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今回はHUAWEIより、1万円以下で買える最新エントリーワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX」を紹介します。

- HUAWEIのエントリーモデルとして初めてLDACに対応、Hi-Res Audio Wireless認証を取得
- 最大52dBのマルチモードノイズキャンセリング(3モード)+アウェアネスモード
- イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで最大80時間(ANC OFF時)のロングバッテリー。1日5時間なら約2週間充電いらず
- 10mmダイナミックドライバーで豊かでパワフルなサウンド
- iOS・Android・Windowsなど異なるOSのデバイス2台に同時接続できるマルチポイント対応、Bluetooth 6.0
- 片耳約4.3gの軽量設計、IP55の防塵・防水
- HUAWEI Audio Connectアプリで10バンドのイコライザー調整やジェスチャー操作の変更が可能
- 半透明の蓋とマットな質感の充電ケース。カラーはブラック/ホワイト/ブルーの3色
- 価格は8,580円(税込)。オンライン限定
前作の「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」は1万円以下としてはなかなかの実力でしたが、マルチポイント非対応、コーデックはSBC/AACのみ、と価格なりに削られている部分もあったんですよね。
今回のHUAWEI FreeBuds SE 5 MAXはマルチポイントやLDACに対応するだけでなく、同価格帯最強クラスをうたう最大52dBのノイズキャンセリング、業界最高水準というケース込み最大80時間のロングバッテリー、連続タップでの音量調整にも対応しています。
それでいて価格は8,580円ですから、価格を考えればかなり機能性は高そうです。
今回は華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)様より紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力なのか、前作のSE 4 ANCとの違いも含めて検証していきましょう。
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HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX 外観・付属品
それではHUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
パッケージはHUAWEIらしい白基調のシンプルなデザイン。

開封するとこんな感じ。

付属品

- イヤーピース(S/M/L)
- クイックスタートガイド
- 保証書
充電用のUSB-Cケーブルは付属していないのでご注意ください。イヤーピースは3サイズ入っています(Mサイズは本体に装着済み)。
充電ケース・本体|半透明の蓋がかわいい
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの充電ケースは、前作と同じく角の丸い四角形。ただ、今回は蓋の部分が半透明になっていて、閉じたままでも中のイヤホンがうっすら透けて見えます。

質感もツヤありからマットな仕上げに変わりました。前作は光沢があって指紋が目立ちやすかったんですけど、今回はサラッとしていて指紋がほとんど目立ちません。良き進化。
今回お借りしたのはブルー。パステル寄りの淡いブルーで、半透明の蓋と合わせるとかわいらしい見た目。カラーはこのブルーのほか、ブラックとホワイトの3色展開となっています。ホワイトが11月7日、ブルーとブラックは少し遅れて11月20日の発売予定です。
側面から見るとこんな感じ。厚みもそこまでなく、胸ポケットにも収まる大きさ。

充電端子はUSB Type Cに対応。

ワイヤレス充電には対応していません。ここが対応していれば素晴らしかったのですけどね……。価格を考えれば仕方ないか。
充電ケースを開けるとこんな感じ。

本体は前作と同じく、至ってシンプルなショートスティック型。ケースと同じマットな仕上げで、耳につけたときに変に目立ちません。

タッチポイントも少し凹んでくれているおかげでわかりやすいです。
横から見たらこんな感じ。

内側にはL/Rの表記あり。

ノズルはHUAWEIおなじみの短い楕円形。他社のイヤーピースとの互換性はないと考えた方が良いでしょう。

最後に重さですが、本体片耳の重量は約4.3g。前作と同じ軽さです。


HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX スペック
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXとHUAWEI FreeBuds SE 4 ANCの違い
前作のHUAWEI FreeBuds SE 4 ANCと並べるとこんな感じ。
| 製品名 | HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX![]() | HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC![]() |
| ドライバー | 10mm ダイナミック | 10mm ダイナミック |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
| コーデック | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC |
| ハイレゾ | ◯(Hi-Res Audio Wireless) | – |
| 再生時間 ※ANC ON時 | 本体:7時間 ケース込:57時間 | 本体:7時間 ケース込:35時間 |
| 再生時間 ※ANC OFF時 | 本体:10時間 ケース込:80時間 | 本体:10時間 ケース込:50時間 |
| ノイズキャンセリング | マルチモードANC 最大52dB | マルチモードANC 最大50dB |
| 外音取り込み | ◯ | ◯ |
| マルチポイント | ◯(最大2台) | – |
| イコライザー | 10バンド | 10バンド |
| 充電端子 | Type C | Type C |
| 防水 | IP55 | IP54 |
| 重量(片耳) | 約4.3g | 約4.3g |
| アプリ | HUAWEI Audio Connect | HUAWEI AI Life |
| 価格(税込) | 8,580円 | 6,580円 |
前作から変わったところをまとめると以下のとおり。
- LDAC対応でハイレゾ相当の音質に(SE 4 ANCはSBC/AACのみ)
- マルチポイント対応(2台同時接続。SE 4 ANCは非対応)
- ケース込みの再生時間が50時間→80時間に(ANC ON時も35時間→57時間)。メーカーいわく業界最高水準のロングバッテリーで、1日5時間の使用なら最大2週間充電いらず
- ノイズキャンセリングが最大50dB→52dB
- Bluetooth 5.4→6.0、IP54→IP55
- 半透明の蓋+マットな質感のケースに
価格は2,000円上がっていますが、前作のレビューで気になる点に挙げたマルチポイント非対応と高音質コーデック非対応がどちらも解消されているので、2,000円以上の価値があると感じています。
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX レビュー
装着感|軽さも安定感も前作同様に良好。
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの装着感は、前作と同じくとても良いです。
実際に装着してみるとこんな感じ。

前から見た図。

片耳4.3gと軽く、一般的な形状でありつつも耳の中にしっかり固定されて、密閉感も高め。首を振ってもズレる気配はありません。
ノズルが短いので耳の奥まで入れる感覚はなく、圧迫感は少なめ。2〜3時間つけっぱなしでも痛くならなかったですね。
スポーツ用途には少し心もとないですが、通勤・通学くらいであれば全然問題なし。
ちなみに装着したら音楽の再生が自動で始まる自動装着検出機能は、前作同様に備わっていません。ここも欲を言えば欲しかったですが、この価格帯でついているものはなかなかないですね。
| 装着感 | (4.6) |
音質|LDAC対応でさらに高解像度に
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの音質についてですが、前作のマイルドで聴きやすい音はそのままに、低音の厚みと高域の細かさが少し向上して、全体的に引き締まり感とレンジが広がったような感覚です。
今作のトピックのひとつが「ハイレゾオーディオ新たに搭載」。HUAWEIのエントリーモデルとしては初めてLDACに対応していて、Hi-Res Audio Wireless認証も取得。最大990kbpsで伝送できるので、AACの約3倍の情報量で音源の細かい情報まで届けてくれます。

- スマホ:iPhone 17 Pro(AAC)/Xpria 1Ⅵ(LDAC 990kbps)
- アプリ:Apple Music
- イヤーピース:付属Mサイズ
- イコライザー:デフォルト
- エージング:20時間ほど
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの音の特長は次のとおりです。
3.9
高音
4.0
中音
3.9
低音
音の傾向
音の傾向は少し中低域寄り。前作と同じく柔らかくて聴き疲れしにくいHUAWEIらしい音ですが、低音と高域の押し出しが少し強くなって元気さも加わりましたね。
モッサリした感じはなく、音のつながりも滑らか。量感をきっちり出したうえで聴き心地を保っている感じです。
音場
音場は同価格帯のモデルとしては少し広め。低域に奥行き側への広がる立体感がありますね。
前作と大きくは変わりませんが、LDACで聴くと奥行きが少し見えやすくなりました。
高音
高音は粒立ちが良くて、刺さらずにマイルドに聴けるタイプ。
シンバルやハイハットの細かい音が、AACだと少し丸まって聴こえるところを、LDACに切り替えるとカリッとした解像度感を持つようになりましたね。
iPhoneのAAC接続でも前作より少しクリアに感じました。
中音
ボーカルは近すぎず、かといって埋もれず、男性・女性ボーカル問わずにクリアな歌声。楽器隊とギリギリ混ざらない距離感。
ギターやピアノの質感描写は価格なりで、高い解像度まで求めると上位モデルには届きませんが、この価格でここまで出れば十分かと。
低音
低音は前作よ理も少し量が増えていて、キックのベースラインの迫力が増えつつ、輪郭もLDACで聴くとさらにハッキリしました。少しタイトになったって感じですかね。
といってもブーミーな感じは全然なく、中高域とのバランスがとられていて、ボーカルがかき消されることはありません。
おすすめのジャンル
おすすめのジャンルはポップス、シティポップ、ロックあたり。前作では少し厳しかったEDMやヒップホップも、低音が増えたぶん、少しノリよく楽しく聴けるようになりました。
ジャズやアコースティックのような音数の少ない曲は、LDACで聴くと余韻の伸びがよく分かるのでおすすめです。
イコライザーは10バンドのカスタムに対応
イコライザーはHUAWEI Audio Connectアプリから設定できます。ジャンル別・シーン別のプリセット(Multi-EQ)のほか、10バンドのカスタムイコライザーが使えます。

プリセットはどれも音の軸を崩さず、ほどよく調整してくれるので使いやすいです。低音が多めに感じる方は高音を強調するプリセットを試してみると良いかと。
カスタムイコライザーは60Hz〜16kHzの10バンドを上下に動かすだけで作れるので、なんとなくで好みの音に持っていけます。
ノイズキャンセリング|前作より一段静かになった
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXのノイズキャンセリングは最大52dB。メーカーは「同価格帯最強ノイズキャンセリング」とうたっていて、同価格帯の製品と比べても高性能なノイズキャンセリングを実現しているとのこと。前作の50dBから数字上は2dBのアップですが、実際に使ってみると人の声まわりの静かさが前作より増しているように感じました。
実際に電車で試しましたが、走行音のゴーという低い音は強めに消えて、車内アナウンスがぼんやり聞こえる程度。
またこの価格帯のワイヤレスイヤホンとしては中高域帯の遮音性も高く、エアコンの動作音やタイピング音、ページをめくる音、食器が当たる音などもなかなかにカットしてくれます。
同価格帯だと低域側だけを強くカットするものが多い中、高域側の遮音性が高いのは前作からの強みですね。
ノイズキャンセリングはアプリから3つのモードを切り替えられます。地下鉄やバスのような騒がしい環境では機械音や周囲の会話を、図書館やオフィスのような静かな場所ではエアコンの動作音やページをめくる音を抑えてくれるので、シーンに合わせて使い分けると良いかと。
ONにした直後の耳への圧迫感も少なめで、長時間つけていても疲れにくいのも良いですね。
| ノイズキャンセリング | (4.4) |
外音取り込み|レジでの会話くらいなら
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの外音取り込み(アウェアネスモード)は、価格相応といったところ。音楽を止めていれば周りの声は聞き取れますが、自分の声はモゴモゴとこもる感覚が残っています。
ながら聴き用途だと少し厳しく、コンビニでのお会計や駅のアナウンスを聞くときにワンポイントで使う程度にはなると思います。
| 外音取り込み | (3.7) |
操作性|連続タップで音量調整ができるように
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXはタップ・長押しのタッチ操作に対応していて、スマホを取り出さずに音楽の再生や通話の操作ができる「スマート操作体験」がうたわれています。操作方法一覧は次のとおりです。

| 項目 | 操作方法(デフォルト) |
|---|---|
| 再生 / 停止 | L or R 側をダブルタップ |
| 曲送り | R 側をトリプルタップ |
| 曲戻し | L 側をトリプルタップ |
| 音量を上げる | R 側を5回タップし続ける |
| 音量を下げる | L 側を5回タップし続ける |
| 電話を受ける / 切る | 着信中に L or R 側をダブルタップ |
| ノイズコントロールの切り替え | L or R 側を長押し |
| 音声アシスタント | アプリで割り当て可能 |
| ペアリングモードへの移行 | ケースのボタンを長押し |
前作は音量調整が長押しにしか割り当てられず、ノイズコントロールの切り替えとどちらかを選ばないといけなかったんですよね。
今回は試験的な機能として「5回タップ」をし続けると、継続的に音量調整ができるようになりました。
スワイプ操作のようにスムーズにできるわけではありませんが、前作と違って実質割り振れるようになりましたので、コレはありがたい進化です。
タッチの感度も良好で、タップの反応漏れはほぼなし。ジェスチャーの割り当てはアプリから変更できます。
アプリについて
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXはHUAWEI Audio Connectアプリに対応しています。iOS/Androidどちらも使えます。

アプリでできることは次のとおりです。
- バッテリー残量の確認
→左右のイヤホンとケースそれぞれ - マルチポイントの設定
→接続デバイスの確認・切り替え - ノイズコントロール
→ノイズキャンセリング(3モード)、OFF、アウェアネスモードの切り替え - イコライザー設定
→プリセット(Multi-EQ)/10バンドのカスタムイコライザー - ジェスチャーコントロールの設定
→タップ・長押しの割り当て変更 - イヤーチップフィットテスト
- イヤホンの検索
→左右のイヤホンから音を鳴らす - クイックスタートガイド
- ファームウェアの更新
前作はHUAWEI AI Lifeアプリでしたが、今回はHUAWEI Audio Connectに変わっています。できることは一通り揃っていて、イヤーチップのフィットテストまで入っているのはこの価格だとありがたいですね。
マルチポイント|ついに対応
前作のレビューで一番気になる点に挙げたのがマルチポイント非対応でしたが、今回はついに対応。iOS/Android/Windowsなど異なるOSのデバイスを最大2台まで同時接続できます。
あらかじめ2台に接続しておけば、ケースから出すだけで2台とも自動でつながります。スマホで音楽を聴いていてPCで動画を再生すると、後から鳴らした方に切り替わる挙動でした。
ただしマルチポイントとLDACの併用はできません。
音の遅延|動画は問題なし
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXの映像と音声のズレですが、動画を見る分には問題なし。YouTubeやプライムビデオを見ても、ほぼ遅延を感じず視聴できます。
音ゲーもしてみましたが、少しタイミングがズレますね。ゲームモードは搭載していないので、タイミングがシビアなゲームには向いていません。
通話品質|価格を考えればかなり優秀
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
雑音時
無音時
さすがHUAWEI。背景のノイズを抑えつつ、声は浮き彫りにして聞き取りやすくしてくれます。
HUAWEIの1〜2万円クラスほどの通話ノイズリダクションではないですが、1万円以下のワイヤレスイヤホンとしてはかなりの実力。オンライン会議にも普通に使えます。
| 通話品質 | (4.3) |
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX まとめ
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXをまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.8/5
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX

- 8,580円としてはなかなかの音質の良さ
- LDACにも対応
- ケース込みで最大80時間のロングバッテリー
- 高域側まで静かになる強いノイズキャンセリング
- 前作で非対応だったマルチポイントに対応
- 連続タップで音量調整ができるようになった
- 軽く安定した装着感
- ワイヤレス充電は非対応
- 自動装着検出は非搭載
- LDACとマルチポイントの併用はできない
3.9
高音
4.0
中音
3.9
低音
4.7
装着感
4.4
ノイズキャンセリング
3.7
外音取り込み
4.3
マイク性能
4.5
利便性
| Bluetooth | 6.0 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体7時間/ ケース込み57時間 |
| コーデック | SBC, AAC, LDAC | 充電時間 | 要確認 |
| ドライバー | 10mm ダイナミック | 充電端子 | Type C |
| 専用アプリ | ◯ | 防水 | IP55 |
| ノイズキャンセリング | ◯(最大52dB) | 質量 ※片耳/ケース込 | 4.3g / 要確認 |
| 外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
| 自動装着検出 | – | 空間オーディオ | – |
| マルチポイント | ◯ | 保証 | 1年 |
HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXはこんな人におすすめ
- 予算1万円以下でノイズキャンセリングの強いワイヤレスイヤホンを探している
- AndroidスマホユーザーでLDACが使えるイヤホンが欲しい
- 充電の手間をなるべく減らしたい
- スマホとPCの2台でイヤホンを使い回したい
- マイルドで聴きなじみの良い音が好み
前作SE 4 ANCの気になる点だったマルチポイントと高音質コーデックがどちらも解消されて、ノイズキャンセリングとバッテリーまで強化されて1万円以下としてはかなりの実力になったように感じましたね。
基本性能は前作の時点でとても良かったので、大きな弱点であったマルチポイントとLDACが対応しただけでも強いです。
1万円以下で探している方には有力な候補になるかと思います。
以上! HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXのレビューをお送りしました。
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