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3万円台で“Noble Fokusシリーズの音”が手に入る!?エントリーTWS「Osprey」をレビュー

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はNoble Audioより、エントリーモデルながらもFoKusシリーズの上位モデルと同等の音質を体感できる完全ワイヤレスイヤホン「Osprey」を紹介します。

Noble Audio Ospreyの特徴
  • 10mmダイナミック+カスタムBAのハイブリッドドライバー構成
  • Noble AudioのDNAを継承した層状アクリルプレートのフェイス
  • LDAC・Bluetooth 6.0対応
  • ANC・外音取り込み(ヒアリングスルー)対応
  • 10バンドカスタムEQ/Noble FoKusアプリ対応
  • 価格は38,500円(税込)

Nobleが「フラッグシップ級の機能をパフォーマンス価格で」と打ち出してきたモデル。

Amadeusが44,550円、Rex5が62,370円、Prestige Encoreが108,900円なので、Ospreyだけ価格帯が明らかに違います。

実際に聴いてみましたけど、この価格でちゃんとFoKusと同じ系列の音がして好印象でしたね。なんだったら音の傾向は一番好き。

今回は代理店のアユート様より紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力か、上位のFoKusシリーズと比較しながら検証していきましょう。

商品提供:アユート

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
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Noble Audio Osprey 外観・付属品

それではNoble Audio Ospreyの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ|Nobleらしいシックなデザイン

Ospreyのパッケージは、Nobleらしいシックで質感のあるデザインです。

開封するとこんな感じ。

付属品|イヤーピース3種10セット、USB-Cケーブル、マニュアル

付属品一覧
  1. イヤーピース 3種・計10セット(本体装着分も含む)
  2. USB Type-C 充電ケーブル
  3. マニュアル・保証書

イヤーピースは3種類・計10セット入っています。これだけ入っていればどれかはフィットするでしょう。

充電用のケーブルはUSB Type-Cが付属します。

充電ケース・本体

Ospreyの充電ケースはアルミニウム製で、上位モデルと遜色のない質感の高さ。

筐体はRex5と共通かな?

少し厚みはあるので、ズボンのポケットに入れるとややポッコリするかも。

手のひらに乗せるとこのくらい。

他のFoKusシリーズと比較するとこんな感じです。

充電端子はUSB Type-Cに対応。

ただワイヤレス充電は非対応。Rex5とPrestige Encoreは対応しているので、ここは価格差が出ましたね。

充電ケースを開けるとこんな感じ。

指を引っ掛ける箇所が狭く。本体も丸っとしたデザインのため、取り出しやすさはややイマイチ。

イヤホン本体はこちら。Nobleでおなじみの層状アクリルプレートのフェイス。

内側は耳の形に沿った作りになっています。配色がいいですね。

ノズルは他のFoKusシリーズ同様にやや太めで短めのタイプ。他社のイヤーピースに変更する場合は短めのタイプを購入した方が良いかと。

他のモデルと比較するとこんな感じ。

最後に重さはこんな感じ。

上位のAmadeusが片耳7.3g、Rex5が8.5g、Prestige Encoreが8.4gだったので、Ospreyはそれより軽く感じますね。

Noble Audio Osprey スペック

Ospreyと、同じNobleのFoKusシリーズ(Amadeus / Rex5 / Prestige Encore)のスペックを並べてみました。

製品名OspreyAmadeusRex5Prestige Encore
ドライバー構成10mm DD+
カスタムBA
8.3mm三層DD×110mm DD+3BA+
6mmプラナー
8mm DD+2BA+
6mmプラナー
Bluetooth6.05.45.45.4
コーデックSBC/AAC/LDACSBC/AAC/LDAC/
aptX Adaptive
SBC/AAC/LDAC/
aptX Adaptive
SBC/AAC/LDAC/
aptX Adaptive/Lossless
再生周波数帯域10Hz–40kHz20Hz–20kHz20Hz–40kHz20Hz–20kHz
ANC / 外音取込対応対応対応対応
マルチポイント対応対応対応対応
ワイヤレス充電
再生時間
(ANC ON/OFF)
約5h/7h約8h/12h約5h/7h約7h/10h
防水IPX4
専用アプリ対応対応対応対応
価格38,500円44,550円62,370円108,900円

Noble Audio Osprey レビュー

装着感|上位モデルと同じくらい良好

Ospreyの装着感は上位モデルと同じくらい良好でした。

他のFoKusシリーズ同様にイヤモニかのような耳にピッタリと収まる装着感で良好です。

耳への収まりが良いおかげで、前から見ても耳からの飛び出しは控えめ。

ノイズキャンセリングOFFでも遮音性はなかなか高く、密閉感が高いおかげで低音も逃げにくく、ノイズキャンセリング性能も最大限まで引き出せているように感じましたね。

耳の形状次第だとは思いますが、個人的には良好でした。

装着感(4.5)

音質|自然でエネルギッシュ、音場表現が優秀

Ospreyの音質についてですが、3万円台ですけどちゃんとFoKusシリーズ系音がしますよ。

1BA+1DDと他のモデルと比べるとドライバー数は控えめですが、シンプルな構成がゆえにゴチャゴチャともしにくく、バランスの良い音を出せているように感じました。

今回の検証では、Noble Audio Sceptreを使ってLDAC(990kbps)接続で検証しました。

Ospreyの音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.8

高音

4.8

中音

4.8

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高域寄り

音の傾向

音の傾向は、低音と高音にほんのり厚みを持たせた軽いV字。派手なドンシャリではなく、メリハリ感を効かせたバランスを重視したリスニング向けサウンドという印象ですね。

他のFoKusシリーズと比較すると、Rex5が系統的に近いですかね。Rex5の弟分、Rex2って感じ。

AmadeusやPrestige Encoreのような低音の重さはなく、タイトかつスピーディーに鳴らすレスポンスの良い音です。

カジェログオリジナルイヤホンのNebulaの系統が好きな方は、多分Ospreyもハマると思います。同じ系統です。

音場

音場は全体的にやや近めで、全体的に音が迫ってくるようなパワフルな印象を受けます。

ただ、近い音場の中でも定位良く鳴らすような印象ですね。

この音場の作り方は他のFoKusシリーズと良く似ていますね。

高音

高域はBAらしく派手にキラキラとしたキレの良い音という印象です。

プラナーを搭載したRex5ほど天井知らずに澄み渡るような伸びはないですが、1DD構成のAmadeusよりはクリアで粒立ち良く感じますね。

一部のシンバルやハイハットの帯域あたりが刺さるくらいで、ボーカルが刺さる感覚はなく、ほどよい刺激感があって気持ちよく鳴らしてくれますね。

エレキギターやシンセサイザーのジャキっとした勢いのある音を再現するのが得意です。

中音

低域と高域の主張は強めですが、ボーカルもしっかり前に出てくるトレンドを抑えたチューニングです。

Rex5と比べるとプラナー非搭載のおかげか、女性ボーカルの少し上擦るような感覚がなくなり、シンプルにクリアなボーカルになりましたね。

全体的に距離は近めでハツラツとした歌声を聴かせてくれます。

3〜6万円のワイヤレスイヤホンだとニュートラル系かしっとり系のワイヤレスイヤホンが多い中、Ospreyは元気ハツラツとしたフレッシュなボーカルを聴かせてくれます。

低音

低音はAmadeusやPrestige Encoreが「ズぉぉぉん」と重さで押し出してくるタイプだとすれば、Ospreyは「ドンッ」とタイトで軽快に鳴らす感じ。

軽さはなく、むしろ重たいパンチのある低音がスナップ良く出るような感じですね。「ドンッ」じゃなくて「ズンッ」かも。

重たい低音よりも締まりのある低音の方が好みなので、個人的にはAmadeusよりも好みですね。

低音の沈み込みもかなり深めで、キックはズンズン、サブベースもブイブイと鳴らすので、BPMが早めのエレクトロチューンとの相性はかなり合います。ミッドベースも下限側で輪郭良く鳴らすようなタイプですね。

おすすめのジャンル

お勧めジャンルはロックやエレクトロ、BPMが早めのPOPSなどでしょうか。

とにかくレスポンスが良くパワフルな音で、低音もズンズンと鳴らすので、音数が多い最新チャート曲との相性は特に良いです。

YOASOBIの「祝福」「UNDEAD」「セブンティーン」あたりはドンピシャですよ。

総評

Rex5程の伸びやかさや解像度感、Prestige Encoreほどの濃密さはないですが、3万円台という価格でFoKusシリーズらしいエネルギッシュなサウンドをちゃんと体感できます。

AmadeusやRex5と比べても下位モデルという感じでもなく、性格も少し異なるため、人によってはOspreyの方が好きという方もいると思いますし、僕もチューニングの傾向はOspreyの方が好みです。

FoKusシリーズの入門機としてもおすすめのモデルですし、気に入ったら上位モデルまでいっちゃえ!って感じでもなく、そのままゴールしてしまってもOKだと思います。

ノイズキャンセリング|そこそこの遮音性

Ospreyのノイズキャンセリングは音質重視モデルとしては必要十分といったところ。

電車の走行音やエアコンのゴォォォという低い騒音は、しっかり削ってくれるので、通勤・通学中に音楽を聴いていれば周りの騒音を気にせずに使えます。

ただ、この価格帯にはANC特化のモデルもあるので、それらと比べると効きは控えめ。人の話し声みたいな中〜高域のノイズはけっこう残ります。

Ospreyは体感だとAmadeusよりはしっかり効いて、Rex5やEncoreほどではない、ちょうど中間くらいですね。

ノイズキャンセリング(4.2)

外音取り込み|そこそこ自然

外音取り込み(ヒアリングスルー)はそこそこ自然という感じですかね。音楽を止めた状態なら、駅のアナウンスやレジでの会話くらいは問題なく聞き取れます。

Nobleの中で比べると、Rex5が頭ひとつ抜けて優秀ですが、時点でOspreyかもという感じですね。

ながら聴き用途で使わない限りは、ワンポイントで使えるほどの外音取り込み機能です。

外音取り込み(4.0)

操作性|イマイチ

Ospreyの操作性についてですが、イマイチです。タッチした時のビープ音の反応はないし、タッチの感度はややシビアです。

操作はフェイス部分のタッチセンサーでおこないます。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を1回タップ
曲送りR側を3回タップ
曲戻しR側を2回タップ
音量を上げるL側を3回タップ
音量を下げるL側を2回タップ
電話を受ける着信中にL or R側を1回タップ
着信拒否着信中にL or R側を長押し
通話終了通話中にL or R側を長押し
外音モードの切り替えL側を長押し
音声アシスタントR側を長押し

割り当てはアプリでカスタマイズ可能で、ダブル/トリプルタップの変更ができます。シングル・長押しは変更できないので、カスタマイズ性は少なめですね。

アプリについて|10バンドEQで自分好みに追い込める

Ospreyは「Noble FoKus」アプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • 10バンドカスタムEQ(イコライザ設定)
  • パーソナライズ(Audiodo Personal Sound)
  • ノイズキャンセリング/外音取り込みの切替
  • カスタムUi(操作方法の変更)
  • 通知音や操作音、表示言語などの設定
  • ファームウェアアップデート

音の遅延|動画を見る分には問題なし

Ospreyの映像と音声のズレですが、動画を見る分にはほとんど気になりませんでした。

YouTubeや映画・ドラマで口の動きと声がズレる、みたいなことはほぼなしです。

音ゲーみたいなシビアな用途には向きませんけど、動画視聴くらいであれば問題なしです。

通話品質について

静かな環境なら、こっちの声をしっかり拾ってクリアに届けてくれます。

騒がしい場所だとやや環境音を拾いますけど、電話やちょっとしたWeb会議くらいなら問題なく使えるレベルでしたね。

通話品質(3.8)

Noble Audio Osprey まとめ

Noble Audio Ospreyをまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.5/5

Noble Audio Osprey

  • 3万円台でFoKusシリーズのエネルギッシュな
    サウンドを体感できる
  • 締まりのあるタイト&パワフルな低音
  • キレのある高音、ボーカルもクリアで前に出る
  • イヤモニのような装着感で遮音性も高い
  • ケース・本体のデザイン性が高い
  • EQで好みの音にも仕上げやすい
  • ANC・外音取り込みは同価格帯の
    機能性特化モデルには及ばない
  • ワイヤレス充電は非対応
  • 再生時間はそこまで長くない
  • 操作感がイマイチ

4.8

高音

4.8

中音

4.8

低音

4.5

装着感

4.0

ノイズキャンセリング

4.0

外音取り込み

3.8

マイク性能

4.0

利便性

Bluetooth6.0最大再生時間
※ANC ON時
本体:約5時間
(ANC OFF約7時間)
コーデックSBC,AAC,LDAC充電時間約1.5時間
ドライバー10mm DD+カスタムBA充電端子Type C
専用アプリ防水IPX4
ノイズキャンセリング質量
※片耳/ケース込
非公表
外音取り込みゲームモード
自動装着検出空間オーディオ
マルチポイント保証メーカー保証

Noble Audio Ospreyはこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 3〜4万円で音質にこだわった完全ワイヤレスが欲しい
  • ロックやエレクトロ、ポップスなどスピーディな楽曲を好む
  • 予算を抑えてFoKusシリーズの音を体感したい
  • 機能性よりも音質を重視する

Ospreyは、3万円台という価格でありつつ、ちゃんとFoKusシリーズの系譜を引き継いだイヤホンのように感じました。

なんだったら音の傾向だけで言えば、現行モデルの中でも一番好みでしたね。

コーデックがLDACのみでaptXが使えない、再生時間がやや短め、操作性がイマイチなどの欠点はありますが、音質はさすがの実力です。

低音の迫力を重視しつつ、高解像度でパワフルなサウンドが好みの方は、ぜひOspreyを検討していてみてください。

以上! Noble Audio Ospreyのレビューをお送りしました。

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