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nwm MBE001 レビュー|音がほぼ漏れない!? 最新鋭の耳を塞がないイヤホン

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音がほとんど漏れない!? 話題の耳を塞がないオープン型イヤホンにワイヤレスモデルが登場!【nwm MBE001】

こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

最近、骨伝導イヤホンをはじめ、耳を塞がずに使えるワイヤレスイヤホンが続々と登場していますが、少し気になるのが音漏れ。

ある程度までは音漏れを抑えられているイヤホンも多いですが、少し音量を上げていくと、周りへの音漏れが気になりはじめます。

今回紹介するのは、耳を塞がないタイプでありつつも、最新技術によって音漏れを極限にまで抑えた耳を塞がないワイヤレスイヤホン「nwm(ヌーム) MBE001」です。

MBE001はNTTが開発したパーソナライズド・サウンド・ゾーン(PFZ)技術によって、ドライバーが耳から離れているのに音漏れを抑制できるところにあります。

ノイズキャンセリングの技術と似ていますね。耳の外側に対して行われる逆ノイズキャンセリング的な感じでしょうか。

果たしてどれほどの実力なのか、今回はメーカーさんからレビュー用にレンタルしてもらいましたので、実機を使って検証していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

総合評価

4/5

MBE001

  • オープン型としては中高域の解像度が高い
  • 音漏れがとても少ない
  • 非常に軽快な装着感
  • 物理ボタン採用で操作性がとても快適
  • 総再生時間が短い(6時間)
  • 充電ケースにバッテリーが搭載していない

3.9

高音

3.9

中音

3.5

低音

4.8

装着感

ノイズキャンセリング

外音取り込み

4.0

マイク性能

4.0

利便性

Bluetooth5.2最大再生時間約6時間
コーデックSBC,AAC,aptX充電時間約2.5時間
ドライバー12mm
ダイナミック型
充電端子Type C
専用アプリ防水IPX2
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
9.5g/70g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント公式サイトこちら
目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

nwm MBE001 外観・付属品

それではMBE001の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ|

MBE001のパッケージはこんな感じ。製品版でも同じものになるのかはわかりません。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. 充電ケース(バッテリー非搭載)
  2. USB Type-Cケーブル
  3. セーフティガイド
  4. クイックスタートガイド

充電ケース・本体

MBE001の充電ケースは完全ワイヤレスイヤホンのケースと比べるとやや大型。

ただ厚みはそこまでないので、ズボンのポケットにもすっぽりと収まる程度。

ちなみに他のワイヤレスイヤホンと比べてみるとこんな感じ。

充電端子はUSB Type C(※異なる場合は変更)に対応。

ワイヤレス充電には対応していません。

充電ケースを開けるとこんな感じ。

下側にイヤホン本体をおさめる収納部がなくて、マグネットで引っ付けるだけのような仕様なので、はじめは戸惑いますが、慣れると問題ない感じです。

収納部がフラットになっているため、めちゃくちゃ取り出しやすいです。

再生時間は6時間、ケースはバッテリー非搭載のため本体を収納して充電と言ったことができません。

この点が残念……。

イヤホン本体はこちら。

いかにもヒアラブルデバイスって感じの見た目で、特別おしゃれというわけでもないですね。

ただ、耳を塞がないタイプとしてはなかなかにコンパクト。

内側はこんな感じでシンプル。

装着部はシリコン素材で出来ているような感じで、耳あたりが柔らかくプニプニとします。

防水性能はIPX2相当となっています。やや低めですが、汗くらいだと問題なさそう。

ただ、耳垢とかがちょっとつきやすいのが気になりますね。

nwm MBE001 レビュー

音質|オープンタイプとしてはなかなか

MBE001の音質はオープンタイプとしてはなかなかの実力のように感じました。

耳とイヤホンの位置を離すと、音像がぼやけて解像度が甘くなることが多いのですが、MBE001はまるでカナル型イヤホンで聴いているかのように音像がビシっと定まっていますね。

MBE001の音の特長は次のとおりです。

音の特長

3.9

高音

3.9

中音

3.5

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り
  • 高音:音のザラつきやシャリつきがなく、こもり感もなく、まるでふつうのイヤホンで聴いているかのようにクリーンなサウンド。
  • 中音:ボーカルもマスクされずに、非常に明瞭に聴こえる。騒がしい環境下でも声は聴き取りやすいので、動画や通話用途にもかなり使えそう。
  • 低音:薄さを感じず、かといって量感も多過ぎずちょうど良い塩梅の低音。
  • 音場:特に広くも狭くもなく、こちらもEarPodsのようなインナーイヤー型のイヤホンで聴いているような感覚。
  • 傾向ボーカル寄りで柔らかく、長時間聴いていても聴き疲れしにくいマイルドなサウンド。

得意なジャンル

  • ポップス
  • ラジオ
  • 動画鑑賞
  • 通話用途

他のオープン型イヤホンのように高域がボヤけず、シャリつきもなく、低域も薄すぎず量感も多過ぎず、ちょうど良い塩梅で聴けますね!

オープン型というより、周りの音が普通に聴こえるのに、普通のカナル型かインナーイヤー型イヤホンで聴いているかのような感覚です。

あと低音が多過ぎないので、周りの音も聞こえやすくて、ラジオ感覚で音楽を聴きながら人と会話もしやすいんですよね。

低音が多過ぎたり、中高域がキツかったりすると、相手の声が聞こえにくくなることもありますがMBE001はそんなことはなかったですね。

オープン型としてはわりと音質は良い方だと思いますよ。

装着感|着けていることを忘れる

MBE001の装着感はかなり良いですね。

オープン型としては軽く10gを切っているせいか、装着していることさえ忘れることがありました。

ふつうにiPhoneのスピーカーでYouTubeを見ようとしたら、着けていることを忘れていて耳元から音がしてビックリしたことが何度かありました。

それくらい軽快な装着感です!

装着してみるとこんな感じです。

正直デザインはそこまでかっこいいとは思っていないのですが、ある程度髪の毛が長かったらそもそも着けているかどうかもわかりにくいですね。

装着感もかなり安定しているので、ジョギング用途でも使えそうです。

ただ、マスクとメガネと合わせると耳周りが混雑して、ちょっと落ちやすくなるかもです。デスクワークくらいであれば落ちませんが、スポーツをするとちょっと怖いですね。

装着感(4.8)

操作性|物理ボタンで快適

MBE001の操作性は物理ボタンを採用していて、なかなかストレスなく操作ができます。

本体下部に物理ボタンを採用していて、ここを押さえることで操作が可能です。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を1回クリック
曲送りL or R側を2回クリック
曲戻しL or R側を3回クリック
音量を上げるR側を1回クリックした後に2回目を長押し
音量を下げるL側を1回クリックした後に2回目を長押し
音声アシスタントL or R側を長押し

音量操作は一回クリックした後に長押しという特殊な操作ではありますが、長押しし続けている間は断続的に音量が調整できますね。

物理ボタンだから誤動作もないですし、めちゃくちゃ操作性は良いですね!今まで使ってきたオープンタイプの中では一番操作しやすいかも。

音漏れについて

次にMBE001の一番の強みである音漏れの少なさについてですが、うちの奥さんに聴いてもらいましたけど、完全に音漏れゼロではないようです。

ただ、他のオープン型ワイヤレスイヤホンと比べて同じ音量で聴いたときの音漏れはMBE001の方が圧倒的に少ないようです。

かなり少なめのように感じましたね。

この感じだと隣に人がいる状態でも、よっぽど音量を大きくしない限りは「シャカシャカ」といった音が漏れづらいので、静かな環境下でも遠慮なく音楽を聴いていられますね!

音漏れについては、動画の方が参考になると思います。

通話品質|ノイズが少ない

MBE001のマイク性能ですが、こちら録音してみましたので聴いてみてください!

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

それなりに良いと良いと言ったところでしょうか。ノイズもなかなかに軽減されていて、オフィスでの通話用途であれば問題なく使えそうな感じですね。

耳も塞がないので、自分の声がモゴモゴとせず、スムーズに会話がしやすいです。

通話品質(4.0)

こちらも参考にしてくださいね

音の遅延|動画では問題なし

MBE001の映像と音声のズレですが、動画ではまったく問題ないレベルで遅延は少ないですね。

YouTubeやプライムビデオをみても全く違和感なしです。

ゲームだとちょっとズレるので、音ゲーや本格的にFPSをする場合は向いていません。

遅延の少なさ(4.0)

nwm MBE001 まとめ

MBE001をまとめると以下のとおりです。

総合評価

4/5

MBE001

  • オープン型としては中高域の解像度が高い
  • 音漏れがとても少ない
  • 非常に軽快な装着感
  • 物理ボタン採用で操作性がとても快適
  • 総再生時間が短い(6時間)
  • 充電ケースにバッテリーが搭載していない

3.9

高音

3.9

中音

3.5

低音

4.8

装着感

ノイズキャンセリング

外音取り込み

4.0

マイク性能

4.0

利便性

Bluetooth5.2最大再生時間約6時間
コーデックSBC,AAC,aptX充電時間約2.5時間
ドライバー12mm
ダイナミック型
充電端子Type C
専用アプリ防水IPX2
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
9.5g/70g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント◯-公式サイトこちら

nwm MBE001はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 耳を塞がないタイプのワイヤレスイヤホンを探している
  • 職場やカフェで使いたいけど、音漏れしないか気になる
  • 動画鑑賞や通話用途など、長時間装着していることが多い

MBE001は耳を塞がないイヤホンとしては装着感も良く、音質もなかなかの実力で利便性の高いイヤホンのように感じましたね。

PFZのおかげで音漏れも非常に少ないですし、本当自分だけに聴こえるスピーカーのような感覚で使えますね。

気になるのはバッテリーの持ち。本体6時間だけであれば特に気にならなかったのですが、充電ケースがバッテリー非搭載という点が残念です。

充電ケースが大きくなっても良いから、せめて本体6時間、ケース込みで18時間使えるとかにして欲しかったですね。毎回ケーブル挿して充電するのめんどくさいんですよね。

充電がめんどくさい方は、有線タイプも販売しているみたいなので、そちらを購入しても良いかもしれませんね!

また概要欄にリンクを貼っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

以上! MBE001のレビューをお送りしました。

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