こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。
こちらの記事では、EarFunより5000円以下ながらもQi(ワイヤレス充電)に対応した完全ワイヤレスイヤホンEarFun Freeを紹介します。
- Bluetooth5.0対応 完全ワイヤレスイヤホン
- 6mmグラフェンドライバー搭載
- IPX7の防水性
- 最大30時間再生可能
- Qi(ワイヤレス充電)対応
5000円以下でQiに対応しているのはヤバいですね!
IPX7の防水や再生時間も30時間とか、スペックも高いし、これで音質も良かったら敵なしなんじゃないかな?
では、さっそくEarFun Freeを試していきましょう!
総合評価
3.5/5
- 5000円以下でワイヤレス充電対応
- スペックは全体的に高め
- 装着感が良好
- 音質に対するコスパが悪い
- 特徴が少ない
3.2
高音
3.2
中音
3.2
低音
3.8
コスパ
4.0
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 再生時間 | 本体6時間/ ケース込み30時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C QI(ワイヤレス充電) |
専用アプリ | – | 質量 | 本体:5.6g ケース:45.8g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 180日 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンの比較記事はこちら!
EarFun Free レビュー
カラーバリエーション|ブラック・ホワイトの2色
EarFun Freeのカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
今回はホワイトを選びました。
付属品|イヤーピース、USB-Cケーブル、マニュアル
- イヤーピース(シリコン製)3ペア
- USB Type Cケーブル
- マニュアル
EarFun Freeの付属品はイヤーピース、USB Type Cケーブル、マニュアルです。
ACアダプターは付属していないので、コンセントで充電する場合は別途購入しましょう。
イヤーピースはシリコンタイプが3ペア
EarFun Freeに付属するイヤーピースは3ペアです。
シリコン製ですが素材は薄く密閉度が少ないように感じます。
USBケーブルはType C
USBケーブルは短めのType Cケーブルが付属します。
ロゴなどは印字されておらず、汎用品が使われています。
充電ケース|大きくも小さくもなく普通
EarFun Freeの充電ケースは大きくも小さくもなく、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいの大きさ。
真ん中に「earfun」のロゴが彫り込まれています。
AirPods Proと比べるとこれくらい。
重たくはないですが厚みがあるため、パンツのポケットに入れると膨らみが気になります。
スキニージーンズ愛好家の方にはおすすめしません。
充電端子はType C
充電端子はUSB Type C。
最新規格を採用していることにより、スマートフォンで使っているものを流用できるので、コンセントがケーブルだらけにならず便利です。
再生時間|本体6時間/ケース込み30時間
EarFun Freeの再生時間は6時間、ケース込みで30時間です。
同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンと比べると平均より少し長めくらいです。
6時間あればテレワークや出張など長時間イヤホンを使うことがあってもバッテリーが切れる心配がないです。
また、ケース込みで30時間もつため毎日充電する必要もなく、1週間に1度くらいの充電で運用できます。
5000円以下でQi(ワイヤレス充電)に対応!
EarFun Freeで一番スゴイと思ったのが、Qi(ワイヤレス充電)に対応しているということ。
Qiに対応している完全ワイヤレスイヤホンはどれも10,000円以上するものばかりなのに、EarFun Freeは4,990円。
恐らく5000円以下のイヤホンでQiに対応しているのはEarFun Freeくらいではないでしょうか。探したら他にもありそうだけど。
Qiを使ってみると充電したつもりないのに、いつの間にか満充電になっていて「バッテリー切れ?なにそれ?」って感覚で運用できるようになるのでおすすめですよ!
ちなみにQi対応充電器は別売りなので、別途お買い求めください。僕はこちらを使っています。
安くて複数台の充電もできるのでおすすめです。
インジゲーターでバッテリー残量がわかる
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点灯 | 〜10% |
LED2つ点灯 | 〜50% |
LED3つ点灯 | 〜80% |
LED4つ点灯 | 〜100% |
バッテリー残量は本体側面のLEDインジゲーターの点灯数で確認できます。
LEDが1つしか点灯していない状態は「25%」ではなく「10%」なので注意!
充電ケースのバッテリーが無くなると、イヤホンが常に電源ONの状態になってしまうので、気づいたらすぐにイヤホン本体のバッテリーも切れてしまいますよ。
本体|コロンとしたかわいらしいデザイン
EarFun Freeのイヤホン本体は丸みの帯びたコロンとしたデザインです。
今回ホワイトを選んだのでカワイイ見た目ですが、ブラックはもう少しスマートな見た目です。
耳への挿入部は短く、耳の奥までは入れずに手前でフィットするようなイメージです。
本体の内側には「L」と「R」の表記があるので、表記を確認して装着する方向を間違えないようにしましょう。
ノズルは短め
イヤーピースを装着するノズル部は短めで、他社製のイヤーピースはうまくハマらない可能性があります。
付属のイヤーピースで運用することをおすすめします。
IPX7の防水にも対応
EarFun Freeは30分以内であれば水没しても壊れないIPX7相当の防水に対応しています。
イヤホンをしたまま洗い物をしていて、誤って水に落としてしまっても壊れることなく安心です。
汗にも強いのでスポーツにも使えますが、汗で本体が滑りやすくなるので、ランニングには向いていないですね。
重さ|片耳5.7g ケース込み58.5g
EarFun Freeの本体の重さは5.7g、充電ケースの重さは58.5g。
軽くもなく重くもなく一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同程度です。
操作方法|静音性の高い物理ボタン
▽音楽再生
- 再生/停止 → L or R側を1回押す
- 音量UP → R側を2回押す
- 音量DOWN → L側を2回押す
- 曲送り → R側を3回押す
- 曲戻し → Lを3回押す
▽通話
- 電話を受ける → R側を1回押す
- 着信拒否 → R側を2秒間長押し
- 通話終了 → R側を1回押す
▽その他
- 電源を切る → L側 or R側を2秒間長押し
- 音声アシスタント → R側を2秒間長押し
EarFun Freeの操作は物理ボタンで行います。
ボタンを押し込んだときの静音性が高く、クリック音が耳内に響かないためノンストレスな操作ができます。
物理ボタンは誤作動を起こさないので操作しやすいんですよねぇ。
ペアリング方法|本体を取り出してスマホで接続
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
両耳のペアリングができない場合はリセットをしよう
両耳同士の接続がうまくいかない場合は、一度リセットしてみましょう。
- Bluetoothデバイスから「EarFun Free」の登録を解除してスマートフォンを再起動
- 両方のイヤホンのボタンを5秒長押しして、電源を切ってください。※ランプが赤く点滅して消灯します。
- 両方のランプが同時に紫色に点滅するまで、両方のボタンを同時に8秒以上押し続けてください。 ※ご注意:片方のイヤホンだけランプが紫色に点滅した場合は、リセットは成功していません。
- 両方のイヤホンを充電ケースに取り付けてから、また取り出してください。
こちらでリセット完了です。
装着感|それなりにフィットしてくれる
装着感 | (4.0) |
EarFun Freeは本体がやや大きく見えますが耳への収まりが良く、見た目以上には装着感が良いです。
ただし、ツルッとした表面加工のため汗で滑りやすくなったり、耳の小さな方だと圧迫感があるかもしれません。
ちなみに遮音性はふつうです。やや周りの音が聞こえやすいようにも感じます
音質|価格を考えても良くはない
高音 | (3.2) |
中音 | (3.2) |
低音 | (3.2) |
EarFun Freeの音質は良くも悪くも普通で、特徴がありません。
高域はあまり伸びずに、ボーカルのこもりを感じさせない程度。低域は迫力を感じないけどスカスカにはならない程度の音で、音にこだわりのない人には「悪い音だとは感じさせない」くらいの音質です。
5000円付近の完全ワイヤレスイヤホンだと、もう少し音質に特化したものや、音のつながりや艶やかさのある製品があるのですが、こちらのEarFun Freeはそのような特徴が一切ないため残念です。
音質だけで考えるとコスパは悪いです。
他の5,000円前後の完全ワイヤレスイヤホンと比べると実力はどうなの?と気になる方はこちらの記事もご覧ください。
片耳でも使える
EarFun Freeは左右問わずに片耳で使えます。
片側に装着した状態でBGM感覚で音楽や音声コンテンツ、YouTubeを楽しめますよ!
通話品質|雑音が入りやすい
通話品質 | (3.0) |
EarFun Freeのマイク性能はふつうです。
周りの雑音が入りやすく、騒がしい場所や屋外での通話には向いていません。
静かな部屋やオフィスでのハンズフリー通話には使えます。
音途切れ|一切なし
接続安定性 | (4.0) |
EarFun Freeを通勤中に使いましたが音途切れは一度もありませんでした。
比較的新しい完全ワイヤレスイヤホンのため、安定した接続性です。
音の遅延|は感じやすい
遅延の少なさ | (3.0) |
EarFun Freeで動画を見た時の音の遅延は感じやすいです。
ゲームはもちろんダメで、映画でもかなり気になりますね。
YouTubeのバラエティ動画やレビュー動画でギリギリ気にならないくらいです。
EarFun Freeまとめ
総合評価
3.5/5
- 5000円以下でワイヤレス充電対応
- スペックは全体的に高め
- 装着感が良好
- 音質に対するコスパが悪い
- 特徴が少ない
3.2
高音
3.2
中音
3.2
低音
3.8
コスパ
4.0
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 再生時間 | 本体6時間/ ケース込み30時間 |
コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | USB Type C QI(ワイヤレス充電) |
専用アプリ | – | 質量 | 本体:5.6g ケース:45.8g |
ノイズキャンセリング | – | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | – | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 180日 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
EarFun Freeは「スペックが高い」、「ワイヤレス充電ができる」ということ以外、これといった特徴のないイヤホンです。
スペックが高い=良い製品とは限らないんですよね。”音質が良い”とか”ジョギングでも快適に使える”など、実用的なメリットが欲しかったですね。
もう少しコスパの高いものであればSoundPEARTSの「TrueShift2」や、JPRiDEの「TWS-X」、Ankerの「Soundcore Life P2」のほうが幸せになれます。
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