Boseに春がきた!(夏)
Boseのノイズキャンセリング対応フラッグシップTWS「QuietComfort Ultra EarBuds」と、今年発売されたイヤーカフ型TWS「Ultra Open EarBuds」についにマルチポイントが追加されました!
マルチポイントがついに対応
QuietComfort Ultra EarBudsは2023年10月ごろの発表当時から、ずっと「マルチポイントには対応する予定」とは聞かされていましたが、なかなか対応する気配がなく、正直諦めていました。
がっ、ついに対応ですよ! 嬉しすぎる!
ちなみにマルチポイントとは、2台のデバイスに同時接続する機能で、この機能があれば
- iPhoneとiPad
- スマホとパソコン
- iPhoneとaptX Adaptive対応のAndroid
このように2つのデバイスを同時接続ができ、わざわざ毎回ペアリングしたりBluetooth設定で接続先を変えたりしなくても、音声を再生したデバイス側から音が出るように接続先を瞬時に切り替えてくれる機能です。
個人的にはマルチポイントは必須級の機能。
Ultra Open EarBudsは本体操作で手動で接続デバイスを切り替える機能があったのでなんとかなっていましたが、QuietComfort Ultra EarBudsはその機能が追加されたのは最近のこと。
プライムデーセールで購入された方も多いでしょうし、マルチポイント対応は嬉しい方は多いのではないでしょうか。
アップデートは時間がかかる
ちなみにBoseのファームウェアアップデートは40分くらいかかるので、ご注意。めっちゃ長いよ。
実際に試してみた
マルチポイントで使ってみましたが、iPhoneとiPadのようにコーデックがAAC接続同士であれば問題なし。
ただ、aptX Adaptiveで接続した場合、切り替えた10〜20秒くらいはビットレートが落ちた状態で再生されて、途中から元の音質でされるようになったりします。
aptX Adaptiveのこの仕様がわりとと鬱陶しいんですよね〜。
Xperia 5Ⅳで検証した結果なので、使うデバイスによってはどのように動作するか変わるかもしれないです。
デバイスの切り替えと併用で3台以上のデバイスも使える
あと、デバイスの切り替えとも併用できるんですよね。
元々Ultra Open EarBudsのみに搭載されていた手動マルチポイントのような機能ですが、最近QC Ultra EarBudsにも追加されていました。
この機能を使えば、手動で接続デバイスを切り替えつつも、マルチポイントとの併用もできるようになります。
つまり3台以上のデバイスの使い分けも可能ということ!スマホ、パソコン、タブレットの3つのデバイスの使い分けもできますね。
ただ、マルチポイントを併用した際、2台目がどのデバイスに接続されるかは条件がよくわかっていないです。
Ultra Open EarBudsはホワイトノイズも少なくなった
あと、Ultra Open EarBudsの背景で「サー」と鳴るホワイトノイズも少なくなっていますね。
ほぼ聞こえないくらいのレベルで少なくなっています。
QC Ultra EarBudsは変わらず、後ろの方で薄めにホワイトノイズが聞こえたり、ププッと電子音のようなものが入ったりします。
弱点が解消されTWSの有力候補に
この前完全ワイヤレスイヤホンランキングをアップしたばかりで、そこでQC Ultra EarBudsをノイズキャンセリング部門1位として紹介しましたけど、この実力なら総合力でもおすすめできそうなレベル。
あとはワイヤレス充電が非対応なのが気になるくらいですかね〜。
もし必要な場合は別売りでワイヤレス充電に対応できるケースも公式で6500円ほどで販売しているので、そちらを購入しても良いのではないかと思います。
各製品のレビューは以下の記事をご覧ください。
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