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めっちゃ軽い & 音漏れがほぼしない!nwm初のネックバンド耳スピ「nwm GO」を試す

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こんにちは、元イヤホン屋のかじかじです。 イヤホン・オーディオの情報を発信していますので @kajet_jt ←よければフォローお願いします。

NTTソノリティによるオーディオブランド「nwm」の耳スピシリーズから、同ブランド初のネックバンド式モデルが「nwm GO」が登場しました。

発売日は2025年3月18日で、3月1日より予約開始となっています。今回はNTTソノリティさんより先行で提供いただき、試させていただいております。

nwm GOは装着感、音質、デザインにこだわり、趣味・遊びを軸に開発した、nwm初となるアウトドアやワークアウトにも対応したアクティビティモデルとなります。

nwm GOの特徴
  • 完全新規設計の12mmダイナミックドライバーを搭載
  • 音漏れを抑える「PSZ」を搭載
  • ネックバンド式で約20gと超軽量設計
  • 無駄のないミニマルなデザイン
  • コーデックはSBC、AAC、LE AUDIO(LC3)にも対応
  • マルチポイントやAuracastにも対応
  • 価格は16,500円(税込)

nwmといえば2024年ベストバイで1位として紹介し、今でも愛用している超オープン型のワイヤレスヘッドホン「nwm ONE」を販売するNTTソノリティのブランドです。

nwm ONEはホント毎日お世話になっているんですよね……。

nwmの製品はどのモデルもそうなんですけど、独自のPSZ技術のおかげでオープン型でありつつも音漏れがめちゃめちゃ少ないんですよ。

リビングで洗い物をしながら音漏れさせずに自分だけに聞こえるスピーカーのような感覚で聞いたり、最近は遅延が有線並に少ないLE AUDIOで接続して夜中に三國無双ORIGINSをしていますね。

下の子が泣きだしてもすぐに気づけるし、かといって音漏れもしないから、家族にもその音が伝わらないんですよ。子育て世代の音楽好きにはめちゃめちゃ使えるヘッドホンなんですよね。

ただヘッドホンだと頭のセットは崩れるし、屋外やスポーツでは使いにくい。かといって以前紹介したnwm DOTSのような完全ワイヤレスだと耳から落ちそうで怖い……。

その2製品では対応できないアクティブなシーンにも対応できるのが今回紹介するnwm GOというわけです。

どれほどの実力なのか検証していきましょう。

PR:NTTソノリティ

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

YouTube版はこちら

nwm GO 外観・付属品

それではnwm GOの外観や付属品をチェックしていきましょう。

パッケージ

nwm GOのパッケージはメチャクチャシンプル。極力面積を抑えた取っ手付きのデザインとなっています。

初め見たとき、ホントにここにネックバンド型のイヤホン入ってるの!?って思いましたもん。

開封するとこんな感じ。

付属品

付属品一覧
  1. 専用充電ケーブル
  2. マニュアル

充電ケース・本体

nwm GOの本体は他のネックバンド式のイヤホンとは違い、ミニマリズムの境地のようなシンプルなデザイン。

無駄を完全に削ぎ落として極限まで軽量化を目指した設計になっています。

ネックバンド部はかなり柔軟かつ耐久性が高く、強めにグニャグニャと曲げても折れる心配がありません。

耳スピ史上最も高い「IP55」防塵・防水レベルのため、突然の雨はもちろん、ジョギングやジムでの運動時も気兼ねなく使用できます。

ハウジングはシリコン素材のような素材になっていますね。

ホコリはちょっとつきやすいですが、傷はつきにくく、ラフに使っても壊れる心配が少なそうですね。

物理ボタンは右側のハウジングに集約されていますね。再生/停止ボタン、音量調整ボタンが備わっています。

充電端子は独自規格になっていますね。

カラーはフォグブラック、グレイシャーホワイト、ソイルベージュの3色展開。自然からインスピレーションを受けたカラーリングらしいです。

重さは20g。

ネックバンド式のイヤホンだと軽くても26g、平均だと30gほどのモデルが多いのですが、nwm GOは他のネックバンドタイプと比べてもかなり軽めです。

nwm GO スペック

スペックnwm GOnwm DOTS
型式ダイナミック型ダイナミック型
使用ユニット口径 12 mm口径 12 mm
再生周波数帯域100 Hz ~ 20,000 Hz80 Hz 〜 20,000 Hz
Bluetooth® バージョン5.35.3
対応コーデックSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBCSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBC
マイクロホンMEMS型(全指向性)MEMS型(全指向性)×2
電池持続時間(音楽再生時) 最大10 時間本体のみ:約8時間
充電ケース込み:最大32時間
充電時間 約1時間15分約1時間
防塵・防水性能IP55相当IP54相当
マルチポイント最大2台最大2台
Auracast対応対応
本体質量約20g約8.0g(片耳, テールチップ除く)
付属品専用充電ケーブル(USB-C®接続)テールチップ Sサイズ × 2、Lサイズ × 2
価格16,500円24,200円

nwm GO レビュー

装着感|着けていない感

nwm GOの装着感はかなり軽くて、ネックバンド式でありつつも、ずっと着けていても痛くなりにくいですね。

実際に装着してみるとこんな感じ。横から見るとミニマルでおしゃれなデザインに見えますね。

前から見るとやや飛び出し感あり。

同価格帯の骨伝導タイプと比べても圧迫感も少なく、この記事を書いているあいだ5時間くらい着けっぱなしにしていましたけど、耳が痛くなる感覚はほとんどありませんでした。

また、空気伝導式なので骨伝導のようにこめかみ部分がブルブル震えないのもいいですね。

ネックバンド式ということもあり、nwm DOTSと比べると歩行中でも耳から落ちてしまいそうな心配もなく、安心して使えます。

ただ、フードつきのアウターやパーカーとあわせて使うと、バンド部分が干渉して装着位置が上にズレることがありますね。Mr.パーカーJrは注意。

耳が疲れてきたらそのまま首に掛けても使えますし、ミニマルなデザインだからこそバッグに雑に入れて運用しやすいのもいいですね。

装着感(4.8)

音質|周りの音と調和する軽快なサウンド

nwm GOの音質は、周りの音と調和する軽快なサウンドという感じでしょうか。

同価格帯の骨伝導ネックバンド式ワイヤレスイヤホンとも比べてみましたけど、低域の量感は少なめですが、中高域はnwm GOの方が明瞭という印象でしたね。

nwm GOの音の特長は次のとおりです。

音の特長

4.1

高音

4.0

中音

3.9

低音

音の傾向
狭い
広い
硬め
柔らかめ
分析的
余韻重視
繊細
迫力
楽器寄り
ボーカル寄り
低域寄り
中域寄り
高域寄り

音の傾向

音の傾向は耳穴とスピーカー部の距離にもよりますが、僕が使ってみた感想としては中高域寄りのサウンドで、低域はスッキリとしているように感じました。

ただ、スピーカー部を耳穴に近づけてあげると、nwm DOTSのような豊かな音が鳴っていることがわかります。

音場も外から内に迫るスピーカーのような鳴らし方で、カナル型イヤホンと比べると広めに感じますね。

高音

高域は骨伝導タイプのようにこもった感じはなく、クリアな印象。

ブラス系のアレンジは歯切れ良くスパッと鳴らす心地よさがありますね。弦楽器はややザラつきがあって不自然さがあります。シャリつき感が少しありますね。

nwm DOTSの方が破綻の少ない音でした。

中音

中域のボーカルラインも高域と同様にこもり感の少ないクリアな印象。

ハイトーン系ボーカルだと少し上擦ったような感覚はありますが、低めの女性ボーカルや男性ボーカルはシャリつき感が少なく、緻密でクリアな歌声を聴かせてくれます。

サカナクションの山口さんのサビパートくらいの高さが、シャリつき感がギリギリなくてちょうどいいラインでした。

人混みの中でも声の輪郭は感じ取りやすいので、ポッドキャストやYouTubeなどの音声コンテンツを流し聴きするのにも良さそうです。

低音

低域はnwm DOTSと比べると控えめでスッキリとした音ではありますが、スピーカーの性能自体は優秀みたいで、静かな環境で聴くととけっこう低い周波数帯まで鳴らせていることがわかります。

またnwm DOTSより低域が抑えられている分、音楽を聴いていても相手の声や周りの音が聴こえやすくなっていますね。

音楽観賞に集中するならヘッドホンモデルのnwm ONEや、完全ワイヤレスのnwm DOTSの方が良いと思いますが、nwm GOは外の音と共存するような聴こえ方になりますね。

まさにながら聴きといった感じの音です。

総評

総評して、nwm DOTSやnwm ONEほどの緻密な音ではなく、ながら聴きに徹した軽快なサウンドという印象でした。

ただ耳穴とスピーカーの距離によっては、nwm DOTSのような緻密な音にもなりますので、耳の形状によって音の感じ方は変わるかもしれません。

あくまでボクが使った感想として参考程度にしていただいて、実際に量販店などでご自身で試された方がいいかもしれません。

こちらも参考にしてくださいね

音漏れ|ほとんど漏れない

音漏れの少なさについては、さすがの一言。オープン型のイヤホンとしてはかなり少なめです。

音漏れの少なさは前回紹介したnwm DOTSと同レベルですね。

独自のPSZ(Personalized Sound Zone)で、漏れた音に対して逆位相の音で相殺する”逆ノイズキャンセリング”的なことを行ってくれるおかげで、音漏れが超少ないです。

カフェでもiPhoneの音量70%くらいにしてガッツリ音楽を聴いてみましたけど、店内のザワザワとした音に完全に埋もれてしまってますね。

妻にもチェックしてもらいましたが、。nwmのPSZはマジで優秀。

まるで、自分だけに聴こえるスピーカーのような感覚で使えますよ。

オープン型だから周りの音はめちゃめちゃ聴こえるのに、自分が聞いているコンテンツの音声はほとんど外に漏れないのがnwmの強みです。

音漏れの少なさ(4.8)

操作性|物理ボタンで誤動作の心配なし

操作性については物理ボタンを採用しているおかげで、誤動作の心配がなく使えます。

操作方法一覧は次のとおりです。

項目操作方法(デフォルト)
再生/停止再生/停止ボタンを1回クリック
曲送り音量+ボタンを2回クリック
曲戻し音量-ボタンを2回クリック
音量を上げる音量+ボタンを1回クリック
音量を下げる音量-ボタンを1回クリック
電話を受けるL or R側を1回タップ
着信拒否 / 通話終了L or R側を2回タップ
音声アシスタント再生/停止ボタンを2回クリック

再生・停止、音量調整、曲送り/曲戻しと必要な操作は網羅的に行えます。

操作性周りはとくに不満なしといったところです。

アプリについて

nwm GOはアプリに対応していますが、レビューをしている発売前の時点では対応していません。

アプリでできることは次のとおりです。

アプリでできること
  • バッテリー残量の確認
  • イコライザー設定
  • 操作のカスタマイズ
  • 装着方法のチェック
  • マルチポイントのON/OFF
  • ファームウェアアップデート

サウンド設定でnwmのイヤホンを自分好みにカスタマイズすることができます。

nwm GOはプリセット( Balanced / More bass/ More treble / Clear voice / Dynamic / Smooth )からセレクト可能です。

ファームウェアアップデートの配信もおこなっているので、とりあえずダウンロードはしておいた方がよいかと。

マルチポイントの挙動について

マルチポイントの挙動もチェックしましたが問題なし。

あらかじめiPhone 15 ProとXperia1Ⅵに接続していましたが、電源OFF→電源ONにしても自動的に2台とも接続されます。

独自の「ポロンポロン……」みたいなSEを流してくれるので、接続されたかどうか分かりやすいです。nwm ONEで100回くらいこのSEを聞いてるけど、この音けっこう好きなんですよね、

挙動をチェックしましたが、後から再生した方が優先される「後勝ち」設定になっていました。

切り替わりもかなり早いので、2台目のデバイスが電話専用機なら便利ですけど、2台目がパソコンだとちょっとした通知音でも接続先が切り替わってしまうかもしれません。

音の遅延について

nwm DOTSの映像と音声のズレですが、とりあえずYouTubeなど動画を見る分には問題なし。

ただ低遅延モードは対応していないため、そのままゲームをすると音はけっこうズレますね。

LE AUDIOについて

スペック上はLC3に対応しているのですが、「オーディオ共有(Auracast配信)」での接続で音楽再生が可能になるとのこと。

nwm ONE、nwm DOTSと異なり1対多数のAuracst配信のみに対応しています。

単体でLC3で接続して、低遅延でゲームを楽しもうと思っている方は注意が必要です。あくまでAuracast用です。

通話品質|ノイズをけっこう取り入れてしまう

マイク音声も実際に録音してみました。以下の音声をよければチェックしてみてくださいね!

雑音を流した状態で録音すると、その雑音がマイク側にけっこう乗ってしまいますね。

nwm DOTSはMagic Focus Voiceのおかげでノイズはほとんどと入れませんでしたが、nwm GOはあまり通話には向いていなさそう。

通話は静かな環境で行うことをおすすめします。

通話品質(3.0)

nwm GO まとめ

nwm GOをまとめると以下のとおりです。

総合評価

4.0/5

nwm GO

  • ネックバンド最軽量クラスの軽さ
  • 長時間装着していても痛くなりにくい
  • 音漏れがかなり少ない
  • マルチポイント対応
  • 物理ボタン採用で誤動作の心配なし
  • 低音の迫力が弱め
  • マイクに雑音が入りやすい

4.1

高音

4.0

中音

3.9

低音

4.9

装着感

4.8

音漏れの少なさ

外音取り込み

3.0

マイク性能

4.5

利便性

Bluetooth5.3最大再生時間最大10 時間
コーデックSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBC充電時間約1時間15分
ドライバー12 mm
ダイナミック型
充電端子Type C
専用アプリ防水IP55
音漏れ防止質量
※片耳
20g
外音取り込みゲームモード
自動装着検出保証1年
マルチポイント公式サイトこちら

nwm GOはこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • ネックバンド式のオープン型イヤホンを探している
  • かといって骨伝導のようにブルブル震えるタイプは苦手
  • オフィスやカフェなど静かな環境で音楽を聴くことが多い
  • ジョギングなどスポーツ用途でも使う

いま思うと、音漏れがしなくて超軽いネックバンド式のオープン型イヤホンってありそうでなかったように感じますね。

nwm ONEだと外で使いにくいし、nwm DOTSだと耳から落ちそうで怖いと考えていた方には、nwm GOはちょうどいい製品かもしれません。

音漏れを気にせず完全にスポーツ向けに使うなら骨伝導イヤホンでもイイと思いますが、仕事中でも家でもアクティビティでも、音漏れを気にせずにBGM感覚で音楽に浸りたい方にはnwm GOがおすすめです。

以上! nwm GOのレビューをお送りしました。

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