今回はQuestyle(クエスタイル)より、aptX LosslessやLDACに加え、新たにLHDCやLE Audioにも対応したロスレスBluetoothトランスミッター「QCC Dongle Pro 2」を紹介します。
ついにきました、iPhoneでLDACが使えるトランスミッターの大本命「QCC Dongle Pro」の後継機!
前モデルのQCC Dongle ProもiPhoneでLDACが使える名機でしたが、QCC Dongle Pro 2はそこからBluetooth 6.1・LHDC・LE Audio・Auracast™対応とさらにパワーアップしてきました。
AppleのMFi認証も取得しているので、iPhoneなどのAppleデバイスとの互換性もバッチリ。安心!
iPhoneでLDACなどの高音質コーデックを使いたいと考えていた方にとっては、かなりおすすめできるトランスミッターです。
今回はQCC Dongle Pro 2を紹介用に提供いただいたので、スペックや新機能をチェックしていきましょう。
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QCC Dongle Pro 2 外観・付属品
それでは外観からチェックしてみましょう。
パッケージはこちら。

付属品はUSB Type-A to Type-C変換アダプターと、保証書&取扱説明書くらいですね。

本体はQCC Dongle Proを踏襲したデザイン。旧作と比べてもパッと見はどっちがどっちかわからん。

一応ロゴ部分に「Pro2」と記載があるので、そこから判断はできます。
本体は鏡面仕上げの高級感あるデザイン。これ落としたらすぐにメッキが剥がれるので取扱注意。

飛び出しも少なくUSB-C端子の根本に負担もかかりにくい仕様になっています。カラーはダークシルバーで、前モデルのQCC Dongle Proと同じ落ち着いた色味になっています。
厚みもおおよそiPhoneと同じくらいなのでスマホに装着しっぱなしでも一体感のあるデザインになっています。

前面にはLEDインジケーターがチョボっとついています。

LEDのカラーでどのコーデックで接続されているか確認できます。Pro 2はLDAC・LHDC・LE Audioなど対応コーデックが増えていますが、赤色に集約されすぎじゃね?

USB-Cの差し込み口には少し段差があるので、スマートフォンのケースに干渉することも少なそうです。ケースによっては干渉するかもですけど。

ちなみに物理ボタンなどは一切ありません。基本的にはアプリで操作を行います。
欲を言えばPD充電できるようにUSB-C端子のメス端子も欲しかったな〜。
重さは約3gとiPhoneに装着しても、ほぼ重さを感じない程度になっています。

QCC Dongle Pro 2 スペック
| 項目 | QCC Dongle | QCC Dongle Pro | QCC Dongle Pro 2 |
|---|---|---|---|
| カラー | シルバー | ダークシルバー | ダークシルバー |
| Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 6.1 |
| 対応コーデック | SBC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless | SBC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC | SBC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / aptX Lossless / LDAC / LHDC / LE Audio(LC3) |
| LE Audio / Auracast™ | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| MFi認証 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 通信距離 | ≥10m | ≥10m | ≥10m |
| サイズ | 25.2×10.3×15.25mm | 25.2×10.3×15.25mm | 25.2×10.3×15.25mm |
| 重さ | 約3g | 約3g | 約3g |
QCC Dongle Pro 2 使い方
とりあえずiPhoneなどのスマートフォンにQCC Dongle Pro 2を接続しましょう。

ここでトランスミッターとして珍しいのが、そのままペアリング待機状態にはならず、イヤホンをペアリングモードにしても勝手に接続されません。
ワイヤレスイヤホンと接続するにはアプリが必須になります。
QCC Dongle Pro 2を装着した状態で専用アプリ(iOS / Android対応)を開くと設定画面が表示されます。
他の機器に接続する際は、アプリでペアリングモードをONにすることで別の機器に接続することができます。

次の画面で「その他の利用可能なデバイス」の項目で、現在ペアリングモードになっているイヤホンが表示されるので、あとはタップするだけで接続が完了します。
アプリを使えばホントにスマホ感覚で接続できますね。 トランスミッターとの接続によくある「接続できるかどうかわからんけど、とりあえず待っておこう……」みたいなことがありません。
あとは再生アプリで、出力先を「QCC Dongle Pro 2」になっていることを確認して楽曲を選択しましょう。

ワイヤレスイヤホンと相性の検証
| コーデック / 機能 | 動作確認済みの主な機種(公式ホワイトリスト) |
|---|---|
| LDAC | SONY WH-1000XM6 / XM5 / XM4、Technics EAH-AZ100 / AZ80 ほか |
| LHDC | NeoBuds Pro 3 / Pro 2、OPPO Enco X3 ほか |
| LE Audio / Auracast™ | Questyle SIGMA / SIGMA Pro / M18i / M18i Max、beyerdynamic AVENTHO 300 ほか |
こちらは公式が事前にチェックしているホワイトリストの一部です。残りは公式サイトなどでご確認ください。
QCC Dongle Pro 2 レビュー
iPhoneでLDAC / aptX Adaptive(Lossless)/ LHDCを使えるが強み
QCC Dongle Pro 2の一番の強みはiPhoneでLDAC / aptX Adaptive(Lossless)が使えること。さらにPro 2ではLHDCにも新たに対応しました。
ドングルタイプのトランスミッターでLDACが使えるものは数えるほどしかありませんし、LHDC対応のものってあったっけ?って思うほど希少。しかも動作が安定するものも少ないんですよね。

LDACの990kbps接続であればAAC接続よりも解像度が高く、緻密でクッキリとした音になります。。このLDACの音をAndroidを使わずiPhoneだけで聴けるようになるのがいちばんの強みだと思うんですよ。
iPhoneがLDACやaptXに対応してくれたら何も文句はないんですけどね!!
aptX Losslessに対応しているイヤホンと接続した場合は自動的にaptX Losslessで接続されるようですが、LEDの色味やアプリの表示では分かりにくいです。
LHDCは個人的にはありがたいですよ〜。LHDC対応スマホ持っていないから検証できる環境がなかったんですよね〜。

LHDCはLDACよりも低遅延かつ接続も安定しやすいコーデックでなかなか優秀なんですけど、スマホもイヤホンもとにかく対応機種が少ないのが難点なんですよ。
接続モードも細かく切り替えられる
専用アプリではLDAC / LHDCの接続モードを細かく切り替えることもできます。

- 音質優先モード(990kbps)
- 標準モード(660kbps)
- 接続優先モード(330kbps)
以上のモードから選択が可能です。
環境に合わせてアプリで気軽に切り替えられるのはありがたいですね。
LDACの接続安定性は?
前モデルのQCC Dongle Proでは、音質優先モード(990kbps)だと環境によって接続がやや不安定に感じることがありました。
QCC Dongle Pro 2はBluetooth 6.1になり、動的な周波数ホッピングなどで耐干渉性や接続安定性が向上しているとのこと。
日本の首都(?)である大阪駅にて「ソニー / WF-1000XM6」「KENWOOD / GLASS core Pro」の2機種で実際に試してみましたが、LDAC990kbpsだと音途切れはゼロにはできないですが、前作よりは改善されているとは感じました。やっぱりちょいちょい途切れます。
初代ほどは途切れにくくはなくなったかな〜?という印象でしたね。
接続を安定させるなら標準モード(660kbps)なら途切れにくく音質の劣化もそこまでないので、基本標準で使うことをお勧めします。
実際の安定性は組み合わせるワイヤレスイヤホンによる部分もあるので、気になる人は手持ちの機種で確認するのが確実ですね。
ドングルの差し込み先を変えれば、他の機器でも聴ける
ワイヤレスイヤホンの接続先はスマホではなくQCC Dongle Pro 2側なので、他のデバイスに接続してあげればイヤホンを再ペアリングしなくともそのまま聴けます。

たとえばiPhoneで音楽を聴いていて、途中からMacBookでも聴きたくなったら、MacBookのUSB-C端子に差し込めばそのままLDACで聴けるようになります。
USB-C端子さえあればNintendo SwitchやPS5とも接続できますね。PS5やSwitchはBluetoothオーディオに制限があるので、有線レスでワイヤレスイヤホンを使える手段としても便利です。
マルチペアリングにも対応
同時待受を行う「マルチペアリング」にも対応しています。
マルチペアリングとは、過去に接続したイヤホンを記憶し、再度取り出した時に自動でQCC Dongle Pro 2とイヤホンを接続してくれる機能です。一度接続してしまえば、過去に接続したデバイスとも自動で接続されるのでノンストレス!

その代わりマルチポイントには対応していないのですが、この手のトランスミッターは1対1で使うことが多いので個人的にはあまり気にしないですかねー。
そのまま通話もできる
QCC Dongle Pro 2を使っているときでも通話ができます! 着信が急に来たとしても、接続先をわざわざ切り替える必要なくそのまま通話ができます。地味に便利。
音の遅延について
音の遅延の少なさについても優秀。合わせるイヤホンにもよりますけど。
QCC Dongle Pro 2は前モデルにはなかったLC3(LE Audio)に対応。これは初代にはなかった機能なので嬉しい。これを待っていた。
対応イヤホンと組み合わせれば、有線に近いレベルで低遅延でゲームもできます。
さらにLE AUDIOだけでなく、aptX Adaptive接続時も低遅延モード(約48ms)でゲームもできます。
iPhoneでLE AUDIOを使って低遅延でゲームをしたいと考えていた方にもおすすめです。ただし、ワイヤレスイヤホン側が対応しているか確認はしておきましょう。
イヤホンのアプリも使えなくなる
念のため注意喚起ですが、ワイヤレスイヤホンとの接続先はQCC Dongle Pro 2側になるので、単体で接続している場合はワイヤレスイヤホンのアプリも使えなくなります。
アプリを使う場合は、ワイヤレスイヤホン側のマルチポイントを使って一つはiPhoneに、もう一つはQCC Dongle Pro 2に繋げるとアプリを使えるようになります。
ここでの注意点は、ワイヤレスイヤホンによってはAndroidでアプリを立ち上げないと「LDAC」をONにできない機種があるという点。
代表的なモデルだと「Anker Soundcore」シリーズですね。あれ、AndroidがないとLDACをONにできないんですよ。
iPhoneしか所持していない場合は、そのようなな機種は避けるようにしておきましょう。
小さくて失くしやすい
あと、とにかく小さいので、めっちゃ失くしやすいです。ストラップホールもついていないので、スマホやカバンにぶら下げて使うこともできないんですよね。
スマホにつけっぱなしだとLEDインジケーターが少しだけ点滅しますが、そこまで眩しくないですし、気になったらLEDを背面側に向けておけば大丈夫です。

使っていない間は、メインで使っているワイヤレスイヤホンのUSB端子に付けておくのもいいと思います。

紛失が心配な人は、置き場所を決めておくのがおすすめですよ。
QCC Dongle Pro 2 まとめ
iPhoneでLDAC / LHDC / LE AUDIOを使いたいと考えている方は、このQCC Dongle Pro 2が本命だと思います。
接続安定性の向上も良かったですけど、個人的にはLHDCやLE AUDIO、Auracast対応が主な進化ポイントのように感じましたね。
発売は2026年7月10日(金)。7月3日(金)からの予約期間中は特別価格9,900円(税込/通常想定価格12,100円)で購入できます。iPhoneで高音質ワイヤレスを使いたい方はチェックしておきたいトランスミッターですよ!


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