QCY MeloBuds N65 レビュー|6000円台でマルチポイント3台 -60dBノイキャンにLDAC、空間オーディオまで対応したバケモン

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

異常なまでのコスパの高さで定評のあるイヤホンメーカー「QCY」から、約6000円という価格でありつつ、-60dBのノイキャンにAIシーン適応、3台マルチポイント、ヘッドトラッキング付きの空間オーディオにも対応したワイヤレスイヤホン「MeloBuds N65」をレビューしていきます。

MeloBuds N65の特徴
  • 12mm複合ダイアフラム・ダイナミックドライバー搭載
  • 最大-60dB / 5.5kHz 超広帯域ノイズキャンセリング
  • AIシーン適応で9つの環境を認識し自動切り替え
  • ヘッドジェスチャー操作(頷く/首を振る)対応
  • 360°ヘッドトラッキング空間オーディオに対応
  • LDAC対応&ハイレゾ認定
  • 最大3台のマルチポイント接続

価格を考えればかなりのスペックの高さのように見えますが、実際に使ってみた感想としても、それぞれの性能がかなり高いんですよ。基本性能だけで言えば同価格帯だとトップクラスだと思います。

今回はQCYさんから紹介用に提供いただいたので、以前紹介したN60やN70と比較しながら実機を使って検証していきましょう。

製品提供:QCY

QCY MeloBuds N65 ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング LDAC対応

Amazonクーポンコード:5TXYV7TM
楽天クーポンコード:ZOCW-7YMW-SDCL-FQKF

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

YouTube版はこちら

MeloBuds N65 外観・付属品

それではMeloBuds N65の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

MeloBuds N65のパッケージはいつものQCYらしいシンプルなデザイン。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. USB Type Cケーブル
  2. イヤーピース(複数サイズ)
  3. マニュアル
付属品

充電ケース・本体

充電ケースはこちら。

筐体サイズはN60よりもさらに薄くなってコンパクトになっていますね。

同社のMeloBuds N60 / N70と比べるとこんな感じ。

充電端子はUSB-Cに対応。

ワイヤレス充電は非対応。ここは対応してくれていれば嬉しかったな〜……。

充電ケースは前から大きくガバッと開くようなタイプ。N60と同じ仕様ですね。

大きく開いてくれるおかげで取り出しやすさは全く問題なし。

イヤホン本体はスティック型で、とてもシンプルなデザイン。

内側もこんな感じでどシンプルです。

ノズル部は軸が短めの楕円形デザイン。

MeloBuds N60 / N70と並べてみるとこんな感じ。

同じようなデザインに見えて、まったく同じ筐体を使っているわけではなく、ハウジングデザインから、内側のマイクの大きさまで要所で変更を加えられていますね。

最後に重さですが、総重量は約41g、本体片耳の重量は約4.6g。N60の5.2gより軽くなっていて、ワイヤレスイヤホンとしては軽い部類です。

スペック比較

製品名MeloBuds N65
MeloBuds N60
MeloBuds N70
ドライバー12mm 複合ダイアフラム11mm+6mm デュアルダイナミックMEMS+10mmダイナミックドライバー
Bluetooth6.06.06.0
コーデックSBC,AAC,LDACSBC,AAC,LDACSBC,AAC,LDAC
再生時間
※ANC ON時
本体:6時間
ケース込:27時間
本体:6時間
ケース込:30時間
本体:7時間
ケース込:35時間
充電端子Type CType CType-C/ワイヤレス充電
防水IPX5IPX5IPX5
低遅延モード
マルチポイント最大3台2台2台
ノイズキャンセリングアクティブノイズキャンセリング
-60dB / 5.5kHz
アクティブノイズキャンセリング
-56dB
アクティブノイズキャンセリング
-56dB
外音取り込み
空間オーディオ◯(ヘッドトラッキング)
AIシーン適応◯(9シーン/6モード)××
ヘッドジェスチャー◯(頷く/首を振る)××
片耳重量約4.8g約5.2g不明
Amazon参考価格
※セール時の価格
約6,000円ほど5,610円7,584円

MeloBuds N65 レビュー

装着感|スティック型で軽やか

MeloBuds N65の装着感ですが、今までのQCYのイヤホン同様に良好ですね。

装着してみるとこんな感じ。

前から見ても耳からの飛び出しが少なめ。

スティック型のおかげもあって長時間つけていても耳が痛くなりにくいですね。

自動装着検出はついていないみたいです。

装着感には不満なし。

装着感(4.8)

音質|シリーズ史上、とても聴きやすいバランスに

MeloBuds N65の音質ですが、こちらも思った以上に良かったですが。

一聴して「ふつうに音ええやん!」ってなりましたもん。

LDACにも対応していますが、今回はあえてiPhoneのAAC接続で検証しています。

音の特長は次のとおりです。

音の特長

3.9

高音

3.9

中音

3.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
高音寄り

音の傾向はN60やN70とは異なり、バランスの良く、ほどよく高域と低域が強調されたバランスの良い弱ドンシャリ型のサウンド。どちらかといえばやや低域寄り。

今までのMeloBudsの中でも特に万人受けしやすい音だと思います。

音場はやや広めで、横方向に自然に広がっていくような感覚がありますが、定位感は甘め。

高域はN60やN70のようなカリッとさは抑えられていて、少しマイルドに聴きやすいバランスになりした。その代わり解像度は少し甘めになったように感じましたかね。

中音域はN60やN70と比べてもボーカルが前に出てくるようになり、声が埋もれている感が軽減されています。

低音域はN60のような迫力重視の音ではなく、聴き心地重視の柔らかい音になっていますね。かといって中音域まで被るような広がりすぎる音でもなく、バランスよく豊かな音という感じです。

おすすめのジャンルはポップスやヒップホップ、チル系などかな?とは思いますが、基本苦手すぎるジャンルもなく卒なくこなすタイプです。

総評して、N60やN70のような強い個性が緩和され、万人受けしやすい聴きやすい音になったように感じます。

この3機種で比較すると、僕はN65が一番好みの音でしたね。

空間オーディオ|ヘッドトラッキング対応になった

N60やN70にも空間オーディオはありましたが、N65ではヘッドトラッキングに対応しました。内蔵のIMU(慣性計測装置)が頭の動きをリアルタイムで追跡して、頭を動かすと音の定位が変わります。

使ってみた感想としては、う〜ん……残響感強すぎなように感じますね。。。自然さがなくホールの反響のみを抽出したかのような感覚。

個人的な感想ではありますが、はっきり言って残念な空間オーディオです。

ノイズキャンセリング|-60dBでシリーズ最強クラス

ノイキャン性能ですが、価格を考えればめっちゃめちゃ強いです。6000円台でここまでしっかり遮音できるの凄くね?って感じたくらいガッツリ遮音してくれます。

外で鳴ってたうるさい草刈機の音も「スっ……」って感じでかなり消えましたからね。

タイピング音の超高周波帯はちょっと耳に入りやすいかな?とは思いますが、高域側もしっかり目にカットはできている方だと思いますよ。

N60と比べても明らかにN65の方が強く、1万円以下では最強クラスかと。

面白いのがAIシーンノイズキャンセリング機能

以下の9つのシーンに対して、その環境下にいたときに「ノイズキャンセリング(屋外 / 通勤 / 室内 / 風切音カット) / オフ / 外音取り込み(レベル調整可能)」の3つを割り振って自動で反映する機能になります。

  • 停止(ノイズレベル 低 / 中 / 高 3シーン)
  • 歩行(ノイズレベル 低 / 中 / 高 3シーン)
  • ランニング(ノイズレベル 低 / 中 / 高 3シーン)

自分の思い通りに挙動させるのは難しいので実用的かどうかは微妙なところではありますが、なかなか面白い機能ではあると思います。

ノイズキャンセリング(4.4)

外音取り込み|なかなか優秀。

外音取り込み性能もなかなか優秀。着けたままでも普通に会話できるレベルですね。音楽を流すと相手の声蜂と聞こえにくくなるかな?という印象でした。

あと気になる点としては、大きな音が鳴ったときに、イヤホン側から大きな異音が入ることがありますね、

アプリからレベル調整もできます。

先ほどのAIシーン適応をONにしておけば、歩き出したタイミングで自動的に外音取り込みに切り替えてくれるので、手動で切り替える手間がなくなります。

アプリで「1~6」の間でレベル調整が可能で、6にするとかなり聞こえやすくなります。

外音取り込み(4.2)

操作性|ヘッドジェスチャーも搭載

MeloBuds N65はタッチ操作に加えて、新しくヘッドジェスチャー操作に対応しました。

着信があったとき、頷くと電話に出られて、首を振ると拒否できます。高精度IMUセンサーが動作を検知して誤作動を防止してくれるとのこと。

料理中とか荷物で手がふさがっている時に、首の動きだけで電話対応できます。

タッチ操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止L or R側を2回タップ
曲送りR側を3回タップ
曲戻しアプリで設定可能
音量を上げるアプリで設定可能
音量を下げるアプリで設定可能
外音モードの切り替えR側を長押し
音声アシスタントL側を長押し
電話に出る頷く(ヘッドジェスチャー)
電話を拒否する首を振る(ヘッドジェスチャー)
ペアリングモード充電ケースのボタンを長押し

アプリでL/Rのタップに対して操作の割り振りも可能。N60と同じく1タップは初期状態だと無効になっているので、使いたい方はアプリで有効にしてあげましょう。

不満点は、相変わらず外音モードの切り替え時に「オフ」を一度挟んでしまうこと。

QCYはここがカットできないのがわずらわしいです。

3台マルチポイントが神

N65はなんと最大3台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。3台対応は超珍しいですよ。最近だと某大手メーカーくらいしか対応していないんじゃないですかね。

スマホ2台+PCみたいな組み合わせで使えるので、仕事とプライベートのスマホ+PCで使いたい人には便利ですね。

他にもPC+タブレット+パソコンみたいな使い方もあり。

僕は基本マルチポイントがついている機種じゃないと愛機として使わないので、3台対応はめちゃめちゃありがたい。2台じゃあ最近足りないんですよ。

挙動を確認してみましたが、問題なく動作しますね。電源OFF後も自動で接続されました。素晴らしい。

ちなみに後から再生したデバイスが優先される「後勝ち」設定になっています。少し切り替わりが早いので、ちょっとした通知音でも接続先が切り替わらないか不安にはなりますね。

さらにN60同様にLDACとマルチポイントの併用も可能。ただ、併用すると接続安定性が落ちるので、音質を優先するならマルチポイントはOFFにしておいた方がいいと思います。

通話品質について

マイク数が増えた分、背景ノイズの処理はN60よりしっかりしている印象。普段使いには問題ないレベルですね。

通話品質(4.3)

音の遅延|気軽にゲームもできる

音の遅延については、YouTubeで動画鑑賞をするくらいであれば問題なし。LDAC接続時も音ズレはほとんどありませんでした。

ゲームモードをONにすると遅延はかなり抑えられるので、FPSとかアクションゲームをカジュアルにプレイするくらいなら使えると思います。

MeloBuds N65 まとめ

MeloBuds N65をまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.9/5

MeloBuds N65

  • 6000円前後と考えれば音質は優秀
  • ノイキャンが価格を考えれば強力
  • AIシーン適応でノイキャン切り替えが自動に
  • アプリのカスタマイズ性が高い
  • 最大3台マルチポイント
  • LDACも対応
  • 10分充電で2時間再生の急速充電
  • 圧迫感のない装着感
  • ワイヤレス充電には非対応
  • 外音モード切り替え時にノーマルモードを挟む
    また切り替え時の操作の反映も遅め
  • 自動装着検出機能は非対応

3.9

高音

3.9

中音

3.9

低音

4.8

装着感

4.4

ノイズキャンセリング

4.2

外音取り込み

4.3

マイク性能

4.5

利便性

Bluetooth6.0最大再生時間
※ANC ON時
本体11時間/
ケース込み50時間
コーデックSBC, AAC, LDAC充電時間約60分(フル充電)
10分で2時間再生
ドライバー12mm 複合ダイアフラム
ダイナミックドライバー
充電端子Type C
専用アプリ防水IPX5
ノイズキャンセリングアクティブノイズキャンセリング
(-60dB / 5.5kHz)
質量
※片耳/ケース込
約4.8g / 約42.7g
外音取り込みゲームモード◯(低遅延モード)
自動装着検出空間オーディオ◯(ヘッドトラッキング)
マルチポイント最大3台保証1年

N60やN70と比べると、ノイキャン・バッテリー・マルチポイントと主要機能がアップグレードされていて、MeloBudsシリーズの中でも最高傑作だと感じましたね。

特に3台マルチポイントとノイキャンの強力さは同価格帯でも頭ひとつ抜けた実力はあると思います。

あとはほんと細かいポイント。ワイヤレス充電や、自動装着検出非対応とか、操作がややもっさり気味とか、基礎的な土台を固めていただければ、同価格帯でも最強クラスになるかと思います。

今までのMeloBudsシリーズの中でも特におすすめのイヤホンだと感じたので、ぜひ検討してみてください。

QCY MeloBuds N65 ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング LDAC対応

Amazonクーポンコード:5TXYV7TM
楽天クーポンコード:ZOCW-7YMW-SDCL-FQKF

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次