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5000円以下で買える大人気の完全ワイヤレスイヤホン、Anker『Soundcore Liberty Neoシリーズ』の最新作『Soundcore Liberty Neo 2』が2021年5月25日に発売されました!
実際に購入して試してみましたが、これかなり良いですね!
5000円以下でワイヤレス充電対応、アプリによるカスタマイズ対応、IPX7対応や連続10時間再生対応などスペック同価格帯では最高クラス!
音質や装着感もかなりのものです。
今回はこちらのSoundcore Liberty Neo 2を深掘りしてレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
総合評価
4.0/5
- 再生時間が10時間/ケース込み40時間ととにかく長い
- ワイヤレス充電に対応
- アプリによるカスタマイズが豊富
- 装着感が最高
- 豊かで迫力のある重低音とクリアな高音
- 遅延が少なくストレスなく動画が見れる
- 通話品質もかなりクリア
- 充電ケースはやや大きめ
3.7
高音
3.6
中音
3.8
低音
4.5
装着感
–
ノイズキャンセリング
–
外音取り込み
4.3
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体10時間/ ケース込み40時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 8mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX7 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 6g/59g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 18ヶ月 会員登録で+6ヶ月 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンの比較記事はこちら!
Anker Soundcore Liberty Neo 2 概要
Soundcore Liberty Neo 2の特徴はこちら。
- 5000円以下で買えるハイコスパモデル
- 再生時間10時間、ケース込み40時間
- ワイヤレス充電に対応
- 専用アプリで好みの音にカスタマイズ
- イヤーウイング付きで耳から落ちにくい
5000円以下でアプリ対応、ワイヤレス充電、そして連続再生時間10時間というなかなか化け物じみたスペックですね!
前作の【第2世代】Soundcore Liberty Neoとスペックを比較すると以下のとおりです。
スペック一覧 | Soundcore Liberty Neo 2 | 【第2世代】Soundcore Liberty Neo |
---|---|---|
Bluetooth | 5.2 | 5.0 |
コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC |
防水規格 | IPX7 | IPX7 |
ドライバー | 8mm | 口径不明 |
質量 | ケース:59g 本体:6g | ケース:51g |
再生時間 | 本体のみ:10時間 ケース込:40時間 | 本体のみ:5時間 ケース込み:20時間 |
充電時間 | 約2時間 | 約1.5時間 |
充電端子 | USB Type C ワイヤレス充電 | microUSB |
アプリ | ○ | × |
価格 | 4999円 | 4999円 |
価格は据え置きで、再生時間や充電端子周り、アプリなど大幅すぎるくらいパワーアップしましたね!
前作のオワコン感がすごいです。
カラーバリエーションは今のところブラック一色です。
前作のカラーバリエーションが4色だったので売れ行き次第でカラーが増えていきそうですね。
それでは開封していきましょう!
Anker Soundcore Liberty Neo 2 レビュー
パッケージ・付属品
Soundcore Liberty Neo 2の外箱はいつものAnkerらしい青を基調としたガジェット感溢れるパッケージです。
開封するとこんな感じ。一つ一つ包装されてめちゃ厳重ですね。
付属品一覧はこちら。
- イヤーピース(シリコン製)5ペア
- イヤーウイング 3ペア
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
相変わらず付属品がめちゃ豊富です。
イヤーピースはシリコン製のものが本体装着分を含め5ペア付属と豊富に入っています。
全てサイズが異なるので、どれか一つは耳にフィットしそうですね。
イヤーウイングもS,M,Lの3ペア入っています。
ちなみに真ん中のMサイズは初めから装着されています。
USBケーブルはやや長めのType Cケーブルが付属。Ankerロゴ入りのマジックバンドが結構使いやすいですね。
充電ケース・本体
Soundcore Liberty Neo 2の充電ケースはやや細長で、少しマットな色合い。真ん中にはsoundcoreのロゴが彫り込まれています。
厚みもそこまでなく、スキニージーンズのポケットにでも入れない限りは携帯性は特別悪くはないかな?
充電ケースの寸法の実測値は80.5×36.0×32.8(mm)
単3電池と比べるとこんな感じ。完全ワイヤレスイヤホンとしては小型というわけでもないけど、そこまで大きすぎることもないかなといった印象です。
充電端子はUSB Type Cに対応。前作のmicroBからついに変更されました!
Type Cじゃないと他のケーブルを余分に用意する必要があって、結構めんどくさいんですよね。
それだけではなく、Qi規格によるワイヤレス充電にも対応しています。約5000円でワイヤレス充電対応はすごいですね!
ワイヤレス充電の便利さを一度覚えると、ケーブルの差し込み充電には戻れないですよ!
充電したつもりがないのにいつの間にか満充電になっているような感覚で使えます!
ちなみに僕はこちらを使っています。
安いわりに2台同時充電もできる優れものでコストパフォーマンス抜群です!。
再生時間は本体のみで10時間、ケース込みで40時間とこの価格帯ではトップクラスレベルのタフネスバッテリー!
1日中着けていてもバッテリー切れの心配もなく、通勤・通学くらいであれば1週間ほど充電しなくてもバッテリーが持ちそうですね。
充電ケースを開けるとインジゲーターが点灯し、バッテリー残量が確認できます。
バッテリー残量の確認は下の表をご覧ください。
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点灯 | 〜30% |
LED2つ点灯 | 30〜70% |
LED3つ点灯 | 70〜100% |
イヤホン本体はAnkerらしいスマートガジェット感満載のデザイン。『d』のマークがワンポイントになってカッコイイ。
イヤーウイングもついており、耳のふちにひっかけることによって脱落を防ぐことができます。
また、Soundcore Liberty Neo 2はIPX7相当の防水に対応しています。
IPX7って防水規格だと最強レベルで、誤って水の中に落としたとしても壊れる心配がないレベルです。
汗にも強く、イヤーウイングもついているのでジョギング・ワークアウト用途でめちゃめちゃ使えそうです。
ドライバーは8mmの3層構造ダイナミックドライバーを搭載。
前作の『【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo』ではグラフェンドライバーを採用していたので、今作ではドライバーごと変更されてそうですね。
前作も音質は良かったので今作も期待っ!
ちなみに【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neoと比べるとピアノブラック調からマット調の色味に変更されています。
イヤホン本体もイヤーウイングから本体形状まで全て変更されているので、ほとんど別モデルのようになっています。
Soundcore Liberty Neo 2のノズル径は5.6mm、くびれ部は4.5mm、ノズル長2.5はmm。
いつものAnker製イヤホン同様、軸がかなり短めなので、他社製のイヤーピースを使う場合は完全ワイヤレス向けの軸が超短いタイプを使う必要がありそうです。
ちなみにSpinFitのCP360は使えました。
耳の奥までグッと挿入できるようになるのでSoundcore Liberty Neo 2に合わせるのにおすすめのイヤーピースですよ!
Soundcore Liberty Neo 2の総重量は59.2g、本体片耳で6.1g、ケースのみは47.0gです
完全ワイヤレスイヤホンとしては平均より少し重めな印象で、充電ケースは見た目以上にズシっときますね
ペアリング方法
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
Soundcore Liberty Neo 2のペアリングはこちらで完了です。
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- イヤホンを充電ケースに戻す
- 充電ケースを開けたままイヤホンの両方のボタンを8秒間長押し
- イヤホンのインジゲーターが3回赤く点灯するまでま待つ
こちらでリセットは完了です。片耳が鳴らなくなったり挙動がおかしくなったら試してみてください。
また、Soundcore Liberty Neo 2はイヤホン本体どちらかを充電ケースに入れた状態にして、片耳のみ使うこともできます。
一昔前の完全ワイヤレスイヤホンはペアリングした親機側でしか使えないことが多かったのですが、親機・子機関わらずどちら側でも使えるのは便利ですね。
片耳だけつけて通話用ヘッドセットして使ったり、周りの音を聞きながらYouTubeやラジオを聞くとき使えますよ。
装着感|最高っ!
それではSoundcore Liberty Neo 2を実際に使っていきましょう。
まず装着感ですが、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスに耳にフィットしてくれます。
頭をどれだけ振っても耳から落ちる気がしませんし、耳全体で重さを分散して支えるような装着感で耳も痛くなりにくい。
本体重量以上に軽快な装着感で、ジョギングやジムでもストレスなく音楽を楽しめそうですし、防水性も高いので汗や雨による故障の心配もなし!
遮音性も高く、ノイズキャンセリング機能は別にいらないと思えるくらい周りの音をシャットアウトしてくれます。
装着感 | (5.0) |
遮音性 | (4.5) |
マジで装着感最高っ!
音質|刺さりの少ない弱ドンシャリサウンド
Ankerって高音がキツくて荒めの音作りのイヤホンが多いのですが、Soundcore Liberty Neo 2は刺激が抑えられ豊かで聴きやすいチューニングに仕上がっています。
- 高音:価格に対して伸びはかなり良く、Anker独特の高域が刺さる感じも抑えられ、鋭くも聴きやすい高音。
- 中音:少し引っ込んだ感覚はありますが、Anker製品の中ではガサつきがなく聴きやすい印象。
- 低音:厚みたっぷりで頭にズンっと響く重低音が特徴。高域の伸びもあるため、低域だけに支配されている感覚は一歳なく、クリアかつ豊かな中低域で鳴らす。
- 音場:やや広めには感じる。
- 傾向:やや中低域寄りで高域と低域のメリハリ感があるサウンド。
- 解像度:同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では高め
得意なジャンル
- ロック
- ポップス
- EDM
- ヒップホップ
ツンとした高域が抑えられ、ドンシャリ傾向ながらも少し中低域寄りで聴きやすい音です。
前作もそうでしたがNeoシリーズって何故かAnkerのイヤホンの中でも音作りが丁寧なんですよね。
他のAnkerの定番イヤホンと比べるとこんな感じです。
製品名 | Soundcore Liberty Neo 2 | Soundcore Life P2 | Soundcore Liberty Air 2 | Soundcore Liberty Air 2 Pro |
---|---|---|---|---|
高音 | (3.7) | (3.6) | (3.6) | (3.9) |
中音 | (3.6) | (3.4) | (3.5) | (3.8) |
低音 | (3.8) | (3.6) | (3.8) | (4.0) |
傾向 | 弱ドンシャリ | ドンシャリ | ドンシャリ | ドンシャリ |
価格 | 4999円 | 4999円 | 7999円 | 12980円 |
Souncore Liberty Air 2 Proには流石に劣りますが、Soundcore Liberty Air 2と比べると高域の刺さりも少なく立体的な音で聴きやすかったですね。
Anker製のイヤホンの中でも音質に対するコスパは高い方だと思います。
ロック・EDM・ヒップホップ好きにおすすめ!
こちらも参考にしてね!
アプリでカスタマイズし放題!
5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しく、アプリにも対応しています。
アプリでできることは以下のとおりです。
- イコライザー設定
- 操作方法のカスタマイズ
- ユーザーガイドの閲覧
- ファームウェアアップデート
安いイヤホンのアプリ対応にありがちな『音量調整とバッテリー残量の確認だけできる』とかではなく、イコライザーや操作方法の変更など、しっかりカスタマイズできる機能が備わっています。
まずイコライザーについてですが、プリセットで22種類、カスタムイコライザーは8バンドを12段階で調整できます。
プリセットイコライザーは極端な音質設定のものが多いため、個人的には使わないかな〜。
逆にカスタムイコライザーはかなり細かく設定できるため、『ちょっと低音が欲しい』『もう少しボーカルが前に出て欲しい』といった時に少しだけいじるのがおすすめです。
個人的にはもう少し中域が前に出てほしいので、このようなイコライザー設定にしています。
あまり大きく調整しすぎると音が破綻し過ぎてしまうので程よく調整するとバランスの良い音になってくれますよ。
通話品質|肉声に近い
Soundcore Liberty Neo 2でマイク音声をチェックしてみましたが、かなりクリアな音声で集音してくれました。
録音してみましたので以下の音声をお聴きください。
若干周りの音は拾いやすそうですが、音声の綺麗さや聴きとりやすさは同価格帯でもトップクラス。
静かな環境であればテレワーク用途でも十分に使えそうです。
通話品質 | (4.5) |
Ankerのイヤホンはマイクが優秀なものが多いね!
こちらも参考にしてね!
関連記事:【テレワークにおすすめ!】通話品質の高い完全ワイヤレスイヤホン|マイク性能で選ぶならこれ!
音の遅延|ほぼズレがない
Soundcore Liberty Neo 2で動画を見たときの映像と音声のズレですが、驚くほど遅延が少ないですね。
ライブ映像を見てもドラムの叩く動作と映像がほとんど合っています。
遅延を少なくするゲームモードを搭載せずにここまでズレがないのは驚きです。
音ゲーなどタイミングがシビアなゲームだと流石に高スコアは取れませんが、アニメや映画・ライブ映像を見る程度であれば違和感なく視聴できますね。
遅延の少なさ | (4.8) |
動画を見るのにも最適!
Soundcore Liberty Neo 2 レビューまとめ
Soundcore Liberty Neo 2をまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.0/5
- 再生時間が10時間/ケース込み40時間ととにかく長い
- ワイヤレス充電に対応
- アプリによるカスタマイズが豊富
- 装着感が最高
- 豊かで迫力のある重低音とクリアな高音
- 遅延が少なくストレスなく動画が見れる
- 通話品質もかなりクリア
- 充電ケースはやや大きめ
3.7
高音
3.6
中音
3.8
低音
4.5
装着感
–
ノイズキャンセリング
–
外音取り込み
4.3
マイク性能
4.5
利便性
Bluetooth | 5.2 | 最大再生時間 | 本体10時間/ ケース込み40時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約2時間 |
ドライバー | 8mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C Qi |
専用アプリ | ○ | 防水 | IPX7 |
ノイズキャンセリング | – | 質量 ※片耳/ケース込 | 6g/59g |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 18ヶ月 会員登録で+6ヶ月 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
予算5000円でマルチに使える完全ワイヤレスイヤホンを探している方に超絶おすすめ!
- ロックやEDMなど激しい楽曲が好き
- 音楽を聴きながらスポーツやジョギングをする
- 動画やアニメをワイヤレスイヤホンを使って見る
- テレワークの機会が多い
Soundcore Liberty Neo 2は音楽鑑賞はもちろんのこと、スポーツから動画鑑賞・通話までマルチに使えますね。
スペックも高く、ワイヤレス充電やアプリによるカスタマイズにも対応し5000円以下で買えるというコスパ最強のイヤホンです。
Anker製ということもあり品質も良いですし、保証期間も会員登録(無料)をすれば最大2年間もついてくるので安心ですね。
予算5000円以下で完全ワイヤレスイヤホンを買おう考えている方に、ぜひおすすめしたい製品です。
まじでコスパ最強です!
以上!Soundcore Liberty Neo 2のレビューをお送りしました。
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