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Bowers & Wilkins Pi7 S2 PI5 S2 レビュー|パワーアップして帰ってきた極上サウンド

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

かつて、音質最強のワイヤレスイヤホンとして非常に話題になったあのワイヤレスイヤホンがパワーアップして帰ってきました!

それが今回紹介するBowers & Wilkins「Pi7S2」「Pi5S2」です。

この2機種は、イギリスの名門オーディオブランド「Bowers & Wilkins」によって、開発された音質特化型のワイヤレスイヤホンです。

「800 Series Diamond」という、フラグシップモデルで600万円オーバーの世界的に有名なスピーカーを制作した担当がサウンドチューニングに携わっています。

この800Seriesですが、僕もイヤホン専門店に入社する前に、家電量販店で高級オーディオの販売にも携わっていたのですが、とてつもない音質の良さだったんですよね。

価格はもちろんですが、その音質の良さも他のスピーカーより頭一つ抜き出ていました。

今回のPi7S2とPi5の特徴は、主に次の通りです、

Pi7S2、の特徴
  • 環境に合わせて最適な遮音を行うを行うアダプティブ・ノイズキャンセリングを新たに採用
  • バッテリー性能も向上
  • アンテナ設計を見直しを図り、途切れの低減を実現
  • アプリも新たに「Bowers&Wilkins Music」へと刷新
  • Pi7S2は9.2mmカスタムダイナミックドライバーとBAドライバーを採用したハイブリッド型
  • 左右合計4基のドライブユニットを、専用のアンプによって駆動するバイアンプドライブを採用(PI7S2)
  • aptX Adaptiveに対応で最大48kHz/24bitの再生が可能(Pi5S2はaptXまで)

まとめると、前作の機能はそのままにバッテリー性能やアンテナ周りを向上させたブラッシュアップモデルという感じですね。

今回はこちらのPI7S2とPi5S2をレビュー用にメーカーさんよりお送りいただいたので、実機を使ってレビューをしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

▼動画版はこちら▼

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

B&W Pi7S2、Pi5S2と、前作のPi7、Pi5のスペックを比較

製品名Pi7S2PI7Pi5S2Pi5
Bluetooth5.05.05.05.0
コーデックSBC,AAC,aptX,aptX HD,aptX Adaptive(48kHz/24bit)SBC,AAC,aptX,aptX HD,aptX Low Latency,aptX Adaptive(48kHz/24bit)SBC,AAC,aptXSBC,AAC,aptX
ドライバーバランスド アーマチュア トゥイーター
+
9.2mm ダイナミック ドライバー
バランスド アーマチュア トゥイーター
+
9.2mm ダイナミック ドライバー
9.2mm ダイナミック ドライバー
9.2mm ダイナミック ドライバー
再生時間
※ANC OFF時
本体:5時間
ケース込:21時間
本体:4時間
ケース込:20時間
本体:5時間
ケース込:24時間
本体:4.5時間
ケース込:24.5時間
充電端子Type C
ワイヤレス充電
Type C
ワイヤレス充電
Type C
ワイヤレス充電
Type C
ワイヤレス充電
防水IP54IP54IP54IP54
ノイズキャンセリング
外音取り込み
自動装着検出
低遅延モード
マルチポイント

スペック上は大きくは変わっておらず、再生時間が少し伸びた程度といったところでしょうか。

地味に「aptX Low Latency」は非対応となってしまいました。まあaptX Adaptiveが対応であれば問題なしです。

Bowers & Wilkins Pi7S2、Pi5S2 外観・付属品

それではPi7S2、Pi5S2の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

Pi7S2、Pi5S2のパッケージは白を基調としたシンプルかつ高級感のあるデザインです。

開封するとこんな感じ

付属品

付属品一覧
  1. イヤーピース3ペア
  2. 80 cm USB-C to Cケーブル
  3. 80 cm USB-C – 3.5mmステレオミニプラグケーブル
  4. マニュアル

USB-C to Cケーブルが付属するワイヤレスイヤホンも珍しいですね。こちらは充電もそうですが、後ほど紹介するトランスミッター機能でも使用します。

USB-C to 3.5mmケーブルも付属しますが、こちらもトランスミッター用に使います。

充電ケース・本体

Pi7S2、Pi5S2の充電ケースはこちら。自立しないタイプで樹脂っぽい感じの素材感ですね。

正面に大きなボタンが備わっていますが、これはトランスミッター機能で使います。

天面にはBowers & Wilkinsの印字があります。

厚みはそこまでないので、ポケットにもすっぽりと収まるサイズ感です。

前作と比べると……うん、なにも変わらんな。

充電端子はUSB Type Cに対応。

さらにワイヤレス充電にも対応しています。これはありがたい。

ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。

ちなみに初心者の方にはAnkerのワイヤレス充電器がとりあえずおすすめです。安い割に品質も良く、問題なく充電ができますよ!

充電ケースを開けると本体がお目見え。

ハウジング部が飛び出しているので、割と取り出しやすいですね。

イヤホン本体は高級感があって、なかなか所有欲を満たしてくれるデザインです。

ゴールドのラインとハウジングにメーカーロゴが印字されていて、なんともおしゃれな感じです。

内側はL/Rの表記のみでシンプルな設計です。

ノズルはくびれがやや細めで、先端にかけて窄まっていくやや特殊な形状ですね。

まあ完全ワイヤレス向けのイヤーピースであれば装着できると思います。

Bowers & Wilkins Pi7S2、Pi5S2 レビュー

Bowers & Wilkins Pi7S2、Pi5S2の音質

Pi5S2の音質評価

まずPi5S2の音質についてですが、特徴はこちらの通りです。

音の特長

4.6

高音

4.6

中音

4.7

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り
  • 音質:高音はそこまで伸びるというわけではないですが、響きが良くで広がりのある音という印象。低域の量感が多めで全体的に重心が低めです。ボーカルは少し遠めではありますが艶やかでしっとりと聴かせる音作りです。
  • 音場:なかなかに広めで、響くように広がっていく音場感。
  • 傾向中低域寄りでストリングスやブラス系の楽器隊を美しく聴かせる余韻感たっぷりの美音系サウンド

得意なジャンル

  • ジャズ
  • クラシック
  • バラード

Pi7S2の音質評価

続いてPi7S2の音質は次の通りです。

音の特長

4.8

高音

4.7

中音

4.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り
  • 音質:中高域の響きが良くワイヤレス感が非常に少ない豊潤なサウンド。ハイブリッド型でありつつも各帯域の繋がりも滑らかで、まさに「美音」と言うべき音作りで非常に響きが美しいです。ストリングスやブラス系の楽器の美しさは全ワイヤレスイヤホン史上NO.1クラスの実力で、普通に鳥肌レベル。むしろこの音作りでB&Wが作る本気の有線イヤホンが欲しくなりました。中低域の量感もかなり多めで、深く沈み込みつつ、やや支配的ではありつつも中高域の響きは損なわせない豊かな音で奏でます。
  • 音場:音場は他の完全ワイヤレスと比べるとかなり広めで、余韻たっぷりで耳内に金属的な響きが広がるように鳴らしますね。Pi5S2よりもまた1段階広めです。
  • 傾向楽器隊を中心に鳴らすような印象で、全くシャリつきのない美しいドンシャリ傾向という印象。ボーカルは少し遠めでありつつも、質感は非常に高くて艶感たっぷりです。

得意なジャンル

  • ジャズ
  • クラシック
  • バラード

音質まとめ

さすが名門スピーカーブランド。どちらもジャズやクラシックとの相性が特に最高で、マイルスデイヴィスを聴く方は完全ワイヤレスで一番良い選択肢のようにも感じます。

個人的に一番相性がピッタリだったのはMISIAの「MISIA SOUL JAZZ BEST 2020」でしたね。MISIAの楽曲をJAZZ・SOULアレンジを加えられたアルバムですが、そのアルバム内で鳴る楽器隊が全てPi7S2の得意なラインを突いているような感覚ですね。

小気味の良いドラムワークから、トランペットなどのブラスサウンド、MISIAの圧倒的な歌唱力と息遣い、コーラス隊まで余すことなくアルバム全体を通して一番美しい形で再現してくれます。

Pi7S2、Pi5S2ともに前作と音質は変わらないとのことでしたが、確かに聴き比べても違いはありませんでした。

それなのに、初代が発売されてから音質特化型のワイヤレスイヤホンが登場している中、Pi7S2に関してはいまだに音質トップクラスのイヤホン達と肩を並べる実力だったことに驚きましたね。

価格を気にしなければPi5S2でも十分に音質は良いのですが、やはりPi7は別格の実力。かなりの高価格帯ではありますが、どうせ買うならPi7S2まで買った方が満足度は高いかなと思いました。

おそらく、「〇〇と比べて音質はどう?」と思うかと思いますが、一概に「〇〇より良い!」とは言いにくい感じなんですよね。

ただ、Pi7S2に関しては現存する完全ワイヤレスイヤホンのなかではジャズ・クラシック系は最強クラスという感じですね。

ケースをトランスミッターがわりに使える(Pi7S2のみ)

Pi7S2のみにはなりますが、他の完全ワイヤレスイヤホンにはないユニークな機能として、ケースをトランスミッターがわりに使えるという機能があります。

たとえば、Bluetooth機能が備わっていないパソコンでも、ケースと付属のケーブルをつなげることで、Bluetooth接続ができるようになります。

USB-C端子が備わっているデバイスであれば、付属のUSB-Cケーブルで。備わっていないデバイスにはUSB-C to 3.5mmケーブルを使うことでワイヤレスで接続できます。

接続方式はaptXとなるようです。なので対応ビットレートは「48kHz/16bit」までとなりますね。

この機能で一番おすすめしたいのは「iPhoneユーザー」です。

iPhoneの場合、接続コーデックがAACまでしか対応していないため、Bluetooth接続時の音質の劣化が少し多めです。

そこであえてトランスミッターで接続することで、AACコーデックよりも高音質な「aptX」で接続できるようになります。

iPhoneの場合だと、Lightning端子になってしまうので、別途専用ケーブルを買う必要があります。

今回はFiiOの「LT-LT1」で検証しましたが、問題なく動作しましたね! 前作のPi7でも検証した時は、画面を切ると音楽が止まったりとなかなか不安定だったんですが、今回はそのような症状もなくて安定して動作しますね!

AAC接続時と比べると、音の情報量が増して少し音質が上がったように感じます。ただ、接続方式がどうしてもかさばってしまうので、自宅での試聴限定かな?と思います。

ただ、あくまで非公式的な使い方にはなるので、導入は自己責任でお願いします。

iPhoneでも高音質で聴きたい方は、この接続方式がおすすめなので、ぜひ使ってみてください!

装着感|自然で圧迫感がない

Pi7S2、Pi5S2の装着感は特に悪くはないですね。

割と耳の形状にあわせて馴染むような感覚で、圧迫感もなく自然な装着感という感じです。

実際に装着してみるとこんな感じ。見た目も高級感があっておしゃれな感じですね。

前から見ても飛び出しは少ないです。

防水性能もIP54相当あるので、雨の日でも壊れる心配が少なくて安心して使えますね。

ジョギング用途だと汗でツルッと落ちてきそうなので、スポーツ用としては向いていないかなという感じですね。

装着感(4.0)

接続安定性について

改善されたと謳われている接続安定性についてですが、iPhoneでAAC接続で運用していると、特に途切れはなかったので、問題なく使えるような感じでした。

次に、Xperia 5ⅣでaptX Adaptiveで使ってみたのですが、大阪駅とかかなり人の多い場所だと音がわりとプチプチと途切れますね。

ただ、前作は同じaptX Adaptiveで使っていたらもっと途切れていた印象なので、前作よりは改善されたかな?という感じです。

ノイズキャンセリング|かなり高め

Pi7S2、Pi5S2のノイズキャンセリング性能ですが、どちらも個人的には高めのように感じましたね。

装着した瞬間から周りの音量レベルをグッと引き下げて、電車の中でも全くストレスを感じさせない遮音性の高さを持っています。

キーボードのタイピング音などはノイズキャンセリングON・OFFどちらでも変わらないレベルのように感じますが、空調音や電車の走行音、人の話し声などの帯域はしっかりと遮音できていますね。

また今回、Pi7S2のみになるのですが、今回のS2から「アダプティブノイズキャンセリング」機能が追加されて、周りの環境にあわせてノイズキャンセリングレベルを自動で調整してくれるようになりました!

アプリを開くと「オン」「オート」「オフ」の3つから選べます。

オンにすると、どんな環境でも最大限のノイズキャンセリング効果をもたらしてくれるのですが、バックで「サー」というホワイトノイズが若干乗っている感じです。といっても、他のワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリングと比べるとホワイトノイズはかなり少なめです。

これをオートにすると、環境次第ではあるのですが、静かな環境であればノイズキャンセリングレベルを少し弱まって耳への圧迫感が少なくなって、ホワイトノイズも少なくなります。

このアダプティブノイズキャンセリングはけっこう優秀で、通勤中の騒がしい環境や、オフィスでの静かな環境を行き来しながらPi 7S2を使う場合に便利な機能ですね。

前作もわりとノイズキャンセリングレベルが低いというレビューを見受けられるのですが、個人的にはめちゃくちゃ耳にフィットしているのか、ノイズキャンセリング性能は高く感じるんですよね。

ノイズキャンセリング(4.5)

こちらも参考にしてくださいね

【最強はこれ!】ノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンおすすめランキングTOP10

外音取り込み|それなりには優秀だが……

Pi7S2、Pi5S2の外音取り込み機能ですが、外音取り込み機能自体はそれなりに優秀です。

前作よりも機能がアップしているような感覚で、イヤホンを装着している状態でも、普通に会話ができるくらいには量感多く集音してくれますね。

少しマイク感はありますが、十分実用的な外音取り込み性能の高さです。

た・だ・っ!!!

前作と同様に、本体操作のみで外音取り込みモードへの切り替えができないんですよ。

外音取り込み機能をONにするためには、アプリから毎回「パススルー」をONにする必要があるんですよ。

次世代期で一番直して欲しかったのはこの部分だったのに、改善されず……。

外音取り込み機能ってコンビニとかオフィスとか、人と会話したいときに咄嗟にワンポイントで使いたい機能なので、本体操作のみで切り替えができないと実質使えないんですよね。

BGM感覚でながら聴きができるくらいなので、なかなか使う場面が限られてしまうんですよね。

それなりに優秀な外音取り込み性能だっただけに、この本体のみ切り替えができないのは残念でした。

外音取り込み(4.0)

こちらも参考にしてくださいね

操作性には不満はないが

Pi7S2、Pi5S2の操作性は、先ほどお伝えした外音取り込みの切り替え以外は、ストレスは感じにくいかなという印象です。

操作はタッチパネルで行います。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を1回タップ
曲送りL or R側を2回タップ
曲戻しL or R側を3回タップ
音量を上げる
音量を下げる
ノイズキャンセリングL側を長押し
音声アシスタントR側を長押し

操作性事態には不満はないですが、アプリで操作のカスタマイズができず、音量操作も割り振れないので、その点が残念でしたね。

アプリについて

Pi7S2、Pi5S2はアプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • 外音モードの切り替え
  • ノイズキャンセリングのオン・オート・オフの切り替え
  • パススルーのオン・オフの切り替え、集音量の調整
  • 装着センサーのオン・オフ
  • 接続機器の優先順位の変更
  • ストリーミング品質の設定
  • 名前の変更
  • ファームウェアアップデート

アプリでできる機能が多そうに見えて、イコライザー設定や操作方法の変更とかの主要どころがないのが残念。

まあイコライザーはなしでも元の音が大好きなので個人的には気にしませんが、Pi5S2は低音が少し多めなのでもう少し減らしたいと感じることはありますね。

アプリの機能については、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の説明で伝えたものがほとんどなので、それ以外は割愛します。

通話品質|Pi7S2はとてもキレイ

Pi7S2、Pi5S2のマイク性能ですが、Pi7S2のマイク性能はかなり高いように感じました。

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

Pi7S2

Pi5S2

Pi7S2は声がとてもクリアな印象で、かつバックのノイズが入りにくいように感じました。

Pi5S2はPi7S2と比べると、少しがガサついた印象を受けますね。

音楽鑑賞だけでなく、通話用としても十分使えそうです。

通話品質
PI7S2(4.5)
Pi5S2(3.8)

こちらも参考にしてくださいね

音の遅延|少し感じる

最後に音の遅延についてですが、これは少し遅延がありますね。

最近のワイヤレスイヤホンは音の遅延の少ないものが多くなってきているのですが、Pi7S2、Pi5S2ともにまだ改善されていないようです。

音の遅延(3.5)

Pi7S2、Pi5S2 まとめ

Pi7S2、Pi5S2をまとめると以下のとおりです。

スクロールできます
製品名Pi7S2Pi5S2
総合評価(4.0)(3.5)
音質(4.8)(4.5)
装着感(4.0)(4.0)
ノイズキャンセリング(4.5)(4.5)
外音取り込み(4.0)(4.0)
マイク性能(4.5)(3.8)
利便性(3.5)(3.5)
良かった点今でもトップクラスの音質
ジャズ•クラシック系との相性が最強
まるでスピーカーのような音場感
ケースにトランスミッター機能付き
ノイズキャンセリングレベルがなかなか高い
豊かで響きの良いサウンド
ジャズ•クラシック系との相性が良い
ノイズキャンセリングレベルがなかなか高い
イマイチな点外音取り込みが手動で切り替えられない
イコライザーや操作のカスタマイズができない
前作よりも価格が高騰している
動画鑑賞時に遅延を感じる
外音取り込みが手動で切り替えられない
イコライザーや操作のカスタマイズができない
前作よりも価格が高騰している
動画鑑賞時に遅延を感じる

Bowers & Wilkins Pi7S2、Pi5S2はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 予算問わずに音質重視の完全ワイヤレスイヤホンを探している
  • 余韻感たっぷりの響きの良いサウンドが好み
  • ジャズやクラシック、アコースティック編成の楽曲が好み
  • B&Wのスピーカーの音をイヤホンで再現したい

Pi7S2、Pi5S2は、前作と音質は変わっていないとはいえ、いまだに音質は最強クラスの実力のように感じました。

ロックやポップスを聴く上では他の選択肢がありますが、ジャズクラシック系の相性はやはりヤバいですね。

ストリングスの弦の響く音や、トランペットのパァーッ!と炸裂するような瑞々しい音の再現性は、あらゆる完全ワイヤレスイヤホンの中でも、僕が使ってきた中ではNo.1です。

イヤホンではなく、まるでスピーカーのような音場感で、ピュアオーディオユーザーほどお気に召す方が多いのではないでしょうか。

反面、機能性やスペック面では改善されたとはいえまだまだ改善の余地がある感じですね。ファームウェアアップデートで外音取り込みモードを本体のみで切り替えられるようになって欲しいところです。

以上! Pi7S2、Pi5S2のレビューをお送りしました。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • いつも記事更新お疲れ様です。ありがとうございます。

    読ませていただいていて気付いたのですが、
    ノイズキャンセリングの項目にておすすめ記事としてリンクが貼られていた
    「【最強はこれ!】ノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンおすすめランキングTOP10|コスパ最強モデルも紹介!」の記事において、BOSE QUIETCOMFORT EARBUDS IIや AirPods Pro 2が掲載されていなかったので、もしかしたら更新を失念されているかもしれないと思いましたので、その点だけご報告させていただきます。

    カジェログさんでQCE2を知り、試してみたところコスパ重視だった自分ですら大ファンになるほどの最強ノイキャンなので、ぜひこれからご覧になる方にも知ってもらいたいと思い、ついコメントしてしまいました。

    (このコメントはご覧になられたら削除してください。商品とは関係のないコメント失礼いたしました。これからもお世話になります。)

    • それに加えまして、サイト右上の「ノイズキャンセリングイヤホン」カテゴリーから飛んだ先の記事も上記で挙げさせていただいた記事でしたので、併せてご報告いたします。

  • ご指摘ありがとうございます!
    すみません、対応間に合ってなくて〜〜〜!

    BOSE1位で間違い無いです!
    ソニーの新製品とか出てきたたら、まとめて更新します!

    • とんでもありません、いつも非常に有益な情報、ありがとうございます!

  • コメント失礼します。
    近々飛行機に乗って旅行に出かける予定があります。飛行機内のモニターを使用する際にワイやれるイヤホンを使いたいと思っております。その際に私の中の候補として、B&W pi7s2未使用するか、AirFlyを利用して現在使っているwf1000xm5をトランスミッター経由で繋ぐか迷っております。
    私個人オーディオ機器が好みで沢山集めております。
    どちらが良いと思いますか?
    教えていただけると幸いです。
    また、寄り良い方法かあったら押していただけると嬉しいです。

    よろしくお願いします。

  • こんばんは。コメント失礼します。
    私は近頃飛行機に乗って遠出をする予定があります。その時のことについて質問があります。
    B&W pi7 s2のケースにはbluetoothトランスミッターの機能がついているとのことでした。飛行機に乗った際、飛行機備え付けのモニターで遊ぶにあたってワイヤレスイヤホンと接毒できれば便利だな、と思いながらこの動画を拝見させていただきました。
    今現在悩んでおります。
    B&W pi7s2を購入するか、AirFlyなどのBluetoothトランスミッターを別途購入するかどちらかです。私はsony wf-1000xm5を愛用しています。
    私自身オーディオ機器全般に興味があり、たくさん集めております。
    かじかじさんはどちらが良いと思いますか?
    よければ教えてください。
    また、もっと別の良い方法(音がいい、遅延が少ない、安く済む)などがあれば教えていただけると幸いです。

梶原 優輝 へ返信する コメントをキャンセル

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