こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。
オープンイヤー型のAirPods第5世代買ってきました!

- オープンイヤー型なのにアクティブノイズキャンセリングを2モデルとも標準搭載
- ノイズキャンセリング性能はAirPods 4比で最大1.5倍(最大50%多く雑音を除去)
- 新しいマルチポート音響アーキテクチャと次世代のアダプティブイコライゼーションで音質も向上
- 外部音取り込みもより自然に、適応型オーディオ・会話感知にも対応
- ワイヤレス充電ケース付きモデルは軸のスワイプで音量調整が可能
- 防塵・防水はIP54からIP57に強化、ライブ翻訳やヘッドジェスチャーにも対応
- 価格は23,800円(標準)/ 27,800円(ワイヤレス充電ケース付き)
見た目はAirPods 4とほぼ同じなんですけど、中身はけっこう変わってます。
今回はAirPods 5を購入したのですが、間違ってワイヤレス充電非対応の方を買っちゃったんですけど……後々見比べてみたらね……。完全に失敗しました。
4000円の差はありますけどぜったいにワイヤレス充電タイプの方が良いです。
ということで、今回は前作との比較やAirPods Pro 3と比較しながら、AirPods 5がどれほどの実力か検証していきましょう。

AirPods 5 外観・付属品
まずは外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
パッケージは相変わらずシンプル。Appleはこれでいいんですよ。

AirPods 4と同じく非可逆式で、後ろのミシン目をぺりぺりと開いていきます。

付属品

- マニュアル
AirPods 4に引き続き、充電用のUSB-Cケーブルは付属していません。すんごい思い切ってる。
充電ケース・本体
AirPods 5の充電ケースがこちら。安定のデザイン。

AirPods 4と並べてみましたが、正直パッと見では区別がつかないレベルで同じです。

サイズはAirPods 4とほぼ同じ。厚みもそのままです。

充電端子はUSB Type C。

ここで注意なのが、標準モデルの充電ケースはUSB-Cのみで、Qiワイヤレス充電やApple Watch充電器での充電には非対応という点。ケースのスピーカーも省かれています。
今回間違ってワイヤレス充電非対応の方を買っちゃったんだけど、マジで不便!! 個人的には必須の機能だったのに、なぜ間違って買ってしまったのか。
Apple Watch充電器・ケースのスピーカーは、4,000円高い「ワイヤレス充電ケース付き」モデルだけの装備です。「探す」アプリ自体はどちらのモデルでも使えます。
4,000円高くても絶対に上位の方にした方が良い。
充電ケースを開くとこんな感じ。

イヤホン本体の取り出しやすさについてですが、本体の飛び出しが少ないのと、先端が丸いせいで若干取り出しにくいです。

イヤホン本体もAirPods 4とほぼ同じ形状。アンテナ部の長さや先っちょのシュッとした形もそのままですね。


見た目は同じですけど、中身はAirPods Pro 3をベースにした新しいマルチポート音響アーキテクチャに刷新されていて、これがノイキャンと音質の進化につながっているようです。

あとは防塵・防水がIP54からIP57にアップ。ケースもAirPods 4と同じくIP54です。汗をかくスポーツやちょっとした雨なら気にせず使えます。

最後に重さですが、公称値は本体片耳が約4.3g、ケース込みで40.5gです。


AirPods 5、AirPods 4、AirPods Pro 3のスペックを比較
| 商品名 | AirPods 5 ワイヤレス充電ケース付き ![]() | AirPods 5![]() | AirPods 4 ノイキャンモデル ![]() | AirPods Pro 3![]() |
|---|---|---|---|---|
| 発売日 | 2026年9月18日 | 2026年9月18日 | 2024年9月20日 | 2025年9月19日 |
| チップ | H2 | H2 | H2 | H2 |
| Bluetooth | 5.3 | 5.3 | 5.3 | 5.3 |
| コーデック | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC | SBC,AAC |
| 形状 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | カナル型 |
| 音響アーキテクチャ | マルチポート 音響アーキテクチャ | マルチポート 音響アーキテクチャ | – | マルチポート 音響アーキテクチャ |
| 防水 | IP57 ケースはIP54 | IP57 ケースはIP54 | IP54 ケースもIP54 | IP57 ケースもIP57 |
| 再生時間 ※ANC ON時 | 本体5時間/ ケース込み22時間 | 本体4時間/ ケース込み20時間 | 本体4時間/ ケース込み20時間 | 本体8時間/ ケース込み24時間 |
| 急速充電 | 5分充電で約1時間 | 5分充電で約1時間 | 5分充電で約1時間 | 5分充電で約1時間 |
| 充電端子 | Type C Qi Apple Watch用充電器 | Type C | Type C Qi Apple Watch用充電器 | Type C Qi MagSafe Apple Watch用充電器 |
| 充電ケース | スピーカー内蔵 「探す」対応 | 「探す」対応 (スピーカーなし) | スピーカー内蔵 「探す」対応 | スピーカー内蔵 「探す」対応 ストラップループ付き |
| ノイズ キャンセリング | ◯ AirPods 4比 最大1.5倍 | ◯ AirPods 4比 最大1.5倍 | ◯ | ◯ AirPods 5比 最大3倍 |
| 外音取り込み | ◯ 会話感知 | ◯ 会話感知 | ◯ 会話感知 | ◯ 会話感知 |
| 適応型環境音除去 | – | – | – | ◯ |
| 適応型オーディオ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動装着検出 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動デバイス切替 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 空間オーディオ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 操作 | 感圧センサーコントロール スワイプ音量調整 | 感圧センサーコントロール | 感圧センサーコントロール | 感圧センサーコントロール スワイプ音量調整 |
| 心拍数センサー | – | – | – | ◯ |
| 「精確な位置を探す」 (ケースの超広帯域チップ) | – | – | – | ◯ |
| ライブ翻訳 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 価格(税込) | 27,800円 | 23,800円 | 32,800円 (ANC非搭載:23,800円) | 42,800円 |
AirPods 5 / AirPods 4 / AirPods Pro 3 比較レビュー
装着感比較|AirPods 4と同じ、つまり良い
装着感については、AirPods 4とほぼ同じ形状なので当然ながらほぼ同じ。今までのAirPodsシリーズ同様に良好です。
個人的にも装着感だけでいえば、カナル型のAirPods Proよりもオープンイヤー型のAirPods派なんですよね。
実際に装着してみるとこんな感じ。ちなみにAirPods 4と全く一緒なので、AirPods 4の装着画像は割愛させてもらいます。
AirPods 5


AirPods Pro 3はこんな感じです。
AirPods Pro 3


イヤーチップがついているタイプだと耳の奥が痛くなったり痒くなったりするという方も多いかと思いますが、AirPods 5はオープンタイプなので痛みや痒みが少ないですね。
閉塞感も少なく、耳が詰まったような感覚もあまりしません。イヤーカフ型ほどではないですけど。
AirPods Pro 3はAirPods Pro 2と比べてガッシリとした装着感になっているので、長時間だと少し異物感があります。そのぶん耳から落ちにくいんですけどね。
どちらが良いかは人次第。安定感や密閉感を重視したAirPods Pro 3か、開放感を重視したAirPods 5かって感じです。
ボクは装着感だけで言えばAirPods 5の方が好きですね。
音質比較|AirPods 4からややアップ
音質はAirPods 4と近いチューニングながら、低域の輪郭とボーカルの明瞭さがややアップしたような印象です。
音の特徴は次のとおりです。
AirPods 5
4.4
高音
4.4
中音
4.4
低音
音の傾向は今までのAirPodsシリーズらしく全体的に音場が広めで、柔らかく聴き疲れしにくい音作り。
AirPods 4と比べて一番違いを感じたのは低音。AirPods 4は深いところから”面”で鳴らすようなダイナミックさが持ち味でしたが、AirPods 5は同じ量感のまま輪郭がハッキリして、ベースラインやキックの動きが追いやすくなりました。
ボーカルの輪郭もわかりやすくなり、AirPods 4でやや甘めだった解像度感が少し引き締まった感じですね。
高音はAirPods 4同様に煌びやかさを抑えたマイルドな鳴らし方ながらも、少しクリアに伸びるようになった印象を受けます。AirPods Pro 3の方が一音一音の輪郭はクリアで、キレのある高音を出してきます。
「AirPods 5とAirPods Pro 3どちらが良い?」と聞かれると、実力的にはAirPods Pro 3のほうが上かな?とは感じますが、ぶっちゃけ装着感や音の好みの違いくらいのレベルです。
音の細部まで細かく感じ取りたい方や、メリハリのある音が好きな方はAirPods Pro 3。ダイナミックで抜け感のある音で聴きたい方はAirPods 5の方が良いと思います。
AirPods 4から買い替える価値があるかというと、音質だけでいえば微妙。どちらかといえばスワイプ操作の対応や再生時間の増加、ノイキャンのパワーアップがメインかなとは感じました
空間オーディオを比較すると
空間オーディオも比較しましたが、音質評価と同じような印象でしたね。

AirPods Pro 3の方が輪郭がクッキリしていて映画館らしい低音の迫力もあり、AirPods 5の方が広がりが自然でダイナミックって感じ。
AirPods 4と比べると、AirPods 5は低域の輪郭が良くなったぶん、映画の効果音の定位が少しつかみやすくなった印象です。ぶっちゃけそんな変わんないです。
ノイズキャンセリングについて
ノイズキャンセリング性能については、相変わらずオープンイヤー型としては素晴らしい遮音性を持っています。
そしてAirPods 4と比べても確実にパワーアップしているように感じました。
Appleは「AirPods 4比で最大1.5倍(最大50%多く雑音を除去)」と謳っていますが、実際に電車で使ってみると、下から響くような走行音の残り方が明らかに少なくなっています。
カフェで使ってもガヤガヤとした声がAirPods 4と比べてもやや強く抑えられている印象で、音量をそこまで上げなくても音楽や作業に集中できるようになったのは嬉しいです。
さすがにAirPods Pro 3と比べると敵いませんね。AirPods Pro 3は電車の振動音さえ感じなくなるレベルまで低域側をカットしてくれますが、AirPods 5は背景にゴォぉぉぉという音が少し残っています。
周りの音をトコトン遮音したいという方にはAirPods Pro 3をおすすめしますが、耳栓タイプが苦手でオープンイヤー型で極力ノイズキャンセリング性能が高いものが欲しいという方には、AirPods 5が現状の最適解だと思います。オープンイヤー型で独走するレベルの遮音性の高さです。
| ノイズキャンセリング | AirPods 5![]() | AirPods 4 ノイキャンモデル ![]() | AirPods Pro 3![]() |
| 評点 | (4.6) | (4.5) | (4.9) |
外音取り込みについて
AirPods 4の外音取り込みは十分自然でしたが、AirPods 5は4と比べて高域側がよりクリアに聞こえるようになって自然になりました。
AirPods Pro 3と同等の聞こえやすさはあると思います。
AirPods 4とAirPods 5を交互に着け替えると、AirPods 4のほうが少しマイク感が残っていて、AirPods 5の方が声の質感が自然に感じますね。
AirPods Pro 3の「完全に耳で聞いている」レベルには僅かに届かないものの、オープンイヤー型でここまで自然に取り込めるモデルは他にないですね。
| 外音取り込み | AirPods 5![]() | AirPods 4 ノイキャンモデル ![]() | AirPods Pro 3![]() |
| 評点 | (5.0) | (4.9) | (5.0) |
操作性比較|AirPods 5はついに音量調整ができる(上位モデルのみ)
操作はAirPodsシリーズお得意の感圧センサーを搭載しており、本体先端をつまむだけで操作ができます。

この操作方法が個人的にはベストで、ほぼ物理ボタンのような感覚だから誤動作の心配もないですし、タップの振動が頭に響かないから不快感もないんですよ。つまり最高です。
AirPodsの操作方法一覧は次のとおりです。
| 操作方法(デフォルト) | AirPods 5![]() | AirPods 4 ノイキャンモデル ![]() | AirPods Pro 3![]() |
|---|---|---|---|
| 再生/停止 | L or R側を1回クリック | L or R側を1回クリック | L or R側を1回クリック |
| 曲送り | L or R側を2回クリック | L or R側を2回クリック | L or R側を2回クリック |
| 曲戻し | L or R側を3回クリック | L or R側を3回クリック | L or R側を3回クリック |
| 音量を上げる | L or R側の感圧センサーを 上にスライド ※標準モデルは非対応 | – | L or R側の感圧センサーを 上にスライド |
| 音量を下げる | L or R側の感圧センサーを 下にスライド ※標準モデルは非対応 | – | L or R側の感圧センサーを 下にスライド |
| 外音モードの切り替え | L or R側を長押し | L or R側を長押し | L or R側を長押し |
| 音声アシスタント | 設定から割り当て可能 | 設定から割り当て可能 | 設定から割り当て可能 |
| ペアリングモードへの移行 | ケース前面(LED付近)をダブルタップ | ケース前面(LED付近)をダブルタップ | ケース前面(LED付近)をダブルタップ |
AirPods 4のレビューで大きな欠点と書いた、本体での音量調整。AirPods 5のワイヤレス充電ケース付きモデルでは、ついに感圧センサーのスワイプで音量調整ができるようになりました。
本体だけでサクッと音量調整できるようになったのは本当にありがたい。AirPods 4ユーザーがAirPods 5に買い替える理由としては、ノイキャンと同じくらい大きいと思います。
ただし標準モデルはAirPods 4と同じくスワイプ音量調整に非対応。同じ感圧センサーなのに……。4,000円の差はここが一番大きいので、ワイヤレス充電対応モデルを選んだ方が良いです。ボクは失敗しました。
音の遅延|ほぼ違和感なし
遅延についてもテストしてみましたが、遅延はほとんど感じられず、動画視聴やカジュアルなゲームプレイにも問題なく使用できるレベルです。FPSや音ゲーはきびしいですけどね。
出先でYouTubeの編集をする時によくAirPodsを使ってますが、AirPods 5でも違和感なく作業できました。遅延レベルはAirPods 4 / AirPods Pro 3ともに変わりなしですかね。
通話品質|どれも超優秀!
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
AirPods 5
AirPods 4
AirPods Pro 3
どれもですけど、背景ノイズはほとんど消えているのに音声はめっちゃクリアですね! ワイヤレスイヤホンの中でも最高峰といっても過言ではないレベル。
AirPods 4に続いてAirPods 5でも「声を分離」が使えるので、少し物音が多い環境でも声がしっかり前に出てきます。3機種とも通話目的であれば最強クラスのイヤホンだと思います。評価はほぼ同じかな〜。
AirPods 5 / AirPods 4 / AirPods Pro 3 比較まとめ
総合評価
5/5
AirPods 5

- オープンイヤー型では
ノイズキャンセリングは最強クラス - AirPods 4よりさらに自然になった外音取り込み
- 痛みや痒みが出にくい開放的な装着感
- スワイプによる音量操作に対応(上位モデル)
- ケースのスピーカーで探しやすい(上位モデル)
- IP57で防塵防水が強化
- 遅延が非常に少ない
- マイクの音声が非常に綺麗
- Appleデバイスであれば接続先を自動で切り替えられる
- 標準モデルはスワイプ音量調整・Qi充電
ケーススピーカーが省かれている - 再生時間が本体5時間 / ケース込み22時間と短め
- 本体がケースから少し取り出しにくい
- Appleユーザー以外は性能を活かせない
4.4
高音
4.4
中音
4.4
低音
4.9
装着感
4.6
ノイズキャンセリング
4.9
外音取り込み
4.8
マイク性能
4.9
利便性
| Bluetooth | 5.3 H2チップ | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体5時間/ ケース込み22時間 ※標準モデルは4時間/20時間 |
| コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 充電ケースでの5分間の充電で 約1時間の再生時間 |
| ドライバー | ダイナミック型 (高偏位Appleドライバ) | 充電端子 | USB-C Qi Apple Watch用充電器 ※標準モデルはUSB-Cのみ |
| 専用アプリ | △ | 防水 | 本体:IP57 ケース:IP54 |
| ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース | 4.3g/34.7g ※標準モデルのケースは32.3g |
| 外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
| 自動装着検出 | ◯ | 空間オーディオ | ◯ |
| マルチポイント | △(Appleデバイス同士のみ) | 保証 | 1年 |
まとめ
今回のモデルはオープンイヤー型という耳を完全に密閉しない形状のまま、AirPods Pro 3の機能をほぼ乗せてきたモデルという感じでしたね。
AirPods 4から買い替えるかどうかは、スワイプ操作による音量調整を必要とするかが判断の分かれ目かな?とは感じました。ここが必要なければ無理に買い替えなくてもいいかな?とは思っています。
AirPods Pro 3の優位性ってほぼバッテリーとノイキャン、あとは心拍センサーくらいなので、AirPods 5はコスパ面でもかなり優れていると思いますよ。そのバッテリーがすごく大事なんですけどね。
単にAirPods Proの下位モデルという感じでも無くなったので、カナル型が苦手な方には嬉しいかと。あとは再生時間さえもう少し長くしてくれたらな〜。
ボクもオープンイヤー型のほうが装着感は好みだから全然メインにできるんですけど、なぜワイヤレス充電非対応モデルを買ってしまったのか……。ここだけが悔やまれる。普通に便利やし、もう一個買おうかな。
以上! AirPods 5 / AirPods 4 / AirPods Pro 3 の比較レビューをお送りしました。
おすすめ記事







コメント