こういうのでいいんだよ!超軽い・安い・音がいい!シンプルイズベストなオープン型ワイヤレスイヤホン「(nb)Audio Open+」を使ってみた

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回は(nb)Audioというブランドより、約1万円で買える耳を塞がないワイヤレスイヤホン「Open+」を紹介します。

(nb)Audioというメーカーをあまり聞いたことがない人も多いと思いますが、日本でも人気の高いオーディオブランド「Nuarl」を展開する「エム・ティ・アイ株式会社」の新規ブランドなんですよ。

Nuarlの姉妹ブランド的な感じの立ち位置になりますかね? なので品質面では安心できそうです。

とある部分だけは1万円ほどまでのオープン型ワイヤレスイヤホンの中ではNo.1クラスの実力です。

PR:エム・ティ・アイ

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
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(nb)Audio Open+ 外観・付属品

それでは(nb)Audio Open+の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

(nb)Audio Open+のパッケージはスケスケデザイン。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. 充電ケーブル(USB TYPE A-C)
  2. マニュアル

付属品も余計なものは入っておらず、めちゃくちゃシンプルですね。

充電ケース・本体

Open+の充電ケースは(nb)Audioのロゴが小さく印字されたミニマルなデザイン。

やや傷が目立ちやすそうですが、マットな質感でチープさを感じさせないデザインになっています。

本体の厚みもそこまでなく、ズボンのポケットにも十分入るほどのコンパクトさです。

耳掛け型のワイヤレスイヤホンはサイズが大きいものが多いので、このコンパクトさはありがたいですね。

充電端子はUSB Type C。

ワイヤレス充電には残念ながら対応していません。

充電ケースを開けるとこんな感じ。余分なスペースもなく、コンパクトに収まっていますね。

ただ、真ん中部分にスペースがなさすぎて、本体部分をつまんで取り出すのが難しく感じますね。人差し指で引っ掛けて取り出すような感じになるかと。

本体がこちら。ゴテゴテとしすぎないシンプルなデザインでおしゃれ。

あとめっちゃくちゃ軽い! 持った瞬間から明らかに他の耳掛けワイヤレスイヤホンよりも軽いことがわかります。

耳掛け部もこの手のワイヤレスイヤホンとしては短く、蔓の部分も細めで、サイズも全体的に小さめ。

内側はシリコンっぽい質感で耳あたりが良さそうな印象を受けます。

再生時間は最大6時間とまあ並レベル。仕事中に使うくらいであれば十分ですが、できれば8時間持ってほしかったかな。ケース込みだと最大18時間とやや短めです。

最後に重さですが、片耳7.1g、本体片耳の重量は55.2gです。

耳かけタイプのワイヤレスイヤホンとしては最軽量レベルで軽いですね!装着感もかなりよさそう!

(nb)Audio Open+ スペック

スペックOpen+
連続再生時間(音楽再生)本体のみ:約6時間
ケース充電込み:約18時間
充電時間約2時間
ドライバー構成11x15mmダイナミック型フルレンジシングル(楕円形ドライバ)
対応コーデックAAC、SBC
BluetoothバージョンBluetooth®5.4
防水IPX5
マルチポイント
ゲームモード
アプリ
重量(本体)本体:約7g
充電ケース:約41g

(nb)Audio Open+ レビュー

装着感|1万円前後でNO.1クラスに良い

まず装着感についてですが、これがOpen+のいちばんの強みです。1万円前後の耳を塞がないワイヤレスイヤホンの中でボク的にはNo.1の装着感

実際に装着してみるとこんな感じ。見た目もスタイリッシュで目立ちすぎずにいい感じ。

めっちゃ軽いし、長時間装着していても全然耳が痛くなりにくいし、ジョギングで使ってもめっちゃ安定するし、最高に装着感いいですよ。

オフィスでBGMを聴くために長時間装着していることが多い人なんかにはピッタリだと思います。

装着感(5.0)

音質|キラびやかな中高域が特徴

次に音質ですけど、これまた音質も良いんですよね。Nuarlを取り扱うメーカーということもあって、(nb)Audioにもその傾向が引き継がれているような感じがありますね

(nb)Audio Open+の音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.0

高音

4.1

中音

3.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り

音の傾向はNuarlのイヤホンと似た印象で、やや硬質な中高域寄りのキラびやかなサウンドですね。個人的にもこの価格帯のオープン型イヤホンの中ではとても好みの音です。

高域はNuarlのイヤホンのようにキラびやかで、刺さりはないけどシャキッと伸ばすようなフレッシュな音ですね。Nuarl系列の音はこの高音の表現力がいいんですよね。

耳を塞がないイヤホンでありつつも、音のザラつきやシャリつきもなく、真のある高音を伝えてくれます。

ボーカルラインも価格と耳を塞がないイヤホンと考えると、とても明瞭で近い距離で歌声を届けてくれますね。

同価格帯の中華系の耳を塞がないワイヤレスイヤホンだと、このボーカルがモヤっとしたり、ボワついた感じになりがちなんですけど、Open+はちゃんとクリアな音でボーカルを届けてくれます。

低域はこの価格帯にしてはボワつきがなく、かといってスカスカ感のない締まりのある迫力で鳴らしてくれます。

主張はしすぎないけど、楽曲としては必要な迫力は確保してくれるような感じですね。解像度感もなかなか高いです。

また、低域がボワつかないので、音楽を聴いていても相手が何を喋っているかわかりやすいというメリットもありました。

音場はふつうか若干近めな印象ですかね。カナル型イヤホンで聴いている感覚に近いですね。耳穴に近いところにスピーカー部がくるので、音がボヤけずにダイレクトに音源を伝えてくれるような印象を受けました。

得意なジャンルはポップスやアニソンといったところですかね。明るめの女性ボーカルなんかは特に良いですよ。YOASOBIの「ツバメ」はOpen+の強みをいちばん引き出せるように感じましたよ。

音漏れについて

音漏れは妻にも聴いてもらいましたが、BGM感覚で聴くくらいのiPhoneの音量25%くらいであれば、ある程度静かなオフィスでも目立たないくらいの音漏れですね。

50%くらいまで音量を上げると、ふつうにシャカシャカ漏れ出すので、静かな環境で本格的に音楽を聴くのはおすすめしません。

公式サイトでも音漏れについての訴求はしていませんでしたが、めちゃくちゃ音漏れが多いというわけでもなさそうですね。

操作性|タップの反応が悪い

(nb)Audio Open+の操作性についてですが、こちらは操作しにくい印象でした。

操作はタッチパネルで行いますが、ハウジング部がバウンドしてうまく操作できなかったり、複数タップの反応が悪かったりすることが多かったです。タッチポイントがシビアすぎる。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を2回タップ
曲送りR側を2秒長押し
曲戻しL側を2秒長押し
音量を上げるL側を1回タップ
音量を下げるR側を1回タップ
ゲームモードL側を3回タップ
音声アシスタントR側を3回タップ

ゲームモードを本体のみでONにできるのはイイですね! 3回タップを反応させるのは大変ですけど!!

通話品質|品質悪め

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

ノイズを抑制しようしているのはわかるのですが、声も一緒に抑制されてしまっている感覚で、音声までガサガサになっている感が強いですね。

この音声でWeb会議に出席するの悪い意味で目立ちそうですし、ヘッドセットとして使うのはお勧めできなさそう……。マルチポイントもついていないですし。

音の遅延|カジュアルにならゲームもできる

(nb)Audio Open+の映像と音声のズレですが、とりあえずYouTubeを見る分には全然問題なしでしたね。ほぼ遅延は感じないかと。

次にゲームモードをONにした状態で、音ゲーをしてみましたが若干ズレますね。ドングルとかを使って接続をしていないから仕方がないんですけど、音ゲーは厳しそう。

FPSやタイミングが重要視されないゲームであれば、カジュアルにはプレイできそうな感じですね。

その他気になるところ

その他気になるところですけど、充電中は常時ケースのLEDが常時点滅しているのがちょっと気になりますかね。

LEDが常時点滅している

デスクに置いていたら、この点滅が気になって仕事に集中できなくなりますし、できればケースを充電ケーブルに差しているとき以外は点滅しないでほしいです。

(nb)Audio Open+ まとめ

(nb)Audio Open+をまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.3/5

Open+

  • ボーカルがとても明瞭
  • 本体がとにかく軽い
  • 装着感が1万円前後でNo.1クラスに良い
  • ゲームモード搭載で遅延少なくゲームを楽しめる
  • 価格に対してスペックや機能性は高くない
  • マルチポイント非対応
  • マイク性能がイマイチ
  • 操作性がイマイチ

4.0

高音

4.1

中音

3.9

低音

5.0

装着感

4.0

音漏れ

外音取り込み

3.0

マイク性能

3.5

利便性

Bluetooth5.4最大再生時間
※ANC ON時
本体6時間/
ケース込み18時間
コーデックSBC,AAC充電時間約2時間
ドライバー11x15mmダイナミック型充電端子Type C
専用アプリ防水IPX5
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
7g/55g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント公式サイトこちら

(nb)Audio Open+はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 予算1万円ほどで耳を塞がないイヤホンを探している
  • ずっと装着していても耳が痛くなりにくいイヤホンがほしい
  • ジョギングやオフィスワーク、ゲームなどさまざまな用途で使いたい
  • iPhoneユーザー

Open+の良いところは、とにかく「超軽くて音が良い」という点。

この「軽さ」と「音質の良さ」だけは同価格帯の耳を塞がないイヤホンでも上位クラスの実力かと思います。

iPhoneユーザーで複数のデバイスを使い分けしないという方はとても良い選択肢だと思います。

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