AliExpressの春セールが2025年2月17日17時本日より開始。
セール期間は2月17日(月)17:00~2月24日(月)16:59まで
今回はAliExpress春セールで、おすすめのセール対象となるイヤホンを4つ厳選して紹介します。
特にイヤホンに関しては他の大手販売店のセールよりも安くなるので、中華イヤホン好きの方はAliExpressで積極的に購入される方も多いですね。
ただ、安くなっているからといって信用のできないセラーで購入すると、そもそも商品が届かなかったり、偽物が送られてきたり、ワイヤレスイヤホンだと技的がついていなかったりもしますのでご注意ください。
今回紹介する製品については、それらをクリアしたものになりますのでご安心ください。
AliExpressおすすめセール品4選
それでは厳選したセール品を4つ紹介します。なお価格は記事内では紹介しません。為替やセール状況によって価格が変動することが多いためです。
なので、価格に関してはリンクからご覧ください。
DUNU Davinci

まず一つ目が、有線イヤホン界隈でも人気の高いDUNUから、ボクも5万円台の有線イヤホンおすすめ1位として紹介したDaVinci。
ドライバー構成は2DD +4BAの6ドライバー5ウェイ構成。ダイナミックドライバーは8mmと10mmのデュアルドライバーが並列に配置されてます。
着脱端子は0.78mmの2pinを採用していますが、こちらのみ埋め込み型を採用!耐久性的にはこのタイプの方がありがたいんですよね。

プラグも3.5mm、4.4mmの切り替えが可能も可能です。
外観は木目のフェスプレートが採用されているのですが、どうやら製品によって柄が全然違うみたいですね。柄ガチャ。

ノズルは他のイヤホンと比べてもかなり太めで、イヤーピースを取り付けるのが大変。DUNUにいつも付いてくる「Candy Eartip」はもはや付属品なのにハマらなかったわ! 軸裂けたわ! そこは考えて設計してっ!

装着感もとても良好です。

その音質は、もう最高の一言! 僕が欲しいラインを全てついてくれる完璧なチューニング。
音の傾向はDUNUらしいキレッキレのドンシャリサウンドで、ドンシャリというよりはW字型って感じですかね。非常に高解像度かつレスポンスの良い音で全部の音が主張してきます。
低域は超ゴリゴリで迫力たっぷり! コッテリマシマシな低音派という方でも納得できるほどの振動さえも感じるような重低音を体感できます。かといって迫力だけにまかせるような感じでもなく、レスポンスが超早いのでブーミーな感じがないんですよね。締まりの境地のような低音ですよ。
高域はDUNUらしい硬質でレスポンスが良くて鋭く伸びる音で、もうそりゃキレッキレです。シンセサイザーやシンバルなど瞬発的な音が得意です。ストリングスアレンジとかだと他にも得意な製品がありそうかなって感じですね。
まるでボーカルだけ別のドライバーで鳴らしているかのような感覚で、とても近くて艶やかに輪郭良く鳴らすとても質の高いボーカルラインなんですよ。ドンシャリのはずなのにボーカルが引っ込まずにめっちゃ主張してくるんですよね。
「なにこれ、全部の音が主張してくるのに、なんでボーカルはこんなキレイなん、意味わからん」ってなりますよ。
おすすめのジャンルはロックやポップス、メタル、アニソンといったところでしょうかね。「結束バンド」「Mrs.Green Apple」「YOASOBI」「Ado」など、音数が多くて低域の躍動感が高く、ボーカルも映える楽曲との相性がベラボーに良いです。Adoの「唱」とか、今まで聴いたどのイヤホンよりもよく感じましたよ。
これだけ優秀な機種が多い5万円前後の有線イヤホンのなかで、迷いもせず有線イヤホンランキングでも1位と思えた実力です。
ハデめなサウンドが好みで、ミドルクラスの有線イヤホンが欲しい方は、ぜひ検討してみてください。

AFUL Performer 5+2

有線イヤホン界隈でも最近人気の高いブランド「AFUL(アフー)」から、最新イヤホン「Performer 5+2 (Performer 5+2 (Performer 7)」が登場しました。モデル名のクセがすごい。
この子もねめちゃめちゃ良かった。
ドライバー構成は2DD(ダイナミックドライバー)+4BA(バランスドアーマチュア)、さらに1マイクロプラナードライバーが追加された7ドライバー構成となっています。
まずイヤホン本体デザインがかっちょいい! どう伝えるべきかわかりませんが、宝石チックというか教会チックというか……。
コネクタ部は本体に合わせて2pinフラット仕様になっていますね。たまにケーブル側だけ埋め込み型になっているものもあるから不安……。

プラグは4.4mmストレートタイプを採用。購入時に3.5mmか4.4mmのどちらかを選べるようになっています。

欲を言えば付け替えができるマルチプラグ仕様が良かった。
装着感はボクの耳には超ピッタリで、まるでオーダーメイドで制作するカスタムIEMかのように耳にフィットします。

音質について一聴して感じたことが「マイクロプラナードライバーめっちゃいい仕事してるやん」でした。
音の傾向的には弱ドンシャリ型だとは思いますが、ボーカルも埋もれることなくしっかり前に出てくるW字型の傾向ですね。
同社のPerformer 5や8も同じような傾向でしたけど、出すところは出して、締めるところは締めるを徹底した感じのタイトな音に変化していますね。
高域はマイクロプラナーならではの線が細く繊細に伸びる高域に進化し、弦楽器に抜け感のある小気味良い音が加わるようになりました。
ただ、中高域を圧で攻めてくるようなキレの良さや、解像度感は上位モデルのPerformer8の方が上のように感じましたね。
低域もタイトにスナップ感のある迫力で不足感はなく、むしろしっかり目に出ていると感じると思います。
奥行きも感じられる立体的な低音になっていて、ゴリゴリとしすぎず上質な迫力を加えてくれるような感覚です。2DDでブーミーさを感じさせないのもすごい。
こちらもマイクロプラナーの影響か、ハイトーン系の女性ボーカルの声の輪郭がとてもクッキリしています。
ずっと真夜中でいいのに。やYOASOBIのような超ハイトーン系ボイスはその恩恵を特に感じやすいと思います。
ただ、楽曲によっては男性ボーカルはサラッとして低域と同化してしまう感覚はありましたね。もうちょっと中低域側に深く沈み込んでほしいかな〜。
おすすめのジャンルは今までのPerformerシリーズ同様にポップスやロックですが、高域が繊細な表現ができるようになったことでジャズやクラシック・弾き語りなどアコースティック系との相性が爆発的に良くなりました。オールジャンルOKです。
DaVと比べると解像度感はやや落ちますが、その分価格も安く、それでいてさまざまなジャンルに合わせられる万能さも持ち合わせているイヤホンですよ。予算と好み次第ではPerformer 5+2もおすすめです。

KZ Carol

“これぞ中華イヤホン”なブランド「KZ」から、約5000円ほどで買える完全ワイヤレスイヤホン。
KZといえば”これぞ中華イヤホン!”というような高域ジャキジャキ低域ドンドン硬質カリッカリ系サウンドという印象なんですけど、Carolはふつうに聴きやすいんですよね。一般向けに自己主張を抑えたKZって感じですね。
ドライバー構成は10mmダイナミック型、ノイズキャンセリング、外音取り込み機能 /、ゲームモードを搭載、最大再生時間は本体7時間、ケース込みで42時間となかなかのスペック。
ただマルチポイントやアプリには対応していません。
本体もブラック調のスケルトンデザインになっていて、内部の基盤やドライバーまでうっすらと見える仕様です。
好みはあると思いますけど、価格にしてはなかなかデザイン性も高いと思いますよ。少なくともこの価格帯にありがちなハイコスパ系の中華イヤホンのような無個性デザインよりも好きです。
装着感は見た目以上に良好で、不満なく使えましたね

音質はKZにしてはとても聴きやすいサウンドに整っていて、価格に対しての音質はなかなか良い方だと思いました
音の傾向は低域と高域がやや強調された弱ドンシャリサウンドではあるのですが、今までのKZ製品のようにドンドンジャキジャキみたいな暴れん坊ではありません。
KZがKZらしさを抑えて一般人に紛れようとしているサウンドですね。
音色的にはやや分析的で艶感や余韻は削ぎ落とされたような感覚でしょうか。
高域は程よく歯切れは良いですが、刺さり感は抑えられてマイルドに仕上げられた低刺激系サウンドです。
低域もドスは効きすぎず、ほどよく中低域を豊かに広げるようなサウンド。
ボーカルラインも今までのKZのように引っ込みすぎず、低域と高域とのバランスが程よく整っているような感覚です。
ただ、奥底にKZ感は潜んでいる感覚はちゃんとあって、「弱ドンシャリ」「余韻感が少なめ」の音を聴くと、ブランドコンセプトからは大きく外れた製品でもないんだな〜とは思いましたね。

デメリットはケースから取り出しにくい、防水性能は備わっていない、複数タップの感度がイマイチ、アプリ非対応、通話時に背景ノイズを取り入れやすいなどでしょうか。
利便性重視のイヤホンではないと思いますが、安価で音質重視で選ぶならCarolは悪くないと思います。
Soundpeats Capsule3 Pro+
ワイヤレスイヤホンのおすすめ2つ目が、コスパの高さで定評のあるイヤホンメーカー「SOUNDPEATS」から、過去最安レベルでMEMSドライバーを搭載した音質重視のモデル「Capsule3 Pro+」。

SOUNDPEATS製品としては1万円超えと少し高めに感じますが、MEMSドライバーを搭載した製品としてはかなり安め!
MEMSドライバーというのは、従来のドライバーと比べてコイルを用いない構造で、非常に小型で軽量。精細かつ空間表現にも優れた最新の半導体技術を応用したドライバーとなっています。
2023年末あたりから一部のイヤホンで採用されてきましたが、どのモデルもめっちゃくちゃ音が良かったんですよ! ただ、価格は2〜3万クラスと高価な製品が多かったんですよね。

AIr4 Proの装着感はスティック型を採用していることもあって、圧迫感がなくて快適ですね。
実際に装着してみるとこんな感じ。

Capsule3 Pro+の音質ですが、一聴してMEMSドライバーの恩恵を顕著に感じられましたね。価格と機能性を考えれば音質はとても良い方だと思います。
一聴して感じるのは、今までのSOUNDPEATS製品と比べて高域側がとてもクリアになっていること。そして空間表現が広くなっていることですね。
MEMSドライバーは高域側の周波数帯域が広く歪みが少ないことが特徴で、その影響が顕著に現れています。
同価格帯と比べてもバケモノ級に繊細かつ伸びやかに鳴らしつつ、それでいて刺さり感もギリギリない音という印象です。高域は1万円台前半だと多分最強クラスの伸びやかさ。
中域もとてもクリアで、MEMSドライバーの音がボーカルラインにも乗るおかげで、澄み渡るような歌声を聴かせますね。
低域は従来のSOUNDPEATSらしくズッシリと鳴らす豊かなサウンド。解像度感は少し甘めですけど、迫力はしっかりと感じられるようなノリの良いサウンドですね。
ノイキャンや外音取り込み機能も風切音がやや大きいのが気になりますが、性能自体はそれなりに優秀。
最大再生時間も6.5時間、ケース込みでも43時間、マルチポイントや低遅延モードも対応など利便性にも優れたワイヤレスイヤホンとなります。
まとめ
ということで以上、AliExpressの春セールのおすすめセール品を紹介しました。
セール期間は2025年2月17日〜24日までとなっています。
ここで紹介している製品以外にも安くなっている製品はありますが、信頼できるセラーを選ぶ必要があるので「HiFiGO」や各メーカーの公式ショップなどから購入するようにしておきましょう。
専用クーポン以外にもAliExpressで配布されている汎用クーポンもありますので、こちらも活用してみてください。
- $29以上の製品対象 $3OFF AEAFF03
- $69以上の製品対象 $8OFF AEAFF08
- $89以上の製品対象 $12OFF AEAFF12
- $179以上の製品対象 $25OFF AEAFF25
- $239 以上の製品対象 $30 OFF AEAFF30
- $329 以上の製品対象 $40 OFF AEAFF40
- $569以上の製品対象 $60 OFF AEAFF60
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