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【使ってみた】ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 5 爆誕!果たしてその実力は?

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はゼンハイザーの最新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 5」を紹介します。

前作のMOMENTUM True Wireless 4から約2年半ぶりの新作。

特徴はこちらの通りです。

MOMENTUM True Wireless 5の特徴
  • 7mm TrueResponseダイナミックドライバーを搭載(振動板は前作から共通、チューニングは刷新)
  • ゼンハイザーの完全ワイヤレスとして初のDolby Atmos+ヘッドトラッキングに対応
  • Bluetooth 6.0、コーデックはSBC / AAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless
  • ハイブリッド・アダプティブANCと、新搭載の風切り音低減「Adaptive Anti-Wind」
  • 骨伝導センサーを含む合計8基のマイク+AIによる音声分離
  • 最大12時間再生(ANCオフ)、ケース込みで最大40時間
  • イヤホン・ケースともバッテリーをユーザー自身で交換可能
  • 市場想定価格は49,940円前後(税込)、発売は2026年9月3日

前作からデザインの刷新、チューニングの変更、Dolby Atmos対応、風切り音低減、バッテリー交換対応、スペック向上と全体的にブラッシュアップさせてきた2026年の大注目TWSとなります。

今回はMOMENTUM True Wireless 5を、前作のMOMENTUM True Wireless 4と並べながら検証していきましょう。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

YouTube版はこちら

MOMENTUM True Wireless 5 外観・付属品

それではMOMENTUM True Wireless 5の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ|MOMENTUMらしい落ち着いたデザイン

MOMENTUM True Wireless 5のパッケージは、MOMENTUMシリーズらしいシックなデザイン。

開封するとこんな感じ。

付属品|イヤーピース4サイズ、バッテリー交換用ツールなど

付属品一覧
  1. イヤホン本体
  2. 充電ケース
  3. イヤーピース(シリコン製)4ペア ※本体装着分も含む
  4. USB Type Cケーブル
  5. バッテリー交換用ツール
  6. マニュアル・保証書

イヤーピースはシリコン製がXS / S / M / Lの4ペア付属。

前作のMOMENTUM True Wireless 4は4サイズ+イヤーフィンという構成でしたが、今作は本体形状そのものが変わったのでイヤーフィンは廃止されています。

充電用のケーブルはUSB Type Cが付属します。

そして今作ならではなのがバッテリー交換用ツール

こちらを使ってユーザー自身でバッテリーを交換できるようになったのが大きな進化ポイントとなります。

充電ケース・本体

MOMENTUM True Wireless 5の充電ケースは、縦長のスリムな少しラメ感の入った樹脂ケースとなります。樹脂とはいえ思った以上に高級感はありますよ。

前作は横長のファブリック地は傷や汚れが目立ちにくく、ケース無しでも雑に使いやすくて好きだったんですけどね。

そのかわりスリムになったおかげでポケットに入れても膨らみが気にならなくなりました。間を取ってファブリックでスリムなケースにしてくれ。

前作のMOMENTUM True Wireless 4と並べるとこんな感じ。縦幅は大きくなりましたね。

そのかわり奥行きはかなりスリムになっています。

充電端子はUSB Type Cに対応していますが、すごい位置にあるな……。底面の端っこて。バッテリーが交換できるようになったことの弊害かしら。

さらにワイヤレス充電にも対応しています。今作はQi 2.1準拠です。

ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。

充電ケースを開けるとこんな感じ。内蓋と内部表面のメタリック加工のおかげですごく高級感がある。

本体上部が丸まったデザインでツルッとした質感になった影響か、取り出そうとした時に滑りそうになって怖い。

イヤホン本体はこちら。

前作のイヤーフィン付きの平べったい大判デザインから、丸みを帯びたビーンズ型の形状に刷新されました。デザインもヘッドホンモデルのMOMENTUM 5 Wirelessと同じくメタリック調になっていますね。

タッチ面には控えめにブランドロゴが入るだけの小ぶりなデザインになりました。

前作だと大きすぎて圧迫感があったり、耳に合わなかったりする人もいただろうから、人によっては良い進化かもしれません。

内側はこんな感じ。意外とのっぺりとしたデザイン。

なんでネジが剥き出しなんだろ?って思ったけど、アレか。バッテリー交換用か。

ノズルはやや太めで短めのタイプ。ノズル口径自体は変更はなさそうですが、イヤーピースの軸も前作より太くなっています。ここは遮音性を稼ぐための変更とのこと。

前作と比較するとこんな感じです。

最後に重さですが、本体片耳の重量は約7.0g、総重量は約70gです。

MOMENTUM True Wireless 5 スペック

前作のMOMENTUM True Wireless 4と並べたスペックはこちら!

製品名MOMENTUM True Wireless 5MOMENTUM True Wireless 4
発売日2026年9月3日2024年3月1日
市場想定価格49,940円前後49,940円前後
ドライバー7mm TrueResponse
チューニング調整
7mm TrueResponse
Bluetooth6.05.4
コーデックSBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
aptX Lossless
SBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
aptX Lossless
LC3
空間オーディオDolby Atmos
+ヘッドトラッキング
非対応
ノイズキャンセリングハイブリッド・アダプティブ
+Adaptive Anti-Wind
ハイブリッド・アダプティブ
マイク数8基
(骨伝導センサー搭載)
6基
再生時間本体:最大12時間
ケース込:最大40時間
本体:最大7.5時間
ケース込:最大30時間
バッテリー交換ユーザー自身で交換可能不可
充電端子Type C
ワイヤレス充電(Qi 2.1)
Type C
ワイヤレス充電
防塵防滴IP54IP54
自動装着検出
マルチポイント
イヤーピースXS / S / M / L4サイズ+イヤーフィン
質量
※片耳/ケース
約7.0g / 約55g約6.0g / 約66.4g
専用アプリSennheiser
Smart Control Plus
Sennheiser
Smart Control

MOMENTUM True Wireless 5 レビュー

装着感|圧迫感が少なくなった

MOMENTUM True Wireless 5の装着感についてですが、前作より圧迫感が少なくなり、軽快な装着感になりました。

実際に装着してみるとこんな感じ。

前から見た時の飛び出し感もより少なくなりましたね。

前作のMOMENTUM True Wireless 4は独自のイヤーフィンのおかげでジョギング中も落ちにくい仕様でしたが、筐体が大きめのため耳が広げられるような圧迫感はありました。

今作はイヤーフィンを廃止して、本体形状そのものを耳のくぼみに沿う丸みのある形に作り直しています。

小ぶりな耳の人に向けて、もしくは長時間使用される方に向けて調整してきたんでしょうね。

ただ、安定感というか安心感は前作の方が良かったかな?とは感じましたね。スポーツ目的で使うなら、間違いなく前作の方が良かったです。

個人的にはどちらも装着感も好みなので、耳の形状や使用スタイル次第で「こっちの方がいい!」「前作の方がいい!」と感じるとは思います。

装着感(4.5)

音質|ボーカル主軸のサウンドに変化

MOMENTUM True Wireless 5の音質についてですが、前作と比べてチューニングが明らかに変わっています。

色んな意味でゼンハイザーらしくない感じでしょうか。

前作が上品な音だとすれば、今作はエモい音になったって感じです。

今回はiPhone 17 ProとXperiaを使って、AACとaptX Losslessの両方で検証しました。サウンド・パーソナライゼーションはオフの状態が基準です。

MOMENTUM True Wireless 5の音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.8

高音

4.8

中音

4.8

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
フラット
高域寄り

音の傾向

前作のMOMENTUM True Wireless 4は、高音域の繊細さや低域の深みを主張した「大人なサウンド」でした。精錬されたサウンドでしたが、パッと聴きだと全体的にダークさを感じるチューニングだったんですよね。

今作はPOPSに主軸を置いたボーカルメインのチューニングに変更されていました。ここまでボーカルに寄せてくるのもゼンハイザーとしては珍しい気がする。

MTW4だと、ボーカルが入っている曲でもアコギやハイハット、ベースが自然に耳に入ってきていましたが、MTW5は意識せずともボーカルがメインで入ってきて、その他の楽器隊はサブに回ったような感じになりましたね。

音質が明確に向上したというよりは、チューニングが変わったという感覚のほうが強いので、どちらが良いと感じるかは好み次第かも。

まあ、基本的にアプリの「サウンドパーソナライゼーション」前提にはなると思いますので、それで好みの音の方向には近づけられると思います。

音場

音場は前作同様に横方向にスッと伸びていくような感覚がありつつ、奥行き側にも少し伸びたような感覚がありますね。

聴き比べると、前作の方が音が全体的に迫るような感覚が少しあり、今作の方がやや俯瞰的に音を視ているような感覚になりますね。

定位も把握しやすく、ゲーミングイヤホンでもないのに距離感や方向性も掴みやすいです。

高音

高音域は前作と比べてカリッとした主張が控えめになりながらも、前作同様に繊細に伸ばしながら落ち着いたトーンで流してくれます。

相変わらずストリングスの伸びやアコギやハイハットの粒立ちの良さは健在です。

ストリングスの立ち上がりもとても繊細で、弓が弦をこする質感みたいなところまで出してきます。前作もこの帯域は上手かったんですけど、今作はそこに空気感が加わったような印象を受けました。

ただ伸ばすのではなく、エモさも加わったって感じですかね。

中音

中域は前作のボーカルが一歩引いて楽器隊とフラットな距離感で鳴らすバランスから、明らかにボーカルが一歩前に出てくるようになりました。

ヘッドホンモデルの「MOMENTUM 5 Wireless」の時と同じような変化をしていますね。ゼンハイザーとしては珍しいチューニングというか、これが今のゼンハイザーの目指すチューニングなんでしょうね。

ロックやポップス、エレクトロ系でもボーカルを主軸に持ってくるような鳴りをするため、ガチャガチャとした楽曲でもボーカルが浮き彫りになって聴こえてくるような感覚。

エレキギターやピアノなど同帯域の音が鳴ったとしても、ボーカルを前に出してきますね。

そのボーカルの質感も前作と比べて密度の薄さがなくなり、シャリつきの少ない肉厚な声を届けてくれるようになりましたね。

低音

低音については低域の質感は相変わらず高く、とにかく深く深く沈み込んでくれるおかげで、ベースの沈み込みも下限知らずです。その深みのある低音のおかげで低音の輪郭が把握しやすくなります。

前作はタイトでスナップ感のある迫力がありましたが、低域の深さはそのままに中低域側にも広がりを持つようになった感覚がありますね。高域と同じく空気感も含みながらエモく鳴らすような感じですね。

逆にバスドラムの輪郭やリズムは前作の方が追いやすいかな?という印象は受けました。

おすすめのジャンル

前作と同じくクラシックやジャズとの相性は抜群ですが、それ以上にポップスやバラードが得意になりました。

ボーカルものをメインに聴く場合は今作の方が間違いなく良いかと。レスポンスも早いのでロックも全然OK。

EDMやヒップホップなどの低音ゴリゴリ系も卒なくこなせるので苦手なジャンルはないです。

サウンドパーソナライゼーションは設定しておくべき

MOMENTUM True Wireless 3から「サウンドパーソナライゼーションモード」という機能があるのですが、こちらを使えば自分好みの音に自動で最適化してくれます。むしろこれをONにしてからが本番

もう少しボーカルが前に出てくれたらなー」とか「もっと低音が出てくれたらなー」とか、そんな音質のちょっとした悩みを解決してくれる機能です。

設定方法ですがまずはマイサウンド→サウンドパーソナライゼーションと選択します。

すると会員登録が求められるので、まずはサインインをします。

次にフィットテストを求められますが、これは任意なのでどちらでも大丈夫です。不安な方はしておきましょう。

「ヘッドホンを装着してください」と表示されるので続行を押します。

ここからストリングスの音が流れ始めるので、上部のバーを調整してストリングスの音量を自分が快適に聴こえるレベルまで調整します。

次に低音とストリングスのバランスの調整をします。左にバーを動かすと低音の量感が増えて、右にバーを動かすとストリングスの方が大きくなります。

次に音楽がギリギリ快適に聞こえる最小の音量レベルを調整します。

再び小音量時のバランスを設定します。

次にドラムの音が流れてくるので、自分にとって最適なドラムの音量を調整します。

最後に青い丸の位置を移動して、好みの音の位置になるように微調整します。

右上が高音寄り、右下が高音と低音、左下がウォーム、左上が全部モッサリって感じですかね。

サウンドパーソナライゼーションとオフ状態の聴き分けもできるので、どんなふうに音量が変化しているかもわかりやすいです。

これで完了です。

サウンドパーソナライゼーションを使った後の音の変化ですが、個人的にはボーカルが前に出すぎていたので、その距離感のまま高域と低域ももう少し強調させたいと感じていたのですが、狙い通りの音に自動で仕上げてくれました。

MOMENTUM True Wireless 4のサウンドパーソナライゼーションをONにした後と近くなりましたが、MOMENTUM True Wireless 5の方が少し音が俯瞰的で、声の成分を多く取り入れているように感じますね。

サウンドパーソナライゼーション後も、MOMENTUM True Wireless 4は上品、MOMENTUM True Wireless 5はエモいという感覚は変わらないっぽいです。

聴き比べると、やはり最新のMOMENTUM True Wireless 5の方が好みかな〜とは思いましたね。完全に同じ設定にして聴き比べてみたいですけど、合わせるのは難しい……。

Dolby Atmosにも対応

MOMENTUM True Wireless 5にはDolby Atmosとヘッドトラッキングも備わっています。ゼンハイザーの完全ワイヤレスとしては初対応です。

ヘッドトラッキングは、頭を動かしても音の定位が空間に固定されたままになる機能ですね。顔を左に向けると右から聞こえてくる、というやつです。

ライブ音源やDolby Atmos対応の映画コンテンツだと効果が分かりやすいです。頭のなかで鳴っていた音が、外側に置かれるような感覚に変わり、臨場感もアップします。

通常のステレオ音源だと、広がるかわりに音がすこし薄くなる印象。音楽をじっくり聴くときはオフのままでいいかと思います。

ただし「サウンドパーソナライゼーション」や「96kHz / 24bit」の設定との併用ができません。おい。

いや〜サウンドパーソナライゼーションは個人的には必須なので、Dolby Atmosをあまり使う機会はないかも……。

ノイズキャンセリング|前作より自然に

MOMENTUM True Wireless 5のノイズキャンセリング性能についてですが、前作同様に実用的な性能があります。

最強クラスと肩を並べるのは難しいですが、音楽を聴いていれば雑音が気にならないレベルまでシャットアウトしてくれますね。通勤中の使用であればストレスなく使えます。

今作はイヤーピースの軸を太くして遮音性そのものを上げたうえで、パッシブとアクティブの両方で遮音性を確保しているようです。MOMENTUM True Wireless 4と比較すると純正イヤーピース同士で比較すればより遮音性が高く感じますね。

さらに新搭載の「Adaptive Anti-Wind」の効果も強く、屋外を歩いているときの「びゅおおおお」とした風切り音がかなり抑えられます。遮音性の進化よりも風切音が抑えられたことの方がありがたいです。

ホワイトノイズはほとんど気になりません。人の声のような中高域が残るのは他社と同じですが、それでも前作よりは減っています。

ノイズキャンセリング(4.6)

外音取り込み|風切り音が入りにくくなり自然に

MOMENTUM True Wireless 5の外音取り込みについてですが、かなり改善されました。

前作では収音量自体は大きく聞き取りやすかったのですが、室内でちょっと動くだけで風切り音が入ってしまうほどビンカンマイクだったんですよ。

今作は集音量自体はおおよそそのままに、歩行中はもちろん、風が強い屋外で使っても風切り音がほとんど気にならないレベルになるほど改善されました。電車のアナウンスやレジでの会話くらいなら外さずに対応できるレベルです。

刺さり感も抑えられていつも耳で聴いている感覚に近くなりました。

ただ、外音取り込み最強クラスのイヤホンレベルまでは至ってはいないかな〜という感じですね。

ちなみにアプリで外音取り込み量の調整も前作から引き続き可能です。

最大にすると中音域が際立ちすぎるバランスの悪い集音の仕方になってしまうので、「中」くらいがちょうど良いです。

デフォルトだと「小」になっていたので、お店で試す際はスマホにアプリを入れておいて、外音取り込みの設定がどうなっているかチェックしておいた方がいいと思います。

外音取り込み(4.5)

操作性|タッチ数がビープ音で分かるのが良い

MOMENTUM True Wireless 5の操作性は前作から引き続き良好です。

操作はタッチパネルでおこないます。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止R側を1回タップ
曲送りR側を2回タップ
曲戻しR側を3回タップ
音量を上げるR側を長押し
音量を下げるL側を長押し
電話を受ける着信中にL or R側を1回タップ
着信拒否着信中にL or R側を長押し
通話終了通話中にL or R側を長押し
外音モードの切り替えL側を1回タップ
音声アシスタントL側を3回タップ
ペアリングモードへの移行両方のイヤホンを3秒間長押し

ゼンハイザーのイヤホンは「ピッ」「ピッポッ」「ピッポッパッ」とタッチの回数に応じてビープ音が鳴るので、自分が何回タッチしたかわかりやすくて良いんですよね。

外音モードの切り替えも「外音取り込み」↔︎「ノイズキャンセリング」と行き来できるので、操作性についても問題ナシですね。

アプリについて

MOMENTUM True Wireless 5はアプリに対応しています。イコライザーやサウンド・パーソナライゼーション、Dolby Atmosの設定などができます。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • 8バンドのイコライザー
  • サウンド・パーソナライゼーション
  • ノイズコントロールの切り替え
  • Dolby Atmosとヘッドトラッキングの設定
  • タッチ操作のカスタマイズ
  • ファームウェア更新

8バンドイコライザー

8バンドのイコライザーも使えます。

プリセットに加えて自分でカーブを作れるので、中域をもう少し前に出したいときはここで前作寄りに寄せられますよ。

さらにイコライザーとは別で「バスブースト」という低音だけを強調させるような機能も備わっています。

オーディオ解像度

今回から新たにオーディオ解像度という設定が設けられています。

こちらでは「エラーに強い接続」「ハイレゾ(aptX Adaptive 96kHz / 24bit )」「損失なし(aptX Lossless)」の3つから選べます。

あれ、「低遅延」モード無くなった?

BTD 700を使ってLosslessで再生したい場合は「損失なし」の設定にしてあげるといいですよ。

バッテリー保護モード

もう一つ新たな機能として「バッテリー保護モード」があります。

こちらをONにすると、充電の速度が遅くなりバッテリーも100%まで充電されなくなりますが、その分バッテリーに負担をかけずに長く愛用できるような仕様になっています。

音の遅延|動画視聴なら気にならない

MOMENTUM True Wireless 5の映像と音声のズレですが、動画視聴であればまず気にならないレベルですね。

YouTubeやNetflixで映画を見ても口の動きとのズレは分かりませんでした。

ただし低遅延モード(ゲームモード)は搭載されておらず、LC3にも対応していないので、音ゲーやFPSのようなシビアなタイトルには向きません。

通話品質|骨伝導マイクの効果は大きい

MOMENTUM True Wireless 5の通話品質は前作から明確に上がっていると感じました。

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

無音状態だと声の輪郭がはっきりしていて、こもりもありません。

雑音を流した状態で録音すると、周囲の音がすっぱり削られて声だけが残る感じになります。骨伝導マイクが自分の声の振動を直接拾っているおかげですね。AIによる音声分離と組み合わせているとのこと。

前作のMOMENTUM True Wireless 4も通話は悪くなかったんですけど、騒がしい場所での安定感は明確に今作が上です。

オンライン会議がメインの用途なら、この差だけでも買い替える価値はあるかと思います。

通話品質(4.7)

バッテリーを自分で交換できる

MOMENTUM True Wireless 5にはバッテリーのユーザー交換という、完全ワイヤレスとしてはかなり珍しい仕組みも備わっています。

イヤホン本体も充電ケースも、市販のドライバー1本で開けられる構造になっていて、交換用ツールも同梱。交換用バッテリーは別売です。

完全ワイヤレスって、音も機能も気に入っていても電池がヘタったら買い替えるしかないのが当たり前でした。

前作のMOMENTUM True Wireless 4は交換不可なので、長く使うつもりなら今作を選ぶ理由になりますね。

ただ、やってみたけど充電ケース側は簡単に交換できそうだったけど、本体側の難易度は超高い……。

MOMENTUM True Wireless 5 まとめ

MOMENTUM True Wireless 5をまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.7/5

MOMENTUM True Wireless 5

  • ボーカルを主軸としたエモいサウンドに変化
  • 前作の高域の繊細さに空気感が加わった
  • 深く沈み込む低音に、中低域の広がりも加わった
  • オールジャンルに対応できる万能さ
  • サウンドパーソナライゼーションを使って
    半自動でで自分好みの音にできる
  • ノイキャンの風切り音対策が前作から明確に向上
  • 外音取り込みの風切り音と刺さり感が解消された
  • 骨伝導マイクで騒がしい場所でも
    ノイズが入りにくい通話性能
  • 再生時間が本体12時間/ケース込み40時間へ大幅増
  • バッテリーをユーザー自身で交換できる
  • Dolby Atmosがサウンドパーソナライゼーションや96kHz/24bitと併用できない
  • 低遅延モード(ゲームモード)が非搭載で
    音ゲーやFPSには向かない
  • ケースがファブリックから樹脂になり
    傷や汚れが目立ちやすい

4.8

高音

4.8

中音

4.8

低音

4.6

装着感

4.6

ノイズキャンセリング

4.5

外音取り込み

4.7

マイク性能

4.8

利便性

Bluetooth6.0最大再生時間
※ANC ON時
本体12時間/
ケース込み40時間
コーデックSBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
aptX Lossless
充電時間
ドライバー7mm
ダイナミック型
充電端子Type C /
ワイヤレス充電
専用アプリ防水IP54
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
約7.0g/約55g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出空間オーディオ◯(Dolby Atmos)
マルチポイント保証2年
※製品登録で延長

MOMENTUM True Wireless 5はこんな人におすすめ

前作のMOMENTUM True Wireless 4と比べて、「ノイキャン / 外音取り込み時の風切音の軽減」「チューニングの変更」「本体の小型化」「再生時間の向上」「マイク性能の向上」「バッテリーの交換可能」この辺りが進化ポイントかなと思いました。

ケースはコンパクトになったことで携帯性はアップしましたが、ファブリック素材ではなくなってしまい傷や汚れが少し目立ちやすくなったので一長一短かな〜って感じです。

音質を主軸にしつつ、機能性や使いやすさも妥協したくない方は、MOMENTUM True Wireless 5を検討してみてください。

以上! MOMENTUM True Wireless 5のレビューをお送りしました。

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