ヘッドホンを使っていると、イヤーパッド部分に汗が付着して劣化してきたりしますよね……。その理由だけで梅雨や夏場にお気に入りのヘッドホンを使いたくなくなります。
そんなヘッドホン愛好家の方におすすめのアクセサリーが登場しました!
それが今回紹介するEarTouch multi Ver 2です。
- パッドだけをカバーするおで音質に影響なし
- 吸水速乾性と高い消臭効果
- 汚れても手洗い可能
- パッドの滑り止め機能も搭載
- あらゆるサイズのヘッドホンにも対応
ボクもmimimamoというヘッドホンカバーを使ったことがありました。
しかし開口部をふさいでしまうのと、表面がサラサラしてフィット位置がズレてくるという不満がありましたね。
今回紹介するEarTouchはドライバーの開口部を塞がないとのことなので、音質への影響もなくフィット感も期待できそうです。
果たしてどれほどの使い心地なのか? 今回メーカー様より提供いただいたので実機を使って検証していきます。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
動画でもレビューしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
ヘッドホンカバー EarTouch multi Ver 2 外観
EarTouch multi Ver 2のパッケージはこんな感じ。ヘッドホンのイラストが載せられたシンプルかつおしゃれなパッケージに仕上がっています。
開封して本体をチェックしてみると、リング状のシュシュのようなものが出てきました。
ちなみにグレーも提供いただいきましたが、色味はこんな感じです。beyerdinamicのヘッドホンに合わせやすそうな色味ですね。
サラサラとしつつ摩擦も感じるような質感で、耳あたりはとても良さそうです。エアリズムのような質感に似ていますね。
素材は「トリノクール」という、特殊断面ポリエステルと消臭ポリウレタン繊維を組み合わせた高機能性ストレッチ素材を採用しているようです。
スポーツウェアやアンダーウェアに使用される素材で、エアリズムっぽいと思ったのはそのせいですね。質感もよく耳あたりもサラサラとして気持ち良いですよ。
内部にはリング状のアームのようなものが仕込まれており、この機構のおかげでイヤーパッド内でも形状を崩さずキープできるようです。
ver2より裏地に滑り止め機能が追加され、EarTouchをヘッドホンに装着していてもスベって外れにくくなったようです。
ヘッドホンカバー EarTouch multi Ver 2レビュー
それではEarTouch multi Ver 2をしばらく使ってみましたので、詳細なレビューをお送りします。
サラサラとした快適な装着感
EarTouchを装着すると表面がパッドのサラサラとした質感になり、不快感の少ない快適な装着感に変化しますね。
例えばSONY WH-1000XM4だとモッチリとしたパッドで密閉感は抜群ですが、梅雨や夏場に装着すると密閉されすぎて汗をかいてきます。
パッドには皮脂がベッタリとついてしまい、いくら愛用のヘッドホンでも暑い時期は使いたくありません。
EarTouchを使えば、暑いなかでも耳内がムレずに快適にヘッドホンを装着できました。仮に汗をかいたとしてもパッド側には付着しないので愛用のヘッドホンも長持ちさせられますね!
装着位置もズレにくい
以前、mimimamoというヘッドホンカバーを使っていたのですが、サラサラとしすぎる質感とスピーカーの開口部が開いていない影響で装着位置がズレることが多かったんですよね。
EarTouchはサラサラとしつつも表面に少し摩擦があるので、mimimamoより装着位置がズレにくいように感じました。
ヘッドホンカバーを使っているのにヘッドホンの利便性自体が悪くなってしまっては本末転倒になってしますしね。
不快感もなく装着位置もズレることもなく、ストレスフリーでヘッドホンを使えるようになりますね!
音質への影響は少ない
EarTouchはヘッドホンのスピーカー部が開講した状態で使えるため、音質への影響がかなり少なめです。
完全に影響がないというわけではなく、ほんの少し低域が薄くなるように感じます。
これはパッドの質感が変わることで反響する音が変化したり、耳への密着度が変化したりすることで起こる影響かと思われます。
個人的には、音質への影響がこの程度であれば、装着感の快適さなどをふくめEarTouchを使っていたいと思えたほどです。
汚れても洗える
EarTouchの良いところは、汚れても洗えるという点です。
通常のヘッドホンだと丸洗いできず、メンテナンスは「パッドを交換」するという方法しかありません。
イヤーパッドの交換となると在庫を抱えてる店舗も少なく、取り寄せにも1週間以上かかることも。価格もピンキリですが3000円ほどするものばかりです。
EarTouchを装着しておけば、汚れるのはEatTouch側のみになるので、水で洗って干せばメンテナンス完了です。
愛用のヘッドホンのパッドを交換する回数も減り、ずっと快適に使えますね。
使えるヘッドホン・使えないヘッドホン
EarTouchはアラウンドイヤー型(耳を覆うパッド)を採用したヘッドホンであれば、ほとんどの製品で使えます。
サイズは「M55」「XM60」「XM70」「L70」「XXL70」の5サイズ展開となっていてどれを選べば良いかわからないと思います。
そこで、公式ホームページで掲載している適合表を見れば、ある程度知名度の高いヘッドホンであれば一目でどのサイズを買えばいいかわかります。
例えば大人気ヘッドホン SONY WH-1000XM4だと一番小さい「M55」サイズ
ボクが普段愛用しているTAGO-STUDIO T3-01だと「XM60」。
やや大型のヘッドホンSENNHEISER HD 660 sだと「L70」というサイズになっています。
XXL70に対応するヘッドホンは持っていませんでしたが、Final D8000やHiFiman HE400seなどはXXL70に当てはまるようです。
HD25やPortaProのようなオンイヤー型のヘッドホンは対応していません。
オンイヤー型を愛用している方はヘッドホンカバーのパイオニア的な製品「mimimamo」を使うのがおすすめです。
ヘッドホンカバー EarTouch multi Ver 2 まとめ
EarTouchはこんな人におすすめ
- イヤホンよりヘッドホン派
- 梅雨・夏場でもヘッドホンを使いたい
- ゲームやDTMなど長時間ヘッドホンを装着することが多い
※タブで切り替えができます
EarTouchを使ってみて、個人的には全ヘッドホンユーザーにおすすめしたいアクセサリーのように感じました。
これから気温が暑くなっていくなか、自宅や外出先でヘッドホンを使いたいけど、パッドに汗が染み込むのが気になるという場面も多くなると思います。
そんな時にEarTouchがあれば、パッドへのダメージも気にせず、サラッとした質感でずっと清潔に使えますよ!
EarTouchを初めて本格的に使ってみましたが、自分が想像していた以上に快適でよかったです。全ヘッドホンユーザー買え!!
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