こちらの記事では3coins(スリーコインズ)で税込1650円で買える完全ワイヤレスイヤホンを2種類購入し、実機を使ってどれほどの実力なのか1か月使用し検証してみました。音質や装着感、使い心地はどうなのか?詳しく解説していきます。
左右がケーブルでつながっていないイヤホンが欲しいんだけど、どれも高いのよね…。なにかおすすめはない?
あるで!税込1650円で!みんな大好きスリーコインズで買えるで!
こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
今回は売れすぎていつも品切れ状態!スリーコインズのデバイスブランド「3coins device」完全ワイヤレスイヤホンをレビューしていきます!
- 完全ワイヤレスイヤホンなのに激安の1650円で買える
- 再生時間が本体5時間、充電ケースは約7回分充電できる
- 「カナル型」と「インナーイヤー型」の2種類
完全ワイヤレスイヤホンってまともなメーカーの製品でも4000円ほどするのに、市場より1/3ほど安い1650円。エグ安い。
ただ、「安かろう悪かろう」というわけではなく、「価格のわりにけっこう良い」って感じなのですよ。
今回は耳栓のような「カナル型」タイプと、iPhoneの付属イヤホンのような「インナーイヤー型」の2種類を購入してきましたので、実機を使って本音レビューをしていきます!
総合評価
4.3/5
- とにかく安いしコスパが高い(1650円)
- 安いから気軽に使える
- 迫力のある低音
- 音途切れが発生する
- 高域がややザラつく
2.5
高音
2.8
中音
3.0
低音
5.0
コスパ
3.5
装着感
3.8
利便性
総合評価
4.8/5
- とにかく安いしコスパが高い(1650円)
- 安いから気軽に使える
- 軽やかで快適な装着感
- 音途切れが発生する
- 高域がややザラつく
2.8
高音
3.0
中音
2.8
低音
5.0
コスパ
4.5
装着感
4.0
利便性
\ネットでも買えます!/
スリーコインズ 完全ワイヤレスイヤホン 概要
カナル型、インナーイヤー型の共通スペック一覧はこちら
共通スペック | スリーコインズ ワイヤレスイヤホン |
---|---|
Bluetooth | 5.0 |
コーデック | SBC |
防水規格 | IPX5 |
ドライバー | ダイナミックドライバー |
再生時間 | 本体のみ:5時間 ケース込:7回分の充電に対応 |
充電時間 | 約1時間 |
充電端子 | microB |
保証期間 | 6ヶ月 |
定価(税込) | 1650円 |
コーデックとはスマホからイヤホンに音源を飛ばすときの圧縮方式のことで、一番グレードの低い「SBC」のみしか対応していません。
ちなみに「AAC」と記載しているワイヤレスイヤホンであれば、iPhoneでもう少し良い音で聴けます。
保証期間は半年間付いているので安心です。それ以外の項目は後々説明していきますね。
1650円とは思えないくらいスペック高いよ。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンのパッケージ。スリコらしいオシャレでかわいらしさのあるパッケージです。
開封!かなりシンプルなパッケージング。
付属品一覧はこちら。
- USB microB ケーブル
- マニュアル
カナル型のタイプはサイズ調整用のイヤーピース(イヤホンの先のゴム)は入っていません。
耳の小さな方は調整しにくいですね…。
USBケーブルは短めのType Cケーブルが付属します。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンの充電ケース。カナル型は蓋が透明、インナーイヤー型は真っ白で薄いケースです。
横から見るとインナーイヤー型の方が名刺入れくらいの薄さで、胸ポケットにも入ります。
iPhone XRと比べるとこんな感じ。どちらもコンパクトで、バッグに入れてもかさばりませんね。
充電方法は裏のmicroUSB端子に刺すだけ!
充電端子はmicroUSB端子に対応しており、付属のUSBケーブルで充電することができます。
最近のデバイスは「Type C」と呼ばれる上下関係なく差し込める端子が搭載されていることが多いですが、1650円と考えれば搭載されていても仕方がないところ。
再生時間はどちらも本体のみで5時間、充電ケースは約7回分の充電ができます。この小ささなのに、再生時間はかなり長いですね!
本体の充電はケースの中に入れるだけで充電されます。
通勤通学くらいであれば、充電しなくても一週間は使えるね!
充電ケースを開けるとインジゲーターが点灯し、バッテリー残量が確認できます。
バッテリー残量の確認は下の表をご覧ください。
インジゲーター点灯数 | バッテリー残量 |
LED1つ点灯 | 〜25% |
LED2つ点灯 | 〜50% |
LED3つ点灯 | 〜75% |
LED4つ点灯 | 〜100% |
本体をチェック
イヤホン本体はこちら。カナル型はやや大型、インナーイヤー型は耳の収納部がコンパクト。
挿入部側からみると、インナーイヤー型はAirPodsにそっくりですね。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンの重さですが、カナル型タイプの総重量は38.2g。
本体片耳で4.6g、ケースのみは28.9gです
次にインナーイヤー型の総重量は40.0g。
本体片耳で3.7g、ケースのみは32.5gです
完全ワイヤレスイヤホンの平均的な重さが、ケース込で50g、本体片耳は5gほど。
スリーコインズのワイヤレスイヤホンはどちらのタイプも平均より軽く、身につけていても軽やか、携帯性も良好です。
総重量はカナル型が軽い、本体のみはインナーイヤー型の方が軽い
スリーコインズ ワイヤレスイヤホン 接続・操作方法
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら
少し待つと本体LEDが点滅します。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンのペアリングはこちらで完了です。
「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
接続できない場合や片耳しか音が出ない場合は、一度スマートフォンの「BEANS MUSIC」or「AIR MUSIC」を解除して再接続してみましょう。
また、スリーコインズ ワイヤレスイヤホンはイヤホン本体どちらかを充電ケースに入れた状態にして、片耳のみ使うこともできます。
この価格で片耳使用できるのはすごい!
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンの操作手順は、タイプ別に異なります。
- カナル型 →ボタン式
- インナーイヤー型 →タッチパネル
操作方法はそれぞれ共通です。
▽音楽再生
- 再生/停止 → 左 or 右側を1回押す
- 曲送り → 左側を3回押す
- 曲戻し → 右側を3回押す
- 音量を上げる → 左側を2回押す
- 音量を下げる → 右側を2回押す
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を1回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を1回押す
▽その他
- 電源を入れる → L側 or R側を2秒間長押し
- 電源を切る → L側 or R側を3秒間長押し
- 手動でペアリングモード → L側 or R側を6秒間長押し
- 音声アシスタント → L側 or R側を3回タップ
操作性は特別悪くはない印象でした。
操作面とは関係ないですが、音量が一番小さくしても音がやや大きめです。
寝るまで睡眠用BGMとして聴いていないのに、音が大きくてちょっとうるさいのよね。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホン レビュー
装着感はインナーイヤー型が良好
スリーコインズ ワイヤレスイヤホン、カナル型、インナーイヤー型、それぞれの装着感の違いですが
- カナル型 → 本体部が大きく、女性の方だと圧迫感があり落ちそうにもなる。
- インナーイヤー型 → 挿入部はコンパクトで本体も軽く、落ちる心配も少ない。
カナル型は圧迫感があり、耳の飛び出しもあるので耳の小さな方にはおすすめしにくいです。
インナーイヤー型は長時間着けているとちょっと耳が痛くなってきますが、軽やかで圧迫感もなく良好な装着感です。
ただし、インナーイヤー型は遮音性が悪く、外の音が丸聞こえなので、通勤・通学中の電車の中では音量を上げないと音楽が聴こえにくいのでご注意ください。
タイプ | カナル型 | インナーイヤー型 | |
装着感 | (3.0) | (4.0) |
僕と嫁さんの耳で合わせてみても、2人ともインナーイヤー型の方が良かった!
遮音性|カナル型の方が高い
- カナル型 → 外の音が聞こえにくい
- インナーイヤー型 → 外の音が聞こえやすい
遮音性は構造上の問題なので仕方がたないのですが、カナルガタは外の音が聞こえにくく、電車の中でも音楽に集中できます。
インナーイヤー型は外の音がガンガン入ってくるので、電車内では使いにくいです。
そのかわり、自宅や静かな場所でBGM感覚で使うのには向いていますね。
音質はこだわらなければ使えるレベル
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンの音質は決して良いわけではありませんが、悪すぎるわけでもありません。
タイプ別でそれぞれ音質傾向が異なります。
- カナル型 →中高域は明らかにこもっているが、低域の迫力や量感が多くノリの良いサウンド。
- インナーイヤー型 →カナル型と比べてこもりは少なく声の帯域は聴こえやすい。カナル型ほどではないが、割と豊かな低音がでる。
どちらのタイプにもいえますが、音量を大きめにするとシンバルやボーカルのピークラインでざらつきが発生します。
それぞれ得意なジャンルはこちら
- カナル型 →ロック、EDM
- インナーイヤー型 →ポップス、ボーカルもの
総評して、こだわりがなければ気にならない程度の音質のように感じました。
タイプ | カナル型 | インナーイヤー型 | |
高音 | (2.5) | (2.8) | |
中音 | (2.8) | (3.0) | |
低音 | (3.0) | (2.5) |
1650円で完全ワイヤレスと考えれば十分すぎる音質だと思う。
音途切れ|場所によっては発生する
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンの欠点ですが、使用する場所によって音途切れが発生します。
30分の通勤時間で、電車の内で3度ほど音途切れが見られました。
気になりすぎることもないですが、音途切れは発生するものだと認知した上で購入をおすすめします。
接続安定性 | (3.0) |
電話やチャットでの通話もできる
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンはマイクが付いているので、ハンズフリーの通話ができます。
ただ、どちらのイヤホンも割とガサガサの音声です。
録音もしてみましたので、下の再生ボタンから音声をチェックしてみてくださいね。
周りの雑音は取り入れないですが、自分の声が相手に伝わりにくい印象を受けます。
音声にはこだわらず、スマートフォンを持たないでハンズフリーで通話したい方にはおすすめですね。
音の遅延|やや多め
スリーコインズ ワイヤレスイヤホンで動画を見た時の音の遅延はやや多め。
ライブ映像や映画を見たときにズレが少し気になります。
アニメや映画の視聴用に使おうと考えている方は、若干の違和感がある状態で見ないといけません。
遅延の少なさ | (3.0) |
個人的にちょっと気になる
スリーコインズ ワイヤレスイヤホン 口コミ
僕の意見ばっかりでも評価が偏ってしまうので、Twitterでスリーコインズのワイヤレスイヤホンを購入された方の意見をまとめてみました。
悪い口コミ
良い口コミ
口コミまとめ
- ここが良い → 1650円にしては十分な実力
- ここがダメ → 音途切れがたまに発生する、音が悪い、壊れたという口コミも
Twitterのレビューをまとめると以上のとおりです。
やはり値段にしては十分な性能という意見が多いですね。
反面ダメな点だと、音途切れが発生するとか音が悪いとかが多いですね。
音質は高音質イヤホンを持っていて比べたら劣りますが、初めてのワイヤレスイヤホンであれば十分だと思いますね。
音途切れは使うデバイスや使用環境にもよりますねぇ…。iPhoneであれば感度強いので割と途切れにくいかとは思います。
スリーコインズ ワイヤレスイヤホン まとめ
総合評価
4.3/5
- とにかく安いしコスパが高い(1650円)
- 安いから気軽に使える
- 迫力のある低音
- 音途切れが発生する
- 高域がややザラつく
2.5
高音
2.8
中音
3.0
低音
5.0
コスパ
3.5
装着感
3.8
利便性
総合評価
4.8/5
- とにかく安いしコスパが高い(1650円)
- 安いから気軽に使える
- 軽やかで快適な装着感
- 音途切れが発生する
- 高域がややザラつく
2.8
高音
3.0
中音
2.8
低音
5.0
コスパ
4.5
装着感
4.0
利便性
- 完全ワイヤレスイヤホンは欲しいけど、お金はかけたくない
- 落としそうで怖いから気軽に使えるものが欲しい
- とりあえずイヤホンが欲しい方
インナーイヤー型→通勤通学メイン
カナル型→自宅メイン
スリーコインズの完全ワイヤレスイヤホンは1650円と格安ながらも、十分すぎる実力をもったイヤホンです。
「完全ワイヤレスイヤホンって落としそうでこわいから、安い気軽に使えるやつがほしいんだよね~」という方にお勧めです!
レビュー用に買ったダンボーのワイヤレスイヤホンを嫁さんに取られたのですが、早速失くされてしまって、
今度はこのスリーコインズのワイヤレスイヤホンを取られそうです。
「失くしても安いから気持ち的に安心!」って言ってました!
ワイヤレスイヤホンデビューしたい方におすすめ!
ということでスリーコインズのワイヤレスイヤホンをご紹介しました。
その他にもオンラインショップでスリーコインズ製品を購入できるので、ウィンドウショッピングがてら見てみるのも面白いですよ!
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3000円以下でおすすめの完全ワイヤレスイヤホンは以下の記事をご覧ください。
>>3000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホン|おすすめはどれ?
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