ボーカル・アニソンならまかせておけ!! 1万円以下クラス有力候補の有線イヤホン「ROSE TECHNICS / QuietSea」を試す

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はROSE TECHNICSというブランドより、8,000円台で買える有線イヤホン「QuietSea」を紹介します。

これね、1万円以下の有線イヤホンを探していて、アニソンやボーカルものをメインで聴く方にはとても良い選択肢だと思います。コスパはけっこう高いかと!

ROSE TECHNICSというブランドをあまり聴いたことがない人も多いかもしれませんが、一時期かなり人気のあったブランドです。

2017年に「BR5 MK2」という3万円台で5BA構成の有線イヤホンが発売されていたのですが、価格を考えても非常にコスパが高いと話題になってめっちゃ売れていた記憶があります。

今回は新製品のQuietSeaをROSE TECHNICSさんから直接提供いただいたので、実機を使って紹介していきます。

PR:ROSE TECHNICS

▼動画版はこちら▼

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

QuietSea 外観・付属品

それではQuietSeaの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

QuietSeaのパッケージはこちら。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. シリコンイヤーピース2種 3サイズ(S/M/L) ×各1ペア(計6ペア)
  2. キャリングケース× 1
  3. ケーブル取り外しクリップ× 1
  4. ユーザーマニュアル× 1

イヤーピースはわりと簡易的なものなので、他のイヤーピースに変えてもよいかと。

この価格でしっかり目のハードケースがついてくるのはありがたいですね。

本体・ケーブル

QuietSeaのイヤホン本体はなかなかスタイリッシュなデザイン。QuietSeaのロゴ入り。

亜鉛合金製のハウジングを採用しており、価格にしてはなかなか堅牢な作り。

イヤホンが好きな方は気づいたかもしれないですけど、これ以前レビューしたIKKO OH2とほぼ同じデザインを採用しているんですよね。

それもそのはず、今回はIKKOとのコラボ製品となっています。

内側もこんな感じで金属筐体になっています。

ケーブルの着脱も対応で、最近ではめずらしいMMCXに対応しています。

ただ、MMCX端子って個人的にはあんまり信用していなくて、クルクル回るから摩耗によって端子がヘタって接触不良を起こす可能性があるんですよね。

IKKOのOH2もわりと緩めのMMCX端子で接触不良が起きるのが怖かったんですが、QuietSeaはかなりガッチリとしたMMCXですね。

力を入れて回さないと動かないくらいしっかり接触しているので、これなら接触不良の心配もなさそうです。

ノズルは長楕円形型の特殊な口径となっています。他社のイヤーピースも普通に使えます。

4芯構造の5N高純度単結晶銅(OCC)ケーブルが付属。価格にしては線材・皮膜ともにかなり品質が高そうなケーブル。

信号損失と歪みを最小限に抑え、音楽の微妙なディテールやダイナミックな変化を正確に再現するとのこと。

耳掛け部は形状固定型。

分岐部にもちゃんとアジャスターがついています。

プラグは3.5mm3極のストレートタイプを採用。

本体とケーブルを装着するとこんな感じ。ケーブルと

ケーブルと本体デザインに一貫性があっていいですね。

QuietSeaのスペック

項目仕様
ドライバーφ10mm ダイナミック型ドライバー
再生周波数帯域20Hz~20,000Hz
インピーダンス32Ω
感度99dB
ハウジング素材亜鉛合金+樹脂
ケーブル5N 高純度単結晶銅(OCC) ケーブル 着脱式 MMCX
ケーブル長約1.2m
プラグφ3.5mmプラグ
重量約47g(イヤホン本体+ケーブル)
製品内容シリコンイヤーピース2種 3サイズ(S/M/L) ×各1ペア(計6ペア)
キャリングケース× 1
ケーブル取り外しクリップ× 1
ユーザーマニュアル× 1

QuietSea レビュー

装着感

装着感もなかなか良いですね! 耳の形に合わせてピッタリと装着できます。

実際に装着してみるとこんな感じ。

前から見ても飛び出しが少なめです。

装着感に関しては不満なく使えます。

装着感(4.5)

音質|ボーカル、アニソンはまかせろ!

QuietSeaの音質ですが、ボーカルを際立たせるフレッシュな音作りが特徴のように感じましたね。

今回はHiBy M300でApple Musicを使って検証しました。エージングは100時間ほど行っています。

QuietSeaの音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.2

高音

4.3

中音

4.2

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
フラット
高域寄り

音の傾向は弱ドンシャリ型でメリハリ感があるのですが、ボーカルの距離がとても近くてポップスやアニソンを軸にハツラツとした音で聴かせてくれますね。

高域は煌びやかな音で鋭く伸びつつも、刺さり感は一切なし。程よく余韻を加えながらエモーショナルに鳴らすような感覚で、シンセサイザーやギターなどの電子音全般は得意です。

低域は重低音をズンッと鳴らすようなタイプでもないですが、過不足のない低音でスナップ感の良く鳴らしますね。

かといって中域に音がより過ぎている感じでもないのでモッサリともせず、レスポンス良くキレの良い音です。

ただダイナミック1基構成のためか、音の分離感は価格相応といったところ。解像度重視で一音一音を細かく聴きたい場合は多ドライバー構成のイヤホンの方がよいかと思います。

ポップスの一番美味しいボーカルラインをメインで聴かせるようなバランスで、サビになった時に全楽器隊がボーカルに「どうぞどうぞ」と道を譲るような距離感になります。

たとえば、「結束バンド」の楽曲を普段聴く場合、ボクの場合アニソンというよりバンドサウンドを軸としたロックとして聴くことが多いのですが、QuietSeaを通して聴くとボーカルが軸になって”アニソン”として聴かせるような感じになります。YOASOBIを聴いてもアニソンっぽくなりますね。

OH2と比べると

OH2と比べると、OH2の方がスッキリとしたフラット系の音のように感じましたね。

またボーカルを軸とするのではなく、各楽器をフラットな立ち位置で鳴らすような感覚。また音が全体的に外に抜けていくような少し開放感のある音のようにも聴こえます。

QuietSeaはボーカルを軸にしつつ、もっと外から内に迫るようにエネルギッシュに鳴らすような感覚。筐体は同じですが、音の傾向はかなり違いますね。完全に別物。

価格差は1,000円ほどありますが、個人的にはQuietSeaの音の方が良く聴こえたというか好みでしたね。品質もQuietSeaの方が良さそうです。

価格はOH2の方が上ですしOH2もコスパが高いと思っていたんですけど、そう考えるとQuietSeaはかなりコスパが高い方なのでは? 品質も良いですし、OH2みたいにMMCXがゆるゆるじゃないですしね。

バーチャル試聴

YouTube版ではダミーヘッドを使ったバーチャル試聴を行っています。

気になるところ

最後に気になるところですが、イヤーピースの素材がイマイチでやや音像がボケる感覚があることでしょうか。

もう少し音の芯がしっかりしたイヤーピースを付属してほしいところです。

個人的にはスパイラルドット++を使っていますが、しっかりと耳に固定できつつ、芯のある音を出るようになってボクの耳にはピッタリでした。

QuietSea まとめ

QuietSeaをまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.8/5

QuietSea

  • 8000円台と考えればなかなかの音質
  • アニソンやボーカルものとの相性がとても良い
  • 充実した付属品
  • ケーブルの品質がとても高い
  • MMCXの品質がとても高い
  • 付属イヤーピースの素材がイマイチ

4.2

高音

4.3

中音

4.2

低音

4.0

解像度

4.2

迫力

4.5

装着感

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り

パッと見はOH2ですが、中身はOH2とはまったく別物でしたね! QuietSeaの方が全体的に品質が高く音質も良く、そして安いと非常にコスパの高いイヤホンとなっています。

1万円オーバーのコスパの良い製品には勝てませんが、1万円以下の括りであればかなりの実力かと思います!

ボーカルを軸に効かせるのが得意なので、予算1万円以下でアニソンやポップス好きの方におすすめです

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