山崎賢人氏がアンバサダー!? EDIFIERよりスタジオモニタースピーカーのフラッグシッグモデル「MR5」が登場!さっそく試してみた

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今回はEDIFIERより、最新のパワードスピーカー「MR5」を紹介します。

EDIFIERといえば以前紹介したコスパ大賞受賞のスピーカー「M60」約1万円で買えるパワードスピーカー「MR3」をYouTubeで紹介したところ、約9万回も再生されるなど非常に人気の動画になりました。

そして今回はそのEDIFIERの最新作のスピーカーの紹介というわけですよ。

このMR5さんの概要を簡単に伝えると、「デッカくなって」「3Wayスピーカーになって」「XLR入力もついて」「LDACにも対応した」MR3って感じです。ごめんなさいMR4は使っていないので比較はわからないです。

今回は広告にも力を入れているらしく、なんと俳優の「山﨑賢人」さんがアンバサダーとして起用されるようです。力入れすぎやろ、超大物俳優やないか。

価格は42,980円(税込)ですが、発売記念として初めは20%OFFで販売されるようです。また以前紹介したM60やLEDライト付きのオシャンなスピーカー「QR65」も同時に20%OFFになるとのことです。

今回はMR5をEDIFIERさんから紹介用に提供いただいたので、以前紹介したMR3やM60と比較しながらどれほどの実力なのか検証していきましょう。

PR:EIDIFIER

目次
かじかじ
元イヤホン専門店スタッフ
オーディオ販売歴9年。元々イヤホン専門店で店長やWEBマーケを担当してました。

イヤホンをレビューすることは空気を吸うようなものだと思ってます。


2024年1月時点で月間100万PV。
YouTubeチャンネル登録者は7万人ほど

YouTube版はこちら

外観・付属品

まずは外観をチェックしていきましょう

外箱はカメラに収まらないくらいでかいのでカットで。

付属品

MR3 付属品一覧
  1. 電源ケーブル
  2. スピーカー接続ケーブル
  3. 3.5mm オーディオケーブル
  4. 3.5mm-RCA オーディオケーブル
  5. 取扱説明書(クイックスタートガイド) 等
  6. マニュアル

本体

MR5はいかにも「パワードスピーカー!」って感じの音楽制作を意識したデザイン。以前紹介したMR3をそのまま大きくしたバージョンって感じ。

カッパー色のコーンがアクセントになっていてカッコイイですね。

前面にヘッドホン端子とAUX端子、電源兼ボリュームノブも備わっており、手元で操作が完結します。

背面には高域と低域の調整ノブ、Bluetoothペアリングボタン、XLRバランス入力、TRSバランス入力、RCA入力端子、スピーカー端子が備わっています。アナログ入力端子は豊富ですがデジタル入力はありません

M60と違ってUSB-C入力は備わっていないので、パソコンとデジタル接続をして気軽に聴くみたいなことはできません。

Bluetooth接続で聴くか、もしくはパソコン→オーディオインターフェイス/DACアンプ→XLR / TRS / RCA 経由でいずれかで接続する必要があります。

このクラスのスピーカーをBluetoothで聴くのはちょっともったいない気がするので、できれば有線接続の方がいいと思いますが、気軽に聴きたいときはスマホでBluetooth接続をして聴くのもありかと

サイズはかなり大きいので、MR5を設置するスペースが確保されているかどうかは確認しておきましょう。

一応ボクのデスクは160cmあるのですが、40インチのモニターとMR5をモニターサイドに置けば、結構いっぱいいっぱいになってしまいます。

M60とMR3の大きさを比べてみるとこの通り。

並べてみるとM60の方がかなりコンパクトですね。

スペック

スペックMR5MR4MR3M60
出力(RMS)合計110W
ツイーター:10W + 10W
中音ドライバー:15W + 15W
低音ドライバー:30W + 30W
42W(21Wx2)36W(18Wx2)合計 66W
ミッドバスユニット:18W+18W,
ツイーター:15W+15W
スピーカー構造ツイーター:1インチ
中音ドライバー:3.75インチ
低音ドライバー:5インチ
ツイーター:1インチ
ウーファー:4インチ
ツイーター:1インチ
ウーファー:3.5インチ
ツイーター:27mm
ミッドバス:76mm
周波数特性46Hz~40kHz60Hz~20kHz52Hz~40kHz58Hz ~ 40kHz
コーデックLDAC、SBCSBCLDAC、SBC
ルーム補正
物理インターフェースXLRバランス接続/
TRSバランス/RCA/AUX
TRSバランス/RCA/AUXTRSバランス/RCA/AUXUSB-C/AUX
ヘッドホン出力3.5mm3.5mm3.5mm
BluetoothバージョンBluetooth 6.0Bluetooth 5.4Bluetooth 5.3
マルチポイント接続対応対応
外形寸法(幅×高さ×奥行き)
※ボリュームがついている方
159mm × 264mm × 280mm(アクティブ側)140x228x197.5mm125.5x(D)185x(H)220mm,100x(D)147x(H)168mm 
モバイルアプリEDIFIER ConneX アプリEDIFIER ConneX アプリEDIFIER ConneX アプリ

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色となっています。

音質について

続いてMR3の音質についてですが、今回はXLR入力がついていたのでDACはRME ADI-2/4 Pro SEを使って検証しました。

ちょっと上流が強すぎるかもしれないけど、XLR出力がついているのはこの子くらいしか持っていなくて……許して。

イコライザーや調整ノブなどは触らずにデフォルトのまま検証しています。

音の傾向

MR5の音質はモニターらしく分析的な傾向で、低域〜高域にかけてフラットにフォーカスが当たっています。

M60のように各楽器帯が団子状にもならず、一音一音をしっかり分離できています。

定位もわかりやすく、楽器帯ごとの方向性や距離感が掴みやすい印象です。

さらにMR3よりも臨場感もアップして全体的に分離感もアップした感じですね。

高域

高域は余韻などは削ぎ落としたTHE・モニターサウンド!って感じの音。

刺さりは抑えつつもカチッとした輪郭クッキリタイプで、シンバルよりもハイハットの方が際立つようなバランスになっていますね。

ストリングスだと弾き始めの勢いのある音ではなく途中の伸びていく音だけが強調されるような感覚。

ただ、シンバルのスパっと弾ける炸裂音の表現はやや芯がなくマイルドに抑えられているので、派手さはあまり感じません。もう少し3〜6kHzあたりの圧がほしいかな〜。

中域

MR3で苦手としていたボーカルのくぐもった感覚や解像度の低さが改善されていて、より分離感高く聴けるようになっています。

ボーカルも余韻や艶感は削ぎ落として、収録された声を脚色せずに出力するような感覚ですね。

低域

低域はM60やMR3と比べると迫力や音の広がり、音の深みなどが全然違いますね。やはりスピーカーはデカければデカいほど良い。

音場もM60のように近くなく、MR3よりもさらに空間全体を包み込むような3次元的な広さを感じれます。

3〜4万クラスだとまだまだコンパクトなスピーカーが多いですが、MR5はこのスピーカーの大きさ自体がアドバンテージになりそうです。

フラットなバランスになっているので、迫力はやや控えめに感じた場合は背面ノブで調整してあげれば迫力マシマシにできます。

ただ、サイズにしてはサブベースやバスドラムの低域の沈み込み方がやや浅めに感じますかねー。

おすすめジャンル

おすすめのジャンルについてですが、モニター傾向なのでどんなジャンルでも卒なくこなせます。

あとはモニタースピーカーらしく楽曲制作や編集におすすめですね。

LDACで聴くと

Bluetoothの音質が思ったより優秀でした。

もちろんRME ADI-2/4 Pro SEとXLR接続の方がもちろん音質は良いですけど、40万のDACという上流のコストの掛け方に対してそこまで実力差はないんですよね。せいぜい1〜2万円くらい差。

どうやら有線とBluetoothを同時入力が可能みたいで、スマホとパソコンの両方から音を流せば、それぞれの音源がミックスされた状態で流れてきます。

あらかじめBluetoothで接続しておけば次回以降はスマホ側に自動で接続されますし、パソコンを立ち上げずにスマホ操作で気軽に聴きたいときはBluetooth接続でも良いかと思います。

あとLDACじゃなくてもiPhoneでSBC接続で聴いてもふつうに音質良いですよ。

背面ノブで細かな音の調整ができる

MR5は背面ノブで低域と高域の量感を調整できます。

「高」ノブは10kHz以上の周波数を±6dB、「低」ノブは125Hz以上の周波数を±6dBの調整が可能です。

「低音の迫力がもう少し欲しいな〜」「高域がやや埋もれるから、もうちょっと刺激感が欲しいな〜」という時に、アプリを使わずともノブで気軽に調整できるのがいいですね。

今回の評価では0dBで行いましたが、低音の量感を少し増やしてあげた方が好みでしたね。

アプリでできること

イコライザー

アプリ側では、イコライザーのプリセットとして「モニター」と「音楽」の2つがあります。M60よりもプリセットは少なめ。

さらにカスタマイズとして6バンドのグラフィックEQが1つ使えるが、それは「モニター」か「音楽」のプリセットに対して加える格好になる。可変範囲が±3dBしかないが、ちょっとした味付けには十分効果がある。

音響のチューニング

音響のチューニングも用意されていまして、こちらの設定で「ローカットフィルター」「減衰カーブ」「音響空間」の調整ができます。

ローカットフィルターは、カットオフ周波数が20~100Hzまで可変でき、また減衰カーブも-6~-24の4段階で選択できます。デフォルトでは35Hzの-24dB。

どの設定がおすすめなのかは部屋の環境次第なので、とりあえずイジってみて自分にぴったりの音を作ってみるのもおすすめ。分からない場合はOFFでもいいと思います。

欲を言えば自動でチューニングをしてほしかった。

まとめ

良かった点
イマイチな点
  • フラットで分離感のあるモニターサウンド
  • 定位がわかりやすい
  • 前面ノブで音量調整がしやすい
  • 背面ノブで細かな音の調整がしやすい
  • アナログ入出力端子がとても豊富
  • LDACに対応
  • XLRバランス入力に対応
  • USBなどデジタル接続に対応していない

予算3〜4万ほどで買えるモニタースピーカーを探している方は、MR5を一つの選択肢として入れても良いと思います。

同価格帯のスピーカーの中でも比較的大型でモニターでありつつも臨場感のあるサウンドを体感できます。Bluetooth接続で気軽に高音質で聴ける点も良いですね。

初回20%OFFで購入できますので、大型の本格モニタースピーカーを検討している方はぜひ検討してみてください。

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