1moreの最新作「ComfoBuds Mini」「PistonBuds Pro」を比較レビュー

こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。

今回は中国の新鋭オーディオブランド「1more(ワンモア)」より、2つのノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンが登場したので紹介します。

それが「ComfoBuds Mini」と「PistonBuds Pro」です。

ComfoBuds Miniは非常に小型で小さな耳でもすっぽりと収まってしまうほどの筐体でありつつ、最大-40dB騒音を軽減するノイズキャンセリングを搭載

PistonBuds Proは1万円以下でノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、低遅延モードも搭載など機能全部入り。

1moreはどの製品も低価格帯でありつつ品質やコスパに優れている製品が多く、個人的にも信頼しているメーカーではあります。

去年はマツコの知らない世界でも「おすすめの寝ホン」として1more ComfoBuds Z が注目されましたね!ボクもブログで書いてかなり反響がありました。寝れない時にたまにつかっています。

今回はこちらの2製品がどれほどの実力があるのか?レビュー用にサンプルを提供いただいたので検証したいと思います。

動画版はこちら

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

2021年11月からYouTubeのレビューも始めました!

1more ComfoBuds Mini、PistonBuds Pro レビュー

それでは1more ComfoBuds Mini、PistonBuds Proのレビューをしていきましょう。

スペックを比較

スペックを比較

製品名ComfoBuds Mini
PistonBuds Pro
Bluetooth5.25.2
コーデックSBC,AACSBC,AAC
ドライバー7mm
ダイナミック型
10mm
ダイナミック型
再生時間
※ANC ON時
本体:5時間
ケース込:20時間
本体:5時間
ケース込:20時間
充電時間本体:70分
ケース込:90分
本体:1時間
ケース込:2時間
充電端子Type C
Qi
Type C
装着センサー
防水IPX5IPX5
ノイズキャンセリング
40dB

-38dB
外音取り込み
アプリ
マルチポイント
ゲームモード
価格
※Amazon参考価格
12,990円8,990円

スペックをチェックしてみると、どちらも最新型ということもありBluetooth5.2を採用。接続性は安定してそうな印象です。(どちらも途切れは一度もありませんでした。)

筐体が小さいためか再生時間はやや短めのように感じますね。

2機種で明確に違う部分は、ComfoBuds Miniはワイヤレス充電に対応PistonBuds Proは低遅延モードに対応しているという点です。

外観・付属品をチェック

それでは開封していきましょう。パッケージはこんな感じ。

付属品一覧はこちら
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1more-ConfoBuds-mini_PistonBuds-Pro5-1200x675.jpg
  1. イヤーピース(シリコン製)4ペア
  2. USB Type Cケーブル
  3. マニュアル

付属品はどちらもイヤーピースと充電用のUSB-Cケーブルのみです。

イヤーピースの傘部分は薄めの素材で、少し密閉性が薄そうな印象を受けました。

本体はどちらも非常にコンパクトで、携帯性はかなり良いですね。ComfoBuds Miniはまるで卵のような質感で、皮脂が目立ちにくくサラサラとした触感です。

充電ケースの小ささで定評のある「AirPods 3」と比べてもこの通り。同等かそれ以下くらいの小ささです。

充電端子はどちらもUSB-Cを採用。

さらにComfoBuds Miniはワイヤレス充電にも対応しています。

イヤホン本体をチェックすると、ComfoBuds Miniはノイズキャンセリングが搭載しているとは思えないほどの小ささ。

PisTonBudsも十分小さいのですが、ComfoBuds Miniと比較すると大きく見えてしまいますね。

内側はL/Rの表記のみでシンプルな構成です。

ノズル部はComfoBuds Miniは軸長が浅めの仕様。イヤーピースを変更する際は完全ワイヤレス向けのなかでも軸が短めのタイプを選ぶ必要がありそうです。PistonBuds Proのノズル系は少し短めといったところでしょうか。

最後に重さですが、ComfoBuds Miniは43.2g、PistonBuds Proは40.2gと非常に軽量。

本体はComfoBuds Miniが3.9gとノイズキャンセリング搭載機としては最軽量クラス。PistonBuds Proも4.4gとかなり軽めの仕様になっています。

装着感について

装着感を比較

製品名ComfoBuds MiniPistonBuds Pro
装着感
(4.3)

(4.0)

ComfoBuds Miniの装着感

まず、ComfoBuds Miniの装着感ですが本体が非常に小さく、驚くほど耳の中にすっぽりと収まってしまいます。ノイズキャンセリング搭載でこの小ささは凄すぎでしょっ。

ComfoBuds Mini

前から見ても飛び出しがないどころか、耳の縁より内側に入っていますね

ComfoBuds Mini

ここまで飛び出しが少なければ「寝ホン」として使えるのでは?と思って試してみましたが、横向きに寝ると少し耳が痛くなり、気になって眠れませんでしたね。

ノイズキャンセリングがついている最強の寝ホンとして使えると思ったのに、残念……。就寝用としては使いにくいですが寝転びながら使うのにはいいかもしれません。

寝ホンとして使う場合は同社のComfoBuds Zの方が良さそうです。

耳の小さくて色んなイヤホンを試してきたけど、どれも合わなかったという方には一度試していただきたいですね。

PistonBuds Proの装着感

PistonBuds Proも同じくノイズキャンセリング搭載でありつつも、かなり小さめの筐体。

実際に装着してみても圧迫感がなく、安定した装着感を提供してくれます。

PistonBuds Pro

PistonBuds Proも前からみても飛び出しが少なく、ハウジングの加工も美しいため野暮ったさも感じさせません。

PistonBuds Pro

ComfoBuds Miniと比べると少し大きく感じますが、他のノイズキャンセリング搭載イヤホンと比べるとかなり小さめの筐体ですよ。

普段使いでも耳から落ちる心配もなく、安心して運用できますね。

音質|どちらもボーカル重視のかまぼこ型サウンド

ComfoBuds MiniとPistonBuds Proの音質はともにボーカル寄りで、高域の刺さりがなく優しい音作りのように感じました。

ComfoBuds Miniの音質

ComfoBuds Miniの音質を比較

製品名ComfoBuds Mini
ComfoBuds Mini
Soundcore Liberty Air 2 Pro
soundcore liberty air 2 pro
Elite 4 Active
Jabra Elite 4 Active
高音
(3.9)

(3.9)

(4.2)
中音
(4.0)

(3.8)

(4.2)
低音
(3.8)

(4.0)

(4.3)
ひとことボーカル重視
PisTonBuds Proより少し音質が良い
高域と低域が強めのドンシャリサウンド中低域寄りのバランス型サウンド
この中で音質は一番良い

まず、ComfoBuds Miniを1万円台の定番イヤホンと聴き比べてみると、特別音質が良いわけでもないように感じました。

3つのなかで一番音質が良かったのは「Elite 4 Active」。音の臨場感や解像度の高さなど、一聴してElite 4 Activeの方が確実に音質が良いと思えるレベルです。

対してSoundcore Liberty Air 2 Proはドンシャリ系のサウンドで、ComfoBuds Miniの音質と大体同じくらい。どちらが良いかは好み次第のように感じました。

Soundcore Liberty Air 2 Proは高域がキツいので、個人的にはComfoBuds Miniの優しい音の方が心地よく聴けるように感じましたね。

さらにアプリでSoundIDという自分の耳に最適化したイコライザーを設定する機能があります。

PistonBuds Proにはない機能で、自分の好みのジャンルを選んで、その音源を元に「A」「B」どちらの音がいいか選んでいき、自分に最適な聴こえ方にする設定です。

このSoundIDを試してみましたが、最終出来上がった音は自分で選んで行ったはずなのに微妙な出来栄え。

自分の好きな楽曲でテストができれば、もう少し分かりやすかったかもですね。

PistonBuds Proの音質

PistonBuds Proを比較

製品名PistonBuds Pro
PistonBuds Pro
Soundcore Life P3
Soundcore Life P3
EarFun Free Pro 2
EarFun Free Pro 2
高音
(3.8)

(3.9)

(3.7)
中音
(3.9)

(3.7)

(3.6)
低音
(3.6)

(3.9)

(3.9)
ひとことボーカル重視のサウンド
低音の迫力や躍動感は少なめ
躍動感のあるドンシャリ系
刺さりは強め
重低音重視のサウンド
高域の伸びはイマイチ

次に、PistonBuds Proと同価格帯でも評価の高いAnker Soundcore Life P3EarFun Free Pro 2を比べてみました。

PistonBuds Proは優しく柔らかいサウンドで、ずっと聴いていても聴き疲れしにくい印象。ただし低音の迫力や躍動感は少なめなので、ロックやEDM好きの方には物足りなく感じそうです。

PistonBuds Proもイコライザーに対応していますが、こちらはプリセットのみです。

Soundcore Life P3、EarFun Free Pro 2はどちらも低域が強めで激しさ重視のため、ゆったりと優しく聴きたい方におすすめです。

操作性について

操作についてはComfoBuds Mini、PistonBuds Proともにタッチパネルを採用で、どちらも操作方法は同じです。

ComfoBuds Mini
PistonBuds Pro

操作方法一覧は次のとおりです。

操作方法

製品名ComfoBuds Mini
ComfoBuds Mini
PistonBuds Pro
PistonBuds Pro
再生/停止L or R側を2回タップL or R側を2回タップ
曲送りアプリで設定可能アプリで設定可能
曲戻しアプリで設定可能アプリで設定可能
音量を上げるアプリで設定可能アプリで設定可能
音量を下げるアプリで設定可能アプリで設定可能
ノイズキャンセリング
外音取り込み
L or R側を長押しL or R側を長押し
音声アシスタントL or R側を3回タップL or R側を2回タップ

どちらも感度は少し悪めで、思い通りに操作がしにくい印象でした。

また、外音取り込みモード時にタップをすると「ガサゴソ」という音が耳内に大きく響きますね。これがかなり耳ざわりに感じました。

デフォルトだと「再生・停止」「外音モードの切り替え」「音声アシスタント」しかできません。アプリを使えば「曲送り」「音量調整」の設定も可能です。

割り当てができるのは「 L・Rの2回タップ」「L・Rの3回タップ」の4項目のみ。シングルタップや長押しの割り当てができたら良かったんですけどね。

操作性は総じてイマイチな印象です。

ノイズキャンセリングを比較

ノイズキャンセリングを比較

製品名ComfoBuds MiniPistonBuds Pro
ノイズキャンセリング
(4.3)

(4.0)

ノイズキャンセリング性能は、ComfoBuds Mini・PistonBuds Proどちらも価格を考えればそれなりの性能の高さではありますね。

少し高域の遮音が薄い気もしますが、ノイズや刺さり感も少なめでストレスなく周りの音をシャットアウトします。

風切り音は少しうるさく感じますが、アプリで風切り音防止モードが搭載していますが。ただ、こちらをONにするとノイズキャンセリング効果が薄くなる印象。

ノイズキャンセリング性能だけで言えば、同価格帯だとSoundcore Life P3が上ですが、1moreの2機種も実用的な遮音レベルですよ。

ノイズキャンセリングの比較はこちらも参考にしてね!

外音取り込み性能を比較

外音取り込みを比較

製品名ComfoBuds MiniPistonBuds Pro
外音取り込み
(4.9)

(4.3)

ComfoBuds Miniの外音取り込み性能

外音取り込み性能ですが、ComfoBuds Miniがかなり自然で驚きました

性能を伝えると次のような感じです。

AirPods Pro > ComfoBuds Mini > WF-1000XM4

AirPods Proよりほんの少し聞こえにくいくらいで、WF-1000XM4の外音取り込み機能を超えるって相当じゃないですか?

ながら聴きイヤホンとしても使えるほどの外音取り込み性能の自然さで、1万円台としては一番外音取り込み性能がすごいかも。

外で使うと風切り音は入りやすいですが、屋内で使うとイヤホンをつけていることを忘れるほど自然に周りにお音を取り込んでくれますね。

PistonBuds Proの外音取り込み性能

PistonBuds ProはComfoBuds Miniと比べると周りの音は聞こえにくいですが、それでも1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなりのレベルです。

ノイズキャンセリング性能はSoundcore LIfe P3に劣りますが、外音取り込み機能は1moreの2製品の圧勝です。

外音取り込みの比較はこちらも参考にしてね!

マイク性能について

マイク性能を比較

製品名ComfoBuds MiniPistonBuds Pro
マイク性能
(4.0)

(4.0)

ComfoBuds Miniの音声をチェック

PistonBuds Proの音声をチェック

ComfoBuds MiniおよびPistonBuds Proのマイク性能はそれなりに良い印象です。

自分の声がクリアに録れつつ、周りのノイズをしっかり軽減してくれています。

どちらのイヤホンも通話用途であれば問題なく使用できそうですね。

こちらも参考にしてね!

音の遅延について

音の遅延を比較

製品名ComfoBuds MiniPistonBuds Pro
音の遅延
(3.0)

(4.8)

ComfoBuds Miniの音の遅延

ComfoBuds Miniは最近の完全ワイヤレスイヤホンのなかでは遅延がかなり多め。動画を見ても明らかにズレを感じますし、ゲームも快適にプレイできる気がしません。

これはマイナスポイントですね。動画鑑賞用途では全くおすすめできません。

PistonBuds Proの音の遅延

対してPistonBuds Proが音のズレが非常に少なく、デフォルト状態でも動画やアニメも違和感なく楽しめるほど。

さらに低遅延モードを搭載しており、アプリで切り替えができます。

こちらをONにするとFPSでも違和感なくプレイができ、さらに音ゲーでもハイスコアを狙わなければギリギリプレイできるほどの遅延の少なさ

ゲーム用として使うのにも非常に優秀な完全ワイヤレスイヤホンです。

1more ComfoBuds Mini、PistonBuds Pro レビューまとめ

スクロールできます
製品名ComfoBuds Mini
ComfoBuds Mini
PistonBuds Pro
PistonBuds Pro
総合評価(4.0)(4.3)
高音(3.9)(3.8)
中音(4.0)(3.9)
低音(3.8)(3.6)
装着感(4.5)(4.3)
ノイズキャンセリング(4.3)(4.0)
外音取り込み(4.9)(4.3)
マイク性能(4.0)(4.0)
利便性(4.3)(4.3)
良かった点①耳にすっぽりと収まるほどの小ささ
②外音取り込みが超自然
③ワイヤレス充電に対応
④柔らかく聴き疲れしにくい音
①1万円以下で全部入り
②低遅延モードでゲームに最適
③柔らかく聴き疲れしにくい音
イマイチな点①遅延が大きい①低音が少し弱め

ComfoBuds Miniはノイズキャンセリングが搭載していると思えないようなサイズでありつつ、その実力は価格相応で十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

外音取り込み機能が特に素晴らしく、同価格帯ではトップクラスの性能の高さでしたね!

どのノイズキャンセリングイヤホンを使っても耳にフィットしないという方は、ComfoBuds Miniを使ってみるのもありだと思います!

PistonBuds Proは8,990円という価格でありつつ、ノイズキャンセリングなど全部入りでコスパに優れているように感じましたね。

遅延が少なく、さらに低遅延モードも搭載しているのでスマホゲーム用としても最適ですね!

同価格帯だとAnkerが定番ですが、高域が刺さるドンシャリサウンドが苦手という方はPistonBuds Proという選択肢もありだと思います。

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