MOTU M2 レビュー|オーディオマニア目線で聴き専レビューしてみると?

こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。

今回は最近ガジェット界隈、とくにおしゃれなデスク界隈でみかける大人気オーディオインターフェイス「MOTU M2」をレビューします。

今回はメーカーさんからレビューの依頼をいただきました。

個人的に気になっていた製品だったんで、ありがたいですね!

オーディオインターフェイスなので、普段レビューしているDACとはちょっと違って、音の出力だけでなく、マイクとかでパソコンに音を入力することもできるんですよね。要は楽曲制作や配信向けという感じです。

僕は楽曲制作はしないので、オーディオマニアとして音質の良さを中心に、全体的な使いやすさ、マイク入力の音質の良さ、を中心にレビューしていきます。

ぜひ最後までご覧くださいませ。

総合評価

4.5/5

MOTU M2

  • 聴き専でも十分な実力
  • 味付けが少なく、本来の音を把握しやすい
  • マイクなど入力側の音質がかなり良い
  • スタイリッシュな見た目
  • ディスプレイでテンションが上がる
  • 性能に対して価格はそれほど高くない
  • DACアンプとしてのみ使うなら他にも選択肢はある
  • 味付けが少なくて音楽をしっとりと聴けない

4.2

音質

4.5

入力音質

4.0

拡張性

4.5

利便性

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

2021年11月からYouTubeのレビューも始めました!

MOTU M2 概要

それではMOTU M2をレビューしていきましょう。

まず、このMOTUというメーカーを簡単に紹介しようと思うのですが、正式名称はMark of the Unicornといいます。その名の通り、メーカーロゴにユニコーンがあしらわれています。

1980年にアメリカに設立され、オーディオインターフェイスやMIDIデバイスなど、プロフェッショナル向けの高品質な音楽制作機器を提供しているのですが、どちらかというと楽曲制作者向けのメーカーなので、オーディオ好きの方には聴き馴染みがない人も少なくないかと思います。

このMOTU M2が発売してから人気が爆発しましたね!

そして、このMOTU M2がなぜ人気の理由ですが、

  • オーディオインターフェイスなのにオーディオグレードとして使えるほどの音質の良さ
  • 楽曲制作やライブ配信、コンデンサーマイクを使ったテレワーク用途
  • スタイリッシュなデザイン
  • 約3万と高機能なオーディオインターフェイスとしてはお手頃な価格

これらのバランスが非常に良くできていて、DACやオーディオインターフェイスの入門機として、非常におすすめしやすいからです。

MOTU M2 スペック

項目MOTU M2
入力端子XLR/TRS コンボ入力 x 2
出力端子TRS バランス出力 x 2,RCA ×2,ヘッドフォン出力 x 1
接続端子USB-C
DACESS Sabre32 Ultra DAC
AD/DAコンバーター24bit/192kHz
ループバック機能あり
ファンタム電源(48V)対応
電源USBバスパワード駆動
対応OSWindows, macOS,iOS
付属品USBケーブル, 電源ケーブル, 取扱説明書

MOTU M2 外観・付属品

MOTU M2のパッケージはこちら

THE・オーディオインターフェイスって感じのデザインでかっこいいですね!

開封してみるとこんな感じ。

上蓋の裏側に説明が書いてます。英語だからわからん。Mac or Windows での使用前の設定と確認事項が明記されていますが、内容自体は公式動画で把握できます。

付属品一覧
  1. USB-C / Aケーブル
  2. マニュアル

USBケーブルはちょっと短めなので、デスクで好きな配置をさせたい場合は、もう少し長めのタイプを購入したほうが良いかもしれませんね。

本体はめちゃくちゃスタイリッシュ!いままでレビューしてるDACと比べると、デザイン性はめちゃくちゃ良いですね。

ガジェット感があるというか、コックピット感があるというか、男心をくすぐる感じがあります。

前面にはXLR / TRSコンボ入力 が2つ搭載。ここにマイクとか楽器とかをつなげて音を入力する感じですね。

ファンタム電源もついているので、コンデンサーマイクをつないでそのまま入力なんてこともできます。

僕が使っている環境だと、ゼンハイザーのMKE600とか、SHURE MV7とかも駆動させつつ、音の入力ができますね。

右側には6.3mmのヘッドホン端子が備わっています。出力値の記載はスペック上ではないですね。

中央にはディスプレイが備わっていて、ここから左右の入力値を確認したりできます。

ボリュームノブは金属系の素材を採用していて、とても高級感がありますね。

背面には電源スイッチ、MIDI端子、USB-C端子、そして出力にRCA端子とTRSライン出力端子が備わっています。

このRCA端子やTRS端子でアクティブスピーカーにつないだりできますね。

USB 3カメラアダプタを使えば、iPhoneでも使えます。

Lightningメス側で充電をしながら、USB-AにMOTU M2をつないで、Lightning端子オス側にiPhoneを繋げば、iPhoneの音源を聴いたり、iPhoneにMOTU M2で入力している音源を収録できたりもできます。

MOTU M2 レビュー

音質|思ったよりいいぞ

MOTU M2の音質ですが、思ったより良いですね。

視聴環境はTAGO STUDIOやHD 599SEを使いました。

オーディオインターフェイスだから、ヘッドホン出力にはそこまでこだわっていないかな? と思いましたが、良い意味で予想を裏切られましたね。

音の特徴は次のとおりです。

音の特長

4.2

音質

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
  • 音質:まさにモニタリング用途向けの高解像度サウンドで、レンジも意外と広くて、低域から高域までしっかりと鳴らせていますね。同価格帯のDACと比較しても不足感のない実力のように感じます。
  • 音場:広くもなく狭くもなくといったところですが、定位感はさすがの良さ。どの位置からどの距離感で鳴らしているかをとても把握しやすいです。
  • 傾向:THE・モニターサウンドといった感じで、味付けがとても少なく、良くも悪くも収録されている音を分析的に聴けますね。ただ、どちらかというと少し音に丸みがあって、モニターでありつつも柔らかく、長時間の試聴でも疲れにくいように感じました。

得意なジャンルも苦手なジャンルもないといった感じで、収録された環境をありのままに引き出そうとするような音作りですね。

Macbook Airの直差しと比べると、解像度感やドライブ力が結構良くなるように感じましたね。

味付けが本当に少ないので、動画編集時に正しい音でモニタリングができるので、ゲインの調整もしやすいですね。

ただ、本当にヘッドホン端子のみで問題ないという方であれば、ポケットサイズのドングル型DACを選んだ方がコスパは高いと思いますが、

オーディオ的な伸びやかさや響きの良さなどの“味付け“が欲しい方には向いていませんが、バンドサウンドとかエレクトロ系のサウンドとか、楽曲のアンサンブルをそのままに楽しみたいならおすすめです。

T3-01との相性もめちゃくちゃ良くて、ナチュラルなモニターサウンドはそのままに、より分析的になって一音一音をより把握しやすくなりましたね。やはりモニター同士の相性は良いですね。

バランス接続にこだわらなければ十分な実力です。

アクティブスピーカーに繋ぐと?

次にアクティブスピーカーのAudioengine A2+に繋いでみました。

こちらはUSB接続時とMOTU M2接続時とで聴き比べてみました。

USB接続時は良い意味でも悪い意味でも少し味付けがあって、柔らかくて響きの良いサウンドのように感じますね。

MOTU M2経由で聴くと、解像度感は少し上がったように感じます。音の輪郭がクッキリとして、低音に締りが生まれましたね。

音はかなりモニター寄りになって、一音一音の分析がしやすく鳴ったような感覚です。

MOTU M2を使って音質アップをさせるというより、MOTU M2側でボリュームコントロールができるようになったことの方がメリットのように感じましたね。

ディスプレイのメーターでテンションが上がる

意外に良いと思ったのが、このディスプレイのメーター。

音楽に合わせてメーターが動くので、見ていると「ちゃんと音楽を聴いてる感」が湧いてきて、なんかテンションが上がるんですよね。

このようなメーターは普通の据え置きDACアンプでは搭載していないので、こちらもオーディオインターフェイスならではですね。

見た目もオシャレですし、ディスプレイもオシャレですし、見ているだけで所有欲を満たしてくれるというか、気分を上げてくれます。

だからこそ、おしゃんなガジェット界隈からも人気があるんでしょうね。

マイクを繋げてみると?

せっかくなので入力側も検証してみましょう

今回はマイクの検証ということで、SHURE MV7を使って、「USB接続時」と「MOTU M2を使ったXLR接続」で聴き比べてみました。

2パターン録音してみたので聴いてみてください。

USB接続時

MOTU M2接続時

USB接続時と比べると、音像がビシッと定まっていて、モコモコとした感じが少ないですね。

オーディオインターフェイスはそこまで多くの機種を検証したことはないですが、感覚的にかなり入力音質が良い気がします。

僕が信頼をおいてる「弾き語りLABO」という制作者向けのブログの人も、かなり音質は良いと言っていたので間違いないはず。

ダミーヘッドでも検証

あとは普段使っているダミーヘッドを使って、音源の入力もしてみました。

カメラのXLRで入力したパターンと、MOTU M2で入力したパターンを2つ録ってみた。こちらはYouTubeで聴いてみてくださいください。

カメラ直入力時と比べると、奥底にある解像度のモッサリとした感覚が薄れて、輪郭がパキッととしていることがわかります。

いまオーディオインターフェイスは15万くらいのガチ機を使ってますが、正直MOTU M2でも良かったかもしれない……。

それくらい入力音質も良いですね。

MOTU M2 まとめ

総合評価

4.5/5

MOTU M2

  • 聴き専でも十分な実力
  • 味付けが少なく、本来の音を把握しやすい
  • マイクなど入力側の音質がかなり良い
  • スタイリッシュな見た目
  • ディスプレイでテンションが上がる
  • 性能に対して価格はそれほど高くない
  • DACアンプとしてのみ使うなら他にも選択肢はある
  • 味付けが少なくて音楽をしっとりと聴けない

4.2

音質

4.5

入力音質

4.0

拡張性

4.5

利便性

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
フラット
高音寄り
こんな人におすすめ
  • デスクでスタイリッシュに使えるDACアンプを探している
  • 正確にモニタリングできるアンプが欲しい
  • 楽曲製作や配信で使える入力音質の良いオーディオインターフェイスを探している

聴き専だけだとコスパは普通ですが、マイクでの通話や録音、ライブ配信など、少しでもアウトプットに使う方であれば、めちゃくちゃコスパは良いと思います。

僕の環境ではサブデスクで動画の編集をしているので、そっちにMOTU M2を置いてヘッドホンでモニタリングしつつ、疲れたらスピーカーでモニタリングして、ナレーションはMV7を使ってMOTU M2に入力してってことができますね。

「ヘッドホン」「スピーカー」「マイク」それぞれの音を入出力できて、一つのデバイスで一元管理ができるのがとても良いですね。

音質も良いですし、価格もこれだけ高機能で約3万ですし。そら人気でるわ。

動画版はこちら

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