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FiiO BTR7 レビュー|DAPいらん!コスパ最強クラスのBluetoothアンプ

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こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。

人気すぎて売り切れ続出のBluetooth対応のDACアンプ「FiiO BTR7」が届きました!

先に試しましたが、これは売り切れになってもおかしくないですね!

有線でも無線でも使える高音質DACアンプなのですが

「DAPいらん」

誇張なしで本気でそう思える音質を、おおよそ3万円という価格で、しかもワイヤレス環境で実現していますね!

ということで、今回はこちらのBTR7をメーカーさんよりレビュー用に提供いただきましたので、前作のBTR5 2021や、GO Bluなど他のBluetoothDACとの比較をしていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

BTR7
総合評価
( 5 )
メリット
  • 小型のBluetooth対応DACのなかでは最強クラスの音質
  • 有線・無線・据置、あらゆるシーンで使える
  • 4.4mmバランス接続が使える
  • ワイヤレス充電が超便利
  • 付属品で保護ケースがついてくる
  • 本体のみでゲイン設定などが可能
デメリット
  • ケースが若干ブカブカ
目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。

YouTubeチャンネル登録者5万人、ブログ月間アクセス30万PVほど。

FiiO BTR7 概要・スペック

BTR7の特徴はこちら。

BTR7の特徴
  • DACチップはES9219Cを左右独立で搭載
  • 先進のアンプテクノロジー「THX AAA-28」デュアル搭載
  • PCM384kHz/32bit、DSD256ネイティブ再生を可能とするUSB DAC機能
  • 「QCC5124」採用
  • LDAC/aptX Adaptive/apt X HD/apt X/AACなど、あらゆるコーデックに対応
  • 3.5mmアンバランスと4.4mmバランス端子どちらも搭載
  • ワイヤレス充電にも対応

この「THX AAA-28」というフィードフォワード方式を採用したアンプ回路がヤバいんですよ。

従来のアンプは「フィードバック方式」を採用しているものが多いのですが、これはアンプに音が入ってから増幅してから発生する「歪み」などのノイズを後から除去するような形式です。

対してフィードフォワード方式は、音を増幅する前に歪みとノイズを除去するので、とても歪みやノイズが少ない音を出力できるのですよ。

技術的にどうなっているのかわからないのですが、ものすごい特許技術で、このTHXが採用されてからのFiiOの音質は本当に透き通るかのようにクリアで超好みになりました。

ちなみにBTR5 2021とのスペック比較はこちら!

スペック一覧BTR7BTR5 2021
DACチップES9219C x2ES9219C x2
再生時間3.5mm : 約9時間
4.4mm : 約8時間
3.5mm : 約9時間
2.5mm : 約7時間
バージョンBluetooth 5.1Bluetooth 5.0
BluetoothチップQCC5124CSR8675
対応コーデックSBC, AAC, aptX, aptX LL, aptX HD, aptX Adaptive, LDACSBC, AAC, aptX, aptX Low Latency, aptX HD, LDAC
対応ビットレートPCM 384kHz/32bit
DSD256
MQA16x レンダラー
PCM 384kHz/32bit
DSD256
MQA16x レンダラー
THD+N3.5mm : 0.00055%未満
4.4mm : 0.00048%未満
3.5mm : 0.003%未満
2.5mm : 0.002%未満
出力端子3.5mm / 4.4mm3.5mm / 2.5mm
出力レベル3.5mm : 160mW
4.4mm : 320mW
3.5mm : 80mW+80mW以上
2.5mm : 240mW+240mW以上
S/N比3.5mmシングルエンド: -118dB
4.4mm バランス: 115dB
3.5mm : -118dB
2.5mm : -122dB
ノイズフロア(A weighted)3.5mm : 3μV以下
4.4mm : 5.5μV以下
3.5mm : 2μV以下
2.5mm : 2.2μV以下
本体サイズ(mm)83.6 x 39.6 x 14.6 mm72 x 32 x 11.1 mm
重量68g43.7g
保証期間1年1年
価格34,100円19,800円

再生時間はバランス接続時のみではありますが、BTR7になって1時間ほど伸びていますね!

コーデックは新たに「aptX Adaptive」に対応し、対応スマホとの接続で、さらに低遅延で高音質で伝送できるようになりました。

そしてTHXを採用したことによるTHD+N(歪み比率)が、前作のBTR5 2021より大幅に少なくなっています。要はノイズが少なくて、とてもクリーンな音を出力できるようになったと思っていただければ!

それでいて出力レベルも増えているので、鳴らしにくいイヤホンやヘッドホンでも、より鳴らしやすく実力を発揮できるようになりました。

ふつう出力が増えたら、歪みも比例して大きくなることが多いのですが、「出力を上げつつ歪みは少なくする」というとんでもない進化をしています。

価格は前作より15,000円ほど上がっていますが、BTR7を聴いたらそんなことはどうでも良くなりますよ。

FiiO BTR7 外観・付属品

BTR7のパッケージは半透明の本体がふわっと浮き上がる感じのデザイン。遊戯王カードのスーパレアカードみたいな感じで枠線が光ります。

開封すると梱包された本体が出てきます。

付属品一覧
  1. 保護ケース
  2. USB-C to Cケーブル
  3. USB-A to Cケーブル
  4. マニュアル
  5. 保証書

保護ケースはまるで別売りで3000円ほどで販売しているもののように質感が高く、BTR7を安心して持ち運びできます。

セットで保護ケースを付属してくれるのは超ありがたいですね!

USB-C to CはAndroidスマホやDAPと有線接続ように、USB-A to Cケーブルは充電やパソコンとの接続用に付属しているのでしょう。

Lightning to USB-Cケーブルは付属していないので、iPhoneと有線接続したい方は、別途LT-LT1などを購入しましょう。

本体は液晶ディスプレイ付きのまるで小型DAPのような造形。

Bluetooth対応DACアンプとしては、やや大きめですかね?

他の小型BluetoothアンプやDAPと比べるとこんな感じ。

左からM3X、BTR7、BTR5 2021、UP5、Go Blu

今回比較したBTR5 2021やUP5、GO Bluと比べるとサイズ的には一番大きいですが、DAPであるM3Xと比べるとサイズはかなりコンパクトです。

底面には充電兼有線接続用のUSB-C端子を備えています。

イヤホンジャックはアンバランス接続方式の3.5mm、そしてバランス接続の4.4mm端子を備えています。これを待っていた!!

そして、特にすごい特徴がこちら。

なんとBluetooth対応DACなのにQi規格によるワイヤレス充電に対応しているという点です。

ワイヤレス充電で運用してみましたが、超絶ラクですよ!

乗せるだけで充電できるから、感覚的には充電してるつもりがないのに、いつも満充電のような感覚で使えます!

昔に音質はそこまでよくないBluetoothアンプでワイヤレス充電に対応しているものはありましたが、BTR7のような超本格的な機種で対応しているものは初めて見ました!

最後に重さですが、69.6g。

大体スマートフォンやDAPの1/3くらいの重さですね。

胸ポケットに入れていてもズシッとくる感じでもないです。

FiiO BTR7 レビュー

音質|小型Bluetooth対応DACとして最強クラス

BTR7の音質は、このような小型のBluetooth対応DACとしては最強クラスの音質の良さのように感じました。

本気で音質が素晴らしく、ワイヤレス環境でありつつも同価格帯のDAPとも十分に対抗できる実力を備えています。

試聴は次の環境で聴いてみました。

試聴環境
  • イヤホン:Lime Ears Aether
  • ヘッドホン:TAGO STUDIO T3-01
  • 再生デバイス:iPhone 13 Pro、Xiaomi Redmi Note 9s

音の特徴は次のとおりです。

音の特長

4.5

音質

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
  • 高音:ワイヤレスとは思えないほどの雑味のないクリーンな高音で、刺さり感もまったく感じさせず、横にすぅーっと抜けていくような高音。まるでそよ風のように自然で広がっていくような高音ですね。
  • 中音:繊細で再現度を重視した中音。音の重厚感は薄めですが、その分解像度は高く、ピアノやギター、ボーカルなど、同じ帯域の楽器を見事に分離して聴かせるようなタイプ。
  • 低音:楽曲が本来持ち合わせている低音をニュートラルに鳴らすような印象。かといってモニターのように解像度を重視しすぎた低音というわけではなく、バスドラムは迫力良く鳴らし、ベースラインはやさしく広がるように鳴らします。
  • 音場:縦にも横にも広く、抜けていくような自然な音場の広さ。
  • 傾向:音が固くない、自然でニュートラルなサウンド。味付けは少なめでありつつも、味気のなさはなく、楽曲が意図する雰囲気を自然に伝えるような音作り。
  • 解像度:小型のBluetooth対応DACとしてはトップクラスの解像度の高さ。

得意なジャンル

  • オールジャンルOK

その音作りは、まさにTHXを搭載したFIiOサウンドという感じで、従来のFiiOらしい「硬さ」が取れ、自然で抜けが良く、とても聴き馴染みの良いサウンドに仕上がっています。

ちょっと誇張しすぎかもしれませんが、以前レンタルしていた10万円の据え置きアンプ「FiiO K9 Pro」のBluetooth部分だけを取り出して、イヤホンの出力に特化したかのような印象を受けました。

3.5mm、4.4mmどちらで聴いてもホワイトノイズが少なく、高感度のイヤホンと組み合わせても「サーっと」いうノイズが聞こえにくいですね!

出力も高く、普段愛用しているT3-01はもちろん鳴らして切れるのはもちろんのこと、なんとゼンハイザーのHD660 sでも十分楽しめるではありませんか!

HD 660 sはインピーダンス150Ωとドライブしにくいヘッドホンですが、BTR7で使っても物足りなさはあまり感じず、ふつうに楽しめるような印象でしたね!

ワイヤレス接続時、高音質コーデックである「LDAC」で聴いた方が、やはり音の粒だちや細かさ、音の情報量などが増しますが、iPhoneはLDACに対応していないというツラさ。

ただ、iPhoneでもっとも高音質コーデックである「AAC」で聴いても、LDACとの音質の差異はそこまで大きくなく、この環境下でも同価格帯のDAPと十分に張り合えるほどの音質の良さを感じました。

有線接続で聴いてみる

有線接続で聴いてみると、ワイヤレスのちょっとした音の損失がなくなったような感覚があり、さらに高純度で情報量の多い音を体感できるように感じました。

LT-LT1というケーブルを使ってiPhoneと接続すれば、同価格帯クラスのドングル型DAC級の実力はあります。

以前レビューをして超反響があった「FiiO KA3」と比べても、個人的にはBTR7の方が音質が良く感じましたね。しかも有線ではなくワイヤレス環境でも。

KA3のように音が固すぎず、ナチュラルで非常に聴きやすいので、いろんなイヤホンやジャンルに合わせやすいように感じました。

パソコンに接続すれば、据え置き型のアンプとしても使えます。普段ZEN-DAC(無印)で音楽を聴いているのですが、ぶっちゃけそれよりも音質が良いというか好みかもしれません。

ワイヤレス・ポータブル・据え置き、一つで3役をこなせる最強のマルチDACという感じですね!

DACが欲しいけど、家でも使いたいし、外出先でも使いたいし、かといってワイヤレスで使ったら便利そうだし……と考えている人、BTR7一つで全て解決できますよ!

他のDACと比較すると?

おそらく気になるのは、他のBluetooth対応DACと比較すると、どれほどの実力があるのか?という点だと思います。

ということで「BTR5 2021」と「iFi-Audio GO Blu」と比べてみましょう。

BTR5 2021と比較すると?

BTR5 2021と比べると、その実力は2ランクほど上ですね。価格差はありますが、価格差以上のグレードの違いを感じます。

BTR5 2021もワイヤレス環境としては十分に音質の良いモデルですが、感覚的には「スマートフォンに直接刺すよりは良い」くらいの感覚なんですよね。

ワイヤレス環境なので便利ではあるのですが、あくまでワイヤレス環境だからと少し妥協している点もあります。

対して、BTR7はワイヤレス環境で聴いても「同価格帯のDAPを食うほどの実力がある」「DAPいらない」と思えるほどの実力があり、妥協している感が一切ないのですよ。

BTR5 2021は今までのFiiOらしく、ニュートラルだけどちょっと硬めで音場がやや狭いような印象を受けますが、BTR7は自然で抜け感が良くなり、とても聴き馴染みが良くなりましたね。

GO Bluと比較

気になっている人も多いかもしれませんが、僕が以前大絶賛したBluetoothアンプ「GO Blu」とも比較してみました。

結論からお伝えすると、音質や音の細かさ、解像度など「音質」としての良さはBTR7の方が一歩上のように感じました。

ただ、音の躍動感やメリハリ感の良さ、中域隊の厚みなど、楽曲を「一つの作品として楽しく美しく鳴らす」音作りのうまさはGO Bluの方がよく感じましたね。

たとえば、以前おすすめの組み合わせとして紹介した「有線ピヤホン3」で比べた場合、ライブ会場にいるかのような臨場感はGO Bluのほうが体感できるように感じます。

またサイズもBTR7より非常にコンパクトで、イヤホンケースのメッシュ部分にも忍ばせられるほどの小ささ。胸ポケットにもすっぽりと治ります。

デザインもアンティーク調で非常に美しく、GO Bluのほうが所有欲は満たしてくれますね。

ただ、GO Bluはインピーダンスが低くて鳴らしやすすぎるイヤホンと組み合わせると、無音時に「サーッと」音がする「ホワイトノイズ」が気になるのですよ。

クラシックや弾き語りなど、無音部分が多い楽曲を静かなところで聴くと、結構気になるかも。

BTR7は、高感度のイヤホンでもホワイトノイズが少なく、ゲイン調整によって出力を調整できるので、「音」に対しての利便性はBTR7の方が上ってところですかね。

ということで「音質の良さ・音に対する利便性」で選ぶならBTR7、「音の楽しさ・見た目やサイズ感」で選ぶならGO Bluってところでしょうか。

全てにおいてBTR7の方が上という感じでもないです。

DAP(Shanling M3X)と比べると?

最後にDAPとの比較ということで、エントリー向けにもっともおすすめしている4万円で買える「Shanling M3X」と比較してみました。

まずBTR7をiPhoneでAAC接続した場合の比較ですが、聴き比べるとBTR7はハイハットやボーカルのピークラインなど、高域帯に若干の荒さを感じるような印象。

ただ低域や中域の情報量や解像度感はそこまで変わらず、高域の荒さが少し気になる程度といったところですかね。

M3Xの方が音質は良いですが、BTR7でも十分すぎるくらい音質に満足できるような感じです。

次にRedmi note 9sでLDACで接続した場合で比較してみました。

これは実力的にはかなり近づきましたね。

まだほんの少し高域帯が一部損失しているような感覚を受けます。M3Xの方が音の厚みや純度の高さがほんの少し上といったところですね。

最後にLT-LT1を使ってiPhoneと有線接続で聴き比べてみました。

この接続方式で実力は完全に同程度になったような印象です。本当に音の傾向の違いくらいという感じですかね。

BTR7はニュートラルで内から外へ抜けていくような高解像度サウンドに対して、M3Xは外から内に迫りつつ厚みたっぷりで優しく鳴らすようなナチュラルサウンドという感じですね。

めちゃくちゃ細かく聴いても、正直同じくらいの実力と感じました。

BTR7は基本操作はスマートフォン側に依存するため操作性は高く、サイズも非常にコンパクトで持ち運びやすいため、利便性はBTR7の方が間違いなく優れていると思います。

操作性

BTR7は本体側面ボタンで、再生/停止や音声アシスタントなどの操作ができます。

再生音源の操作については、スマートフォン側で行った方が便利なので、音量操作以外は正直そこまで使うことはないかなという印象です。

音量は基本的にスマートフォン側をMAX、BTR7側で音量調整した方が音の損失が少ないとは言われていますが、ボクはApple Watchとかで音量調整できるようにしたいので、スマートフォン側の音量は2/3くらいにしています。

基本的な操作ボタンも揃っていますし、操作性は特に不満なしといったところですかね。

本体設定について

BTR7はアプリを使わなくても、本体のみで設定の変更ができます。

側面の電源ボタンを少し長押しすることで、設定メニューを開けます。

設定できる項目は次のとおりです。

本体設定
  • ゲイン調整
  • フィルター設定
  • イコライザー
  • カーモード
  • U-AUDIO
  • ディスプレイの明るさ
  • 言語設定
  • ディスプレイOFFまでの時間設定
  • 有線・ワイヤレスの接続先の優先順位設定
  • リセット
  • バージョン確認

本体側でゲイン設定ができるのはありがたいですね!

高感度のイヤホンだと、細かな音量調整が難しかったり、ゲインが高すぎてホワイトノイズが多くなったりする場合もありますが、Lowゲインに設定すればそれらを解消できます。

僕は鳴らしにくいイヤホン・ヘッドホンを使うことが多いので、基本的にハイゲインで使っています。

イコライザーもデフォルトだと極端に波形をいじっている感じのものが多いため、個人的にはOFFの状態で使っていますね。

基本、一度設定してしまえばイジることはそこまでありませんが、iPhoneのようにアプリに対応していなくて細かな設定ができないときに、本体のみでカスタマイズできるのはホントに便利です。

アプリについて

アプリを使えばさらに細かなカスタマイズができます。

アプリのみで設定できる項目は次のとおりです。

アプリのみできる設定
  • イコライザーの細かな設定
  • 接続コーデックの設定
  • バランスブーストモードのON/OFF
  • Distortion compensation
  • ファームウェアアップデート

ファームウェアアップデートや音量調整など、基本的な設定もできますが、なかにはアプリでしかできないマニアックな音質設定もあります。

イコライザー

イコライザーは10バンドを±12バンドと超細かく設定ができます。またプリセットごとにゲインの調整も細かくできます。

イコライザーをONにすると音量がグッと下がりますが、これはイコライザー設定の際に+方向にdBを増やすと歪みも多くなってしまうため、それを防ぐための設定になっています。

ONの状態だとマイナス、そして+方向に増やしていくことで0dBに戻っていく「音源に対して歪みを生ませない設定」という感じです。

めちゃくちゃマニアックですが、初心者〜中級者にはとても配慮された設定になっているのですよ!

バランスブーストモード

バランスブーストモードという設定がありますが、こちらはOFFにしているとバランス接続時にゲインが抑えられている状態になっています。

対して、バランスブーストモードをONにするとゲインの抑制が解除され、バランス接続本来の出力が発揮できる「リミッター解除」状態になります。って代理店であるエミライの代表取締役の島さんが言ってました!

バランス接続で鳴らしにくいイヤホンやヘッドホンをメインで使う場合は、バランスブーストモードをONにしておいた方が良いですが、必ずしもONの方がおすすめというわけでもないです。

ちなみにボクの環境ではONの方が、普段愛用しているイヤホンやヘッドホンには良い影響がありましたね!

中域にハリが出て、全体的に躍動感が生まれたように感じました。

Distortion compensation

このDistortion compensationですが、簡単にいうと「歪み比率」を変更する設定のようです。

かなりマニアックな設定なので、ボクも細かくはどうなっているのかわかりませんが、ONにしてメーターをイジることで、音に少し影響があるとのことです。

実際に試してみましたが、よーく聴くと音の角が少し取れて、ほんのりウォームな音になったような気がするような、しないような……っという感じの微々たる音の差でした。

これは個人的にON OFFどっちでもいいかな?と思いました。

ちなみにONだとバッテリーの減りが早くなるようです。

FiiO BTR7 まとめ

総合評価

5/5

BTR7

  • 小型のBluetooth対応DACのなかでは最強クラスの音質
  • 有線・無線・据置、あらゆるシーンで使える
  • 4.4mmバランス接続が使える
  • ワイヤレス充電が超便利
  • 付属品で保護ケースがついてくる
  • 本体のみでゲイン設定などが可能
  • ケースが若干ブカブカ

4.5

音質

4.0

携帯性

4.5

拡張性

4.8

利便性

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
こんな人におすすめ
  • 有線イヤホンを気軽に高音質で聴きたい
  • 小型のBluetooth対応DACで一番良いものが欲しい
  • DAPは操作性が悪いし、持ち運ぶのが面倒
  • ひとつで据え置きからポータブルまであらゆる環境で使いたい

ワイヤレスイヤホンも、有線接続の小型DACも、据え置きアンプも、DAPも必要なく、よほどこだわりがなければBTR7ひとつで完結できますね!

価格は3万円ほどと少し高めではありますが、M3Xのような同価格帯のDAPと比べてもそこまで実力差がないことに驚きましたね。

本体操作もスマートフォン側でできるので快適ですし、「利便性が高い超小型のDAP」のような感覚で使えますよ!

マジでおすすめなので、1万円オーバーの少し高めの有線イヤホンやヘッドホンをお持ちの方は、ぜひBTR7を使ってみてください!

動画版はこちら

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