【2024年8〜10月版 ベストバイ】買って使って良かったもの10選【イヤホン・オーディオ・ガジェットなど】

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回は2024年8月〜10月版 買って(使って)よかったもの10選紹介します。

対象となる製品は2024年8月〜10月の間に実際に購入したもの、また購入したものだけではなく提供いただいたものも含めて良かったもの10個紹介します。

買おうが提供されようが、良いものは紹介したんでね。ただし価格が高い=良くて当たり前なので、コスパ面はある程度考慮しています。

うちはイヤホン・オーディオ製品専門なんでイヤホン・オーディオ製品で3つ、そして今回はコスパが良かったもの4つ、最後にガジェット・日用品3つ紹介します。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

イヤホン オーディオ部門

nwm ONE

いまの生活スタイルでめちゃくちゃお世話になっているのがこの子。リビングで音楽を聴くときは妻や子ども、赤ちゃんの声に気づける状態にしとかないといけないんですけど、そんな時に役に立ちます。

耳を塞がないフルオープン型のワイヤレスヘッドホンですが、独自のノイズキャンセリング技術で密閉型のように音漏れがしないNTTによる謎技術ホン。まさにヘッドホン界のマジックミラー号。

ヘッドホンでは珍しくハイブリッドドライバー構成で、キワモノ感はありますけど普通に音質は良いです。この前買ったAirPods Maxより音質面での満足度は高いですよ。

2024年上半期ベストバイとして紹介したHuawei FreeClipの代わりにnwm ONEを実験的に使っていたのですが、ヘッドホンだからスッと装着してパッと聴けますし、音質も良いですし、想像以上に満足度が高いです。当時レビューしたときよりも高く評価していますね。

JBL TOUR PRO 3

JBLから新たに登場したワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。前作のTOUR PRO 2もかなりの完成度でしたが、それをさらに上回る実力に。

JBLとしては初めてBAを含めたハイブリッドドライバー構成を採用し、TOUR PRO 2よりもクリアで歯切れの良いサウンドに進化しました。

ノイズキャンセリング性能も大幅にアップしていて、さすがにBoseやSONYにはかなわないですけど、近いレベルまで遮音性がアップしました。

一番の進化ポイントはケースのトランスミッター機能の追加。ケースとデバイスを付属のケーブルで接続することで、超遅延の少ないLC3 Plusで接続できるようになります。

これで2台のマルチポイント+トランスミッター機能で3台のデバイスの運用ができるようになったり、飛行機の映像コンテンツをワイヤレスイヤホンで楽しめるようになったり、ゲームや動画編集もほぼ遅延なくできるようになったり、とにかくめちゃ便利です。

2024年のワイヤレスイヤホン部門総合1位にしようか迷ってますが、また年末までに決めようと思います。

Bowers & Wilkins Pi8

B&Wから発売したフラッグシップモデル。価格は66000円とワイヤレスイヤホンとしてはエグい価格。ただ、その音質もワイヤレスイヤホンとしてはエグいレベル。

音質はまさに”上質”の一言。現時点で音質最強のワイヤレスイヤホンに並ぶほどの実力があるように感じました。

音の傾向はBowers & Wilkinsらしい広い音場を余韻感たっぷりに鳴らす響きの良い美音系サウンド。音のバランス的には楽器隊を中心に鳴らす、シャリつきのない美しいドンシャリ傾向という印象です。

ジャズ・クラシック、この2つはワイヤレスイヤホンの中では現時点ではおそらく最強クラスです。さすが名門スピーカーブランド。

また前作と比べて手動操作で外音取り込みを切り替えられるようになったり、ノイズキャンセリングや外音取り込み性能もそれなりに実用的。マルチポイントやワイヤレス充電にも対応と利便性もアップしています。

また、TOUR PRO 3と同じくケースをトランスミッターとして使うことも可能。接続方式はaptX AdaptiveなのでTOUR PRO 3のように超低遅延というわけでもないですが、同じく超便利です。

価格帯と特徴的にDEVIALET GEMINI IIとどちらを買うべきか迷うという方も多いと思いますが、音の上品さや艶やか華やかさ重視ならPi8、音の繊細さとダイナミックさを両立したいならGEMINI IIって感じですかね。

個人的にはaptX Adaptive~Losslessを使えればPi8、iPhoneでAAC接続での比較ならGemini IIの方が上という印象でしたね。

どちらも良いところがあるから優劣つけ難いです……。そのとき聴くジャンルによってどっちが良く感じるかが変わるもの……。

コスパ部門

Xiaomi Redmi Buds 6 Lite

ビックリするほどコスパが高いと感じたのがこの子。Amazonで2480円で買えるのに、ちゃんとしたノイズキャンセリングがついているんですよ。

3COINSやダイソーのなんちゃってノイズキャンセリングレベルではなく、ふつうにちゃんと遮音してくれます。

音質も3COINSの3300円のノイズキャンセリングイヤホンと比べても明らかによく、機能性と価格を考えれば十分すぎる実力。

ただ、そのままだと中低域がモッサリとした感じの音なので、ある程度イコライザーで調整はしてあげた方が良いです。つうかこの価格でアプリに対応していること自体スゴイ。

マイク性能もなかなかに高いですし、外音取り込みも実用的。さすがにワイヤレス充電やマルチポイント、高音質コーデックには対応していませんけど価格を考えれば仕方なし。

あまりに安いので、とりあえずワイヤレスイヤホンが欲しい方とか、お小遣いが少ないけど通学用にワイヤレスイヤホンが欲しい中学〜高校生の方におすすめのコスパぶっ壊れ系ワイヤレスイヤホンです。

EarFun Air Pro 4

1万円以下で-50dBのアクティブノイズキャンセリング、外音取り込み、マルチポイント、ゲームモード、ワイヤレス充電など様々な機能を搭載。

音質は1万円以下と機能性を考えればかなりの実力で、EarFun Air Pro 3のようなもっさりとした低音ではなく、バランスが取れた高域と低域のメリハリが効いたクリアなサウンドに。

コーデックもaptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC、さらにLC3などさまざまな形式に対応。しかもアプリで接続方式を選べるという親切設計。この仕様は2〜3万クラスでもなかなかありません。

また、前作よりもノイズキャンセリング性能も強化され、騒がしい環境でも雑音に阻害されずに音楽を楽しむことができます。風切音も控えめ。

外音取り込み機能も前作よりも自然になり、1万円以下では最高クラスに周りの音が聞こえやすい印象です

それ以外にもGoogle Fast Pairによる簡単なペアリング、52時間の長時間バッテリー、そして自動装着検出機能など、多くの利便性が詰め込まれています。

操作性も優れており、各ボタンのタッチ操作を超自由自在にカスタマイズ可能。「ノイズキャンセリングOFF」をカットして、ノイズキャンセリングと外音取り込みのみでループさせることも可能です。

MeloBuds ProXiaomi Redmi Buds 5 ProAnker Soundcore P40iなどとと比べても操作性や機能性、操作の安定性など全体的に1ランク上の実力で、予算が7〜8000円クラスまでOKならEarFun Air Pro 4を選ぶのをおすすめします。

この価格帯でこれだけの機能を備えた製品は他に見当たらず、まさにコスパ最強のイヤホンと言えるでしょう。

Sivga Que

最近イヤホン界隈でも話題になっている1万円台前半で買える有線イヤホン。

ホワイトメイプルを使ったウッドハウジングと亜鉛合金素材を使用した筐体による高級感のある見た目。

ドライバーには新開発10mmベリリウム振動膜ダイナミックドライバーを採用しています。ベリリウム系はマジでハズレない。

その音質はこの価格としては珍しい「一体感のある聴きやすくて良い音」って感じです。

多ドライバー系のような容赦のない分離感のような音ではなく、ダイナミックドライバー一基ならではの帯域の繋がりがよく滑らかな音で、そこにウッドハウジングならではの自然な響きと、ベリリウム振動板による中高域の歯切れの良さも加わるような感じです。

中低域も豊かで広がりのある音で、優しくもノッタリとしすぎない絶妙なバランス。1万円台で有線イヤホンを探している人は間違いなく選択肢の一つに入れても良いと思います。

欲を言えば4.4mmバランスケーブルも付属してくれれば嬉しかったですが、そこを考慮しても12980円でこの音質は素晴らしいの一言です。

本来ならコレ一つで十分満足できるような音ですが、このイヤホンなら出会う人は大体マニア(もしくは予備軍)なので、結局は3万〜5万クラスまで手を出していると思います。

FiiO BTR13

こちらは4.4mmバランス接続にも対応しつつ、Cirrus Logic社DAC「CS43131」をデュアルで搭載、LDACやaptX Adaptiveにも対応して価格は11,990円!

4.4mmのバランス接続に対応したBluetoothDACとしては国内だと最安かと思います。

音の傾向はFiiOらしいTHE・ニュートラルなサウンドという感じでしょうか。スマホや変換アダプター直差しよりは確実に良いと思えるほどの実力はあるかと感じました。

最近のFiiOらしく音も硬くなりすぎずに味付けは少なめでありつつも味気のなさはなく、楽曲が意図する雰囲気を自然に伝えるような音作りです。

Bluetooth特有の音の雑味のようなものは感じにくく、それでいてXperia1Ⅵの比較時と同様に変換アダプターを介して聴いた時よりもメリハリ感のある音に仕上げてくれます。

できる限り予算を抑えて音質の良いBluetoothDACが欲しい方や、初めてだからどれを買えばわからないという方はBTR13を選んでおいてOKだと思います。

かなり完成度の高い製品だと思いますので、有線イヤホンを気軽に高音質で聴きたい方はぜひ検討してみてください。

ガジェット・日用品部門

Loop Switch

「遮音」「ライブ」「会話」それぞれに特化した3つの耳栓を一つにまとめ、スイッチで切り替えられるようになった最強のオールインワン耳栓です。

他社の耳栓だと装着した状態では切り替えらないものがありましたが、Switchは装着した状態でも指で簡単に切り替えることが可能。瞬時に会話用から遮音用、ライブ用へと切り替えることができます。

睡眠用とライブ用の耳栓を使い分けると、ものが増えて失くしたり、そもそも持ってくるのを忘れてしまったりすることもあるので、一つの耳栓ですべてのシーンに対応できるのは強いです。

一番役に立ったのは育児。普段は「Engageモード」で使っているのですが、赤ちゃんが大泣きすると声の周波数が高すぎて、Engageでも音が通り抜けてきてうるさく感じることがあるのですよ。

そこで、大泣きしだしたら「Quietモード」に切り替えることで、泣き声もしっかりカットしつつ、耳から伝わるストレスを大幅に軽減させられますよ!

気になる点としては、その価格。耳栓なのに8,100円もしやがります。耳栓ごときでたっけぇ〜よって思うかもしれませんし、実際にボクも思ってます。ただ、実際に使ってみるとすごい便利だったんですよね〜……。

ボクもライブは好きですし、夜は騒音が気になって寝れないこともたまにありますし、子どもも生まれたから泣き声で悩まされるけど家族とは会話できるようにはしておかないといけません。

その全てのシーンに対応できるSwitchはあまりに最高すぎました。

Xperia 1Ⅵ

最近買ったaptX AdaptiveやLossless、LDAC、DACのアプリ運用などの検証用に買ったスマホ。

前までXperia5Ⅳを使ってたんですけど、動作が重かったり、設定画面でエラーが出たりして検証に時間がかかったりしてストレスを感じてたんですよ。

Xperia 1Ⅵに変えてから驚くほど動作がサクサクになって、エラーも吐かなくなり、スマホとしてふつうにサクサク使えるようになりました。

使い勝手的にはいつも使ってるiPhone 15 Proと変わらず、高音質コーデックも使えて有線イヤホンも刺さるiPhoneって感じ。

望遠カメラ側で超マクロ撮影ができるオモシロ機能があるのですが、はじめは面白いですね!イヤホンのどんな小さなパーツでも高解像度でパキッと写してくれます。

ただ、あまりにもパキッとすぎて細かな傷や汚れさへも容赦なく写ってしまうので、「写真」としてはあまりキレイとは思わないです。ふつうに写す分だとiPhone 15 Prpと大きな違いないように感じました。

なにかに特化したわけではなく、驚くような機能も備わっているわけではないですが、あらゆる機能をオールA評価でこなしてくるような万能型スマホって感じですね。

ボクもAndroidユーザーであれば、Xperia 1Ⅵをメインで使ってだと思います。とりあえずSIM入れたい。

ROG Ally

最後に買って良かったモノがこちら。Windowsを搭載したモバイルゲーミングPC的なモノですね。元々はWindows環境でのオーディオ検証と、ゲームプレイ時の遅延の少なさの検証用に買ったんですが、ふつうにゲームしてます笑

7月に子供が産まれて、そこから夜泣きが現在進行形で続いているんですけど、21時〜朝方3時はボク、3時〜9時までは妻が面倒を見るように時間帯を分けて分担しているのですよ。

夜中の3時まで仕事ができればいいんですけど、そんな夜中に集中力が続くわけないんですよね。なんで最近はミルクを飲ませる時間まで夜中にゲームしてます。

最近はSteamのおかげでプラットフォーム問わず好きなゲームができるのが良いですねー。おかげさまで昔のゲーム中毒状態が少し戻りつつあります。

それにしても、最近のモバイル機はスゴイですね。PS5クオリティのものでもPSPサイズでサクサク動くじゃないですか。8万円ほどしますけど、めちゃめちゃ満足度が高いです。ただ、バッテリーは割とすぐに切れるので、出先ではモバイルバッテリーは必須ですね。

もう少ししたらロマサガ2のリメイクが発売されるので、夜中にチビチビ進めながらクリアしようと思います。モバイルで使えるWindows搭載機なんで、隠れてエr(ry

まとめ

ということで2024年8月〜10月版、使って良かったものランキングをお送りしました。

Amazonプライム感謝祭でもいくつか安くなっているものもあるかと思いますので、今回の記事を参考にしてみてください。

プライムデ感謝祭でおすすめのセール品は以下でまとめています。

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