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ソニーから本気すぎるエントリークラスのイヤホン「WF-C710N」が2025年4月18日本日発表されました。

WF-C710Nは「2万円以下でノイズキャンセリング・外音取り込み・装着感・バッテリーの総合力が高い、ソニーの本気エントリー機」。前作WF-C700Nからノイキャンと外音取り込みがデュアルマイクに進化し、再生時間はケース込みで15時間→30時間と約2倍、装着検出センサーやクイックアクセスなど上位モデルの機能もひと通り使えます。音はソニーらしい少しウォームで万人受けするバランス型ですね。
弱点はLDAC非対応・ワイヤレス充電非対応・低遅延(ゲーム)モードなしの3点。ハイレゾ音質やワイヤレス充電が必須なら上位モデルを、ゲーム用途ならゲームモード付きの他機種を検討した方がいいかと思います。
一方で「電車通勤・通学で使うのでノイキャンにこだわりたい」「はじめてのワイヤレスイヤホンでソニーの安心感が欲しい」「予算は1〜2万円」という方には、2026年10月時点でも自信を持っておすすめできる1台です。後半ではペアリング・マルチポイント・リセットの手順や、WF-C700N・WF-1000XM6との選び方もまとめていますよ。
- デュアルマイクに進化したノイズキャンセリング機能と
さらに自然になった外音取り込み性能 - 独自開発の5mmドライバー+DSEEに対応
- イコライザーで自分好みのサウンドで
- バッテリー性能は前モデルから約2倍(8/5時間 / ケース込み30時間)、クイックチャージも5分で60分
- 通話性能はAI技術搭載
- カラーバリエーションは黒、白、ピンク、そしてグラスブルーの4色
- 市場推定価格は18,000円(税込)
ノイズキャンセリングが前作のWF-C700Nのシングルマイクからデュアルマイクに変更され、さらにフラッグシップモデルのWF-1000XM5と同じ風ノイズ低減構造も搭載。
外音取り込みはシングルからデュアルになったことにより外音取り込み全体的に改善。周囲の環境音が自然に、自分の声もこもらなくなり自然な外音取り込みになりました。
さらに装着検出センサーやクイックアクセス、クイックアテンションなど、フラッグシップモデルにも採用されている機能の多くをエントリーにも採用してきました。
つまり、ミドル〜ハイエンドに迫るほどの機能性の高さを持つ本気のエントリー機というわけです。
今回はソニーさんから一時的にWF-C710Nと、前モデルのWF-C700Nをお借りできましたので、どれほど進化をしたのかチェックしていきましょう。
【2026年10月追記】発売から1年半が経ちましたが、WF-C710Nは現在もソニーのノイキャン付きエントリーモデルの定番として販売中で、実売価格は1万円台後半(17,000〜18,000円前後)で推移しています。前作のWF-C700Nはセール時に5,000円台まで値下がりすることがあり、2026年2月には上位モデルのWF-1000XM6も登場しました。「C700Nの安さを取るか、C710Nの進化を取るか、XM6まで頑張るか」で迷っている方向けに、記事後半に選び方のセクションを追加しています。
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ソニー WF-C710N 外観・付属品
それではソニー WF-C710Nの外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
ソニー WF-C710Nのパッケージは全部プラスチックフリーでできたサステナブルなやつです。

開けたらこんな感じです。

付属品

- ハイブリッドイヤーピース(XS、M、XL 各2)
- USB Type C to Aケーブル
- マニュアル
充電ケース・本体
それでは外観や付属品をチェックしていきましょう。
カラーバリエーションは黒、白、ピンク、そしてグラスブルーの4色となっています。前作のWF-C700Nと同じカラーを比べても若干配色が異なります。

今回は新色「グラスブルー」を中心に紹介していきます。
充電ケースは丸っこいフォルムのコンパクトなデザイン。

厚みは少しありますけど、ズボンのポケットに収納できる程度の大きさ。

WF-C700と比べると横幅は広くなりましたが、縦幅が少し長くなりましたね。


後継機とはいえ、デザインもしっかり差別化されています。
充電端子はUSB Type Cに対応。

ワイヤレス充電は……残念ながら非搭載! そろそろこの価格でも当たり前に付けてほしい所存。
充電ケースを開けるとこんな感じ。

WF-C700と比べて開口部が拡大したのと、マグネットサイズやマグネット強度を調整することで、より取り出しやすくなりました。

イヤホン本体は上位モデルのWF-1000XM5の角ばったバージョンかのように少し大型になりましたね。

前作のWF-C700はコロンとした可愛らしいデザインでしたが、今作はどちらかといえばカッコよくなりましたね。

内側はこんな感じ。グラスブルーだと内部にパーツがギチギチに詰まっていることがわかりますね。すごい密度感。

ノズルはいつものソニー製品と同様の口径で少し細めで長め。

ケース側の収納部もある程度スペースを確保されているので、他社のイヤーピースでも使用できそうです。
最後に重さですが、総重量は47.9g、本体片耳の重量は5.1gです。ワイヤレスイヤホンとしては平均的な軽さ。


ソニー WF-C710N スペック
| スペック | WF-C700N | WF-C710N |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング | ★★★ (シングルマイク) | ★★★★ (デュアルマイク) |
| 外音取込み性能 | ◯ (シングルマイク) | ◯ (デュアルマイク) |
| 高音質化機能 | DSEE | DSEE |
| 360 Reality Audio | ◯ | ◯ |
| バッテリー(NC) | 7.5H/15H | 8.5H/30H |
| 通話性能 | – | AI技術 |
| 防水性能 | IPX4 | IPX4 |
| アプリ | ◯ | ◯ |
| マルチポイント | ◯ | ◯ |
| 対応コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC |
| 質量 | 本体のみ4.6g | 本体のみ5.2g |
| 操作 | ボタン | タッチ |
| IRセンサー(装着検出センサー) | ✘ | ◯ |
| その他 | – | クイックアクセス |
ソニー WF-C710N レビュー
装着感|耳全体で支える安定した装着感
ソニー WF-C710Nの装着感についてですが、個人的にはですけどかなり良いですよ!
実際に装着してみるとこんな感じ。

前作のWF-C700Nは小さな筐体に対してイヤーピースだけで耳に支えているような感覚でしたが、WF-C710Nはイヤーピースと筐体全体で耳に支えられている感覚でかなり安定します。
フラッグシップモデルのWF-1000XM5よりも良好です。
前から見ても耳からの飛び出し感は少なめです。

耳の形状次第ではあるので装着感は個人差はあると思いますが、ボク的にはLinkBuds Fitに次ぐ装着感の良さでした。
| 装着感 | (4.8) |
イヤーピースについて|付属サイズと他社イヤーピースの互換性
WF-C710Nに付属するイヤーピースは、ソニー純正のハイブリッドイヤーピースでXS・M・XLの3サイズ(本体にはMサイズが装着済み)。SとLが付属しないので、「Mだと少し緩い、XLだと大きすぎる」という方は別売りのサイズや他社製イヤーピースを検討することになりますね。
ノズルはソニーの他モデルと同様の口径で、ケース側の収納スペースにも余裕があるので、WF-1000XM5/XM6向けとして売られている他社製イヤーピースも流用しやすいのがポイント。ただし、イヤーピースの背が高いものだとケースのフタが閉まらない・充電端子に届かないことがあるので、交換後は必ずケースに収めて充電できるか確認してください。
イヤーピースのサイズが合っていないとノイズキャンセリングの効きも低音の量感も落ちるので、「ノイキャンが弱い」と感じたときはまずサイズを見直すのがおすすめですよ。ソニーのイヤーピース選びについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

音質|ソニーらしいバランス型のサウンド
ソニー WF-C710Nの音質は、機能性の良さと価格を考えればなかなか良い方だと思いますよ。
WF-C700と同じドライバーを搭載していることもあって音質は大きな違いはないように感じましたが、メリハリ感のある楽しい音に変化していますね。
ソニー WF-C710Nの音の特長は次のとおりです。
4.3
高音
4.3
中音
4.3
低音
音の傾向
最近のSONYらしい少しウォームで聴きなじみの良いバランスの取れたサウンドで、音のバランスはややボーカル寄りという印象。
クセが少ないのでとても万人受けしやすいと思います。
音場
おおよそふつう程度。
高音
ほどよくクリアでこもりは感じさせないまろやかな高音。めちゃくちゃ抜け感が良いというわけではないですが、刺さりがなく聴きやすいバランスです。
WF-C700Nよりもウォームになりすぎず、少しカチッとさは増しているようにも感じました。
中音
男性・女性ボーカル問わずにしっとりと聴かせてくれます。ボーカルラインが埋もれないので、歌モノ系は全般得意ですね。
低音
低音は低いところからしっかりと広がるように響くような感覚があります。WF-C700Nと比べても少しタイトな低音になっていますね。
低音過多というわけではないですが、低音好きでも十分満足できる量感はありますね。
後述するイコライザーで「クリアベース」を増加させれば、かなりゴリゴリの重低音サウンドになります。
おすすめのジャンル
ボーカルものがおすすめですが、基本なんでもOK。
イコライザーで好みのサウンドに調整できる
イコライザーも用意されていて、自由に自分好みの音質に変更することも可能です。

元の音がウォームかつフラット寄りなので、メリハリ感のある音にしたい場合は調整してあげてもいいと思います。
また、ソニーにはクリアベースというものがあって、これをスライドさせれば他の帯域に影響させることなく重低音だけを増やすこともできます。
K-POPとかヒップホップを低音ゴリゴリにして聴きたい人も、この設定をしておけばノリ良く楽しく聴けます。
また「ファインド・ユア・イコライザー」を使えば、半自動で自分好みのイコライザー設定にしてくれる機能もあります。

大味の設定ではありますけど、好みの音がわからない場合はファインド・ユア・イコライザーを試してみてもいいと思います。
おすすめの手順としては、まずファインド・ユア・イコライザーで大まかな方向性を決めてから、クリアベースで低音の量感を微調整する流れが手っ取り早いですね。元の音がフラット寄りなので、少し持ち上げるだけでもメリハリ感はかなり変わりますよ。
DSEEで圧縮音源でも緻密なサウンドに
独自技術のアップスケーリング機能「DSEE」によって、圧縮音源でもより高音質で楽しめます。

ONにしておいた方がワイヤレス特有の音のザラつきが少なくなり、高音質コーデックで聴いているっぽい感覚になるので、基本的にONがおすすめ。
ただし、バッテリーの減りは速くなります。
LDACに対応していないのは残念ですが、DSEEのおかげで弱点には感じさせない程度に音情報を補完してくれます。
ノイズキャンセリング|2万円以下のなかではかなり優秀
WF-C710Nのノイズキャンセリング性能についてですが、2万円以下のモデルの中ではかなり優秀な方だと思います
WF-C700Nと比べてもシングルのフィードフォワードマイクから、フィードフォワードとフィードバックのデュアルマイク構成に進化したことにより、ノイズキャンセリング性能がより強力になりました。
といってもWF-C700Nも優秀だったんで「劇的に進化した!」って感じでもないですけど、中高域の遮音性はアップしているように感じました。
電車の中で使うと「ガタンゴトン」と下から響くような走行音も、音楽を聴いていれば気にならないレベルでカットしてくれます。
ソニーのノイズキャンセリングは低域側だけでなく高域側の遮音性も高く、喋り声やキーボードのタイピング音、空調音などの音もしっかり目にカットしてくれるんですよ。
オフィスや図書館でデジタル耳栓代わりに使って仕事・作業に集中したい時にも便利。
さらにフラッグシップモデルのWF-1000XM5のように風ノイズを低減する構造を採用したことによって、風切り音が入りにくくなりました。
実際に風の強い日に屋外で使ってみましたけど、風切音が全然入らなくて驚きましたね。ノンストレス!
低域〜高域側のノイズキャンセリングの強さ、風ノイズの少なさ、ホワイトノイズの少なさ、それぞれを総合的にみると2万円以下ではかなり優秀なノイズキャンセリング性能だと思います。
| ノイズキャンセリング | (4.5) |
外音取り込み|想像以上に優秀
外音取り込み性能についてですが、こちらもWF-C700Nと比べてシングル→デュアルマイクに変更されたため、性能が大幅にアップしています。
こちらはWF-C700Nとの違いがハッキリとわかるレベルで性能がアップしていますね。
ノイズキャンセリングと同様に2万円以下のモデルとしてはかなり自然で、フラッグシップモデルのWF-1000XM5とほぼ同等クラスに自然に取り込んでくれます。
普段耳で聴いている状態に近い状態で集音できるので、イヤホンをつけっぱなしでも普段通りに生活を送れます。
ただ自分が声を発すると少しモゴモゴとする感覚があるので、LinkBuds Fitほど自然ではないという印象。
音量を小さくしてあげれば、BGM感覚で音楽を聴きつつ会話もできる「ながら聴き」用途でもギリギリ使えるレベルではあります。
| 外音取り込み | (4.5) |
操作性|物理ボタンのような快適さ
WF-C710Nの操作性についてですが、前作の物理ボタンからタッチパネルに変更されたことで「使いにくくなるんじゃね?」とか思ってましたけど、全然問題ありませんでした。

タッチパネル部が少しだけ凹んだ形状になっているためタッチポイントがわかりやすく、物理ボタンのような感覚で直感的に操作が行えます。
操作方法一覧は次のとおりです。
| 項目 | 操作方法(デフォルト) |
|---|---|
| 再生/停止 | R側を1回タップ |
| 曲送り | R側を2回タップ |
| 曲戻し | R側を3回タップ |
| 音量を上げる | R側を4回タップ(タップし続けることで断続的に音量が上がっていく) |
| 音量を下げる | L側を4回タップ(タップし続けることで断続的に音量が下がっていく) |
| 電話を受ける | 着信中にL or R側を1回タップ |
| 着信拒否 | 着信中にL or R側を長押し |
| 通話終了 | 通話中にL or R側を長押し |
| 外音モードの切り替え | L側を1回タップ |
| クイックアクセス | L側を2回タップ |
| 音声アシスタント | L側を長押し |
| ペアリングモードへの移行 | 充電ケースを長押し |
今回も四回以上のタップを続けることで音量調整を断続的に行えます。ソニーはこの操作方法になってからかなり使いやすくなりましたね。
操作のカスタマイズは左右で一括で変更されるため細かくカスタマイズはできませんが、デフォルトでも各操作は網羅されているため不満はなしですね。
ペアリング・マルチポイント・リセットのやり方
「2台目のスマホやPCに繋がらない」「接続がおかしくなった」というときのために、ソニー公式ヘルプガイドをもとに接続まわりの操作をまとめておきますね。
| やりたいこと | 操作方法 |
|---|---|
| 初回のペアリング | 充電ケースから左右のイヤホンを取り出すと自動で電源が入り、ペアリングモードに入ります。スマホのBluetooth設定で「WF-C710N」を選択(パスキーを求められたら「0000」) |
| 2台目以降のペアリング | イヤホンをケースに入れてフタを開けたまま、ケース背面のボタンを約5秒以上長押し。ケースのランプが青色に2回ずつ点滅したらペアリングモードです(最大8台まで登録可能) |
| PCとの接続 | 上記と同じ手順でペアリングモードに入り、Windows / MacのBluetooth設定から「WF-C710N」を追加 |
| マルチポイント(2台同時接続) | 2台の機器をそれぞれペアリングしたあと、1台目→2台目の順にBluetooth接続するだけ。音楽は最後に再生した機器の音が流れ、着信は2台とも待ち受けます。3台目を接続すると、使っていない方の機器が自動で切断されます |
| リセット(設定は残る) | イヤホンをケースにセットしてフタを開けたまま、ケース背面のボタンを20秒以上長押し。約15秒後からランプがオレンジ色に点滅しますが、消灯するまで指を離さないでください(途中で離すと初期化になります)。ペアリング情報や設定は保持されます |
| 初期化(工場出荷状態に戻す) | イヤホンをケースにセットしてフタを開けたまま、ケース背面のボタンを15秒以上長押しし、オレンジ色の点滅が始まってから5秒以内に指を離す。ランプが緑色に4回点滅すれば完了。ペアリング情報はすべて消えるので再登録が必要です(Sound Connectアプリからも初期化可能) |
| 充電残量の確認 | Sound Connectアプリで左右イヤホンとケースの残量を確認可能。iPhone / Androidの画面上にも残量が表示されます。ケースのランプがオレンジ点灯のときはケース残量が約5〜20%のサインです |
マルチポイントは2台の機器に同時接続できる機能ですが、1台目で再生中に2台目で再生を始めても、イヤホンからは1台目の音が流れ続ける仕様なので、切り替えたいときは1台目の再生を止めてから2台目で再生するのがコツ。PCで動画を見ながらスマホの着信を受ける、といった使い方はとても快適ですよ。
接続が不安定になった、片耳だけ音が出ない、というときはまず「リセット」を試し、それでも直らなければ「初期化」→スマホ側のペアリング情報も削除して再登録、という順番で対処すると大体直るかと思います。
クイックアクセスで気軽に音楽を聴ける
L側を2回タップ(デフォルト設定の場合)することで、あらかじめ設定されたアプリを呼び出すことができます。
そこにSpotify Tapという項目があるのですが、これがめちゃくちゃ良い!
本体をダブルタップすると、Spotifyを呼び出してプレイリストを再生してくれるんですよ。
「なんでもいいからBGM感覚でなんか音楽を聴きたいなー」って時に役に立つんですよね。選曲するのがめんどくさいけど音楽を聴きたい時ってあるじゃないですか。
音の遅延|動画を見る分には問題なし。
WF-C710Nの映像と音声のズレですが、こちらもかなり少ないですね。
動画を見る分に関しては、全然ズレを感じないので、アニメやYouTubeを見ても全く問題なさそうです。
ただしゲームで使う場合は低遅延モードが搭載されていないため、FPSや音ゲーには不向き。
あくまでカジュアルにプレイする用途と考えたほうが良さそうです。
通話品質|背景ノイズがかなり減っている
WF-C710Nの通話品質についてLinkbudsシリーズにも搭載されているAI技術活用のボイスピックアップテクノロジーによって、クリアな通話用途を実現しました。
周囲の環境ノイズを抑えることで、騒がしい場所でも自分の声をクリアに抽出できるとのことです。
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
WF-C710Nのマイク音声
WF-C700Nのマイク音声
雑音を流した状態で検証しましたが、WF-C700Nと比べて確かに背景ノイズがかなり減っていますね。
音声自体は加工されている感はありますが、何を言っているかは分かりますし、騒がしい環境での通話にも向いていると思います。
| 通話品質 | (4.5) |
WF-C710NとWF-C700N・WF-1000XM6の違い|2026年に買うならどれ?
WF-C710Nを検討している方が一緒に迷いやすいのが、値下がりした前作のWF-C700Nと、2026年2月発売のフラッグシップWF-1000XM6。それぞれの違いと選び方をまとめておきますね。
WF-C700NとWF-C710Nの違い|安さを取るか、進化を取るか
スペック表のとおり、WF-C710Nで進化したのはノイズキャンセリングと外音取り込みのデュアルマイク化、再生時間(ケース込み15時間→30時間)、装着検出センサー、タッチ操作、クイックアクセス、AI通話のあたり。ドライバーは共通なので音質の傾向自体は大きく変わりませんが、外音取り込みの自然さと装着感の安定感はハッキリ差を感じます。
ただ、WF-C700Nは2026年のセールでは5,000円台まで値下がりすることもあり、価格差が1万円以上開くタイミングもあります。「とにかく安くソニーのノイキャンを使いたい」ならWF-C700N、「外音取り込みやバッテリー持ち、装着検出まで含めて長く快適に使いたい」ならWF-C710Nという選び方がしっくりくるかと思います。すでにWF-C700Nを持っている方が買い替えるほどの差ではないですね。

WF-1000XM6とWF-C710Nの違い|LDAC・ノイキャン・ワイヤレス充電が必要か
上位モデルのWF-1000XM6は、LDAC対応、業界トップクラスのノイズキャンセリング、ワイヤレス充電と、WF-C710Nで「惜しい」と感じた部分をすべて埋めてくれるモデル。ノイズキャンセリングの強さと外音取り込みの自然さは別次元で、ボクの評価もノイキャンは満点です。
一方でWF-C710Nの装着感はWF-1000XM5よりも良好で、バッテリー持ちもケース込み30時間とXM6(ケース込み24時間)より長いんですよ。価格差は2倍以上あるので、「ハイレゾ音質や最強ノイキャンが必要かどうか」で決めるのが正解。通勤電車で音楽を聴く・Web会議で使うといった用途ならWF-C710Nで十分満足できるかと思います。

ソニー WF-C710N まとめ
ソニー WF-C710Nをまとめると以下のとおりです。
総合評価
4.5/5
ソニー WF-C710N

- 2万円以下としては音質・機能性・スペックの総合力が高い
- ノイズキャンセリングは同価格帯でかなり優秀
- ノイズキャンセリングの風切音が超少ない
- 外音取り込みもなかなか優秀
- 装着感がとてもいい
- 物理ボタン感覚で使える操作性
- マルチポイントに最初から対応
- LDACなど高音質コーデックには対応していない
- 低遅延モードを搭載していない
- ワイヤレス充電がほしい
4.3
高音
4.3
中音
4.3
低音
4.8
装着感
4.5
ノイズキャンセリング
4.5
外音取り込み
4.5
マイク性能
4.6
利便性
| Bluetooth | 5.3 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 本体8.5時間/ ケース込み30時間 |
| コーデック | SBC,AAC | 充電時間 | 本体:1.5時間 ケース:3.5時間 |
| ドライバー | 5mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
| 専用アプリ | ◯ | 防水 | IPX4 |
| ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 ※片耳/ケース込 | 4.5g |
| 外音取り込み | ◯ | ゲームモード | – |
| 自動装着検出 | ◯ | 空間オーディオ | – |
| マルチポイント | ◯ | 保証 | 1年 |
ソニー WF-C710Nはこんな人におすすめ
- 予算1〜2万ほどでワイヤレスイヤホンを探している
- 新生活に向けてワイヤレスイヤホンを買おうとしている新社会人や学生さん
- 電車でよく使うからノイズキャンセリング性能にこだわりたい
今回のソニーのエントリー機はかなりレベルが高いですね。
LDACとワイヤレス充電が対応していないのは気になりますが……それ以外のノイズキャンセリングや外音取り込み、音質、再生時間の長さなどを含めた総合力の高さはトップクラス。
上位モデルのLinkBuds Fitよりもノイズキャンセリング性能も高いですし、ソニーということもあってブランドに安心感もありますし、はじめてワイヤレスイヤホンを買おうと考えている方にはおすすめできるイヤホンです。
WF-C710N に関するよくある質問
- WF-C710NとWF-C700Nの違いは何ですか?
-
大きな違いは、ノイズキャンセリングと外音取り込みがシングルマイクからデュアルマイクになったこと、再生時間がケース込みで15時間から30時間に伸びたこと、装着検出センサー・タッチ操作・クイックアクセス・AI通話が追加されたことです。ドライバーは共通なので音質の傾向は近いですが、外音取り込みの自然さと装着感の安定感はWF-C710Nの方が明らかに上ですね。
- WF-C710NはLDACやハイレゾに対応していますか?
-
対応していません。コーデックはSBCとAACのみです。ただし独自のアップスケーリング技術DSEEに対応しているので、圧縮音源でもザラつきの少ない音で聴けます。LDACでハイレゾを楽しみたい場合は上位モデルのWF-1000XM6を検討してください。
- WF-C710Nのノイズキャンセリングは強いですか?
-
2万円以下のモデルの中ではかなり優秀な部類です。電車の走行音のような低い音だけでなく、話し声やタイピング音などの中高域もしっかり抑えてくれて、風ノイズ低減構造のおかげで屋外でも風切り音がほとんど入りません。弱く感じる場合はイヤーピースのサイズが合っていない可能性が高いので、まずサイズを見直してみてください。
- WF-C710Nはワイヤレス充電に対応していますか?
-
対応していません。充電はUSB Type-Cのみです。ケースは3.5時間で満充電、イヤホン本体は1.5時間で満充電で、5分の充電で約60分再生できる急速充電には対応しています。
- WF-C710Nは2台同時に接続(マルチポイント)できますか?
-
できます。2台の機器をそれぞれペアリングしてから順番にBluetooth接続すれば、スマホとPCなど2台を同時に接続できます。音楽は最後に再生した機器の音が流れ、着信は2台とも待ち受けできるので、PCで作業しながらスマホの電話を受ける、といった使い方が可能です。
- WF-C710Nのペアリングモードへの入り方は?
-
初回はケースから左右のイヤホンを取り出すだけで自動的にペアリングモードに入ります。2台目以降の機器を登録するときは、イヤホンをケースに入れてフタを開けたまま、ケース背面のボタンを約5秒以上長押しし、ランプが青色に2回ずつ点滅すればOKです。
- WF-C710Nはゲームに向いていますか?
-
動画視聴なら映像と音声のズレはほとんど感じないレベルですが、低遅延(ゲーム)モードは搭載していないため、FPSや音ゲーのようにタイミングがシビアなゲームには不向きです。カジュアルなゲームや動画中心であれば問題なく使えますよ。
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