Xiaomi REDMI Headphones Neo レビュー|7,980円で42dB ANC・有線ハイレゾ・72時間バッテリー!REDMI初のワイヤレスヘッドホンを試す

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

今回はXiaomiより、REDMIシリーズ初のスタンダードなBluetoothヘッドホン「REDMI Headphones Neo」をレビューします。

REDMI Headphones Neoの特徴
  • 40mmチタンコーティングダイナミックドライバー
  • 最大42dBのアダプティブANC(3段階切り替え対応)
  • 3マイク + AIノイズリダクションでクリアな通話
  • 有線USB-C接続でハイレゾオーディオに対応
  • 最大72時間の超ロングバッテリー(ANC OFF時)
  • 10分充電で最大5時間再生の急速充電に対応
  • Bluetooth 5.4 / 2台同時接続マルチポイント / Fast Pair対応
  • 市場想定価格7,980円

7,980円という価格でありながら、最大42dBのANC、ハイレゾ対応の有線オーディオ、72時間のロングバッテリーと、エントリー帯のヘッドホンとしてはハイスペック。

今回はメーカー様から紹介用に提供いただきましたので、実機を使ってどれほどの実力か検証していきましょう。

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

REDMI Headphones Neo 外観・付属品

それではREDMI Headphones Neoの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

REDMI Headphones Neoのパッケージはこちら。。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. REDMI Headphones Neo本体
  2. 取扱説明書

付属品はほぼ本体のみ。充電ケーブルすら付属していません。最近充電ケーブル省いているモデル多いですね。

本体

REDMI Headphones Neoの本体は余計な装飾がほっとんどないミニマルなデザイン。

カラーは今回オブシディアンブラックをサンプルで送ってもらってます。マットな仕上げで、価格にしては安っぽさはあまり感じさせない仕上がりになっていますね。シンプルながらもデザインは高く評価できそう。

オブシディアンブラック以外にも、サンドホワイトの2色展開となっています。

アーム部には「REDMI」の文字が印字されています。アームも段階式で調整可能で、コリコリとした挙動で機敏に動いてくれます。

イヤーパッドはプロテインレザー素材を採用。低反発フォーム入りで価格にしては上質な触り心地。

ヘッドバンドパッドも厚みがあってフカフカ。頭頂部への負担も少ない印象を受けます。

ハウジングは内側に折り畳むことができて、カバンに入れるときには少しコンパクトに収納できます。欲を言えばポーチも欲しかったかな。

ボタンは右側のハウジング下部に集約されています。電源ボタン、音量±、再生/停止、ノイズキャンセリングボタンの構成。USB-C端子も同じ右側の下部に配置されています。

本体重量は約256g。ワイヤレスヘッドホンとしては平均的な重さですね。

REDMI Headphones Neo スペック

項目仕様
カラーオブシディアンブラック / サンドホワイト
ドライバー40mm チタンコーティングダイナミックドライバー
再生周波数帯域Bluetoothモード:20Hz〜20kHz
USBオーディオモード:20Hz〜40kHz(ハイレゾ対応)
BluetoothBluetooth 5.4( / HFP / A2DP / AVRCP)
コーデックSBC / AAC
通信範囲10m(障害物のない開放空間)
ノイズキャンセリング最大42dB アダプティブ ANC(3段階切替)
マイク3マイク + AIノイズリダクション + 風ノイズキャンセル
マルチポイント◯(2台同時接続)
Fast Pair
有線接続USB Type-C(Hi-Res Audio認証)
再生時間最大72時間(ANC OFF / AAC / 音量50%)
急速充電10分の充電で最大5時間再生
充電端子USB Type-C
専用アプリXiaomi Earbuds
寸法約202 × 183 × 47 mm
重量約263g(±10g)
価格市場想定価格 7,980円

注目はやっぱり、1万円以下でアダプティブANC・最大42dBの遮音性能・USB-Cハイレゾ対応・72時間バッテリーという構成。スペックシートだけ見ると、明らかに上位機種クラスのものをエントリーラインに落とし込んできた感じです。

一方でコーデックはSBCとAACのみで、LDACなどの高音質コーデック非対応。空間オーディオや自動装着検出もなしなので、そこは1万円クラスには敵わないポイントではありますね。

REDMI Headphones Neo レビュー

装着感について

REDMI Headphones Neoの装着感についてですが、パッドが上質なおかげで耳あたりや頭頂部への負担は少なく感じますね。

装着イメージとしてはこんな感じ。

前から見るとこんな感じです。意外と前からみた時の飛び出し感は少なめ。

側圧は並程度という印象ですね。個人的にはもう少しパッドの隙間をなくしたいくらいなので側圧を強くしたいくらいですね。

頭への負担はそれなりに分散されていて、ヘッドバンドのクッションが効いているので頭頂部の痛みは出にくいですね。

装着感(4.5)

ノイズキャンセリング|価格を考えれば十分

ノイズキャンセリング性能についてですが、価格に対して十分な遮音性といったところです。

車のロードノイズなど中低域のノイズに対してはなかなかに遮音してくれます。

逆に人の声や食器のカチャカチャ音のような中高域のノイズはやや残りますが、1万円以下のヘッドホンとしては普通程度。音楽を流していればほとんど気にならないレベルです。

アプリではノイズキャンセリングの設定にも対応しています。

アダプティブモードがあるのも便利で、周囲の騒音レベルに合わせてANCの強度を自動で調整してくれます。

無音時のホワイトノイズも少なめで、ANCをONにしても「サー」というノイズが気になることはほぼないです。風切音も少なめで比較的ストレスが溜まりにくいノイズキャンセリングのように感じました。

ノイズキャンセリング(4.0)

外音取り込み|価格相応

外音取り込みについては、価格相応という印象。

音楽を止めていれば、駅のアナウンスやコンビニの会計時も声を聞き取れます。

ただ高級機のような装着していることを忘れるレベルのクリアさはなく、自分の声がややモゴモゴと聞こえる感覚があります。ながら聞きには向いていないかな〜という印象でしたね。

外音取り込み(3.5)

操作性|物理ボタンでシンプル

次に操作方法について。本体操作はすべて物理ボタンで操作を行います。

操作方法は次のとおりです。

項目操作方法
電源ON/OFF電源ボタンを長押し
ペアリング電源ボタンをさらに長押し
再生/停止再生/停止ボタンを1回押す
曲送り再生/停止ボタンを2回押す
曲戻し再生/停止ボタンを3回押す
音量を上げる+ボタンを1回押す
音量を下げる-ボタンを1回押す
電話を受ける/切る再生/停止ボタンを1回押す
外音モード切替再生/停止ボタンを長押し
音声アシスタント再生/停止ボタンを長押し

必要な操作はひと通り網羅されています。ボタンが右側に集約されているので、慣れるまでは少し触り分けに迷いますが、慣れれば問題なし。

またノイキャンモード切り替え時にアプリで「OFF」をカットするかしないかの設定もあるので神。

アプリ|Xiaomi Earbudsで設定可能

REDMI Headphones Neoは「Xiaomi Earbuds」アプリに対応しています。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • ノイズキャンセリング設定
    ANCのレベル(弱・中・強・アダプティブ)切替
  • EQ設定
    バランス / 低音強化 / 高音強化 / ボイス強化 / カスタムの5モード
  • カスタムEQ
    各帯域を細かく調整可能
  • マルチポイントの設定
  • 装着検出(手動オン/オフ)
  • 音声アナウンスの言語設定
    日本語・英語など
  • 低遅延モード
  • ファームウェアアップデート

1万円以下のヘッドホンでここまで細かい設定ができるのはありがたいですね。特にEQが「プリセット4種+カスタム」まで揃っているのは嬉しいポイント。

カスタムEQで好みの傾向に調整すれば、後述する音質の物足りなさもある程度カバーできます。

HyperOS搭載のXiaomiスマホを使っている人は、アプリを入れなくてもBluetooth設定画面から各種設定を変更できるのも便利。

音質|いちばんの強み

REDMI Headphones Neoの音質についてですが、思ったより良くて驚きましたね。

Xiaomiってどちらかといえば機能性重視のように感じていましたけど、REDMI Headphones Neoの場合はこの音質が一番の強みのように感じましたね。

音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.0

高音

4.0

中音

4.0

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低音寄り
高音寄り

傾向

音の傾向は低域・中域・高域の要所を抑えたW字型という印象。低音は膨れすぎずタイト、高域はこもり感が少なくスパっとレスポンス良く鳴らし、ボーカルもしっかり前にでてくるタイプ。

Xiaomiの低価格帯はマイルド系か低音迫力重視系かどちらかのイメージがありましたが、REDMI Headphones Neoは有線系のトレンドをついたかのようなチューニングになっていましたね。

「ボクが自分好みにイコライザーをかけるとすればこんな感じにするかな〜」をドンピシャでついてくれたような感じでした。ボクにとってはとても音の傾向は好みでした。

音の性格的には硬すぎず柔らかすぎずニュートラル。どちらかといえば迫力重視な音という印象でしたね。

音場・定位感

音場はヘッドホンとしては並という印象で、広くも狭くもなくと言ったところ。

定位はそれなりに分かりやすく、左右の音の振り分けはハッキリとしているタイプですね。

高音

高域はこもり感はなく価格にしてはクリア。意外と小気味よく鳴らすタイプで、ハイハットやアコギなどの細かな音もカチッとした輪郭を保ったまま繊細に鳴らせます。

刺さり感はないですけど、かといって刺激を抑えすぎた感じもないため、ロックやエレクトロを聴いてもまろやかすぎると感じることもないかと思います。

シンバルやギターの音もしっかり勢いを保ったままジャキっと鳴らせていますね。

中音

中音域のボーカルはしっかり前に出てきてフレッシュに聴かせるタイプですね。

声の上擦り感もそこまでなくで捉えられていて、価格にしてはとても輪郭のある歌声を聴けますね。

中音域の分離感はそこまで高くないですが、ボーカルを中心に聴くのであればおすすめ。

低音

しっかり迫力のあるドッシリとした低音でありつつも、中音域は阻害しないようにタイトにならせています。

サブベースの沈み込みも価格を考えれば十分で、ロックやEDMもノリよく聴かせてくれます。

おすすめのジャンル

ボーカルが映えるチューニングのため、ポップスやアニソン、ロックなどにおすすめです。

バラード系よりも元気系がおすすめ。

逆にクラシック、ジャズのような繊細な表現を求めるジャンルはちょっと苦手かもしれません。

USBオーディオにも対応

REDMI Headphones NeoはUSB-Cでスマホやノートパソコンと接続することで、Hi-Res Audio認証のハイレゾ再生にも対応します。

Bluetooth接続時よりも情報量が明らかにアップし、ボーカルの息遣いや楽器の余韻までより密度感のある音に変化します。1万円以下でUSBオーディオに対応してくれるのはありがたい。

ただ、USB-Cケーブルは別売りなので、別途購入する必要があります。ちなみに有線接続中もANCは併用可能です。

通話品質|3マイク+AIノイズ低減でクリア

静かな室内ではもちろん、ちょっと騒がしいカフェやオフィスでも音声をクリアに拾ってくれます。AIノイズ低減が周辺ノイズと声を分離して、声だけを強調するように動いている感じ。

さらに屋外でも最大5m/sまでの風ノイズキャンセルに対応。実際に風の日に屋外で通話してみても、ボワッとした風音はだいぶ抑えられていて、相手にもクリアに声を届けられました。

テレワークの通話やオンラインミーティング用としても十分使えるレベルです。

通話品質(4.2)

マルチポイント対応

マルチポイントは2台同時接続に対応していて、デフォルトでONになっています。

iPhoneで音楽を聴いていて、PCにかかってきたMeetやZoomの通話に切り替えるってことができますのでビジネスユースにもおすすめ。

電源を入れ直しても、ちゃんと2台のデバイスに自動で繋がってくれます。

切り替えのラグも小さくて不便なく使えますね。

遅延|動画なら問題なし、ゲームには少し厳しい

音の遅延については、動画視聴であればほとんど気になりません。

YouTubeやプライムビデオなどの動画視聴では、口の動きと声のズレを感じるシーンはほぼなし。アプリで低遅延モードをONにすればさらに体感の遅延が減ります。

ただ、音ゲーやFPSのようなシビアなタイミングを要求されるゲームには厳しいです。LDACなどの高遅延コーデック非対応なのは逆に好都合ですが、低遅延モードでもラグはゼロにはなりません。

本気でゲーム用途に使いたい場合は、付属のUSB-CケーブルでPCやスマホに有線接続すれば遅延ほぼなしで使えます。これは1万円以下ヘッドホンのなかでは大きなメリットですね。

REDMI Headphones Neo まとめ

総合評価

4.8/5

REDMI Headphones Neo

  • 1万円以下としては音質・ノイキャン・機能性が高水準
  • USB-C接続でハイレゾ再生にも対応
  • 最大72時間のロングバッテリー
  • ノイズが入りにくいマイク性能
  • マルチポイントとFast Pairに対応
  • アプリでEQやANCを細かく設定可能
  • デザインがシンプルでスマート
  • LDACなど高音質コーデック非対応
  • 自動装着センサーがない
  • ポーチやUSB-Cケーブルが付属しない

4.0

高音

4.0

中音

4.0

低音

4.5

装着感

4.0

ノイズキャンセリング

3.5

外音取り込み

4.5

マイク性能

4.3

利便性

Bluetooth5.4最大再生時間
※ANC OFF時
72時間
コーデックSBC, AAC急速充電10分で約5時間再生
ドライバー40mm ダイナミック型充電端子Type C
専用アプリ防水
ノイズキャンセリング◯(最大42dB)質量約263g
外音取り込み低遅延モード
自動装着検出有線ハイレゾ◯(USB-C)
マルチポイント保証1年

REDMI Headphones Neoはこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 1万円以下でノイズキャンセリング付きヘッドホンを探している
  • 音質の良さを重視したい
  • オンラインMTGなどビジネス用途でも使いたい
  • 装飾の少ないスマートな見た目のヘッドホンが欲しい

1万円以下でノイズキャンセリング・USBオーディオ・72時間バッテリー・マルチポイント・マイク性能も良好とさすがの機能性の高さ。

音質もトレンドを抑えたチューニングになっていて、EQなしでもとても良いバランスに仕上がっていますし、音重視で選ぶヘッドホンとしてもおすすめです。

初めてノイキャンヘッドホンを試してみたい人、サブ機としてカジュアルに使えるヘッドホンが欲しい人にはおすすめの一台ですよ。

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