違いなく持っているので、Truengine 3SEとTruengine SEでどちらを買えばいいかわからない方、Truengine 3SEを買いましょう。
SOUNDPEATS Truengine 3SE 評価まとめ
総合評価
4.0/5
- 価格に対して音の分離が良い
- 邦楽ロックとの相性が最高
- 再生時間が長い
- 1ペア1,000円のイヤーピースが付属で入っている
- とくになし
4.0
高音
3.9
中音
3.8
低音
4.6
コスパ
4.5
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0/ QCC3020 | 再生時間 | 本体:6.5時間 ケース込:30時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | デュアルダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C |
専用アプリ | – | 質量 | 本体(片耳):6.0g ケース込:52.5g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX5 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
- 音質の良い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- 価格は高すぎないけど、品質の良いイヤホンが欲しい
- 邦楽ロックが好き
SOUNDPEATS Truengine 3SEは価格を抑えながらも音の分離がよく、一つ一つの音をクッキリと聴くことのできるイヤホンです。
邦楽ロックとの相性がとにかく良いので、音質にこだわってロックサウンドを細部まで楽しみたい方におすすめです!
コメント
コメント一覧 (2件)
私のaliexpress(オフィシャル店)で購入したtruengline 3 seはQCC3040と箱に印刷されていました。ブルートゥース接続もapt-x adaptiveと表示されました。色々なバージョンが有るのでしょうか。サイトではブルートゥースのバージョンは5.2 と表示されていました。何が正しいのやらわかりませんが面白いです。これからも良い情報をお願いします。
僕のレビューした当時はマイナーチェンジ前のため、Bluetoothバージョンは5.0モデルになっています。
今はバージョンアップして、QCC3040を搭載し、接続製や利便性がアップしてより使いやすくなっているみたいですね!