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今回はコスパの高いヘッドホンで定評のあるOneOdioから、1万円以下で買えるハイコスパ系ワイヤレスヘッドホン「A5」を紹介します。
- -45dBのアクティブノイズキャンセリング
- 専用に開発された40mmドライブユニット
- 高音質コーデックLDACにも対応
- 最大75時間再生に対応
- 急速充電対応で10分間の充電で最大約10時間再生
- 定価は8999円でクーポンでさらに安く買える
今回はOneOdioさんより紹介用に提供いただいたので、実機を使ってどれほどの実力か検証していきましょう。
▼動画版はこちら▼
OneOido A5 外観・付属品
それではOneOido A5 の外観や付属品をチェックしていきましょう。
パッケージ
OneOido A5 のパッケージはこちら。
開封するとこんな感じ。
付属品
- USB Type Cケーブル(なければ削除)
- マニュアル
本体
本体はこちら。
ハウジングはまるでレコードのように細かな溝が入ったテカリ感のあるデザイン。真ん中にはOneOdioのロゴが入っています。
イヤーパッドは価格に対して質感は高く、とてもモチモチ。
ハウジングを支えるアームはゴールド色というめずらしい配色。
長さも段階式に調整が可能。
ヘッドパッドはイヤーパッドと比べるとやや薄めの素材感。
この通りコンパクトにも折りたたむことができるので、バッグに入れて持ち運びもしやすいですね。せめてポーチくらいは付属品で入れて欲しかった。
操作ボタン、電源ボタンなどは右ハウジング下部に集約されています。
A5にはイヤホンジャックが搭載していません。その代わりUSB-Cでデジタルでの有線接続には対応しています。
最後に重さは
スペック
製品名 | A5 |
ドライバー | 40mm |
Bluetooth | 5.4 |
コーデック | SBC / AAC / LDAC |
再生時間 ※ANC ON時 | ANC ON:最大45時間 ANC OFF:最大75時間 |
充電端子 | Type C |
急速充電 | 10分の充電で最大約10時間再生 |
防水 | – |
自動装着検出 | – |
低遅延モード | ◯ |
ノイズキャンセリング | -45dB Activeのイズキャンセリング |
外音取り込み | ◯ |
アプリ | – |
価格 ※Amazon参考価格 | 8,999円 |
ドライバーには専用開発の40mmドライバーを搭載、ハイレゾ対応高音質コーデック「LDAC」にも対応していることもあり、1万円以下としては音質面ではしっかりこだわりを感じられる製品となっています。
ハイブリッドノイズキャンセリングも採用しており、最大-45dBの遮音性を誇ります。
最大再生時間は最大75時間、ノイズキャンセリングONでも最大45時間再生可能、急速充電で10分の充電で最大約10時間再生に対応とバッテリー周りはかなりタフネスな仕様となっています。
OneOido A5 レビュー
装着感|負担の少ない優しい装着感
OneOido A5 の装着感は価格にしてはとても良好。
実際に装着してみるとこんな感じ。デザイン的にはふつー。
前から見るとやや飛び出し感はありますかねー。
イヤーパッドがモチモチとした上質な素材のため、耳内をしっかり密閉しつつ優しく包み込んでくれます。
側圧もちょうど良く、長時間装着していても耳が痛くなりにくい印象です。頭頂部への負担も少なめですね。
装着感はとても満足していますが、欲を言えば自動装着検出も欲しかったですね。価格を考えれさすがに厳しいか。
装着感 | (4.5) |
音質|1万円以下の中では優秀!
OneOido A5 の音質についてですが、1万円以下でノイズキャンセリングなど機能性を備えたワイヤレスヘッドホンとしては、とても良い方だと思います。
OneOido A5 の音の特長は次のとおりです。
4.0
高音
4.0
中音
4.0
低音
音の傾向はややウォーム系で中低域寄りのチューニング。といってもモッサリとした感じではなく中高域も伸びの良い音で鳴らします。
高域は低価格帯のワイヤレスヘッドホンにありがちな雑味や音の破綻が少なく、緻密でクリアな音で奏でてくれます。
低域は少し量感が多めで膨らむような感覚はあります。迫力のある豊かなサウンドではありますが、個人的にはもう少しタイトでスナップ感のある音にしてほしいですかねー。
ボーカルは価格を考えれば明瞭で、ブーミーな低域のなかでも埋もれることなく澄み渡るようなクリアな歌声を聴かせてくれます。
中低域寄りで迫力重視のサウンドなのに、得意なゾーンは中高域っていうね。イコライザーで調整できたら低域側ももっと好みの音に調整できそうなんですけど、残念ながらアプリには対応していないんですよね。
音場はふつうかやや広めといったところ。苦手なジャンルはなく、わりとなんでもいけますね。
現在所持している定価が1万円以下のワイヤレスヘッドホンともいろいろ聴き比べてみましたが、A5が半歩ほど実力が上のように感じましたね。
ノイズキャンセリング|それなりに優秀
ノイズキャンセリング性能はそれなりに優秀ですね。
無音状態だと周りの音は入ってきやすいですが、音楽を聴いていればあまり気にならないレベルにはなりますね。
空調音やタイピング音もなかなかカットしてくれますので、作業にも集中しやすくなります。
価格を考えれば十分実用的なノイズキャンセリング性能だとは思います。
ノイズキャンセリング | (4.1) |
外音取り込み|イマイチ
外音取り込み性能は価格を考えると中〜下といったところでしょうか。あまり優秀ではないです。
ON/OFFの違いが感じにくく、無音状態でも声が聞き取りにくいです。
外音取り込み | (3.0) |
操作性について
操作は右側ハウジング下部の物理ボタンで行います。
再生停止・曲送り/戻し・音量調整、それぞれ網羅的に行えるので基本操作は不満なし。
ノイズキャンセリングモードの切り替えはANCボタンを一回押すだけなので、スムーズに切り替えられます。
さらにANCボタン長押しでゲームモードにも移行できます。
ただ、アプリに対応していないため、ノイズキャンセリングOFFをカットしてノイズキャンセリング↔︎外音取り込みの8みの切り替え設定にすることはできません。ここが気になる。
マルチポイントは非対応
2台同時接続ができるマルチポイントは非対応です。
最近は1万円以下でもマルチポイント対応のものが多いのに……。ここは残念。
その代わりUSBオーディオに対応しているので、パソコンとはUSB-Cで有線接続も可能なので、これで2台使いも一応できます。
通話品質|ふつう
マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!
バックのノイズはある程度軽減できていますが、音声は少しガサついた印象を受けます。
マイク性能は、まあ普通といったところでしょうかね。
通話品質 | (3.5) |
音の遅延|ゲームモード搭載でカジュアルにゲームできる
OneOido A5 の映像と音声のズレですが、YouTubeの視聴くらいなら問題がない程度。
ゲームモードをONにすると、タイミングがシビアではないゲームであれは、ある程度カジュアルにはプレイできますね。
また、ゲームモードを本体操作のみでONにできるのもポイントが高いです。
OneOido A5 まとめ
OneOido A5 をまとめると以下のとおりです。
総合評価
4/5
OneOido A5
- 1万円以下のノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホンとしては音質が良い
- LDACに対応
- USBオーディオに対応
- 装着感がモチモチふわふわで良好
- 再生時間が長く急速充電も優秀
- 本体操作のみでゲームモードの切り替えができる
- 外音モードの切り替え時にノーマルモードを挟む
- ケース(ポーチ)が付属していない
4.0
高音
4.0
中音
4.0
低音
4.5
装着感
4.1
ノイズキャンセリング
3.0
外音取り込み
3.5
マイク性能
3.5
利便性
Bluetooth | 5.4 | 最大再生時間 ※ANC ON時 | 最大45時間 |
コーデック | SBC / AAC / LDAC | 充電時間 | 10分の充電で 最大約10時間再生 |
ドライバー | 40mm ダイナミック型 | 充電端子 | Type C |
専用アプリ | ◯ | 防水 | – |
ノイズキャンセリング | ◯ | 質量 | 265g |
外音取り込み | ◯ | ゲームモード | ◯ |
自動装着検出 | – | 保証 | 2年 |
マルチポイント | – | 公式サイト | こちら |
OneOido A5 はこんな人におすすめ
- 予算は1万円以下ほどでワイヤレスヘッドホンを探している
- 機能性よりも音質にこだわりたい
- 長時間ヘッドホンをしていることが多い
A5は価格に対しての音質と装着感の良さや、ノイズキャンセリングによる遮音性の高さが強みのヘッドホンのように感じました。
マルチポイントが使えないですが、その代わりこの価格でUSBオーディオが使えるのは強みになると思います。
予算1万円以下で機能性よりも音質を重視したワイヤレスヘッドホンが欲しい方はぜひ検討してみてください。
クーポンもついていますのでさらにお安く購入できます。
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