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神アプデキター!iOS 17でAirPods Proが「適応型オーディオ」に対応!実際に使ってみた

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iOS17の公開に伴い、AirPods Proが「適応型オーディオ」に対応しました。

この適応型オーディオというのは、ノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードを状況に応じて自動的に調整するモードのことです。

それだけではなく、「会話検知機能」も新たに搭載!ソニーのWF-1000XM4WF-1000XM5に搭載していた「スピーク・トゥ・チャット」のApple版のようなものですね。

さらに「パーソナライズされた音量」というモードも追加され、状況に応じて音楽の音量も自動で調整してくれるようになりました。

今回はこの追加された新機能を使ってみた感想をお伝えしていきます。

YouTube版では適応型オーディオのバーチャル試聴も行っています

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

まずはiOS17にしてAirPods Proをアップデートしよう

今回紹介する機能は、iOS17にしないとアップデートされません。

まずはiPhoneをiOS 17にアップデートしましょう。

AIrPods ProはiOS 17にアップデートしたiPhoneの近くで、充電をした状態で放置しておくと、自動的にアップデートされます。

iOS17にしただけでは、すぐにAirPods Proがアップデートされるわけではないのでご注意ください。

適応型オーディオの設定について

適応型オーディオを利用するためには、ファームウェア6A301以降にアップデートしたAirPods Pro第2世代が必要です。

初代AirPods ProやAirPods MAXは対応していないのでご注意ください。

コントロールセンターから、音量スライダーを長押しすると、新たに「ノイズコントロール適応型」と「会話検知」が追加されています。

こちらから手動でON・OFFを選択できます。

実際に適応型オーディオを使ってみた

実際に適応型オーディオを使ってみました。

ボク的にはめちゃめちゃアリな機能でしたね!

感覚的にはマイルドなノイズキャンセリング or 外音取り込みがずっと効いているような感覚です。

家で使ってみると

ベースとしては外音取り込みモードですね

AirPods Proの外音取り込み機能を使ったことはわかると思うんですけど、ほぼ耳でいつも聞いている感覚に近い自然な集音性能なんですよね。

AIrPods Proに勝る外音取り込みを持つイヤホンは存在しません。

通常の外音取り込み機能と比べると、状況次第で周りのノイズを低減しているような感覚で、それでいて相手の声は通常の外音取り込み機能同様にとてもクリアで聴きやすい印象でした。

水道で水を流すとその差はわかりやすくて、特有の「シャァァァ」という高周波の音が減衰されて、耳障りな音が伝わらなくなりました。

電車の中で使ってみると

電車の中で使うと、ノイズキャンセリングモードのように遮音重視になりますね。

ただ、通常のノイズキャンセリングモードと比較すると遮音性は控えめです。

通常のノイズキャンセリングの遮音性が「100」だとすると、適応型オーディオの場合は「60」くらいの遮音性で、マイルドに効かせてくれますね。

通常のノイズキャンセリングよりも、ホームや車内のアナウンスが聞こえやすいので乗り過ごしてしまうリスクも少ないです。

外音取り込み→ノイズキャンセリングの切り替わりもとても自然

外音取り込み→ノイズキャンセリング、ノイズキャンセリング→外音取り込みの「切り替わり」もめっちゃ自然です。

自然に外音取り込みモードから軽めのノイズキャンセリングモードの切り替わりを意識させず、シームレスに移り変わっていくような感覚です。

この切り替わりの自然さのおかげで、気分が悪くなったり不快に感じたりもせずストレスも少ないのもポイントが高いです。

会話検知機能がめちゃめちゃめちゃ優秀

そして、会話検知機能が想像以上に優秀でした!

自分の声を検知したら、再生している音楽の音量を小さくして、自動で外音取り込みモードにしてくれます。

ソニーの「スピーク・トゥ・チャット」と一緒じゃね?って思うかもしれませんが、細かいところで挙動が違います。

まず、音量の下がり方が「100」か「0」かみたいな感じではなく、徐々〜にBGM感覚くらいの音量まで下がっていくので、切り替わり時のストレスが全然ないんですよね。

また、咳払いや鼻をかむ音、「あ〜」「ん〜」といったちょっとした独り言では反応せず、ちゃんと人と会話をしたときだけ会話検知機能が働いてくれます。これもすごい。

誤検知することがほとんどなく、非常に高い精度で自然に会話に移行できるんですよね。

ノイズキャンセリングモードから会話検知モードに移行するときは、まずノイズキャンセリング精度が高すぎて相手が何を入っているかわからない状態から始まるのでそこまで相性が良くない印象でした。

ただ、これを適応型オーディオと組み合わせると、相手の声も程よく聞こえやすく、騒がしい場所では程よくノイズキャンセリングしつつ、会話が始まったら音楽の音量を下げてそのまま会話に移行できるのでめっちゃ便利でした。

モードの切り替えを意識せず、ずっとつけていられる

ということで適応型オーディオについて解説しました。

今回のアップデートは個人的にはホント神アプデでしたね!

この適応型オーディオをうまく使えば、ノイズキャンセリングや外音取り込みのモードの切り替えを意識せずとも、ずっとAirPods Proを装着して使い続けられます。

着けていることを意識せずに、BGM感覚で音楽を聴きたいときは音楽を流して、会話をしたいときは勝手に音を小さくしてくれて、周りがうるさくなったら

今回のアップデートでAirPods Proの個人的評価もかなりアップしましたね!

これでさらに音質がもっと良くなれば敵なしなんですけどね。

ずっと着けていると耳が痛くなってくるので、AZLA SednaEarfit Maxなど耳の負担がかかりにくいイヤーピースを使うこともおすすめします

今からAirPods Proを買おうとしている方は、最近発売されたUSB-Cモデルを買うことをおすすめしますが、価格差がけっこうあればLightningタイプでもいいかなとは思います。

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