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イヤホンやオーディオサプライ系で知名度の高いブランド「radius」から、以前紹介したディープマウントイヤーピースZONEと同じ素材を使った究極の睡眠用耳栓「DROP in Sleep(EP-D10)」が登場しました。

見てみて、この無性透明の美しすぎる耳栓を。
こちらはディープマウントイヤーピースZONEと同じ日本を代表する化学メーカー製の LSR(Liquid SiliconeRubber)を採用した耳栓です。

LSR は一般的なシリコンと比較して柔軟性や耐久性が高く、それでいてメディカルグレードの安全性も備えており、デリケートな肌の方にも安心して使えるようになっています。
目立ちにくい・耳に優しい・遮音性も高い、まさに理想の耳栓ではないでしょうか。子どもの夜泣きで寝不足になっているボクはほぼ毎日、耳栓か寝ホンに頼っている状態なので、この依頼はありがたい。
ちなみに価格は3,850円と耳栓としては高めですが、ボクが普段使っている睡眠用耳栓よりは安いです。
今回はradiusさんから紹介用に提供いただいき、2週間ほどガッツリ使ってみました。実際の使用感について詳細にお伝えしていきます。
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DROP in Sleep 外観・付属品
パッケージ
パッケージははブルーグレーと右側にラディウスらしいナチュラルカラーで彩られたデザインでおしゃれ。

付属品にはディープマウントイヤーピースZONEが「XS,S,M,L」の4ペアが付属してきます。

これだけで2200円相当の価値があるんだが。
ディープマウントイヤーピースZONEはイヤホン向けのイヤーピースとしても優秀なので、使っていないサイズは他のイヤホンに流用してもよいかと。
詳細レビューは以下をご覧ください。

その他にも耳栓を保管するためのシリコンケースも付属。これで出張など出先でも気軽に携帯できます。

本体はこちら。非常に透明感の高い素材でめっちゃ美しい! まさに素材美!

ディープマウントイヤーピースZONEの部分だけでなく、なんと本体全体にLSRを採用しているので、めちゃめちゃ透明感が高いし、素材も柔らかく、それでいて耐久性も高いものとなっています。
メディカルグレードの安全性を備えており、デリケートな肌質の方でも安心して使用できるようです。
長時間装着しても耳に負担をかけることが少なく、不快な感覚がなく仕事に集中できたり、昼寝や夜寝もできたりするわけですよ。
ただ、LSRって吸着性の高い素材だから、耳垢や汚れは引っ付きやすそう。
そしてディープマウントイヤーピースといえば、この独自の形状。

一般的なイヤーピースと比較して耳のより奥の広いエリアでフィットする独自形状により、シリコンでありつつも高い密閉性を誇ります。

この構造のおかげでノイズキャンセリングなしでも高い遮音性を提供できるというわけです。
DROP in Sleepを使ってみた感想
装着感|耳と一体化するような感覚
まず装着感についてですが、まるで耳と一体化するかのような自然な装着感ですね。耳への負担がとても少ないように感じました。
実際に装着してみるとこんな感じ。透明度の高い本体なので装着していても「耳に何も着けていないんじゃね?」というくらい目立たないです。

これなら仕事中に着けていても悪目立ちしなくていいですね。
前から見てもほぼ耳の中に収まっています。

持ち手部分の素材もとても柔らかく、耳をしたにした状態で寝ても圧迫感が少なく、痛みも発生しにくい印象でした。
シリコンタイプの耳栓を使っていたときは、朝起きた時に痛みや痒みが少し発生していましたが、DROP in Sleepは比較するとその痛みや痒みの感覚が非常に少ないように感じましたね。めちゃめちゃ快適。
ただLSRがボクの耳に馴染んでいるだけの場合もあります。人によってはシリコンタイプの方が良かったという方もいるかもしれません。
遮音性もふつうに高い
装着感が良いだけではなく遮音性もふつうに高いです。いつも使っている睡眠用の耳栓よりも耳ないの密閉度が高く、さらに遮音性が高く感じますね。
二番目の子どもが生まれて10ヶ月ほどになるのですが、まだ夜泣きはちょいちょいするんですよ。
夜泣きがひどいときは耳栓を使うことが多いのですが、ちょい泣きくらいであれば気にせず眠れましたね。本泣きだとさすがに起きますけど。
また窓を開けて寝ても、夜中に突如響きわたるバイクや車の音もほとんど気にならずに見事に眠れました。
睡眠時に気になるちょっとした物音への遮音効果はかなり高いと思います。
出張や旅行で、壁の薄いビジネスホテルやカプセルホテル、あとはインターネットカフェで寝るときなんかに最適な耳栓だと思いますよ。ライブ遠征組の方にもおすすめ。
ただ、ノイズキャンセリング機能が付いているわけではないので、飛行機や電車内などの下から響くような低音に対する遮音性は3万クラスの大手メーカーのノイズキャンセリングイヤホンの方が良かったりします。
あくまで耳栓としては遮音性が高めという感覚です。あとはノイズキャンセリングイヤホンと違って充電の必要がない点もメリットですね。
ただ、密閉度が高すぎて耳が詰まったような感覚を強く感じて、少し不快な感覚はありますね。ほどよく遮音したいだけの場合は、イヤーピースのサイズを1サイズ小さくしてもいいと思います。
気になる点
耳の奥まで挿入しにくい
最後に気になる点ですが、今まで使っていた耳栓と比べて耳の奥までスッと挿入しにくい点ですかね。
表面が滑り止めのような素材になっているため、スムーズに挿入できないんですよね。
一度挿入してしまえば耳になじむので気にならないのですが、シリコンタイプの耳栓のようにサクッと装着しにくいのは気になりました。
耳垢など汚れが付着しやすい
あと外観の項目でも伝えましたが、LSRという素材上、耳垢や汚れが付着しやすいのが気になりましたね。
シリコンタイプだと爪でカリカリと引っ掻けば耳垢もサラッと取れるのですが、LSRは汚れがびっしり付いてしまうと、ウェットティッシュを使わないとキレイに取れないんですよね。
定期的なメンテナンスをすればいい話ではありますが、汚れを取ろうとするたびにウェットティッシュか水洗いをする必要があるのはめんどくさく感じました。
DROP in Sleep まとめ
DROP in Sleepは睡眠時や仕事中など、長時間耳栓を装着したい場面ではとても役に立つ製品のように感じました。
といいつつも毎日使っていると耳が荒れることもあるので、毎日は使わずに「今日は雨の音が気になって寝付けないな〜」とか「今日は雑音が気になって仕事に集中できないな〜」といったシーンでワンポイントで使うことをお勧めします。
睡眠用に耳栓を考えていた人は、ぜひこのDROP in Sleepを買ってみてください。
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