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EarFun Air Pro 4+ レビュー|ついに1万円超えでハイブリッドドライバーを搭載!Air4 ProやAir Pro 4iとも比較してみた

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

いま当ブログで1万円以下で買えるワイヤレスイヤホンだと、一番おすすめしているのが「EarFun Air Pro 4」。

1万円以下でノイズキャンセリング、外音取り込み、マルチポイント、ワイヤレス充電、ゲームモード、自動装着検出、LDAC・aptX Lossless、全て搭載しているのはいつ見てもコスパやばい。

そんなコスパ破壊神のEarFunから、同社初のハイブリッド型ドライバーを搭載したワイヤレスイヤホンが登場しました。

それが今回紹介する「EarFun Air Pro 4+」です

EarFunとしてハイブリッドドライバーの採用は初! そして価格が12,990円と1万円を超えてくるのも初です。

基本性能はEarFun Air Pro 4を踏襲しつつ、音質をさらに向上されたモデルとなっています。さらにLDACとマルチポイントが併用できるようになったとのこと!

おそらく某社の約15000円で買える人気ワイヤレスイヤホンに対抗するために開発したのでしょうね。

どれほどの実力なのか、以前紹介したEarFun Air Pro 4やEarFun Air Pro 4iと比較しながら紹介していきましょう。

製品提供:EarFun

クーポンコード:EFPLUSWY
通常価格:13,990円
特別価格:10,493円
有効期限:12月23日 23:59まで

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

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EarFun Air Pro 4+ 外観・付属品

それではEarFun Air Pro 4+ の外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

EarFun Air Pro 4+のパッケージはいつもの白地のシンプルなデザイン。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. USB C to Aケーブル
  2. シリコンイヤーピース5ペア(XS / S / M / L / XL )
  3. マニュアル

付属のイヤーピースもEarFun Air Pro 4iに付属していたものに変更されていますね。

二重硬度設計を採用した新開発イヤーピースで、傘と軸で異なる硬さのシリコン素材を使い、軸部分の硬め素材がしっかり耳に固定します。

これにより低音を逃さず鼓膜まで届けることが可能になったとのことです。

このイヤーピース、実際に装着感やノイズキャンセリングへの影響がなかなか高かったので、こちらをつけていただいてありがたいです。

充電ケース・本体

充電ケースはEarFun Air Pro 4と比べると若干大きくなりました。おおよそEarFun Air Pro 4iと同じくらい。

厚みもそこまでないので、ポケットにもスッポリと収まりそうなほどのサイズ感です。

EarFun Air Pro 4シリーズ3製品でサイズを比較するとこんな感じです。

充電端子は背面にUSB Type Cが搭載

さらにワイヤレス充電にも対応しています。廉価版とはいえEarFunはワイヤレス充電を必ずつけてくれるからありがたい。

ワイヤレス充電を一度使い出すと「充電しているつもりがないのに、いつも満充電になってる!」のような感覚で使えるので本当に便利ですよ。

充電ケースの開き方が変更されており、前面からパカッと開くようなタイプになりました。

このタイプの方が開きやすいですし取り出しやすいから好きです。

取り出しやすさやマグネットの吸着性も問題なしですね。

本体デザインはスティック型を採用。

EarFun Air Pro 4と比べてみましたが、形状はほぼ同じ。色味はEarFun Air Pro 4+の方がグレー寄りで、EarFun Air Pro 4はブルー寄りって感じになっています。

細部まで確認すると、マイクの位置や充電端子付近の構造、ノズル長などが若干だけ異なります。

ノズルもEarFun Air Pro 4iと同じく楕円形の短いタイプに変更されていますね。

ぱっと見はEarFun Air Pro 4と同じですが、細かくチェックするとEarFun Air Pro 4とEarFun Air Pro 4iの良いところを足したようなデザインになっていますね。

ドライバーには業界最小型BAドライバーと、11度の角度によるオフアクシス配管音響構造(Nano Side-Fitted Acoustic Architecture(NSAA)技術)を採用したとのこと

音質面でも今回は本気です。

最後に重さですが、総重量は約53.3g、本体片耳の重量は約5.1gです。

EarFun Air Pro 4+、EarFun Air Pro 4i、Pro 4スペック比較

スクロールできます
製品名EarFun Air Pro 4+
EarFun Air Pro 4i

EarFun Air Pro 4
ドライバーバランスドアーマチュア+
ダイナミック(BA+DD)
11mmチタンコーティング複合振動板10mmダイナミックドライバー
Bluetooth6.05.45.4
コーデックSBC,AAC,LDAC
aptX,Adaptive
aptX Lossless
Snapdragon Sound
LC3
SBC,AAC,LDACSBC,AAC,LDAC
aptX,Adaptive
aptX Lossless
Snapdragon Sound
LC3
再生時間
※ANC ON時
本体8時間/
ケース36時間
本体6.5時間/
ケース27時間
本体7.5時間/
ケース35時間
充電端子USB Type-C
Qi(ワイヤレス充電)
USB Type-C
Qi(ワイヤレス充電)
USB Type-C
Qi(ワイヤレス充電)
ノイズキャンセリングQuietSmart 3.0
-50dB
QuietSmart 3.0
-50dB
(中低域ノイズの低減性能がより向上)
QuietSmart 3.0
-50dB
外音取り込み対応対応対応
防水IP55IP55IPX5
自動装着検出対応非対応対応
マルチポイント対応
LDACと併用可能
対応対応
低遅延モード対応対応対応
Auracast対応非対応対応
Google Fast Pair対応対応対応
価格 ※定価
(基本セールでもっと安くなる)
13,990円7,990円9,990円

EarFun Air Pro 4+ レビュー

装着感|EarFun Air Pro 4よりも密閉感が高くなった

EarFun Air Pro 4+の装着感についてですが、イヤーピースとノズルの仕様が変更されているおかげか、EarFun Air Pro 4よりもしっかり耳内を密閉できているように感じました。

実際に装着してみたらこんな感じです。

EarFun Air Pro 4+

EarFun Air Pro 4

EarFun Air Pro 4i

EarFun Air Pro 4の耳内でガシッと固定するようなホールド力に、新イヤーピースでさらに密閉感を高めたかのような装着感になっていますね。

ちなみに同じイヤーピースを使ったEarFun Air Pro 4iは、耳内に挿入しても少し余裕のある装着感になっています。

今回試した3つのAir Pro 4シリーズの中では、Air Pro 4+の装着感が一番好みでしたね。

装着感
EarFun Air Pro 4+(4.8)

音質|BAドライバーでさらにクリアに

音質ですが、BAドライバーを追加されたことにより全体的にクリアなサウンドに進化しています。

めちゃめちゃクリアになったってほどでもないですけど、EarFun Air Pro 4よりは確実に音質面ではパワーアップしていますね。

音の特徴はこちらの通りです。

音の特長

4.1

高音

4.1

中音

4.1

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域
高域

音の傾向

音の傾向はEarFun Air Pro 4とほぼ同じで、少しメリハリ感を聴かせたバランス。

音もマイルドで聴きやすい万人受けする音作りですね。

音場

音場は広くも狭くもなく普通程度。

高音

高域はEarFun Air Pro 4の音の性質はそのままに、よりも粒立ちがよく解像度もアップしていますね。

キツさを感じにくいので、長時間聴いていても聴き疲れはしにくいです。

低音

低域はEarFun Air Pro 4よりも少しタイトな迫力で鳴らすように感じましたね。

高域としっかり分離して聴こえるようになった分、低域の解像度もアップしたように感じますね。

中域

ボーカルラインは楽器隊から半歩引いた距離感から聴こえるような感覚ですが、埋もれたりこもったりする感じはないですね。

EarFun Air Pro 4と比べると、ボーカルの高域側が少しクリアになっていますね

おすすめジャンル

ジャンルはロックやポップスとの相性が良く、YOASOBIやAdoといった最新のPOPSはとても楽しく聴けます。

イコライザーについて

イコライザーは「プリセット」「カスタム」「適応イコライザ」の3つから選べます。

適応イコライザは10バンドのイコライザーを見ながら、ビープ音が聞こえなくなるところまでdBを下げていくという珍しい設定方法。

dBを上げていくと、一部帯域で音割れが発生するかもしれないので、ある意味この方法は理にかなっているかも。ただ、デフォルト設定と比べて音量が全体的に小さくなってしまいます。

デフォルトでも個人的には好みの音でしたが、適応イコライザは一度試してみてもいいかもしれないですね。

ノイズキャンセリング|EarFun Air Pro 4iとほぼ同実力

EarFun Air Pro 4+のノイズキャンセリング性能は、中低域側のノイズキャンセリング性能が少し強くなったEarFun Air Pro 4iとほぼ同じ性能ですね。

新イヤーピースによる密閉度の高さの影響か、EarFun Air Pro 4と電車内でおおよそ同じ音量で聴いてみても、電車の「ゴォォォ」と響く音がより耳に入ってきにくくなっています。

中高域側の遮音性はEarFun Air Pro 4と変わらずといったところです。

ノイズャンセリング(4.4)

外音取り込み|Air Pro 4同様に自然

EarFun Air Pro 4+ の外音取り込み性能ですが、BAドライバーが影響しているのかEarFun Air Pro 4よりもほんの少しだけ高域側がクリアになっているように感じますね。

音楽を流していない状態であれば、ふつうに家族と会話ができるレベルですし、ボーカルがない楽曲を小音量で流している状態でも相手が何を言っているかを把握できるくらい外音取り込み性能は優秀です。

外音取り込み(4.4)

操作性|カスタマイズ性が神

操作性のしやすさは普通ですが、今までと同様カスタマイズ性は神レベルです。

1回タップで音量調整、2回タップで再生停止、3回タップで曲送り、左長押しで外音モードの切り替え、右長押しで音声アシスタントといった操作方法になっていて、基本的な操作は網羅的に行えます。

ここからアプリで、左右共に操作方法のカスタマイズも自由に設定できます。

完全に自由に割り振れるので、自分好みの設定にしやすいんですよ。

さらにうれしいのが、外音モード切り替え時に「ノーマルモード」をスキップできること。

ノーマルモードをスキップすることで、外音モードの切り替えが「ノイズキャンセリング」→「外音取り込み」の2つだけでループさせることができるようになります。

これができるのがEarFunの強み! 他のコスパ最強系のイヤホンだとこの「ノーマルモードをOFF」にできないメーカーが多いんですよね。

それだけではなく、本体操作のみでゲームモードをONにできる項目もあるので、ゲームをカジュアルにプレイにしたいユーザーも大きなメリットがあります。

操作の感度の良さとか、操作のしやすさは普通ですが、操作のカスタマイズ性の高さは1万円以下で最強クラスです。

その他アプリでできること

ここまで紹介してきたもの以外で、その他アプリでできることは次のとおりです。

その他アプリでできること
  • バッテリー残量の確認
  • ゲームモードのON/OFF
  • マイクの設定
  • マルチポイントの設定
  • 音声ガイダンスの設定
  • イヤホンを探す

マルチポイント|LDACと併用できるのがGood

マルチポイントの挙動は問題はなく、自動的に2台目に接続もできますし、切り替えも早い方です。

ちなみに1台目が再生中の場合は、2台目は割り込んで再生ができないようになっています。この仕様の方が通知音で接続先が切り替わったりしないのでありがたいです。

そして今回嬉しいポイントが、LDACとマルチポイントの併用ができるようになったことですね!

EarFunのワイヤレスイヤホンとしては初対応です。

併用すると接続対応性は悪くなりますが、それでも毎回設定をOFFにするよりは全然マシです。

通話品質|EarFun Air Pro 4と変わらず

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

EarFun Air Pro 4i

EarFun Air Pro 4

音の遅延|ゲームモードでさらに少ない

ゲームモードOFFの状態でもYouTubeやプライムビデオでアニメを見る分には問題なしです。

ゲームモードをONにすると、音ゲーはタイミングをピッタリ合わせるのは難しいですが、有線に近いレベルまで遅延は少なくなっています。

FPSをカジュアルにプレイするくらいであれば問題なくできそうなレベルですね。

EarFun Air Pro 4+ まとめ

総合評価

4.8/5

EarFun Air Pro 4+

  • BAドライバー追加により解像度がアップ
  • LDACに対応
  • マルチポイント対応
  • ワイヤレス充電対応で充電がラク
  • 再生時間が長い
  • ノイキャンと外音取り込みも優秀
  • ゲームモード搭載で遅延が少ない
  • 操作のカスタマイズ性がとても高い
  • Google Fast Pair対応
  • LDACとマルチポイントの併用ができ
  • とくになし(強いていえば機能面はEarFun Air Pro 4と変わらない)

4.1

高音

4.1

中音

4.1

低音

4.8

装着感

4.4

ノイズキャンセリング

4.4

外音取り込み

3.8

マイク性能

4.7

利便性

Bluetooth5.4
最大再生時間
※ANC ON時
本体6.5時間/
ケース込み40時間
コーデックSBC,AAC,LDAC充電時間1時間(イヤホン単体の場合);
2時間(USB-C経由の充電ケースの場合)
3.5時間(ワイヤレス充電器経由の充電ケースの場合)
ドライバーダイナミック型充電端子Type C
Qi
専用アプリ防水IP55
ノイズキャンセリング質量51.3g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出3Dオーディオ
マルチポイント保証2年

EarFun Air Pro 4+ はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 予算1万円前半でおすすめのワイヤレスイヤホンを探している
  • 音質と機能性のバランスが取れたものが欲しい
  • LDACとマルチポイントの併用できるものが欲しい

EarFun Air Pro 4のステップアップとしては音質以外は大きく進化していないのでおすすめはしないですが、EarFun Air Pro 4よりもさらなる音質の良さを求める方や、LDACを使いつつマルチポイントも併用したい方はEarFun Air Pro 4を検討してみてください。

クーポンも期間限定で配布していますので、検討中の方は併せてご利用くださいませ。

クーポンコード:EFPLUSWY
通常価格:13,990円
特別価格:10,493円
有効期限:12月23日 23:59まで

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