Xiaomiの新作イヤホンのコスパがヤバすぎる。
Xiaomiから2024年7月に、Apple EarPodsみたいな形状をした「Redmi Buds 6 Active」、8月にベーシックなワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Play」そして、ノイズキャンセリングに対応した「Redmi Buds 6 Lite」が発売されたので、それぞれ買ってみました。
この子達の価格がマジでヤバくて、「Redmi Buds 6 Active」が1980円、「Redmi Buds 6 Play」が1380円、「Redmi Buds 6 Lite」がノイキャンついているのに2480円ですよ。
Amazonで無料で発送してもらえるのに、DAISOや3COINSのようなプチプラ価格で買えるんですよ! ヤバない? 利益率どうなってんねん。
しかも、音質や機能性がDAISOや3COINSで売ってるイヤホンより普通に良いんですよ。たぶん、音にこだわりがない人でもパッと聴いてわかるレベル。
イヤホンにこだわりのない方は「これで十分すぎる」と感じると思いますし、こだわりがある方でも「この価格でこの性能はヤバい!」と感じると思います。実際にボクもそう感じました。
中国の意味わからん粗悪メーカーのものであれば、Amazonでもこれくらいの価格であれば買えるものもありましたが、ま〜それは耐久性も質も悪かったですよ。こちらは中国大手のXiaomiということもあり、安心して使えますね。
今回はそれぞれのモデルをDAISOや3COINSのモデルとの比較しながら、よかった点やイマイチな点などを含めレビューしていきます。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite / Play / Active 外観・付属品
それでは外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
それぞれパッケージはこんな感じ。無駄のないシンプルなデザイン。
それぞれ開封したらこんな感じで入っています。
付属品
- イヤーチップ S/M/L3ペア(Activeは付属しない)
- マニュアル
ACアダプターや充電用ケーブルはついていないので、別途購入する必要があります。
それこそDAISOや3COINSでOK。
充電ケース・本体
充電ケースのデザインについて、Redmi Buds 6 Liteは正面から見るとツルッとした大きめのAirPodsのようなデザイン。Playはやや小型で「Redmi」のロゴ入り。Activeはスケルトン仕様になっています。
横から見るとこんな感じ。サイズはActive < Play < Liteの順で大きくなっていきます。
いずれも胸ポケットに入るほどのサイズ感で持ち運びやすいですね。
ただ、Playはちょっと傷が目立ちやすいかも。
充電端子はいずれもUSB Type Cに対応。Androidやゲーム機などにも採用される一番汎用性の高い充電端子ですね
ワイヤレス充電はいずれのモデルも対応していません。むしろこの価格で対応してたらスゴイわ。
PlayとActiveは側面から開くような仕様なのに対して、Liteは上部からパカっと開くようになっています。
ケースの開きやすさ、本体の取り出しやすさはLiteが一番良いですかね〜。
Playは側面から開く時に滑りやすいのと、本体も飛び出しが少なくてツルッとしたデザインなので、取り出す時に滑って落としそうで怖いです。
Activeは開きやすさ、取り出しやすさ、ともにふつうですね。
イヤホン本体は、LiteはAirPods Proのようなカナル(耳栓)型のスティックタイプ、Playはビーンズ型、ActiveはAirPodsのような耳を完全に密閉しないインナーイヤー型(イントラコンカ型)を採用。
インナーイヤー型はイヤホンを装着していても周りの音が聞こえやすいので、リビングやオフィスで周りの音を聴きながらBGM感覚で音楽を聴くのに向いています。子育てしている奥さん方にもおすすめ!
側面、内側のデザインはそれぞれこんな感じ。
いずれのモデルも価格にしては質感も悪くなく、安物感をそこまで感じさせませんね。
ノズルはLiteが短めの楕円形型。
Playはくびれが超細め。
充電ケースの収納部もかなり狭めなので、他社のイヤーピースは使えないものが多いと思います。ただこの価格帯だとイヤーピースの方が高くなりそうなので、基本付属のイヤーピースで良いかと思います。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite / Play / Active スペック比較
製品名 | Redmi Buds 6 Lite | Redmi Buds 6 Play | Redmi Buds 6 Active | 3COINS ENC搭載ANCワイヤレスイヤホン | ダイソーイヤホン TWS002 |
ドライバー | 12.4mmチタニウムダイナミック カナル型 | 10mmダイナミック カナル型 | 14.2mmダイナミック インナーイヤー型 | ダイナミック カナル型 | ダイナミック カナル型 |
Bluetooth | 5.3 | 5.4 | 5.3 | 5.3 | 5.3 |
コーデック | SBC,AAC | SBC | SBC | SBC,AAC | SBC |
再生時間 | 本体:7時間 ケース込:38時間 | 本体:7.5時間 ケース込:36時間 | 本体:6時間 ケース込:30時間 | 本体:7時間 ケース込:24.5時間 | 本体:4.5時間 ケース込:18時間 |
急速時間 | 10分で2時間再生 | 10分で3時間再生 | 10分で1時間再生 | – | – |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
ノイズキャンセリング | ◯ -40dB | – | – | ◯ | – |
外音取り込み | ◯ | – | – | ◯ | – |
防水 | IP54 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | – |
自動装着検出 | – | – | – | – | – |
低遅延モード | – | ◯ | – | – | – |
アプリ | ◯ | ◯ | ◯ | – | – |
イコライザー | プリセット カスタム | プリセット | プリセット | – | – |
マイク性能 | AIノイズリダクション デュアルチャンネルノイズキャンセル | AIノイズリダクション | デュアルチャンネルノイズキャンセル | ENC | – マイクは搭載 |
マルチポイント | – | – | – | – | – |
Google Fast Pair | ◯ | ◯ | ◯ | – | – |
カラー | ブルー、ホワイト、ブラック | ホワイト、ブラック | ブルー、ホワイト、ブラック、ピンク | ホワイト、ブラック | ホワイト、ブラック |
価格 | 2,480円 | 1,380円 | 1,980円 | 3,300円 | 1,100円 |
このようにDAISOや3COINSと比べると、いかにRedmi Buds 6シリーズのスペックが良いかわかるかと思います。
とくに、ケース込みによる最大再生時間の長さには大きな違いがありますね。
ノイキャンモデルで比べても、3COINSより800円ほど安いRedmi Buds 6 Liteの方が全体的にスペック上。
なによりこの価格でアプリ・イコライザー対応と、Google Fast Pairに対応しているのは凄すぎる。
ただ、イヤホンはスペックでは見えない点も大事なので、その辺りを後半にお伝えしていきます。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite / Play / Active レビュー
ペアリング方法について
初回ペアリングは、ケースを開けばペアリングモードになるので、あとはスマホのBluetooth設定から「Redmi Buds 6 ~」を選べば接続完了します。
2回目以降の接続は、ケースにイヤホンを入れた状態で、ケースのボタンを長押しすればペアリングモードに移行できます。
Androidスマホの場合は3モデルともGoogle Fast Pairがついているので、ペアリングモードにすれば、ポップアップで接続画面が表示されて、1タップで接続完了します。
ほぼ初回しか役に立たない機能ではありますが、機械が苦手という方にはありがたい機能なのでは?
ただ、機械が苦手な方はiPhoneを買ってそうな気もする。
装着感|モデルによって違いあり
装着感についてですが、こちらはモデルによって差があります。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite
まず、Redmi Buds 6 LiteについてはAirPods Proのようなスティック型を採用したカナル型ということもあり、圧迫感も少なく、不満のない装着感のように感じました。
3時間くらい装着しっぱなしでも痛くなったりしなかったですね。ホワイトを選べば、ぱっと見はAirPods Pro。
3COINSのノイキャンイヤホンの場合は、耳に軋み音が伝わったり、中のドライバーがペコペコと鳴ったりと、いかにも安物のイヤホンを着けている感がありましたが、Redmi Buds 6 Liteはその感覚が一切ありませんでした。
Xiaomi Redmi Buds 6 Play
Redmi Buds 6 Playはビーンズ型を採用している影響か、ボクは右耳側がうまくフィットしない感覚がありましたね。右だけしっかり密閉できていない感覚があります。
ただ、妻にもしばらく使ってもらいましたが、耳の小さい妻にとっては装着感はわりと良かったとのこと。
Xiaomi Redmi Buds 6 Active
Redmi Buds 6 Activeは今回の製品の中ではドライバーが一番大きいため、耳に挿入している時の圧迫感は少しあります。
ただ。カナル型のように耳の奥まで挿入しないので、耳穴が痒くなったりしにくい点がメリット。
装着感で比較すると以下のような評価でした。
Redmi Buds 6 Lite > Redmi Buds 6 Active > Redmi Buds 6 Play
音質|こだわりがなければ十分すぎる
音質についてですが、3つとも価格に対して音質にこだわりがなければ十分だと思えるような音質の良さです。
DAISOや3COINSの場合は「この価格なら、まあこんなもんだろ」「とりあえず聴ければえっか……」くらいの感想。
対して、Xiaomiの3製品は「音質に強いこだわりがなければこれでええやん!」と感じるくらい普通に満足できるようなレベルまで音質が良いです。
Redmi Buds 6 Playの音質
3.3
高音
3.3
中音
3.4
低音
まずはRedmi Buds 6 Playの音質についてですが、まあ1380円と考えればふつうに使えるレベルですよ。
音の傾向は角の取れた刺さり感のない柔らかめの音で、3000〜5000円台のイヤホンと比べると、中高域にやや粗を感じます。
ただ、ジャリジャリとした粗悪な音ではなく、刺さり感をなくした滑らかで優しい音という感じでしょうかね。
低域はややポワンとしつつも迫力はしっかりとあって、ボーカルもガサつきもなく、ふつうに聴ける音って感じです。
ダイソーの1100円のイヤホンと比べてみましたけど、音の明瞭さや解像度感の粗の少なさなど、全体的にRedmi Buds 6 Playが上。
ダイソーの最新イヤホンも1100円にしてはなかなかな実力ですけど、価格差280円なら間違いなくPlayを買った方がいいかと。
というか3300円の3COINSのノイキャンイヤホンよりも、Redmi Buds 6 Playの方が音質良かったですからね。3COINSの方がモッサリと聴こえます。
普段から初代AirPods Proを使っている妻に、Redmi Buds 6 Playを外出時に実験的に使ってもらいましたけど、「いつも使ってるAirPods Proよりはちょっと音質悪いかな〜? けど普通に使えると思う〜」とのこと。
ボクより妻の方が一般人の感覚なので、むしろ参考になるかと思います。
この価格のワイヤレスイヤホンで、耳が肥えているオーディオマニアでも「音質が悪い」と感じないところがスゴイと思いましたね。
Redmi Buds 6 Activeの音質
3.5
高音
3.5
中音
3.5
低音
次にRedmi Buds 6 Activeの音質ですが、こちらはRedmi Buds 6 Playよりの全体的にグレードが1ランク上という印象。
インナーイヤー型のため、Redmi Buds 6 Playのように音が密閉されすぎずに、高域の抜け感の良いクリアな音になっています。
音の傾向はPlay同様に柔らかめではありますが、低域に寄りすぎることもなく、聴きやすいバランスに仕上がっています。
Redmi Buds 6 Playの時に感じた高域の荒さも緩和されていて、より雑味ない音のように感じました。
中低域の量感が豊かで、刺さり感も少なく、ずっと聴いていられるような優しい音なので、周りの音を聴きながらBGM感覚で聴くのにもおすすめです。
ギリギリ1000円台ではありますが、この価格でこの音質の良さは凄まじいコスパだと思います
Redmi Buds 6 Liteの音質
3.5
高音
3.6
中音
3.6
低音
最後にRedmi Buds 6 Liteですが、こちらも2480円のノイキャン対応モデルと考えれば音質はかなり良い方です。この前YouTubeで紹介したAnkerの5990円で買える「Soundcore P30i」とほぼ同じくらいのクオリティはありますよ。
音の傾向はPlayと同じような感覚で、全体的に中低域寄りで高域の刺さりが抑えられた聴きやすい優しい音という印象です。
高域のクリアさはActiveと大体同じくらいですが、中域の解像度や、低域の迫力や深みはLiteが上のように感じましたね。
Playと比べれば全体的にグレードは1ランク上、3COINSの2ランクほど上のように感じました。
Redmi Buds 6 Liteしか使えない縛りプレイを3日ほどしてましたけど、別に音質で不満を覚えることはなかったんですよね。
むしろ「音質をもっと良くできないか?」とイコライザーをいじったりしながら楽しく使ってました。
2480円で高いスペックとノイズキャンセリングに対応しながらこの音質の良さはエグいと思います。
3COINSのノイキャンイヤホンを買うなら、絶対Redmi Buds 6 Liteの方が良いと思います。
おすすめのイコライザー設定
3モデルとも若干中低域に音が寄りすぎている感覚があったので、音の好みにもよりますけど、ボク的にはイコライザー推奨ですかね〜。
Redmi Buds 6 Play / Activeに関してはカスタムイコライザーが使えず、プリセットで用意されたものしか使えないのですが、Playは「高域重視」で高域側が伸びるバランスの良いサウンドになってくれるように感じましたね。
Activeは「高域重視」にすると、ややハイ寄りになりすぎた感覚があったので、こちらは「標準」でもOKかなと思いました。
Redmi Buds 6 Liteは、帯域ごとに自由に設定できる「カスタムイコライザー」を使えたので、自分好みの音になるようにガッツリ調整してみました。
そして完成したイコライザーがこちら。
かなりジグザグな感じの設定になりましたが、元の傾向に対して弱ドンシャリ型のメリハリ感の出る音に仕上げてみました。
低域が膨れすぎないように一部帯域は抑えつつ、迫力の出る125Hzはあえて多めに。高域側は基本伸ばしつつ、シャリ付きや刺さりの感じる帯域は抑えるようにしました。
この設定であれば、音の好み的にも不満なく使えましたね。2480円なのにポテンシャルが高すぎる。
ノイズキャンセリング|ふつうに優秀なのがスゴイ
ノイズキャンセリングはRedmi Buds 6 Liteにしか搭載していないため、3COINSのノイズキャンセリングの違いなどや、ノイズキャンセリング非搭載モデルとの違いをお伝えします。
Redmi Buds 6 Liteのノイズキャンセリング性能は、2480円にしてはやりすぎなくらい遮音性が高いですね。というか3000円以下でノイズキャンセリングがついていること自体がまずスゴイのよ!
低域側に対する遮音性が高く、電車の「ガタンゴトン」「ゴォォォ」という振動音をかなり軽減してくれます。
高域側は少し残るような感覚がありますが、音楽を聴いていれば気にならないレベルにはなりますね。キーボードのタイピング音は貫いてくる感じはありますが。
ホワイトノイズや風切音も少なく、ストレスのないノイズキャンセリングですね。
800円ほど高い3COINSのイヤホンとも比べてみましたが、それなりには優秀だけど、Redmi Buds 6 Liteと比べると背景の「ゴォォォ」と響くような音が残る感覚がありましたね。あきらかにLiteの方が優秀です。
ノイキャンが搭載していないRedmi Buds 6 Playとも比べてみましたが、音楽を聴いていても響くような振動音が耳に入ってしまうので、楽曲の低音が潰されるような感覚がありました。通勤・通学用途ならRedmi Buds 6 Liteをおすすめしたいところ。
なんだったら2480円だから、音楽を聴かずとも作業集中用の耳栓として買ってもいいレベル。
この価格でこれだけの遮音性の高さを出されたら、音質やマルチポイントなどその他の機能にこだわりがない方は、Redmi Buds 6 Liteでゴールできるレベルだと思いますよ。
さらに高い遮音レベルを求めたい場合は、クーポンで5000円台で買えるQCY MeloBuds Proや、8000円台のEarFun Air Pro 4あたりがおすすめです。
ノイズキャンセリング | (4.0) |
ただ、音質には変化がある
ただ、ノイズキャンセリングをONにすると、OFFに比べて低音が平面的になりノッペリとした感じの音になってしまいます。
ONでも音質は悪くないのですが、もっと自然な広がりのある音を好む場合はノイズキャンセリングをOFFにした方が良いです。
まあ、この点を気にするのはオーディオ・ガジェットマニアくらいだと思いますので、ふつうの人ならノイズキャンセリングの精度の高さに感動して、音の変化は気にならないかと思います。
外音取り込み|こちらも優秀なのかよ
外音取り込み機能もRedmi Buds 6 Liteにのみ搭載していますが、こちらもふつうに優秀で驚きました。
外音取り込み機能とは、周りの音を内蔵のマイクで取り込んで、イヤホンを装着した状態でも聞こえるようにする機能のこと。
5000円くらいまでの安いモデルだと機能が粗悪で、マイクで拾っている感が強いガサガサとした音だったり、そもそも集音量が少なくて相手の声が聞き取りにくかったりするものが多いんですよ。Ankerとかは特に聞こえにくい。
Redmi Buds 6 LiteはAnkerの7000円台のイヤホンのSoundcore P40iよりも優秀で驚きましたね。 MeloBuds ProやEarFun Air Pro 3~4あたりには負けるかな?という印象ですね。
そもそも、2000円台で外音取り込み機能自体がついていることがおかしいからね!?
音楽を止めていれば普通に会話ができるレベルですし、小音量で音楽を聴いていても相手が何を言っているかわかるようなレベルで自然に取り込んでくれます。
外音取り込み機能が優秀なので、Activeと同じく音楽を聴いたりYouTubeを見ながら家事をしつつ、家族の声にも気づけるような状態にしたい時にも最適です。
あとはコンビニやスーパーでレジをする時に、イヤホンを外さずに店員さんの声を聞きたい時なんかにも使えます。
外音取り込み | (3.9) |
操作性|そもそもカスタマイズできるのがスゴイ
操作については、各モデルタッチパネルで操作を行います。
操作方法一覧は次のとおりです。
項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生/停止 | L or R側を2回タップ |
曲送り | L or R側を3回タップ |
曲戻し | アプリで設定可能 |
音量を上げる | アプリで設定可能 |
音量を下げる | アプリで設定可能 |
通話終了 | 通話中にL or R側を長押し |
外音モードの切り替え | L側を長押し(Redmi Buds 6 Liteのみ) |
音声アシスタント | R側を長押し |
ペアリングモードへの移行 | ケースのボタンを長押し |
デフォルトだと操作がそこまで割り振られていないんですけど、アプリでは左右1〜3タップ・長押しに対して自由に割り振りができるのですよ。
この価格でアプリに対応しているだけでもスゴイのに、自由に操作をカスタマイズができるのもスゴイです。
ちゃんと音量調整も割り振りができるので、網羅的に操作を行えます。デフォルトでは1タップに対して何も割り振られていないので、ボクは1タップに再生・停止を割り振っていますね。誤操作が多くなるけど……。
さらにスゴイのがノイキャン搭載モデルのRedmi Buds 6 Lite。
デフォルトではノイズキャンセリングモードの切り替え時に「ノイズキャンセリング→外音取り込み→OFF→ノイズキャンセリング」と移行するようになっています。
ボクはノイズキャンセリング搭載モデルは「ノイズキャンセリング↔️外音取り込み」の2モードでのみ切り替えたいのですが、OFFをカットする機能は安いモデルだと搭載されていないことがほとんど。
そのOFFのカットがRedmi Buds 6 Liteの場合はできるんですよ。これが素晴らしい。
操作のしやすさ自体は普通ですが、操作のカスタマイズ性の高さは評価しています。
アプリについて
先ほどからお伝えしている通り、今回紹介する3モデルともアプリに対応しています。
- バッテリー残量の確認
- ノイズキャンセリングモードの切り替え(Redmi Buds 6 Liteのみ)
- ジェスチャー(操作のカスタマイズ)
- オーディオ効果(イコライザー)
- 低遅延モード(Redmi Buds 6 Playのみ)
- 追加設定
→イヤホン名の変更のみ - イヤホンを探す
→イヤホン本体から音を鳴らして場所を知らせる - ファームウェアアップデート
- マニュアルの閲覧
主に使える機能がイコライザーと操作のカスタマイズ、そしてRedmi Buds 6 Playのみ対応している低遅延モードの切り替えくらいになります。
あと、アプリの接続がうまくいかないことがチョイチョイありましたかね〜。一度ケースにしまえばうまく接続できることがありましたが、接続が完了となるトリガーが不明。
それでも、1000〜2000円台のイヤホンでアプリに対応しているのは凄すぎるからね?
通話品質|マイクも優秀なのかよ
各モデルのマイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
Redmi Buds 6 Play
Redmi Buds 6 Active
Redmi Buds 6 Lite
ダイソーイヤホン(TWS002)
3COINS ノイキャンイヤホン
3COINSやDAISOと比べると、Xiaomi3製品の方が背景ノイズの低減力が強く、それでいて声も聞き取りやすいですね!
この3つの中では、Redmi Buds 6 Liteが一番ノイズ低減力と音声のクリアさのバランスが良いかな。
ふつうに通話用ヘッドセットとしても問題なく使えるレベルです。DAISOとは雲泥の差
音の遅延|動画を見る程度なら問題なし
動画を視聴した際の音声のズレですが、3モデルともYouTubeやPrime Videoを見る分には問題なしですね。
先日「ずっと真夜中でいいのに。」のYouTubeで限定公開されていたライブを見たのですが、どのモデルも演奏と音楽がバッチリと合っているように聴こえました。
ゲームもしてみましたが、音ゲーやFPSだとズレが発生するので、タイミングがシビアなゲームには向いていません。
Redmi Buds 6 Playのみアプリから低遅延モードのONが可能で、こちらをONにすると他の2機種よりもさらに遅延が少なくなります。
音ゲーはほんの少しズレますが、FPSはカジュアルには遊べますね。
ゲーム用にワイヤレスイヤホンが欲しいという方にもRedmi Buds 6 Playはめちゃめちゃ良い選択肢だと思います。
ただ欲を言えば、本体操作で低遅延モードをONにしたかったですかね。わざわざアプリで切り替えるのはめんどくさい。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite / Play / Active まとめ
製品名 | Redmi Buds 6 Lite | Redmi Buds 6 Play | Redmi Buds 6 Active |
総合評価 | (5.0) | (4.8) | (4.8) |
音質 | (3.6) | (3.4) | (3.5) |
装着感 | (4.7) | (3.8) | (4.5) |
ノイズキャンセリング | (4.0) | – | – |
外音取り込み | (3.9) | – | – |
マイク性能 | (4.3) | (4.0) | (4.0) |
利便性 | (4.0) | (3.5) | (3.5) |
こんな人におすすめ | ・予算を3000円以内に抑えたい ・通勤、通学で使うことが多い ・周りの音を遮音して作業に集中したい | ・とにかく予算を抑えたい ・音質はある程度でOK ・ゲームメインで使う | ・予算2000円以内 ・耳栓タイプが苦手 ・家事、育児、仕事中に音楽を聴くことが多い |
価格 | 2,480円 | 1,380円 | 1,980円 |
Redmi Buds 6の登場によって、DAISOや3COINSは完全敗北しましたね。
音質・スペック・機能性、あらゆる面でXiaomiが上です。
さらに凄いのが、プライム会員であれば、Amazonから送料無料で発送してもらえるという点ですね。交通費をかけてわざわざショップに行かなくてもオッケーなんですよ。
「イヤホンにそこまでこだわりはないから予算2〜3000円ほどで良いものが欲しい!」って方は、今回紹介した3製品のどれかを買ってみてください。
個人的にはノイキャン対応のRedmi Buds 6 Liteがイチオシです。
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