こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
2023年の最後にスゴいのが出てきました。
イヤホン界隈でも注目度の高いブランド「Noble Audio」から最新ドライバー「MEMSドライバー」を搭載したワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」をレビューします。
イヤホンに少し詳しい人なら「MEMSマイク」なら聞いたことあると思いますが、「MEMSドライバー」はおそらくマニアの方以外は知らない人がほとんどだと思います。
イヤホンにはダイナミックドライバーやバランスドアーマチュアドライバーが搭載していることがほとんどで、たまに平面駆動型ドライバーや圧電ドライバーなどを搭載しているものもあります。
このMEMSドライバーというのは最新の半導体技術を応用した「シリコンドライバー」のことを指します。
従来のドライバーと比べてコイルを用いない構造で、軽量かつ正確に駆動ができるドライバーであり、高精細かつ空間表現にも優れています。
平面ドライバーと同じく中高域用ドライバーに採用されることが多いんじゃないでしょうかね。
おそらく2024年はMEMSドライバーが主流になるのでは?と思われますが、Noble Audioが先駆けとしてMEMSドライバー搭載のワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」を発表したというわけですよ
今回はこちらのFALCON MAXを代理店のエミライさんからレビュー用に提供いただきました。
今回はソニー WF-1000XM5やEAH-AZ80など同価格帯のイヤホンとも比較しながらレビューしていきます。
▼動画版はこちら▼
FALCON MAXの概要
キャッチコピーが「最高クラスの性能を誇るドライバー・SoC・コーデックの三位一体設計」とあり、MEMSドライバーだけではなく他の面でも優れています。
- 最新世代のQualcomm製SoC「QCC5171」 を採用
- MEMSドライバーとダイナミックドライバーを両搭載
- TWS初aptX AdaptiveとLDACに正式に両対応
- aptX Losslessにも対応
- ユーザーの身体の動きや周囲の環境に応じてリアルタイムでNC効果を動的に変化させ快適性や音質を向上させる、第3世代「Adaptive Active Noise Cancellation(ANC)」に対応
- ノイズキャンセリングや外音取り込み機能にも対応
- マルチポイントやワイヤレス充電にも対応
と、このように音質にも特化しつつ、ノイズキャンセリングやマルチポイント、ワイヤレス充電対応など機能性にも一切妥協のない製品となっています。
完全にソニーやテクニクスと真っ向勝負をしかけていますね。
LDACとaptX系コーデックの両方に正式対応する世界で初めての完全ワイヤレスイヤホンということもあって、コーデック面も強みの一つです。
WF-1000XM5やEAH-AZ80とスペックを比較すると
実際にソニー「WF-1000XM5」やテクニクス「EAH-AZ80」とスペックを比較するとこんな感じ。
スペック | FALCON MAX | WF-1000XM5 | EAH-AZ80 | FoKus Mystique |
---|---|---|---|---|
Bluetooth | 5.3 | 5.3 | 5.3 | 5.2 |
ドライバーサイズ | 10mm ダイナミック型 +MEMSドライバー | 8.4mm ダイナミック | 10 mm ダイナミック | 2BA+1DD ハイブリッド型 |
コーデック | SBC,AAC, aptX adaptive aptX Lossless LDAC,LC3 | SBC,AAC,LDAC,LC3 | SBC, AAC, LDAC | SBC、AAC、aptX、 aptX Adaptive (上限:48kHz/24bit) |
再生時間 (ANC ON時) | 本体:4.5時間 ケース込:18時間 ※aptX Adaptive時 | 本体:8時間 ケース込:24時間 | 本体:7時間 ケース込:24時間 | 本体:7.5時間 ケース:3回〜4回分 |
充電端子 | USB Type-C Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C Qi(ワイヤレス充電) | USB Type-C |
充電時間 | 本体:約2時間 ケース:約2時間 | 本体:1.5時間 ケース:2時間 3分で60分再生 | 約3時間 15分で70分再生 | 本体:1.5時間 ケース:1.5時間 |
防水 | IP54 | IPX4 | IPX4 | – |
アプリ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
自動装着検出 | – | ◯ | ◯ | – |
ノイズキャンセリング | ◯ | ◯ | ◯ | – |
外音取り込み | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
低遅延モード | ◯(マルチポイント併用不可) | △(LC3で対応) | ◯ | – |
マルチポイント | 2台 | 2台 | 3台 | – |
価格(税込) | 44,000円 ポイント10% | 41,800円 ポイント10% | 36,630円 ポイントなし | 64,780円 ポイント10% |
スペックだけで見ると大きな違いはなく、むしろaptXコーデックとLDACに両対応したFALCON MAXの方が優秀に感じます。
ただ、自動装着検出がこの価格でついていないのは残念。
イヤホンはスペックでは見えない音質やノイズキャンセリング性能、操作性や装着感などが重要。その見えない部分を中心にどのような違いがあるのか徹底比較していきます。
FALCON MAX 外観・付属品
それではFALCON MAXの外観や付属品をチェックしていきましょう。
今回は先行でサンプルを提供してもらいましたが、パッケージは量産品とは異なるようなので、本体の外観のみ紹介します。
- フォームイヤーピース3ペア
- USB Type Cケーブル
- ポーチ
- マニュアル
イヤーピースは軸が短めのフォームタイプのみが入っています。シリコンタイプの方が良い方は別途お買い求めください。
ただ、個人的にはフォームタイプのままでいいかなと思いましたね。音質的にも装着感的にも。
充電ケース・本体
充電ケースはNobleらしいラメ感のあるケースで、パッと見は高級感があります。
ただ、触ってみるとプラ感があるというか、意外とちゃっちい感じ。
天面・側面にはNobleのロゴが印字されています。
大きさ的にはWF-1000XM5やEAH-AZ80、Fokus Mystiqueとおおよそ同じくらい。
厚みも大体同じくらいです。
充電端子はUSB Type Cに対応。
さらにワイヤレス充電にも対応しています。
ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。
ちなみに初心者の方にはAnkerのワイヤレス充電器がとりあえずおすすめです。安い割に品質も良く、問題なく充電ができますよ!
充電ケースを開けるとこんな感じ。
イヤホン本体の取り出しやすさはなかなかに最悪。
本体収納部がサザエの中身のように少しカーブしながら収納するようなタイプなので、取り出す時になかなか苦戦します。
親指を下側に添えて、そのまま親指を外側にスライドしてあげると、うまく取り出せます。
FoKus Mystiqueの時もそうだけど、このイヤホンの取り出しにくさをなんとかしてほしい。
イヤホン本体はNobleのロゴがデカデカと印字されたデザイン。こちらもケースと同じくラメ感はありますが実際に触ってみるとそこまで高級感はないです。
ノズル部分は長めなので、人によっては装着感が合わない人もいそうな予感。
内側は激シンプル。
ノズルは一般的な口径。
ちなみにケースの収納部はけっこう深めなので、他社のイヤーピースでも割と使えます。
コレイルもMサイズで検証しましたが、ケースに問題なく収納できますよ!
ただ、相性はイマイチかも。高域がキツくなりすぎる感覚があります。
WF-1000XM5やEAH-AZ80、FoKus Mystiqueと比べるとこんな感じ。
デザインはEAH-AZ80とFoKus Mystiqueの方が好きですかねー。
最後に重さですが、総重量は5.7g、本体片耳の重量は51.7gです。けっこう軽め。
FALCON MAX レビュー
音質|MEMSドライバーの実力がヤベェ
FALCON MAXの音質ですが、MEMSドライバーの恩恵が想像以上に強くて驚きました。
WF-1000XM5やEAH-AZ80とも比べてみましたが、ボクはFALCON MAXが一番音質が良く感じました。
なんだったら音質特化モデルのFoKus Mystiqueより好み。これは音の好みによる問題だとは思いますが。
試聴環境はXperia5ⅣでLDACで接続。イヤーピースは純正のフォームタイプを使用しました。
シリコンタイプにすると高域の刺さりやすくなるので、フォームタイプの方が良いように感じましたね。多分これでチューニングを合わせているのかと。
FALCON MAXの音の特長は次のとおりです。
5.0
高音
4.8
中音
4.7
低音
FALCON MAXの音で一番特筆すべきなのが高音。
MEMSドライバーの影響を顕著に感じられる音作りで、高音の伸びは今回比較した中ではワイヤレスイヤホンと比べても明らかにクリアです。
傾向的には平面ドライバーのような感覚に近い伸びの良さですが、平面ドライバーのような線の細い感じではなく、もっとしっとりとしていて豊かな高音という印象でしょうか。
有線イヤホンのWinterの骨伝導ドライバーのようにシャキッと鋭く鳴らしつつも刺さらない感じもありつつ、平面ドライバーのような繊細さや解像度感も備え、ダイナミックドライバーのような空間表現力もあるような感覚。
楽器ごとの相性も選ばず、アコギは一弦一弦をクッキリと弾きつつも木の響きを加え、シンセサイザーはキラキラとしつつもキツくはならず、シンバルやハイハットは刺激的に鳴らしつつも刺さりはない感覚です。
中域ラインにもMEMドライバーの恩恵があり、ボーカルはずっと浮き彫りにされたような感覚になり、どれだけ音圧が高い状態でも決してボーカルが埋もれることがありません。
やくしまるえつこや、Cö shu Nieのようなウィスパーボイス・ハイトーンボイス系との相性はすばらしく、ささやき声の消えいる最後の最後まで輪郭をクッキリと描写します。
低域も過不足なく出ているような感覚で、FoKus Mystiqueのようなパンチの効いた音ではないですが、豊かな音で楽曲を下支えしているような感覚です。やや迫力は薄めかしら。
YOASOBIのアイドルを聴くと、ドスの効いた低音を楽しむのではなく、ボーカルとシンセサイザーをメインで楽しむような聴き方になりますね。
全体的にレスポンスもとても良く、ロックやポップス、ジャズ・クラシックまであらゆるジャンルをこなせます。ヒップホップやEDMだとFoKus Mystiqueの方が相性は良いですね。
音場も抜け感の良い広さがあり、全体的にクセも少なく、万人ウケしやすい高音質サウンドを体感できます。
ちなみにXperia 5ⅣでLDAC接続で検証しましたが、iPhoneでAAC接続しても高域が荒くならず、LDAC同様に超伸びやかに鳴らしますね。iPhoneで運用しても全然良いかと。
歴代のFalconシリーズの中で間違いなく一番音質は良いですし、FoKusシリーズよりも好きという方も多いと思いますよ。
頼む、次世代のFoKusシリーズにMEMSドライバーを積んでくれ。多分最強になる。
WF-1000XM5と比べると?
WF-1000XM5やEAH-AZ80と音質を比べてみました。
まずWF-1000XM5と比べた場合、全体的な解像度感はおおよそ同じで、低域〜中域あたりまでは大体同じくらいの実力のように感じました。
やはり明確に違うのは高音の伸びの良さ。
WF−1000XM5では出せない高域の伸びをFALCON MAXは余裕で出せているような感覚で、グレードは明らかにFALCON MAXの方が上と感じさせられました。
EAH-AZ80
個人的にも音質がとても気に入っていて、愛機としても使っているEAH-AZ80と比べてみました。
Falcon MAXさん、EAH-AZ80よりも上をいきますね。”音質”的にも”音の好み”的にも。
EAH-AZ80はもう少し音に艶やかさがあり、響きの良い音という印象。
対してFALCON MAXはスッキリ伸びやかって感じの音なので、音の傾向には違いはあります。
ただ、傾向の違い以上に高音の伸びやかさや粒立ちの良さがEAH-AZ80より上です。
最終音の好み次第かとは思いますが、FALCON MAXの超伸びやかな高音は魅力的すぎました。
装着感|それなり
FALCON MAXの装着感ですが、とくに不満なく使えるって感じでしょうかね。
実際に装着してみるとこんな感じ。
前から見ても耳に収まりきっていない感が出ていて、若干飛び出しています。
といっても装着感に不満があるわけでもなく、屋外で使っても耳から落ちる心配は特にありませんでした。
ジョギングなどスポーツ時に使うのは向いていないかもですね。
本体がやや大きめなので、耳が小さな方は要試着です。
装着感 | (4.3) |
ノイズキャンセリング|なかなか優秀だが……
FALCON MAXのノイズキャンセリング性能ですが、なかなか優秀です。
FoKus H-ANCよりもノイズキャンセリング性能はアップしていて、ON・OFFの違いがハッキリとわかるレベルです。
電車の中で使ったら振動音をかなり軽減してくれますし、音楽を流せば雑音は気にならなくなります。
カフェでも話声や雑踏音をかなり軽減してくれますね。
ただ、さすがにノイズキャンセリング性能はWF-1000XM5には勝てないですね。
感覚的にはこんな感じですね。
WF-1000XM5>EAH-AZ80>GEMINI II >FALCON MAX > FoKus H-ANC > PerL PRO
音質特化だと思っていましたけど、ノイズキャンセリング性能も思ったより良かったです。
ちなみにノイズキャンセリングをONにすると中低域が少しだけ豊かになって、高域の伸びが若干悪くなる感覚がありました。
といっても音質に大きな差が出るわけではないので、音質にこだわりがある方でも常時ノイズキャンセリングONでも問題ないレベルかとは思います。
ただ、風切り音は気になるので、風の強い場所で使う場合はノイズキャンセリングOFFをおすすめします。
ノイズキャンセリング | (4.4) |
外音取り込み|声にフォーカスして集音する
FALCON MAXの外音取り込みですが、装着した瞬間は、正直こもって聞こえます。
ただ、家族と会話をしてみると、声はとてもクリアに聞こえるんですよね。
これはアレですね、周りの雑音は抑えつつ声にフォーカスして集音するタイプの外音取り込みですね。
WF-1000XM5の方が周りの音が自然に聞こえるように感じましたが、声だけに関してはFALCON MAXの方が聞こえやすいように感じました。
感覚的にはこんな感じです。
EAH-AZ80>WF-1000XM5>FALCON MAX > GEMINI II > PerL PRO>FoKus H-ANC
EAH-AZ80には全然敵いません。アレは自然すぎる。
外音取り込み | (4.3) |
操作性|操作はしやすいが
FALCON MAXの操作はタッチセンサーで行いますが、感度も良すぎず悪すぎずちょうどいい感じです。
操作方法一覧は次のとおりです。
項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生/停止 | L or R側を1回タップ |
曲送り | R側を2回タップ |
曲戻し | R側を3回タップ |
音量を上げる | L側を3回タップ |
音量を下げる | L側を2回タップ |
外音モードの切り替え | R側を長押し |
音声アシスタント | L側を長押し |
気になる点は、ノイズキャンセリングモードの切り替え時にノーマルモードを一度挟んでしまうことでしょうか。
ノーマルモードをカットできないので、外音取り込み→ノイズキャンセリング→外音取り込みと切り替える際に2回の操作が必要になってしまうのがわずらわしいんですよね。
ただ、ノーマルモードをOFFも風切り音対策などでも使えるので、ノーマルモードも捨て難い……。
ノイズキャンセリング時の風切り音がもう少し静かだったらノーマルモードは必要ないんですけどねー。
アプリについて
アプリはレビューをしている2023年12月22日時点ではまだ配信されていません。
アプリでできることは、以下の画像を参考にしてみてください。
ファームウェアのアップデートも配信されるみたいなので、後述する気になる点も解消されればいいのですが……。
マルチポイントの挙動は?
マルチポイントも挙動もチェックしましたが問題なし!
iPhoneとXperia5Ⅳ両方に接続して検証しましたが、FALCON MAXを一度電源OFFにした後、再び電源ONにすると自動で2台のデバイスに接続されました。
挙動としては先に再生しているデバイスが優先されるようで、Xperia5Ⅳで音楽を再生しておくと、あとからiPhoneで音楽を再生してもiPhone側の音源は鳴りません。
LDACとマルチポイントの両立もできますし、接続も「LDACの接続優先」であればなかなか安定しています。
通話品質|ガッサガサ
FALCON MAXのマイク音声ですが、ガッサガサです。
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてください。
今回はiPhoneのボイスメモアプリで録音をしました。
多分ゲインが高すぎるのでしょうか、音声が割れに割れまくってます。
ファームウェアでゲインを調整するだけである程度マシになりそうですが、現時点では通話目的で使えないくらいガッサガサです。
通話品質 | (2.0) |
音の遅延|動画を見る分には問題なし
FALCON MAXの映像と音声のズレですが、こちらは動画を見る分には問題なしですね。
Xperia5ⅣでLDACで接続しつつ、マルチポイント接続をしている状態という悪条件で検証してみましたが、YouTubeやプライムビデオではほぼズレなく視聴できました。
マルチポイントをOFFにすれば低遅延モードも使えるようです。こちらは検証はできていません。
気になる点は?
その他に気になる点ですが、まあちょいちょいあります。
まず、Xperia5ⅣでLDACで接続していると、なぜか本体からしか音量調整ができません。これは相性の問題のようです。
ウォークマンのNW-WM1AM2であればLDACで接続してもデバイス側で音量調整ができました。
また、急に電源OFFになって再接続されたりすることもありますね。
あと、無音時にはジリジリとしたノイズが入ります。ここは気になる人が多いかも……。
現在預かっているファームウェアだと少し不安定なのか、微妙に気になる点がチラホラありますね。
ファームウェアで改善されるといいですが、今のところはわかりません。
FALCON MAX まとめ
FALCON MAXをまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.8/5
- MEMSドライバーによる伸びやかすぎる高音
- aptX AdaptiveやLDACなど高音質コーデックを網羅している
- 実用的なノイズキャンセリングや外音取り込み性能
- マルチポイント対応
- ワイヤレス充電にも対応
- 自動装着検出非対応
- ケースから本体を取り出しにくい
- 風切り音がやや大きめ
- 無音時にややノイズが入る
- マイクのゲインが高すぎる
- 外音モード切り替え時にノーマルモードを挟む
5.0
高音
4.8
中音
4.7
低音
4.3
装着感
4.4
ノイズキャンセリング
4.3
外音取り込み
3.5
マイク性能
4.4
利便性
Bluetooth | 5.3 | 最大再生時間 ※ANC ON時 ※aptX Adaptive時 | 本体4.5時間/ ケース込み18時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX adaptive、aptX Lossless,LDAC,LC3 | 充電時間 | 本体:約2時間 ケース:約2時間 |
ドライバー | 10mm ダイナミック型 +MEMSドライバー | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | IP54 |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 5.5g/51.5g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
自動装着検出 | – | 保証 | 1年 |
マルチポイント | ◯ | 公式サイト | こちら |
FALCON MAXはこんな人におすすめ
- 3万円台ほどで音質にこだわりつつ機能性の高いワイヤレスイヤホンを探している
- 低音の量感より中高音の伸びやかさや粒立ちの良さにこだわりたい
- 音質が良ければある程度の利便性の悪さは目を瞑れる
2023年の最後にとんでもない製品が出てきましたね。マジでMEMSドライバーがスゴい。
高域の表現力が他の高価格帯のワイヤレスイヤホンと比較してもレベルが高すぎます。
これはMEMSドライバーがスゴイのか?? それともMEMSドライバーを見事にチューニングしたNobleがスゴイのか?どちらかわかりませんが、どちらもありうる……そんだけだ。
音質:5 機能性:5くらいの割合でこだわりたい場合はWF-1000XM5やEAH-AZ80を選ぶ方がいいでしょう。
やはりソフト面や使いやすさはソニーやテクニクスの方が優れています。
音質:7 機能性:3 の割合で、ある程度使いづらい点を考慮してでも音質にこだわりたいならFALCON MAXがおすすめです。
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