【レビュー】Aeropex|軽やかすぎる装着感!骨伝導イヤホンの最高峰!

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みなさん骨伝導イヤホンって使ったことありますか?

骨伝導イヤホンとは耳を介さず骨を震わせて、脳に直接音声を届ける仕組みのイヤホンです。

難聴者の方でも骨伝導イヤホンであれば音を感じることができたり、最近ではスポーツ用やサイクリング用としても用いられます。

今回は骨伝導イヤホンの中でも特に大人気のヒット商品、AfterShokz(アフターショックス)より「Aeropex(エアロペクス)」をご紹介します!

Aeropexの特徴
  • 26gと超軽量設計の骨伝導イヤホン
  • スポーツをしても外れない快適な装着感
  • IP67相当の高い防水防塵性能

AMAZONでも4000レビュー以上獲得で星4.5以上!VGP2020でも金賞を受賞しており、骨伝導イヤホンといえば「Aeropex」といっても過言ではない絶対的な地位を確立しつつあります。

ではこちらのAeropexを早速レビューしていきましょう!

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

AfterShokz Aeropex レビュー

総合評価z

4.5/5

Aeropex

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC01485.jpg
  • 耳を塞がないので閉塞感がない
  • 軽くて安定した装着感
  • 高い防水防塵性能(IP67)
  • 骨伝導にしては音が良い
  • マルチポイント対応
  • 充電ケーブルが独自のマグネット式で互換性がない

3.5

高音

3.4

中音

3.2

低音

3.4

解像度

5.0

装着感

4.8

利便性

Bluetooth5.0最大再生時間本体8時間
コーデックSBC充電時間約2時間
ドライバー骨伝導充電端子独自規格
専用アプリ防水IP67
ノイズキャンセリング質量26g
外音取り込み保証1年
マルチポイント公式サイトこちら

スペック一覧

スペック一覧Aeropex
Bluetooth
/チップ
5.0/
Realtek8763VHC
コーデックSBC
防水規格IP67
駆動方式骨伝導
質量26g
再生時間最大8時間
充電時間約2時間
充電端子独自充電ポート
Aftershokzより引用

カラーバリエーションは4色

コズミックブラック
コズミックブラック
ブルーエクリプス
ブルーエクリプス
ルナグレー
ルナグレー
ソーラーレッド
ソーラーレッド

Aeropexのカラーバリエーションは「コズミックブラック」「ブルーエクリプス」「ルナグレー」「ソーラーレッド」の4色展開です。

今回は「ルナグレー」をメーカーより提供いただいています。

「ルナグレー」って名称が絶妙にエモいですね。好き。

付属品:充電ケーブル、ポーチ、耳栓

付属品一覧
  1. マグネット充電ケーブル ×2
  2. シリコン製のキャリングポーチ
  3. イヤープラグ(耳栓)
  4. ユーザガイド
  5. 保証書(2年保証)

充電ケーブルは独自のマグネット式

充電ケーブルは独自のマグネット式

USBケーブルは独自のマグネット式を採用。

充電端子は独自のマグネット式を採用

USB Type Cであれば互換性が良くて使いやすかったのですが、軽量と防水防塵設計のためにこの仕様か最適だったのでしょう。

充電ケーブルは2本付属

充電ケーブルが断線して使えなくなると代替え機がなくなるため不便に感じますが、対策として予備でもう1本付属しており安心です。

シリコン製のキャリングポーチもついているので、バッグに入れても本体に傷がつかず安心して持ち運べます。

耳栓が同梱している理由は、骨伝導イヤホンでも外音をシャットアウトとして音楽を楽しむためです。

骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、周りがうるさい環境で使うと環境音が入ってきすぎてしまい音声がほとんど聞こえなくなってしまいます。

耳栓と骨伝導イヤホンを併用すれば、耳を密閉した状態でも骨に直接音声を届けるので、骨伝導イヤホンながらも遮音した状態で音楽を聴くことができます。

しかし、音がこもったように聞こえるためご注意ください。

本体の再生時間:8時間

Aeropexの最大再生時間は8時間です。

他のネックバンド式ワイヤレスイヤホンと比較すると、最近のモデルは15時間以上再生できるものも多いため短く感じます。

しかし、他社の骨伝導イヤホンで比べると5~6時間程しか再生できないモデルが多いため、骨伝導イヤホンとしては8時間再生は長めかと。

本体:超軽量26g!

Aeropexのイヤホン本体は26gと超軽量設計!

26gと言われてもあまりしっくりこないと思いますが、この大きさで単3電池約1個分くらいの重さです。めっちゃ軽くないですか!?

この軽量設計のおかげで耳に装着しても痛みを感じにくく、走ってもズレない安定した装着感を得られます。

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操作方法の特徴

マルチボタン
マルチボタン
音量・電源ボタン
音量・電源ボタン

上記のボタンで操作ができます。

操作方法一覧

▽音楽再生

  • 再生/停止 → マルチボタンを1回押す
  • 曲送り → マルチボタンを2回押す
  • 曲戻し → マルチボタンを3回押す
  • 音量調整 → 音楽再生時に音量+ or -ボタンを押す
  • イコライザー変更 → 音楽再生時に音量+,-ボタンを3秒間長押し

▽通話

  • 電話を受ける → マルチボタンを1回押す
  • 着信拒否 → マルチボタンを2秒間長押し
  • 通話終了 → マルチボタンを1回押す
  • 音声ダイヤル → マルチボタンを2秒間長押し
  • 最後に発信した番号にリダイヤル→音楽停止中に2秒間長押し

▽その他

  • 電源オン → 音量+ボタンを2秒間長押し
  • 電源オフ → 音量+ボタンを3秒間長押し
  • バッテリー残量確認 → 音楽停止時に音量+ or -ボタンを押す
  • ミュート → 通話時に音量+,-ボタンを2秒間長押し

イコライザーは2種類あり、特に〜モードという説明はありませんが、切り替えてみると「音声のみ聴き取りやすい」モードと「高音と低音の量感が増え、音楽をダイナミックに楽しめる」モードの2種類があります。

ペアリング:電源ボタンを5秒間長押しでペアリングモード

+ボタンを長押し
STEP
電源ボタンを5秒間長押しすると、LEDランプが青と赤に点滅する
STEP
「設定」→「Bluetoothを開く」
iPhoneホーム画面より、「設定」→「Bluetooth」と洗濯
STEP
「Aeropex by AfterShokz」をタップする

ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降は電源を入れるだけで自動的に接続されます。

装着感:とにかく軽い!安定するし痛くない!

装着感

Aeropexは骨伝導イヤホンのため耳には直接挿入せず、こめかみ部分に振動部を当て骨を揺らし、脳に直接音を届けます。とにかく着け心地が軽くて側圧もキツすぎず弱すぎず、耳が痛くならない絶妙な締め付け具合です。

こめかみにホールドさせる装着方法のため、メガネやマスクと干渉しそうな印象を受けるかと思いますが全然そんなことはありません。僕は常時メガネを着用しているのですが、Aeropexを2時間−3時間装着したままでも落ちたりズレたりする心配が一切ありませんでした。

音楽を鳴らすと、こめかみ部分が「ぶるっ」と震えるため、若干こそばゆい感覚になりますが、慣れると気にならなくなります。

ジョギングをしても汗で滑ったり、走った時の反動でこめかみの位置からズレることもなく、非常に安定した装着感です。Aeropexがあれば、イヤホンを着けていることを忘れBGM感覚で音楽に浸ることができます。

音質:骨伝導なのにこんなに音良いの…!?

高音
中音
低音

骨伝導イヤホンの音質は耳を介さずに骨に振動を伝えるため、正確でクリアな音を伝えることが困難な構造になっています。しかし、Aeropexは骨伝導で聴いているとは思えないクリアな音を伝えてくれます。

音の傾向は中域が聴き取りやすくフラットに近いサウンド。低域もスカスカにならない程度で、音の土台を固めてくれるような鳴らし方です。ただし、重低音が出るわけではないので、ヒップホップやEDMをガンガンでノリ良く聴きたい方にはおすすめできません。

一部の骨伝導イヤホンは、耳元にiPhoneのスピーカーを近づけて聴いているような「シャカシャカ」とした耳障りな鳴らし方ですが、Aeropexは耳の近くにBluetoothスピーカーを置いているような豊かさも保った音です。

スポーツ向けとしてだけでなく、BGM感覚で聴く「ながら聴きイヤホン」としてもおすすめです。

ジョギングをしても耳内が蒸れず、安定して聴こえる

耳を完全に密閉するカナル型のワイヤレスイヤホンでジョギングをすると、走った時の反動でガサゴソとした音が耳内に響き、不快に感じることがあります。また、カナル型のイヤホンを使っていると、走っている時も耳内が密閉されるため、汗で蒸れて痒くなってきます。

Aeropexであれば「ガサゴソ音」が耳内で響かず、ジョギングをしながらでも走った時の反動に左右されずに安定した音を伝えてくれます。また、耳を塞がないため耳内が蒸れることなく解放的!「ベスト・オブ・ジョギングイヤホン」です!

自転車で乗りながら聴いてもいいの?

骨伝導イヤホンを装着しながらの自転車の走行は、都道府県によって違反になる場合とならない場合があります。「基本的にはOKだけど、外の音が聴こえる程度の音量にしておきましょう」という場合が多いようです。詳しくは下記リンクをご参照ください。

マルチポイントにも対応!2つの機器に同時接続できる!

Aeropexは2台の端末(スマホやパソコン)に同時に接続できる「マルチポイント」に対応しています。

例えば、ビジネス用と個人用のスマホを2台を使っている場合にマルチポイントで接続をしておけば、個人用のスマホで音楽を聴いている時に、会社用のスマホから着信からあれば、自動的に会社用のスマホに切り替わり、応答や音声通話ができます。

パソコン接続でも上記と同じようなことができるため、昨今のテレワーク事情にも最適な機能が「マルチポイント」には備わっています。

マルチポイントについては下記の記事で詳しく解説しています。

IP67相当の高い防水防塵性

AeropexはIP67という「完全防塵」で、「30分間の水没に耐えられる防水性能」を備えたイヤホンです。砂浜でのジョギングや汗や雨で濡れても安心です!

試しに装着したままお風呂に入ってみましたが、壊れることもなく問題ありませんでした。泡がつくと故障してしまうかもしれませんので、シャワー時は使わず、湯船につかっている間だけ使用することをおすすめします。

水分を感知するセンサーを搭載しており、充電ポートに汗や水が溜まっている場合はアラームで通知してくれます。

音漏れ:電車の中では使えない

Aeropexの音漏れについては、骨伝導イヤホンとしては抑えられてはいますが、電車の中で音楽が聴こえる音量まで上げると、周りに「シャカシャカ」とした音が盛大に漏れてしまいます。

付属の耳栓を使いながらであれば、ある程度音量を下げて音漏れがしないように聴くことができますが、かなりこもった音になるため、電車で使うこと自体おすすめしません。

あくまでスポーツやBGM用として割り切った方が良いでしょう。

通話品質はふつう

マイク性能

Aeropexのマイク性能は特にかもなく不可もなく普通です。声の帯域が聴き取りやすく、周りの雑音が混入しにくいため通話用としては使いやすいです。

音途切れは一切なし

接続安定性

Aeropexを着けて何度か走ったり、買い物にいったりもしてみましたが、音途切れは一度もありませんでした。完全ワイヤレスイヤホンとは違い、左右一体型のイヤホンのため安定した接続性です。

遅延は少なめ

遅延の少なさ

Aeropexは遅延の多いコーデック「SBC」しか対応していませんが、iPhone Xで動画を視聴してみても、そこまで口元と音声のズレを感じず、違和感のない視聴ができました。

ズレていないこともないので、タイミングがシビアな音ゲーやアクション映画などには向かないです。

AfterShokz Aeropex レビュー

総合評価

4.5/5

Aeropex

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC01473.jpg
  • 耳を塞がないので閉塞感がない
  • 軽くて安定した装着感
  • 高い防水防塵性能(IP67)
  • 骨伝導にしては音が良い
  • マルチポイント対応
  • 充電ケーブルが独自のマグネット式で互換性がない

3.5

高音

3.4

中音

3.2

低音

3.4

解像度

5.0

装着感

4.8

利便性

AfterShokz Aeropex はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 音楽を聴きたいけど耳をふさぐのが苦手
  • BGM感覚で聴ける「ながら聴き」イヤホンが欲しい
  • ジョギング中に使うイヤホンが欲しい!
  • サイクリング時に使えるイヤホンがほしい(使えるかどうかは都道府県によりけり)

Aeropexはジョギングやサイクリングなど、スポーツにとにかく最適!軽やかな装着感で音質もよく、骨伝導イヤホンの最高峰とも呼べる製品です!

これからジムに通おうか迷ってたり、サイクリング中に音楽を聴きたい方、スポーツには使わなくても耳を塞がずBGM感覚で音楽を聴きたい方におすすめです!

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