こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。
こちらの記事ではSOUNDPEATSよりモバイルバッテリー機能搭載、連続100時間再生対応の大容量バッテリー搭載完全ワイヤレスイヤホン「TrueShift2」のレビューを行なっています。
- Bluetooth 5.0対応
- 6mmグラフェンドライバー
- イヤーフック内蔵で落ちにくい装着感
- 連続100時間再生可能
- モバイルバッテリー機能搭載
- IPX7防水規格対応・スポーツ向け仕様
こちらのTrueShift2を購入してきましたので、実機を使ってレビューしていきます。
モバイルバッテリー機能や100時間再生に注目しがちですが、それ以外の音質や装着感が想像以上に良かったイヤホンです。
ぜひご覧ください!
総合評価
4.5/5
- オーダーメイドイヤホンかのような装着感の良さ
- 臨場感のある低音とハリの良い中高音
- 驚愕の100時間再生対応
- いざというときのモバイルバッテリー機能
- これだけ高性能で5000円以下で買える
- 充電ケースが大きい
3.7
高音
3.7
中音
3.9
低音
4.8
コスパ
5.0
装着感
4.5
利便性
Bluetooth | 5.0/ Airoha AB1536U | 再生時間 | 本体:6時間 ケース込:100時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C |
専用アプリ | – | 質量 | 本体(片耳):5.4g ケース込:112.2g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
SOUNDPEATSの他のイヤホンとの比較はこちらの記事をご覧ください。
SOUNDPEATS TrueShift2 レビュー
カラーバリエーション|はブラックの1色
SOUNDPEATS TrueShift2のカラーバリエーションはブラックの1色。
なかなかゴツっとした男らしいデザインなので、ブラック一色でも十分でしょう。
ミリタリー柄とかでも需要ありそうw
付属品|イヤーピース、イヤーフック、USBケーブル、マニュアル
- イヤーピース(シリコン製)3ペア
- イヤーフック3ペア
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
SOUNDPEATS TrueShift2の付属品はイヤーピース、イヤーフック、USBケーブル、マニュアル。
必要十分な物は揃っています。
ACアダプターはついていませんので別途購入しておきましょう。
イヤーピースは3ペア
SOUNDPEATS TrueShift2に付属するイヤーピースは3ペア。
傘の部分が深く、耳に装着すると高い密閉感を得られる形状です。
USBケーブルはType Cが付属
短めのUSB Type Cケーブルが付属しています。
本体を充電するために使うにはケーブルが短すぎて扱いづらいですが、TrueShift2はモバイルバッテリー機能を備えているため、Androidスマホや他のデバイスを充電する用に役にたちます。
充電ケース|でかい
SOUNDPEATS TrueShift2の充電ケースは大容量バッテリーを搭載していることもあり、とにかくでかいです。
そしてプラスチック感があり、若干だけ安物感があります。
幸い、そこまで厚みはないためパンツのポケットにいれても膨らみを感じるほどではありません。
ただ、一つのポケットにスマホと同時に入れることはできないです。
SOUNDPEATSの同価格帯イヤホン「Truengine 3SE」と比べるとこんな感じ。
ひとまわりサイズが大きいです。厚みはそこまで変わりません。
個人的にはバッテリー容量を小さくしてでもサイズをコンパクトにして欲しいですが、厚みがそこまでないせいか、意外とわずらわしく感じることもないように感じました。
充電端子(USB-C)と給電端子(USB-A)の2種類あり
写真右側の充電端子は最新規格のUSB-Cを採用。Androidスマホなど他のデバイスと同じ充電端子を使うことができます。
写真左側の給電端子はUSB-Aを採用。こちらで給電させることができます。
モバイルバッテリーとしても使える
TrueShift2はモバイルバッテリーとしての機能も備えており、給電端子を(USB-A)を使うことによって、他の機器へ充電させることができます。
容量は3000mAhを搭載しているため、おおよそですがiPhoneを0%から満充電にさせるほどの容量を備えています。
専用のモバイルバッテリーと比べると容量が少なく、給電スピードも遅いため、あくまで緊急用と考えた方が良いでしょう。
再生時間|本体6時間、ケース込みで驚愕の100時間再生
SOUNDPEATS TrueShift2の最大再生時間は本体は6時間、そしてケース込みで驚愕の100時間再生に対応しています。
本体再生時間も十分長いけど、それよりも100時間再生ってすごいな…。
1日3時間通勤や通学で使ったとしても30日で90時間、1ヶ月は充電しなくても楽々持ちますね。実際には自然放電もあるのでもう少し早い時期に充電しないといけないかもですが。
毎回充電するのがわずらわしいズボラさんにおすすめしたいイヤホンです。
インジゲーターでバッテリー残量がわかる
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点灯 | 〜25% |
LED2つ点灯 | 〜50% |
LED3つ点灯 | 〜75% |
LED4つ点灯 | 〜100% |
TrueShift2はLEDインジゲーターでバッテリー残量を確認できます。
LED2つ点灯していても50時間再生できるわけなので、感覚がおかしくなりますね。
いざという時にモバイルバッテリーとして使いたい方は、常にLEDが4つ点灯している状態にしておきましょう。
本体|ゴツゴツとした男らしいデザイン
SOUNDPEATS TrueShift2のイヤホン本体はゴツゴツとした男らしいデザインです。
ハウジング部(イヤホンの背面)がゼルダの伝説の「ハイリアの盾」のような形状で防御力が高そうですね。
ノズル部は短い
TrueShift2のイヤーピースを装着するノズル部は短く、充電ケースの収納部もかなり浅い設計のため他社のイヤーピースがほとんど使えません。
まあ、付属のイヤーピースの質は良いので特に追加で購入する必要はないです。
30分以内なら水につけても壊れない「IPX7」の防水に対応
TrueShift2は30分以内であれば浸水がしないとされる「IPX7」に対応しています。
どれだけの防水性能があるのか見たいところですが、さすがに自分で購入したイヤホンを水につけるのは気が引けアァァァ!!!!!
はい、問題なく音が鳴りました。完璧な防水性能。
スポーツ時はもちろんのこと、お風呂の中でも使えそうですね。泡に対する保護はないので注意。
あと、充電ケースは防水対応していないので、濡れた状態でケースに戻さないようにご注意ください。
全て自己責任で!
重さ|本体5.4g 充電ケース込みで112.2g
TrueShift2の重さは、本体片側が5.4g、充電ケース込みで112.2gです。
本体は完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的な重さですが、充電ケースは大容量のバッテリーを搭載していることもあり、少しズシッときます。
操作方法|タッチパネルで快適操作
▽音楽再生
- 再生/停止 → L or R側を2回タップ
- 曲送り → R側を1.5秒間長押し
- 曲戻し → L側を1.5秒間長押し
- 音量を上げる → R側を1回タップ
- 音量を下げる → L側を1回タップ
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を1回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を1回押す
▽その他
- 電源を入れる → L側 or R側を1.5秒間長押し
- 電源を切る → L側 or R側を10秒間長押し
- 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し
- 音声アシスタント → L側 or R側を3回タップ
SOUNDPEATS TrueShift2はタッチパネルで操作します。
このタッチパネルの操作性が良く、パネルの感度がちょうど良い塩梅のため誤動作が起きにくい印象です。
SOUNDPEATS製の完全ワイヤレスイヤホンは操作性がそこまで良くないイメージでしたが、こちらのTrueShift2はなかなかの操作のしやすさです。
ストレスフリーで操作できますよ。
ペアリング方法|本体を取り出してスマホで接続
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳のペアリングができない場合はリセットをしよう
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- 接続デバイスからBluetooth接続を解除
- イヤホンを充電ケースに戻す
- 充電ケースにしまったまま蓋をあけて、左右のタッチパネルを10秒間長押し
- インジゲーターが2回点灯
こちらでリセット完了です。
装着感|耳への収まりも良く、イヤーフックでさらにホールド!つまり最高
装着感 | (5.0) |
SOUNDPEATS TrueShift2の装着感はかなり良好です。
見た目がゴツゴツしてるので一見圧迫感がありそうですが、装着してみると「えっ僕専用に作ってくれたの?」と感じるくらいぴったりフィット!
さらにイヤーフックもついているので、耳の軟骨部分でさらにホールド!
「これは落ちない」そう確信できるくらい安心できる装着感です。通勤中も落とす心配もなく、ジョギングで少し走っても全然ズレないですね。
「完全ワイヤレスイヤホンを買いたいけど、落としそうで怖いな〜」と悩んでた方に、こちらの「TrueShift2」をおすすめします。
音質|刺さりのないドンシャリサウンド
高音 | (3.7) |
中音 | (3.7) |
低音 | (3.9) |
SOUNDPEATS TrueShift2の音質はこもりがなく、ボーカルのハリも良い刺さりのないドンシャリサウンド。
低域の量感が豊かで全体的に重心の低い音ですが、高域はこもりがなく伸びは良いですね。ただ、中高域のボーカルのピークラインや超高域にはザラつきや荒さを若干感じるます。
繊細さに欠けるため、ジャズやクラシックなど生楽器系との相性は良くありませんが、ロックやポップスなど勢いとノリの良いジャンルとは相性が良いです。
重低音が響く完全ワイヤレスイヤホンとしてこちらの記事でも紹介しています。
この記事を執筆している間に藤井風の「何なんw」をTrueShift2とAirPods Proを入れ替えてながら聴いてみましたが、比較するとAirPods Proの低音少なっ!と感じてしまいました。
TrueShit2の臨場感の高さとAirPods Proの音の悪さを思い知らされました。
総評すると価格を考えれば音質はかなり良いと思います。音質にこだわりがなければ十分満足できるイヤホンです。
他の5,000円前後の完全ワイヤレスイヤホンと比べると実力はどうなの?と気になる方はこちらの記事もご覧ください。
片耳でも使える
SOUNDPEATS TrueShift2は片耳でも使うことができます。
通話用のヘッドセットとして使ったり、YouTube動画や音声コンテンツをラジオ感覚で聴くのに適しています。
通話品質|ふつう
通話品質 | (3.0) |
SOUNDPEATS TrueShift2のマイク性能は良くも悪くもなく普通です。
デジタルっ気の強い音声にはなりますが、周りの音は入り込みにくいようには感じました。
通話用としては過度な期待はしないようにしておきましょう。
音途切れ|は一切なし
接続安定性 | (5.0) |
SOUNDPEATS TrueShift2の音途切れは一切ありませんでした。
最新の機種ということもあり安定した接続性です。
音の遅延|そこまで感じない
遅延の少なさ | (4.0) |
SOUNDPEATS TrueShift2で動画を見た際の音の遅延は感じにくいです。
タイミングが要求されるゲームには向いていませんが、アニメや映画くらいであれば問題ありません。
低音の迫力もあるので、アクション映画も映画館のような臨場感で楽しめますよ。
SOUNDPEATS TrueShift2まとめ
総合評価
4.5/5
- オーダーメイドイヤホンかのような装着感の良さ
- 臨場感のある低音とハリの良い中高音
- 驚愕の100時間再生対応
- いざというときのモバイルバッテリー機能
- これだけ高性能で5000円以下で買える
- 充電ケースが大きい
3.7
高音
3.7
中音
3.9
低音
4.8
コスパ
5.0
装着感
4.5
利便性
Bluetooth | 5.0/ Airoha AB1536U | 再生時間 | 本体:6時間 ケース込:100時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | ダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C |
専用アプリ | – | 質量 | 本体(片耳):5.4g ケース込:112.2g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
- ロックやポップスをノリよく聴きたい方
- 耳から落ちないイヤホンが欲しい方
- 充電するのがめんどくさい方
総評してSOUNDPEATS TrueShift2はかなりのコストパフォーマンスの高さをもったイヤホンだと感じました。
臨場感のあるサウンドで100時間も再生できてIPX7相当の防水性能もあり装着感も最高。ケースが大きいということ以外は隙がないです。
5000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンを探している方へ、僕は「TrueShift2」をイチオシします。
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