こんにちは、元イヤホン専門店スタッフのかじかじ (@kajet_jt)です。
AMAZONで売っている中国製のイヤホンって安くて機能性も高そうだけど、品質に不安になることがありませんか?急に壊れたり、サポートも受けれなかったり、まるで消耗品のように扱われることもありますね。
そんな方に安心しておすすめできる完全ワイヤレスイヤホンがこちらの「Mpow M5」
- レザー調の高級感のあるデザイン
- 最大42時間再生できるロングバッテリー
- 5,000円台で買える高コスパ完全ワイヤレスイヤホン
今回紹介するMpow M5は中国製ですが、お手頃価格ながらも品質に定評があり、まるでユニクロやGUのような信頼度があります。
2020年3月から日本法人「Mpow Japan」も設立し、サポート面もさらに安心になりました。
➡︎Mpow Japan | エムパウ ジャパン 公式サイト
こちらのMpow M5をメーカーより貸与いただきましたのでレビューしていきます。
総合評価
3.5/5
- ボーカルがクリアで滑らか
- 全体的に高スペック
- 所有欲を満たすデザイン
- 充電ケースが大きい
- 充電端子がmicroUSB
3.2
高音
3.5
中音
3.3
低音
4.0
コスパ
4.0
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 再生時間 | 本体のみ:6時間 ケース込:42時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 2時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | microUSB |
専用アプリ | × | 質量 | 本体:5.6g ケース:45.8g |
ノイズキャンセリング | × | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | × | ゲームモード | – |
自動装着検出 | × | 保証 | 1年 |
5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンの比較記事はこちら!
Mpow M5 レビュー
パッケージ
Mpow M5のパッケージは赤一色。Mpowは某外車ブランドの車種名からインスパイアを受けているようで、そのカラーをあしらったカラーデザインのようですね。
付属品はイヤーピース、USBケーブル、ストラップ
- イヤーピース4ペア
- microUSBケーブル
- ストラップ
- マニュアル
イヤーピースはサイズ違いで4ペア付属。他のレビュアーさんの記事を見ていると3ペアで紹介されていますが、Mpow Japanの発足に伴い、日本人向けに付属品が変更されたのかと考えられます。
レザー調の所有欲を満たす充電ケース
Mpow M5の充電ケースはレザー調のシックで高級感のあるデザイン。お手頃な価格で所有欲を満たすことができます。
これをひと目見て、まさか5000円台で買えるとは思わないでしょう。
充電端子はmicroUSB
Mpow M5の充電端子はmicroUSB。Type-Cが主流になりつつある状況で一世代前の端子を使用してるのは少し残念。
充電ケースがやや大きいのが気になる
Mpow M5の充電ケースはやや大ぶりで、ポケットに入れるとややかさばります。実際にポケットに入れてみるとこんな感じです。
ちょっと目立ちますね。スキニージーンズだとM5の形状が浮き上がりすぎて、完全にアウトな見た目になると思います。
ポケットにゆとりがない場合は、バッグに入れて運用することをおすすめします。
本体の再生時間は6時間/充電ケースも合わせて42時間
Mpow M5の再生時間は本体のみで6時間、ケース込みで42時間となかなか高寿命。
急なバッテリー切れの心配が少なく、一週間くらいは充電なしで運用できそうですね。
赤色に光るLEDランプ
充電ケースと本体のLEDランプは、Mpowのコンセプトカラーと同じ赤色に光ります。
こちらの色使いで、いかに赤にこだわりがあるかを感じ取れますね。コンセプトカラーを明確にもっているブランドは大好きです。
充電ケースに対して、本体は小ぶり
M5の充電ケースは大きめでしたが、本体は小ぶりでコンパクト。耳の小さな方でもフィットしやすいと思います。
操作方法一覧
▽音楽再生
- 再生/停止 → L or R側を1回押す
- 曲送り → L or R側を2回押す
- 曲戻し → L or R側を3回押す
- ノイズキャンセリング → L or R側を2秒間長押し
▽通話
- 電話を受ける → L or R側を1回押す
- 着信拒否 → L or R側を2秒間長押し
- 通話終了 → L or R側を1回押す
▽その他
- 電源を切る → L側 or R側を6秒間長押し
Mpow M5は本体で曲送りから音量操作、受話から音声アシスタントまであらゆる操作が可能です。物理ボタンのため誤動作も起きないため、利便性は良好です。
ペアリングは簡単!取り出したらすぐペアリングモード
スマートフォンと接続する際のペアリング方法はこちら!
ペアリングはこちらで完了です。「オートペアリング」に対応しているため、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に電源オン→スマホと接続されます。
耳の小さい方でもフィットしやすい
Mpow M5の装着感はなかなかの良好さ。耳内の3点の接地部で固定するMpow独自の「Perfect Fit デザイン」を作用しており、本体サイズが小さく、耳の小さな方や女性の方でもフィットしやすい印象です。
ジョギングで使ってみても落ちる心配がなく、装着感にストレスなく使えるのではないでしょうか。少なくとも僕は装着感に関する悩みは一切ありませんでした。
ボーカルが際立つスムースサウンド
Mpow M5の音質は、とにかくボーカルが際立ちます。
楽器隊が一歩引いた位置から鳴らしメインパートを支えつつ、ボーカルは男性、女性問わずに低音から高音まで余すことなくしっかり描写します。
かといって中音だけ聴こえすぎるというわけではなく、重低音から超高音まで滑らか且つ自然に鳴らしてくれます。
楽器隊がやや引っ込むため、ロックやインスト系、EDMなど、とにかく音圧があり、臨場感のあるサウンドが欲しい方には向かないかもしれません。
しかし、とにかく雑味がなく聴きやすいバランスで、ボーカルを軸としたPOPSを聴いている方には、この上ない選択肢だと感じました。
水につけても壊れない、高い防水性
Mpow M5は、30分間水につけても壊れる心配がないIPX7相当の高い防水性を備えています。こんな風に丸洗いしたとしても、壊れる心配がありません。
充電ケースは防水に対応していないので、洗った後すぐに充電ケースにしまわないようにしましょう。壊れます。
声の帯域を拾いやすいマイク性能
Mpow M5のマイク性能は特に可もなく不可もなく普通といったところ。
しかし、周りの雑音が入りにくく、中音域が聞き取りやすいので、ストレスなく通話ができます。
音途切れは一切なし
Mpow M5を通勤で使ってみましたが、一度も音が途切れることがありませんでした。
価格に対してかなりの接続安定性です。最近の完全ワイヤレスイヤホンは本当に途切れませんなぁ。
YouTubeでも気になるくらいの遅延
Mpow M5の音の遅延はやや多め。YouTubeでも口元と声が明らかに合っておらず気になります。
音ゲーとかFPSにはとてもおすすめできません。
Mpow M5|おすすめのイヤーピース
付属のイヤーピースでは、耳から落ちたり、フィットせず音がスカスカになるという方はご覧ください。
Spinfit CP360がおすすめ
いろいろなイヤーピースを試しましたが、Spinfit CP360が一番相性が良かったです。
CP360の特徴が、傘部がクルクルとまわる仕様で、耳に対してまっすぐにフィットしてくれるようになる特許技術を使った特殊なイヤーピースです。
この仕様とM5との相性が良く、耳の奥までしっかりと挿入してくれます。
CP360の音質が中高域寄りにクリアになる性質のため、M5のボーカルの明瞭さをより引き立たせてくれます。また、密閉感があがるため低音の量感が増え、より迫力のある音がでます。
音質、フィット感どちらも1ランクアップしますので、M5をもう少しグレードアップしたい方は一度試してみてください。
Mpow M5 評価まとめ
総合評価
3.5/5
- ボーカルがクリアで滑らか
- 全体的に高スペック
- 所有欲を満たすデザイン
- 充電ケースが大きい
- 充電端子がmicroUSB
3.2
高音
3.5
中音
3.3
低音
4.0
コスパ
4.0
装着感
4.0
利便性
Bluetooth | 5.0 | 再生時間 | 本体のみ:6時間 ケース込:42時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | 2時間 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 | 充電端子 | microUSB |
専用アプリ | × | 質量 | 本体:5.6g ケース:45.8g |
ノイズキャンセリング | × | 防水 | IPX7 |
外音取り込み | × | ゲームモード | – |
自動装着検出 | × | 保証 | 1年 |
初めての完全ワイヤレスイヤホンデビューにおすすめ
- 安くて質の良い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方
- 音楽を聴くときは、特にボーカルをメインで聴く方
- スポーツ、音楽、通話などマルチに使いたい方
Mpow M5は、初めての完全ワイヤレスイヤホンデビューにおすすめの一台です。イヤホンに2万も3万も出したくはないけど、イヤホン選びに失敗したくないという方に、Mpow M5は安心しておすすめできる一品です。
ボーカルがとにかく滑らかでキレイに聴こえるので、J-POPをメインで聴く方におすすめですよ!
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