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iPhone 15〜 / スマホで気軽に美音を体感!USB-C直結イヤホン「radius HP-Q50C / Q10C」を使ってみた

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はradiusよりUSB-C直結タイプで高音質で聴ける有線イヤホン「HP-Q50C」と「HP-Q10C」を紹介します。

価格はHP-Q50Cが8,790円+ポイント10%、HP-Q10Cが5,390円+ポイント10%となっています。

今回はUSB-C直結タイプのイヤホンとなっているんですけど、なんとみんなが知っているあのメーカーと共同開発したイヤホンとなっているんですよ

ただ、大人の事情で大々的に言えないやつみたいなんですけど、ボクも聞かされた時はビックリしました。まさかソコと共同開発する!?みたいな。radiusのルーツを調べればわかるかもしれないですね。

今回はradiusさんから紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力かお伝えしていこうと思います。

PR:radius

▼動画版はこちら▼

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

radiius HP-Q50C / HP-Q10C 外観・付属品

それではradiius HP-Q50C / HP-Q10Cの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

radiius HP-Q50C / HP-Q10Cのパッケージは若干青みがかったホワイトと右側にradiusのカラーパターンで彩られたおしゃれなデザインです。この配色好きなんですよね〜。

どちらもデザインに大きな違いはないですけど、HP-Q50Cは周波数帯域が40KHzまで出せるため、ハイレゾロゴを取得していますね。

付属品

付属品一覧
  1. ディープマウントイヤーピースZONE(XS, S, M, L)×各1セット)※HP-Q50C
  2. ディープマウントイヤーピース(XS, S, M, L)×各1セット)※HP-Q10C
  3. 取扱説明書(保証書)

なんと付属品にはradiusの名機イヤーピース「ディープマウントイヤーピース」が付属してきます。なんやったらQ50Cは最新作の「ディープマウントイヤーピースZONE」が4ペアもついてくるではありませんか。

このイヤーピースめちゃめちゃ良くて、シリコンイヤーピースなのに密閉感がめっちゃ高くて低音も厚みが出るし、遮音性も高くなるし、昔からめっちゃ愛用しているんですよ。

ZONEは素材変更により耳への刺激が少なくなって、さらに吸着性も高くなったモデルです。

4ペアで2500円ほどするイヤーピースなんですけど、それがこの価格のイヤホンに付属してくるとか太っ腹。

ポーチなどはついていないので、持ち運ぶ場合は100均とかでケースかポーチか買った方が良さそう。

本体・ケーブル

radiius HP-Q50C / HP-Q10Cのイヤホン本体はこちら。まあ形状はよくある一般的なイヤホンって感じ。

筐体はQ50Cがステンレススチールを採用するなど価格に対して豪華な仕様になっています。

Q10Cはアルミ筐体を採用しています。

ドライバーはどちらも独自開発のFLW(Floating Lead Wire)構造ドライバーを搭載。

従来のダイナミックドライバーのようにボイスコイルのリード線を振動板に接着せず、ドライバーユニット中心の空洞から引き出し背面のPCBに接続することで、振動板に余分な負荷を与えることなくドライバーを駆動させる方式のようです。

その結果、振動板への影響を少なくして音全体の濁りを解消し、はっきりとした音像と定位を実現したとのこと。

Appleデバイスとの互換性が高いUSB-Cコネクタ採用し、DACチップには新規開発のチップが導入されているとのこと。

右側が今回搭載されているDACチップ

チップを内蔵したUSB-Cコネクタをサンプルで送ってくるくらいだから、相当なこだわりがあるのだと思われます。

HP-Q50Cは最大384kHz / 24bitに対応、HP-Q10Cは最大96kHz / 24bitまで対応となっています。

ケーブルは着脱不可で、本体と一体型になっています。

ノズルは筐体と同じ素材を採用。けっこう太めのノズルになっています。

イヤーピースも変更できますが、付属のディープマウントイヤーピースが優秀なので変更する必要はないかと。

ケーブルの素材の明記はありませんでしたが、おおよそ一般的なものを採用しているのかと。

やや細めですが取り回しは悪くなさそうです

ちなみに今回はマイク付きになっているので、分岐部上にあるリモコンマイク部で再生停止や音量操作、ハンズフリー通話なども可能になっています。

radiius HP-Q50C / HP-Q10Cの概要・スペック

項目radius HP-Q50C
radius HP-Q10C
ドライバー構成ダイナミック型 7.5mm
FLW(Floating Lead Wire)構造
ダイナミック型 7.5mm
FLW(Floating Lead Wire)構造
インピーダンス17Ω17Ω
音圧感度102±2dB (@1KHz/130mV input)101±2dB (@1KHz/130mV input)
再生周波数帯域10Hz~40,000Hz20Hz~20,000Hz
最大ハイレゾ再生24bit/384kHz24bit/96kHz
筐体素材ステンレススチールアルミニウム
本体重量約21g(ケーブル含む)約16g(ケーブル含む)
ケーブル仕様120cm(Y型)120cm(Y型)
USB-C接続対応対応 (USB-IF準拠)対応 (USB-IF準拠)
ハンズフリー通話対応対応
付属品ディープマウントイヤーピースZONE (XS,S,M,L)ディープマウントイヤーピース (XS,S,M,L)
価格帯8,790円+ポイント10%5,390円+ポイント10%

radiius HP-Q50C / HP-Q10C レビュー

装着感|ふつう

radiius HP-Q50C / HP-Q10Cの装着感はふつうですかね。一般的なイヤホンと同等といったところ。

実際に装着してみるとこんな感じ。

HP-Q50C

HP-Q10C

HP-Q10Cの方が本体が軽いこともあり、装着感は良く感じました。

イヤホン本体というよりディープマウントイヤーピースの装着感が優秀って感じですね。

どちらもタッチノイズが少し気になりますが、ケーブルを一度耳にループしてから装着する「シュア掛け」をすることで改善できます。

イヤモニ型ではないので装着感は安定しにくいですが、それよりもタッチノイズの方が気になるという方は試してみてください。

装着感(4.0)

音質について

radiius HP-Q50C / HP-Q10Cの音質について、それぞれ以下の環境で検証しました。

試聴環境
  • スマホ:iPhone 15 Pro
  • アプリ:Apple Music
  • イヤーピース:付属シリコンイヤーピース(ディープマウントイヤーピース / ZONE)
  • エージング:50時間ほど

HP-Q50Cの音質

HP-Q50Cの音質についてですが、以前レビューしたradiusの「HP-W100」という38000円ほどする優先イヤホンがあるんですけど、あの傾向をそのままにUSB-Cにした弟分バージョンって感じですね。

8000円台という価格を考えても、とても好印象でしたよ!

音の特長

4.1

高音

4.0

中音

4.1

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
フラット
高域寄り

音の傾向はUSB-C直結型のイヤホンのなかではめずらしく余韻が美しい美音系ドンシャリサウンドという印象でしたね。高級モデルのWシリーズと同じような傾向です。

高域はやや硬質で少し刺激感はありますが、余韻感たっぷりなおかげで鋭めの高域も美しく描くような感覚で不快感をまったく感じさせません。

低域は美音系のイヤホンとしては珍しくドッシリと鳴らすようなタイプで、サブベース・バスドラムも深みのある音で豊かに広がりながら鳴らします。

中域は低域と高域の主張が強めのためやや凹んだような感覚はありますが、ボーカルラインにQ50Cの美しい余韻が乗ってくれるため、バラード

中高域帯のピアノの響きやトランペットなどブラス系の炸裂音はとくに気持ちよく鳴らしてくれますね。

レスポンスもほどほどに早く、最新チャートのようなBPMの早い楽曲にもモタつくことなく対応できます。

USB-C直結タイプは中華系だとボーカル重視の優しいサウンドやスピード感重視の高解像度系サウンドなどはありますが、HP-Q50Cのような余韻が美しいドッシリサウンドのものはなく、差別化もしっかりできているように感じました。

HP-Q10Cの音質

続いてHP-Q10Cの音質についてですが、こちらはいつものradiusらしいドンシャリサウンドって感じですかね。

音の特長

3.7

高音

3.6

中音

3.8

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
フラット
高域寄り

音の傾向は筐体がアルミになっている影響かHP-Q50Cの美しい余韻が抑えられて、低域と高域がさらに強調されたような印象を受けました。

HP-Q50Cの高域の余韻がなくなり、硬質で鋭めの音だけが残ったような感覚。その分キレは良いので刺激感のあるサウンドが好みという方にはHP-Q10Cの方が良いかもしれません。ボクはHP-Q50Cの方が断然好みですけど。

低域はHP-Q50C以上に迫力重視でドスドスとくるので、EDMやヒップホップを激しいサウンドで聴きたいという方はHP-Q10Cの方が向いているかも。

ボーカルはHP-Q50C以上に引っ込んだ感覚で、ややシャリつきも感じるような印象です。ボーカル重視ならHP-Q50Cの方が良いと思います。

総評しておおよそ価格相応のイヤホンという印象でした。

radiius HP-Q50C / HP-Q10C まとめ

製品名HP-Q50C
HP-Q10C
総合評価
(4.5)

(3.8)
高音
(4.1)

(3.7)
中音
(4.0)

(3.6)
低音
(4.1)

(3.8)

ボクはHP-Q50Cがとても好みでしたね。上位モデルのWシリーズのミニ版という感覚で、USB-C直結で気軽に余韻感たっぷりの美しいサウンドを楽しめる点が好印象でした。

1万円以下のUSB-C直結型はハイコスパの中華系イヤホンが強いですけど、radiusも負けていない実力はあると思いますので、ぜひ一度量販店や専門店などで聴いてみてください。

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